2015年8月10日月曜日

ごみ処理施設・駐輪場の二の舞にはさせません 

 先週、総務建設常任委員会でごみ処理広域化に伴う大磯町のリサイクルセンターについて、勉強会がありました。今年度予算で3カ年で19億7300万円が継続費で計上されましたが、実際は3000万円別にかかるため、20億円を突破する事を私は確認し、担当も認めました。
 美化センターの焼却施設等を解体後、つくる施設は「ごみ処理広域化の町負担施設」と「町独自の施設」に分かれます。建設費はほぼ半々と言いますが、建物はひとつにする計画です。
 「広域化」では、①二宮町・大磯町の容器包装リサイクルプラスティック(プラマーク付)と②ペットボトルの圧縮梱包・搬出。
 「町独自」では①、町民の持ち込みごみのリサイクルや搬出と②平塚市の焼却施設に運ぶ可燃ごみのパッカー車の台数を減らすための積み替え施設です。
 二宮町は一時期「ごみ処理広域化」から離脱していた時期があり、すでに3年以上稼働している積み替え施設を約2億円で整備したことを私は調べて知っていたため、その件を勉強会で話しました。
 委員会でぜひ見に行こうということになり、10日午前中に見学させてもらいました。大型車(10t)とパッカー車の動線確保に最低限必要な敷地と建物で、敷地の造成と建築で約2億円かかったそうです。ごみ処理施設ではなく、工場扱いの建物であることなど、シンプルな作りにしたことがわかりました。(写真)
 大磯町でもこの方法をとることは可能なはずです。大磯町のごみ処理量は二宮町とほぼ同じです。そうなると、町民の持ち込みごみのリサイクル作業等に8億円もかかることは到底納得できません。オリンピック需要で建設費が高騰していると言っても高すぎます。
 20億円について、町はコンサルタント会社(日本総研)が出した金額を検証していませんが、その金額が修正されずに事業者の選定作業に入ることになっていますので、9月議会で追及します。