2023年8月22日火曜日

新しい議会・初の一般質問(9月7・8日)は 13名33問 !! 私は8日(金)16時からです

鈴木京子の一般質問は9月8日(金)16:00~17:20です。傍聴お待ちしています

No.1 保育園の待機児童解消策を示さないのか

 保育園の待機児童解消のために始まった大磯幼稚園の認定こども園化が進まず、来年度から子どもを預けて働く予定だった保護者を不安に陥れている。私の主眼は待機児童の解消にあるが、進められない理由と今後の考えを問う。

No.2 時期大磯町高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定について

 来年度から始まる第9期計画の策定が進んでいる。以下の点について所見を問う。 (1)特別養護老人ホーム等の整備の考えはないか。(2)要支援者のサービス提供は従前通りになるか。(3)介護保険給付費支払基金約7億円の活用策は。(4)介護予防策の力点は。

No.3 マイナンバーカードの運用の問題点を問う

 マイナンバーカードと健康保険証の一体化(マイナ保険証)によるトラブル発生、他人の口座に紐付けされる等、運用は国民の信頼を得られていないと考える。以下の点を問う。(1)マイナンバーカードの発行数とポイント付与を受けた枚数、有効期限内での更新数とその理由、マイナ保険証の数とその内の国民健康保険、後期高齢者医療の被保険者数は。また、返納数は。(2)大磯町におけるトラブル発生数は。(3)国民健康保険、後期高齢者医療保険でマイナ保険証を推奨することは問題ではないか。(4)地方公共団体情報システム機構の運営実態を町は把握しているか。

他の議員の表題をご紹介します(提出順・詳しい通告内容と時間割については町HPをご覧になるか、議会事務局にお問い合わせください)

●鈴木たまよ議員 1.気候変動危機について 2.学童保育の入所状況および保育環境について ●おかみゆき議員 1.明治記念大磯邸園の管理費負担と持続可能な観光政策について 2.町道にかかる町民要望への対応策について ●清田文雄議員 1.選挙法改正後の選挙について ●毛利泰輔議員 1.子育て支援(大磯幼稚園の在り方、学童・就学前の幼児保育)について 2.防災強化で減災への施策・取り組みについて 3.公園整備、遊歩道整備について 4.介護予防が目的の「通いの場」普及について ●二宮加寿子議員 1.若年層の献血(推進)について 2.視覚障がい者のための「音声コード」について 3.安全で安心な子育て環境について ●髙橋英俊議員 1.大磯幼稚園の認定こども園への移行について 2.町長の行財政運営について問う ●庄子幸太議員 1.子どもまんなか社会について 2.地域共生社会の実現について 3.文化祭と芸術振興について ●橋本秀彦議員 1.「大磯町空き家等対策計画」について 2.「大磯町地域公共交通総合連携計画」について ●玉虫志保実議員 1.大磯町立大磯幼稚園の認定こども園化について2.今後のおおいそ文化祭のあり方について ●竹内恵美子議員 1.高齢者交流の「通いの場」事業の充実について 2.災害時の取り組みについて 3.大磯町立幼稚園の認定こども園化について ●亀倉弘美議員 1.漁業の活性化について 2.学校給食の地産地消等について 3.町立認定こども園について ●石川則男議員 1.黒岩公民館及び地域会館の建て替えについて 2.大磯町立小学校におけるいじめ問題について 3.町民のささやかな要望にどう応えるのか

 

2023年8月17日木曜日

子育て世代の人生設計を狂わせる町の迷走は目に余る〈待機児童解消策・皆無〉

 4月18日に否決された町営による認定こども園への設計委託料。6月25日執行の町議選で議会は新しい構成になりました。8月2日には福祉文教常任委員会協議会で、今までの経緯と今後の展開を説明。委員会の質疑と反応は芳しいものではありませんでした。

 昨日開かれた議会運営委員会で私が議案の確認の質疑を行い判明したのは、2日には9月定例会で子ども園関連の補正予算を計上すると説明があったはずが、見送ったことです。理由は、2日の議論の内容を考えたからとのこと。この席には町長はいません。予算計上は町長の専任事項ですから、議会としては受け入れざるを得ません。

 町長が町営が必要というなら、新しい議会に補正予算を提案し、真っすぐ説得力を持って思いを語り、賛否を問うべきです。議員は各自、反対・賛成の理由を述べるでしょう。結果と理由を受けて、町長が次の手を判断すべきです。そこから逃げていると言わざるを得ない状況です。

 来年4月から子どもを預けて職場復帰する予定だった保護者の中には、今年度も待機せざるを得なくて育休を延長している方もいます。本当に深刻な状況を町長や議員も含めた支援者はどれだけ逼迫性を感じているのか。疑問だらけ、フラストレーションいっぱいです。

 こんな展開をもたらした原因は、二元代表制の理解不足も関係するのではと思います。もともと認定こども園の町営化は、町長選挙では公約として有権者には見えていませんでした。町長就任後の初めての議会で町営化を表明したのはいいとしても、その後の議会への説明は不十分、納得を得られないまま新しい議会になりました。

 保育園の待機児童の解消から始まった町立大磯幼稚園の「認定こども園化」ですが、これほどの迷走を続け、現在は座礁状態。責任の所在、責任の取り方をどうするのか。被害者が存在するのですから、何としても待機児解消を図らなくてはなりません。子育てで選ばれる町、人口減少に歯止めをかけるなどと言える事態ではありません。

 9月7日、8日に行われる一般質問は、私をはじめ、かなりの議員が取り上げると思います。だれ一人取り残さないSDGsとは?詳細や時間割が決まったらお知らせしますので、本会議場での傍聴とSCN視聴をよろしくお願いします。

 

2023年8月3日木曜日

こじれる認定こども園問題 視界不良

  昨日2日、福祉文教常任委員会が開かれ、「大磯町立大磯幼稚園の認定こども園移行について」、町の進め方の説明を受けました。私は傍聴です。

 民営で来年4月から開園する予定で進めてきた認定こども園は、池田新町長が「町長選挙で多くの要望をいただいたので、町営で行う」としていますが、議会の予算の否決で進んでいません。

 来年4月で廃園が議会で決まっていた(私は反対)条例を9月の議会でいったん元に戻し、幼稚園でなく認定こども園にする時期に再度廃園する流れになるといいます。

 「町立園の町内各園と子育て支援施設や小学校との連携の推進を調整する役割、支援が必要なお子様を受け入れる緊急対応枠としてのセイフティネットの役割など、地域における公の役割の重要性を認識したことにより、町立の認定こども園整備に方針を転換しました」とこの手続きについての説明がありました。ところが、この「理由」の説明が移行の説明の際にされなかったために、納得できない委員もいたように感じました。

 町営で行うための補正予算は二度にわたり否決され、新しい議会でもすんなり可決される見通しは立っていません。私にとってショックだったことは、認定こども園になる前の待機児童対策が不十分だったこと。特に待機児の解消は半数に留まることです。また、遅延による対策の費用が膨れること、その額も説明できなかったことです。

 8月30日の9月定例会の初日に条例改定と補正予算が提案されますが、否決された場合のことを町長は考えているのでしょうか?それぞれの議員が賛成、反対の討論をすることで、結果を受けた町側が考えることになります。

 選定された民間事業者から補償の話は出ていないということも、昨日判明しました。拙速に物事を決めると、その代償も大きくなると思います。緊張する議会が始まります。

 私が選挙で訴えたのは「一刻も早い待機児童の解消・受け皿づくり」です。その立場で議会に臨みます。