2018年12月28日金曜日

恒道会 今日は年末最後の大切な日‼

 年末年始の休みをはさんで恒道会から豊友会へ・・・特に行政関係の仕事納めが今日になります。事業の譲渡をしないのは大磯町ではデイサービスのオレンジスマイル、二宮町ではかわわの家(と聞きます)です。
 特に疑問や不安を抱えていられる当事者の方々にとって、譲渡(1月1日付)前の恒道会での身分などを明確にしておく必要があると思います。
 そんな時は、保全管理人に伝えておくことが大切だと思います。直接つながらなくても、法律事務所にファクスをしておくなど、工夫しましょう!年末年始を見過ごしたばかりに、あとで困ることのないように‼  私からのお願いです。 

2018年12月24日月曜日

しっかりできるか? 恒道会から豊友会への事業譲渡 

 情報提供から読み取る限り、受け皿となる豊友会の理事の動きは疑問符を付けざるを得ません。8月ごろから、新理事に施設で起きているさまざまな課題(誤薬・暴言暴力・事故対応・食事内容・クリニック対応・利用者サービス等)を訴え改善を求めているが「小さい事」と言われ、スタッフの意見はほとんど無視されたと感じているそうです。
 レクリエーションがほとんど行われないため、利用者は「つまらない」「何の楽しみもない」と言っているそうです。新理事に行っても「ちっさい事やねん」と言われたと。これでは職員待遇だけでなく、利用者に対する当たり前のサービス提供ができるのか、疑問です。県や町は、豊友会を所管する山口県に伝えておくべきです‼また、当事者の皆さんの疑問や要望は、保全管理人に伝えることも必要ではないかと思います。

中﨑大磯町長の「終活」に違和感

 町長は子育て世代の実績を強調します。実際、病後児保育や、児童の朝の居場所づくりなどは進みましたが、小児医療費の拡充は進んでいません。保育所の待機児童も20人近くいます。子育て世代からは、高齢者施策には手厚い策が取られていると思われがちですが、そうでもありません。
 来年度は特に75歳以上の方の「後期高齢者医療」が後退、負担が増えることになりそうです。窓口負担が1割から倍の2割に、保険料は8割、9割の軽減がなくなるため年間で何万円も超える値上げになります。国保税の値上げも議論されています。
 町長の公約(正式な選挙公報)の高齢者向けの施策として、「高齢世代の方々が、いつまでも元気で健康でいられるよう、生活習慣病対策や終活支援策などを進めます。」とあります。
 一般質問では何回か何人かの議員とのやり取りで、「終活」という言葉が出ました。誰でも人生を終える時がきますが、その時までどうしたら不安なく過ごせるかを、まず行政として考えるべきです。
 「終活」の中には、いかに残される人たちに負担が無いよう手続きなどをしておくか、ということも含まれると思います。確かに必要ですが、「終活」とは人生の最後の舞台。恒道会から豊友会にどれだけの介護サービス事業が引き継がれるのか、ないはずのない「利用者、家族、職員への不利益」については、必死さが足りません‼昨日のブログのように、大変な事態が起こっています‼
 来年度予算では「痛みを伴う=負担増」を認めた町長。観光よりも福祉・教育の充実を町民は望んでいます。予算の優先順位を変えれば負担増回避も可能です。有権者5人に1人が選挙で町長の名前を書きましたが、赤ちゃんなど有権者でない町民を含めば、もっと率は下がります。
 昨晩も、ある町民が選挙結果は中﨑町長3選だけれども、背景をよく考えてほしいと担当に伝えた、という声をいただきました。あぐらをかかないでね、ということです。

2018年12月23日日曜日

恒道会・職員の不利益は明白 求む、情報

 12月15日に行われた恒道会から豊友会への引継ぎでは、部屋に入りきれず廊下にいたため、話が聞き取れなかった方もいたそうです。職員は、豊友会に移れば11、12月分の給与は豊友会で立て替えるけれど、辞める方は救済制度による支払いまで3~4か月待たないとならないと聞きます。恒道会から豊友会が引き継ぐ事業の範囲も不明です。
 大磯町は、神奈川県と一緒に、「利用者、家族や職員に不利益が及ばないようにしていく」と言いますが、職員に不利益が発生することは明白です。このままではいけないのでは?と思っていたら、家族から寄せられていた「利用者の安全管理が危機的状況では」ということを裏付けする情報が寄せられました。

 もっと詳しい話を伺いたく、ご連絡をお待ちしています。自宅の電話は着信履歴が残る設定になっていませんので、よろしくお願いします('_')

2018年12月22日土曜日

出るはため息ばかりなり・・町長選の結果認識は「選挙は結果、分析困難」と町長

 20、21日の一般質問で、町長選の結果について私を含め3名の議員が質問しました。共通点は、「投票率の低さについて」「他の2候補の得票が中﨑町長より多かったが」「有権者の19.4%が中﨑候補に投票したことについて」でした。
「投票率の低さ」は、「有権者が権利を行使しなかった結果で、全国的な傾向。政治的関心が低くなっている。分析は困難。」「町長より他候補を選んだ有権者が多かった」「5人に1人の支持」については、「選挙は結果であります」の繰り返しに終始。議員はそれぞれ「町民参加の仕方が良くなかったからではないか」「5人に4人が支持しなかった。全町民の代表として町政運営にあたるべき」などと主張しました。

 残念ながら、町長の「民意をくみ取る」姿勢は見えずじまいでした。「皆さんの意見は聞いていく」と言われますが、「いかす」ことができていないことが問題です。「町民が選んだ町長と議会の意思決定で何をやっても許される」のであれば、町民主体をうたった「自治基本条例」など不要と言うことになりかねません‼

 町長は投票率の低さについて来年の町議会選挙に触れ、議会への「挑戦状」を出したように感じました。町民が町政に関心を持ち投票率が上がるように、政治は毎日の生活と切り離せないこと、手ごたえを感じることのできる町政の参加を町長に求める議会構成にすることを町民の皆さんに訴えることを、私はお約束します‼

 18、19歳の投票率はそれぞれ「18歳 304人中95人、投票率31.25%」「19歳 276人中60人、21.74%」だったことが渡辺議員の質問でわかりました。この投票率は全体を押し下げているのかもしれませんが、若い世代が関心を持つよう促すのも、私たちの責任と思います。





2018年12月18日火曜日

東海大学を訴えることについて反対5名賛成7名で議会は可決‼

 結果の速報です。1名欠席(吉川議員・加療入院のため)した今日の本会議。結論から言うと、反対議員(山田喜一・鈴木たまよ・渡辺順子・柴崎茂・鈴木京子)5名、賛成議員(竹内・清田・三澤・片野・高橋・奥津・二宮)7名で可決されました。

 反対の理由は大きくいって2点。
■訴えるより、話し合いを続けるほうが町民の利益にかなう
■町は違約金が発生すると言うが、発生しないという東海大学の言い分の方が正しいのではないか

 訴えるための素地は議決で作られましたが、町は訴訟に踏み切るのでしょうか・・・踏みとどまってほしいと思います。

来年度以降の下水道料金の平均9%の値上げも反対4名で可決されました。減免拡充や、少量しか使わない世帯への据え置きもありませんでした。 SIGH・・・

2018年12月17日月曜日

明日18日定例会初日冒頭で町長の所信表明 その後東海大学の提訴の最終判断(採決)が

 今回の定例会の会期は18日から27日。4年に一度の年の瀬議会になります。県内の他の議会は既に閉会しているところが多い中、隣の二宮町も同じですが、町長の任期が始まってからの会期になるからです。

 二宮町では、町長が所信表明演説を行い内容について総括質疑をしますが、大磯町では機会がありません。そのため、一般質問に盛り込むなど工夫をすることになります。二宮方式も考えられますから、議会運営で取り上げることも考えています。

 さて、お知らせが遅くなった〈汗〉理由は、恒道会の急転直下の状況で情報がたくさん届き、調査や整理、対応に追われていたためです。
 東海大学を訴えるための「訴えの提起」の議案は、9月定例会では決着ができず継続審査となっていました。その後、閉会中に総務建設常任委員会を開いて「可決」されたため、委員長がいままでの審査内容の報告を行い、議会全体で答を出すことになっています。

 私は委員会でも反対討論をしましたが、明日もきっちり討論をします。町の医療体制の確保がかかった議案、それぞれの議員はどんな態度を示すのでしょう???

 

2018年12月16日日曜日

町長選結果を受けた町長の認識は? 12月21日に一般質問をします( `ー´)ノ

 今年最後の一般質問の最後が(いつものように?)私の番です。時間は12月21日(金)午後2時50分~4時20分です。通告書は

1.選挙結果についての町長の認識を問う
 選挙結果を受け、町民は町政運営について何を求めていると考えるか、町長の認識を問う。また、継続や国・県とのパイプを太くした結果咲かせる花とは何か。

2.来年度予算編成の考え方について問う
 明治記念大磯邸園の事業かは、来年度予算編成に大きな影響を及ぼすと考える。以下の項目について、個別に予算編成の考え方を問う。
(1)明治記念大磯邸園について
(2)駅前広場の整備について
(3)中学校給食について
(4)待機児童対策について
(5)消費税増税の影響について
(6)小児医療費の助成の拡充について
(7)福祉制度のはざまで困難に直面する町民への独自策について
(8)職員の処遇について

 議場での傍聴、SCNの視聴をよろしくお願いします。

2018年12月14日金曜日

恒道会「社会福祉法」でなく「破産法」で債務処理から消滅へ?

 今日、町から11日の臨時全協で議員が求めていた資料が届きました。以前から立ち行かない状況をどう回避できるのか、議会で何人もの議員が取り上げてきました。町は社会福祉法を例に出し「そのようにならないように、法人を管理監督する神奈川県と情報を共有していく」と言い続けていました。
 今回の「破産法」による手続きは、社会福祉法の「解散及び清算並びに合併」とかなり異なる感じがします。破たん後、法的整理は「清算型」と「再建型」に分かれるようですが、破産法は清算型です。債権者等との利害や権利関係を適切に調整し、財産を換価処分して債権者に適切かつ公平な清算を図るとされます。最終的には法人は消滅します。それが目的です。
 なので、町が当惑するのはわからなくもないのですが、この5年間の恒道会の運営は説得力のあるものではなく、疑問を持つことがたくさんありました。内容は利用者や家族、従業員などから逐一町・県に報告されていました。監査などで県も立ち入り、勧告をしていたのに、「破産法」で清算ですって(*_*) 県や町の面目は立つのでしょうか?運営を行う山口県の社会福祉法人の「豊友会」の所管は山口県です。
 なぜ破産法の手法をとったのか、わかりません。社会福祉法人の財産の処分はできるのでしょうか?豊友会はずっと運営を引き継ぐのでしょうか? 資産と負債の関係も闇の中です。
 このような事態になる前に、合併などで安心して施設利用ができる、職員も働ける法人に改善できなかったのか・・・県の責任が問われるし、町もその一端を担う必要があるでしょう。
 利用者と家族、働く方を大切に考えると行政は言いますが、すでに利用者のことを考えてがんばった職員が不利益を受けています。
 不思議なのは、今年の8月1日の恒道会の理事、評議員17人のうち、豊友会の理事、評議員が豊友会理事長はじめ、7人が同姓同名であることです。何を意味するのでしょうか?
 いずれにしても、法人を舞台に何が起きていたのか、はっきりさせてほしいと思います。

 
 

2018年12月12日水曜日

さっそく「叱咤」が飛んできた(*_*) 恒道会問題

 昨晩のブログを読んでくれた方から、さっそく問い合わせがありました。「町は事業所に足を運んだというけれど、本当か? 具体的に、どういう立場の職員で、何人から聞き、内容はどうだったか聞いたのか?疑わしい事業所がある」という話でした。
 「そこまで詳しく聞く時間がなくて・・・」と言い訳がましく答えましたが、しまった!と思ったのは、議員が町に詳細を聞くと「管理保全人が・・・」と踏み込めないような答えをしていたのに、町が聞き取りを行ったときは、すでに保全人が決まってからのことだった・・・この矛盾が突けなかったことです。
 聞き取りをしたことは評価できますが、中途半端が否めません。大磯町の「やる気」については、観光についてはそこまでやる気を出さなくても・・・と思うのに、福祉や中学校給食については感じられないことが問題だと思います。
 開発問題で紛争が起きて行政が板挟み状態になった時、公務員はどうするか聞いたことがあります。「憲法の『全体の奉仕者』を念頭において、住民要望がまっとうなら『これ以上踏み込んだら訴えられて行政が負ける』ギリギリまで応える」と言った公務員がいます。法律や制度を理解できてこそ言えることです。(大磯町の職員でなくて残念!)
 恒道会問題にもこのことは言えるのではないか?利用者・家族・職員の安心のためなら踏み込めるところまで踏み込む、このことで町民は行政のことを問題にしたりはしません。
 町長の「やる気のなさ」が庁内に蔓延していることを感じ取っている方は増え続けています‼

2018年12月11日火曜日

恒道会の「破産手続き」に町長は「突然の驚き」町・県に相談は無かった

 今日行われた臨時全協で、社会福祉法人大磯弘道会についての説明を受けたあと、7人の議員が質問をしました。とりあえず、まとめてみました。○は町の資料の全容です。

○12月6日(木)に恒道会の理事会で破産手続き開始の意思決定を確認⇒東京地裁に破産開始手続きの申し立て、受理⇒同日、保全管理命令及び弁済禁止の保全処分が発令される⇒保全管理人が選任され、資産等の管理処分権は全て保全管理人に専属される
○同日、社会福祉法人豊友会(理事長は山内純一氏)が保全管理人から運営の委任を受けたと、恒道会理事の山内純一氏が来庁、町が説明を受ける。
○12月7日、神奈川県と二宮・大磯両町が施設・事業所を訪問、利用者の状況や従業員の勤務状況を確認。
○12月8日(土)町が町の4施設を訪問、同上の項目を確認
○保全管理人は従業員に対して2回説明会を開催、債権者への文書を郵送、今後、入所者・利用者に説明会を開催する(12/15を予定)

町長の認識は甘すぎると思います‼ 手際の良さに計画性を感じます

■引継ぎ先といわれる山口県豊友会の理事長は、今年8月1日から弘道会の理事についています。
■5年にわたり、議会質問で何度も取り上げられ、決議も出しているのに、法人から町・県に相談はまったくなかったということですが、相談させる体制が取られていなかったことで、また後手に回り問題が起きるのではないかと心配です。
■老朽化した恒道園については考えたい、というような発言は気になります。
■破産について、同日に理事会を開催(山内氏の賛成・反対について、町は未確認‼)、保全管理人が選定され、運営の委任が豊友会になる(裁判所の許可の結果)までが決まったことは、計画的と感じました。町の担当部長も速やか、と実感していると答弁。
■社会福祉法人は県の所轄。町は地域密着型の介護施設に責任を持つ立場、と副町長は縦割りを強調しますが、介護報酬を払う町は横ぐし(中﨑町長がいつも言うことです)を通せるはず。
 町は当然ながら、利用者と家族、従業員のことを第一に考えるように、県・二宮町とも協議し進めるとしています。

2018年12月10日月曜日

恒道会関連の情報が続々手元に‼ 明日議会で説明と質疑あり

 いったい現場はどうなっているのかと、情報を集めていたところ、続々ファクスなどが送られてきました。
 恒道会の運営問題は、理事が大幅に代わったことから始まりました。それからもうすぐ4年。議会で何人もの議員が何度も取り上げてきましたが、一向に解決されずにきました。
 危機的状況や破たんするのでは、という内容は前々回のブログでお知らせしましたが、こんなに早くこのような動きが生じるとは、正直思っていませんでした。
 資料を読み込むと、数々の疑念が浮かびます。明日11日(火)の午後1時半から、恒道会の件で臨時議員全員協議会が開かれます。傍聴も(もちろん)できます。説明を受け、質問をする予定です。お待ちしています。

2018年12月8日土曜日

ついに・・・恒道会が破産手続きを開始

 ついこの間破たんが心配という内容のブログをアップしたばかりですが、昨日「破産手続きに入った」という情報が二宮の方から寄せられました。
 利用者や家族、働く方たちがどうなるのか心配です。他の社会福祉法人が引き継ぐ話もあります。
 今まで、議会をはじめ関係者が何度も問題を指摘をしてきましたが、ここまで放置された原因の総括が待たれます。
 社会福祉法人の管理監督をする神奈川県の責任がどうなるのか、注視していきます。恒道会の解散(合併?)の影響については皆目見当がつきませんが、特別養護老人ホームの早期の全室稼働が必要です。

2018年12月4日火曜日

大磯町立図書館で坂西志保文庫の本を借りてみて・・・

 先日、図書館(本館)の2階にある坂西文庫のコーナーを何気なく見ていたら、1冊の背表紙に吸い寄せられました。本のタイトルは「むつかしい子の教育」です。不登校の相談を受けていたので、頭のどこかで関連したものを探していたのかもしれません。優秀なのに、人間関係に難しさを感じる人は多くいます。

67年前の本が借りられる‼

茶色に変色した文庫本は1951年白水社の発刊で、120円! ジルベール・ロバン著・吉倉範光訳、もちろん凸版印刷の細かい文字で、漢字も難しい。訳者は医学博士でパリ大学に学んだ方です。タイトルの「むつかしい子」をはじめ訳が平易で、内容も現代も参考になる本です。もっとも、原本のタイトルも「ENFANTS DIFFICILES」なので、著者の小児精神神経病学のフランス人医師も、親や関係者にわかるように書いたのでしょう。生まれ持った特性と、環境による影響がわかりやすく整理されていると感じます。

 詳しい内容については他の機会にお伝えすることにしますが、図書館はいいところ‼ 2階部分はなかなか足を運ばないところではありますが、吉田茂文庫、獅子文六文庫や郷土資料の宝庫です。
 個人から寄贈された本、もしかしたら(しなくても?)本人自ら手にした本を、今私たちが手にすることができるって、すばらしいことだと思います。図書館の地下で所蔵する吉田茂が使っていたとされる英字のエンサイクロペディア(革表紙!)を見せてもらったことがありますが、感慨深いものがありました。
 絶版になっている私の活動の原点「ぼくの村は戦場だった・帰らぬわが子オレーグ」も地下にあり、貸し出しも可能です。

 ぜひ、図書館を利用してください。お宝満載ですよ(^^♪
 

2018年12月2日日曜日

呆れた‼ 湘南国際マラソンに参加の町長ゼッケンは「大磯町長中﨑久雄」

 今、テレビで湘南国際マラソンの中継を見ていた町民から電話がありました。「現地かテレビでマラソン見てる?」「ブログアップで見ていません…(-"-)」「今、町長がゴールした様子をアップで放送していたんだけど、他の参加者はスポンサー名と番号のついたゼッケンをつけているのに、町長だけ『大磯町長・中﨑久雄』と書いてあった‼ 陸連や主催者が認めていいのか、おかしいと思う。あの人だけ特別扱いはあり?」

 私は「ここでもでたか、勘違い町長の言動」と思いました。大会の要件に違反するのか調べますが、一体何のために目立つ必要があるのか理解できません私の感覚からいうと、目立つことが恥ずかしい・・・のですが、皆さんはどう思われるでしょう???

大磯町の恒道会・情報交換で分かった「状況は悪くなる一方」

 社会福祉法人恒道会について、情報交換の機会がありました。次のような意見が出され、状況は改善されないばかりか悪くなる一方だと感じました。私が調べたことや、町民の皆さんとの話の内容も含めると、以下のような状況です。

■特別養護老人ホームの空きベッドは満床150に対し、40近いベッドが空いている状況。待機者も多いので、一刻も早くスタッフをそろえて稼働してもらいたい。
■赤字決算を続けているが、経営破たんが心配。今入所している方への影響を考えると、経営陣(理事)の刷新で信頼回復をして、スタッフが集まる施設にすることが一番必要では。
■社会保険料が払えず、退職金も滞っている。経営陣の立て直しが急務。行政(大磯町・二宮町)職員が理事に入ることも考えてほしい。
■施設の指導者がいないため、介護の質の低下が起きている。かなりの数の事故も耳にするが、報告がきちんとされ、対策が取られているかもわからない。
■常勤の職員が減っている。夜勤明けでも所定の時間に仕事が終わらない。非常勤の職員でサービス向上は難しい。
■家族が入所している。たまたま知り合いがいるので特段困ったことは無いが、他の人のことは心配だ。
■入所している本人も家族も、サービスの質についてはあきらめもあるが、切ない思いをしている。

 必要な時に必要な介護が受けられる世の中にしなければなりません。今後も議会で取り上げていきます。  

2018年12月1日土曜日

大磯港賑わい交流施設 問題山積のままGO!?

 昨日の総務建設常任委員会協議会で「大磯港賑わい交流施設」の進捗状況について、町から説明を受けました。
 今までの経緯については、H19年度に神奈川県が策定した「大磯港活性化整備計画」が最初に挙げられています。私の記憶では大磯町の担当部分は港ではなく、北浜海岸にボードウォークなどを設置することになっていたはずですが・・・
 その後の進展としては、大磯町が県の施設である大磯港の指定管理者となり、みなとまちづくり協議会も発足。黒岩知事が打ち出した「新たな観光の核づくり」に応募、選定を受けて観光まっしぐら・・・
 指定管理者からは家賃は受け取らない代わりに、地域交流施設(72㎡)とトイレ、授乳室(50㎡)、エレベーターや廊下・会談などの共用部(213㎡)等の維持管理をしてもらうことになっています。問題は・・・

■施設整備の指定管理者の負担はほとんど無し。レストランの椅子・テーブルや物販のショーケース等も町が負担。
■テナント料無し。地域交流施設(集会室)1時間の使用料全室1000円と半室600円は指定管理者の収入に。
■駐車場料金が発生。指定管理者は実質競争のない形で選定された、町長が群馬県まで公用車で出向き応募を要請した川場の事業者です。わざわざ行った理由を質問したところ「ひとつでも多くの事業者に応募してもらいたかったため」と答弁がありました。
至れり尽くせりの条件でも手を挙げる事業者が2グループしかなかったこと自体、この場所での展開の難しさを物語っていると思います。

■整備予定金額は全部で4億1060万円。国庫が1億3130万円、県費が1820万円、漁協施設部分の漁協負担金5560万円、起債(町の借金)1億2000万円、一般財源(来年度予算の一部)8550万円です。

■実施設計の変更があり得る段階で、12月末には工事費の積算が終わり、入札を経て3月の議会で工事請負契約の議決を考えている、と町。指定管理者の撤退も可能な中、一度建ててしまったら何十年も使わなければならないこの施設。提案する町長も、賛成する議員も責任の取り方を考えていただかないと・・・(責任は取れないから、負の遺産が次世代に遺されるのですね(-"-))