昨日のこと。何度も携帯に談話がかかっていたのに、連絡がとれたのは夕方近くでした。内容は、大磯中学校から滄浪閣まで続く、箱根駅伝でも必ず紹介される「松並木の枝が落とされ、様相がすっかり変わっている。すぐ見に来て!!」でした。
行ってみると、松の横に伸びる枝が大胆に落とされ、ヒョロヒョロの幹が頼りなさげな木もあります。黒松だけでなく、榎やケヤキも強剪定。国道の北側からは、気が付かなかったマンションの窓が見えます。すっかり明るくなっています。
箱根の歌に「昼なお暗き・・・」の一節がありますが、並木の雰囲気は一変。適切な管理なのか気になり、私が尊敬する庭師の方に電話をしたところ、すぐに駆け付け、見てくださいました。
彼いわく・・・
(枝を落としすぎると枯れる)枯れるギリギリの感じ。ここまで落とす必要はなく、もっと残してもいいと思う。枝おろしは、葉のない時期にするのが一般的なんですがね・・・
私が今日一番にすることは、国道を管理する担当に剪定の発注の仕方を聞き、最小限の手当てをするように求めることです。それにしても、なぜこの時期に? このことも聞きます。
江戸時代から続く、貴重な松並木を適切な管理で残さなくては・・・