2023年1月4日水曜日

大磯町賀詞交換会              池田新町長の舵取りが試される1年の始まりです

 12月15日に就任した池田東一郎町長。12月定例会も選挙公約である「政策集」を積極的に実現する姿勢を鮮明にしました。意気込みが伝わる一方で、性急な進め方については議会から注文がついた形です。

 今日の賀詞交換会の挨拶で、コロナ禍で中止されていた行事「消防出初式・左義長・大磯一周駅伝・山神輿・花火大会などを元に戻し、元気を取り戻したい」「予算編成中だが、政策実現のために事業を盛り込んでいきたい」「人口減少をとめるには、子育て世代だけでなく、年配の皆さんがとことん長生きされ、よいところを十分発揮していただけるようにしたい」「社協、徳洲会とも連携をとって、笑顔満ち溢れる町にしたい」「役場職員一丸となるので、ご指導をお願いしたい」と語りました。結びは「今年は兎年。かなうさ」でした。

 「政策集の内容は町民要望」と言われるように、歓迎される事業が盛りだくさんです。それだけに、多くの財源と労力が必要になります。任期の4年で慎重な取り組みが求められると考えます。小児医療費の無料化の拡大、給食費の無償化、大磯幼稚園の民営化を町立に戻すなど、経常経費が増えるだけでなく職員も必要になるため、よくよく議論の上で決めなければなりません。

 大磯町自治基本条例、大磯町議会基本条例を今年こそ使いこなして、町民同意を作っていきたいと私自身、気持ちをあらたにしました。