2016年9月4日日曜日

高すぎる 大磯駅前旧駐輪場解体に4200万円!

 大磯町は民間の施設借り上げと自前の駐輪場の2か所で駅前の放置自転車対策を行ってきましたが、民間の契約期間が切れる際、高額の借り上げ料もあり、継続しませんでした。
 同時期に長年住民が「駅前にふさわしくない」と、問題にしてきた5階建てマンション計画が断念され、町が買い取りました。
 この土地(5000㎡)に自前の駐輪場が隣接しているので、町は町民にどの位置に、どのようなタイプの駐輪場がいいのか提案をしてもらいました。
 2つの提案があり、その一つは「既存の駐輪場を耐震補強をして、必要な分だけ建て増す」、既存分の工事費は6370万円、新築部分を合わせると3.8億円でした。町はその後住民提案より安くできると数字を操作しましたが、結局5億円近く費やし、新築しました。
 9月1日の定例会初日に提案された補正予算(他の事業もたくさんあり)の工事費は4万円強/㎡。町民提案に対し、町が示した解体部分の費用は2万円、倍以上です。改修すれば6370万円、それを4200万円かけて壊すことは愚かなことだと討論し反対しましたが、反対者は私を含めて4名のみ。可決されました。 

 駅前は大磯町のホットスポットの一つ。15年以上前から、マンション建設の話が出るたび、表には出てこなかった構想があるとみています。この件については、13日午前10時25分からの一般質問で質します。