質問や意見でわかった町民の気持ちをまとめると・・・
○公園として整備されることは歓迎されている○緑地の配置(ネットワーク)や景観などに関心が高い
○近隣に住んでいる方は住環境や渋滞対策、交通安全、防災に配慮を求めている
○町の財政負担がないか心配している
○先人の功罪含め、適切な展示や教育施設の設置を期待している
具体的に進捗状況や見通しの質問が出されても、「これから決めます」がほとんどで、私の感想を一言でいうと「時間が経っても先が見えない・国県町の役割分担や財政負担は10月になってもわからない」懇談会でした。
これから…の内容など、わかったことは・・・
□所有者からまだ用地も買えていない。所有者との調整も必要。□どこに緑地や通路を配置するか決まっていない
□保存活用の手法も決まっていない。国・県・町の役割分担も決まっていない
□建物の空気の入れ替えなどはしていないが、購入後に適切に整備していきたい
□10月の一部公開を目指し、暫定で一部公開のために工事を行うが、具体的な場所や内容は決まっていない
□明治の資料展示などの内容は提示できる段階ではない。建物を地域資源に資するようにしたい
□財政負担は10月に一部公開なら7月にもわかるのでは、という質問だが決まっていないことが想定される(国の担当者の発言に驚き!!ました)
都市計画決定は、計画の区域と目的を示し土地利用の制約をかけるものですが、決定の手続きそのものイコール保存活用の具体策ではないことが参加者に伝わったかどうかは、よくわかりません。意外なことに、滄浪閣バンケットホールの活用についての質問はありませんでした。引き続き注視していきます。