2021年2月7日日曜日

2年越し…大磯駅前広場の修正計画図面は「?」がいっぱい‼ 2月末まで意見募集中です

 鳴り物入りで始まった「大磯駅周辺安全安心にぎわい創出事業」。安全安心とにぎわい創出の関係がわからない・・・という声もある中、町長がまとめた「大磯駅前広場整備計画案」は歩道部分を広げ、車道部分を狭めるものでした。

 広場中央部分の横断歩道を短くし事故を防ぐといいますが、車道が狭くなることでかえって危険になるのでは。家族の送迎車の停車場所が減ると渋滞する。お金をかける意味があるのか。など、厳しい意見が届いていました。今回、歩道拡幅案はなくなりました。良識がまさったというより、常識が通ったと言えると思います。

 今回は東側の店舗の所有者らから、「計画区域の中に入れて考えてもよい」旨の承諾をもらったため、委託業者に修正案を考えてもらっていました。この「修正計画案」でも、問題があると思います。

平塚寄りにあるJR沿い町道の出口部分を、店舗に動いてもらい(交渉はこれからとのこと)その場所を使ってカーブさせるが、見通しが悪くなりかえって危険(特に西から駐輪場に向かって入る自転車)では。また、駅の北・東方面からくる車が家族を降ろすスペース(2台分ほど)がなくなるので、不便になるのでは。このスペースは歩行者用でもあるが、それがなくなる?

観光案内所、交番、店舗を移転する計画案だが、店舗との交渉はこれから。条件提示も不明。交番は、通りのすぐ脇にある存在感が大切では。

タクシー会社は10台分を占有料をJRに払い待機していると聞くが、3台ほどに減る。タクシーの待ち時間が増え、利用者が困るのでは。タクシーの待機場所は、遠い国府にある営業所になるのか。

 広報2月号の11ページに図面があります。小さくて見づらいですが、よく比べてください。説明と展示が2月11日(祝)10~12時は国府小学校体育館、14~16時は大磯小学校体育館で行われます。コロナ対応のため、予約が必要です。会場には大きな図面と、現況と計画案の違いがわかる「重ね図」を置くよう、要望しています。

 意見は会場でも、町へのファクス、メールでも受け付けています。詳しくは大磯町0463-61-4100の都市計画課へお願いします。意見をいかし、最終修正計画案を作ることになっています。