2023年4月2日日曜日

町立認定こども園は可能か 町の説明と私の評価

 3月28日に行われた福祉文教常任委員会。議題の「町立の幼保連携型認定こども園について」以下の資料が提出されました。

○町立認定こども園の概要 ○町立大磯幼稚園の概要 ○整備工事実施設計常務委託の内容 ○実施設計業務委託及び整備工事の概算費用 ○年間運営費の概算費用 ○スケジュール案 ○整備工事のイメージ図 ○既存大磯幼稚園平面図

 およそ2時間、委員から質疑がありました。資料や答弁で確認した主なことは・・・

○民営で進めていたのと違う点として、5年度新たに5人の待機児童受け入れの目途はたっていない ○学童保育(30人)の整備は学校の敷地内への整備を考える ○5年度中に認定こども園にするための工事は可能(主に給食室と0~2歳児対応の部屋) ○予定されていた人数は受け入れ可能 ○現在の待機児童は15人。来年度解消できるかわからない(民営・町営でも同様) ○実施設計業務は2,126万円、改修工事に8,530万円を想定(外構工事、老朽化対策の工事はこれから考える) ○年間運営費は民営と比べて2,200万円増える(地方交付税の関係) ○この段階で民営に戻しても6年度の開園には間に合わない(選定事業者はまだ推移を見守ってくれている)

 町長は町営の利点として

○課題に柔軟に対応できる ○幼保・小・中シームレスな子育てができる ○支援の必要な子どもの受け入れでは最後の砦となる ○職員が残ることはかなり大きな戦力となる などを主張。

 町長は4月に臨時会で再度議案を出す予定です。全面的に納得するわけではありませんが、待機児童解消を一番に、困る保護者や子どもを一人でも減らす観点から判断します。