2016年2月24日水曜日

中﨑町長 総括質疑で「痛みを伴う予算はあるのか」に具体的に答えず

 昨日の町議会はH28年度予算に対する総括質疑。柴崎議員、坂田議員、私の3名が質疑を行いました。
 町議会のルールは40分以内、再質問は1回となっています。柴崎議員のアドリブ質問に町長が時間配分を考えずに答弁した結果、通告書を受けて用意された答弁が40分以内に行えず、時間を数分オーバーするハプニングが。
 続く坂田議員はうまくまとめ、再質問の時間がもらえない(時間ぎりぎりまでの答弁書の場合が多い)私の質疑の前に議長が「再質問の時間を10分考えて答弁するように」述べた結果、12分の時間が発生。半ばあきらめていましたが、とっさに4項目の再質問を行いました。
 一番気になる施政方針の中の「事業の見直しや廃止もありうる、町民の皆さんには痛みを伴うことをお願いしなければならないこともあろうかと思います」の質問に明確な答弁が無かったので、「条例改定があれば値上げなどがわかるが、要綱の中身までは見えない。そこはどうか。」と聞いたところ、「ありうる」との答。
 これから先は予算特別委員会で審査するしかありません。私は今回委員ではないので、他のメンバーに期待するところです。

教育予算の現場からの要求総額は把握せず

教育委員会の予算要求額に対し、5000万円減額の億9800万円が計上されました。教育委員会の事務方は現場の要求額を町長部局に配慮、きれいにまとめて要求すると思っていますので、「現場の要求総額は把握しているのか」聞いたところ、「していない」と答弁がありました。
 「総額を計上するなんて、どだい無理」と思われても、現場が必要としている課題を把握することは絶対必要だと思います。財源が限られていることは誰もが認めること。優先順位を付けるためにはどの分野においても底の底にも光をあてることから議論を始めるべきです。