2016年2月28日日曜日

中学校給食の経費は小学校の2倍!

 25日の一般質問で中学校給食を取り上げました。冷たく、生徒によっては量も少ないため、家から持ってきた弁当を隠れて食べなければならない事態が起きています。
 相模原にある業者とは3年間の委託契約を結びました。弁当の受入体制の工事費や弁当箱に1800万円が使われ、28年度予算ベースでは自校方式の小学校給食の2倍がかかることがわかりました。1食当たり600円弱(材料費込み)かかっています。
 生徒・保護者からは家庭弁当と業者弁当を選択させてほしいと、声が上がっています。教育委員会は「給食は全員が(アレルギーの児童生徒は別にして)同じものを食べること、食育にも同じものを食べることが必要、好き嫌いをなくすためにも同じものを。量は基準に基づき計算している」と譲りません。契約の変更はできます(経費は別にして)。今後の現場からあがる声に応えるべきです。
 食育、嫌いなものを食べられ得るようにするには「おいしい」と思うことが必要だと思います。世界を見れば、食糧不足で餓死せざるを得ない子どもたちがたくさんいます。そのことを考えることも大事な教育だと思います。

ただちに自校方式の検討に入って!

2倍も経費を使うことをいつまでも続けるのではなく、すぐに検討に入るべきです。私も自校方式にどれくらいかかるか、調べ始めます。文科省に問い合わせ、半分は補助がつくことがわかっています。とはいっても、なかなか計算通りに補助が受けられる訳にはいかないようです。補助の申請のタイミングがカギを握るようですので、そこもしっかり調べ、提案していきます。
 厚木市ではセンター方式から自校方式に戻しています。