2020年2月15日土曜日

「問題にしない議会が問題」問題が一歩前進‼ 大磯町議会初日

 大磯町議会は活発な質疑・質問が行われます。3月定例会の初日(2月13日)の予定表では5時までに終わる予定でしたが、大幅に延長。終了が9時10分くらいになった理由の一つが「休憩中の協議」でした。
 言葉遣いが荒く、耳を塞ぎたくなるような物言いをするS議員に、議場もこのままではいけないと永らく思っていました。私は議会運営委員会で何度も「反省」の中で言ってきましたが、なかなか改善されず・・・町民からも「問題にしない議会に問題がある。なんとかすべきだ」などの声が届いていました。

 この日はいつにもまして当局に対して激しい言葉が使われていました。議長は質疑をする議員を指名しますが、順番は特に決まりはなく、歴代議長はバランスを考えて指名してきました。S議員は最後に指名されたかったらしく、議長に「俺を今度(最後に指名しなかったら)ただじゃおかないぞ。」と発言。「その言い方はないでしょう(!)」と私が不規則発言をしたところ「うるさい(!)黙ってろ(‼)」と返されました。
 ついに機会到来。「発言に問題があると思うので、休憩をとってほしい」と休憩動議を出しました。動議が通り(2名以上の賛成)議員全員協議会を開催、私は法律や規則で定めている「無礼の言葉の使用」、「議会の品位の保持」とは相いれないと考えるがどうか、と問題提起しました。
 S議員は「議長の差配に問題があるから言った。何が問題なのか」というような発言をしましたが、「それと言葉遣いの問題を混同してはいけない」趣旨の発言が他の議員からも相次ぎました。
 結果、再開時に議長が「地方自治法第132条に『普通地方公共団体の議会の会議または委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、または他人の私生活にわたる言論をしてはならない』と規定され、また、「標準」町村議会会議規則第102条及び大磯町議会会議規則第96条に『議員は、議会の品位を重んじなければならない』と規定されていることから、大磯町議会として、各議員が発言に十分注意をするよう確認しました」と発言。審議が続行されました。

 S議員がみんな脛に傷持つ議員ばっかりだ。ただじゃすまない。三倍返ししてやるから待ってろよ。と(非公式の場で)言うのを耳にしました。議員の皆さんは毅然と対処すると確信しています。