2020年2月23日日曜日

大磯駅前整備・来年度予算計上はゼロ でも、協議は進める(-"-)

 2月21日に行われた総括質疑、私は11項目質疑しました。大磯町に限らず、地方自治体には「住民の福祉の増進」が求められています。

 まず、社会情勢の捉え方に甘さがあると指摘しました。施政方針演説で「名目GDPは過去最高を更新し戦後最長の景気拡大が続いており、景気回復の兆しは見えつつあります。(中略)消費税率10%への引上げの影響などから、個人消費は緩やかな回復に留まっており、景気回復を実感できるまでには至っていません」と語られましたが、答弁はかみ合わず仕舞い。再質問で、GDPを言うなら、名目でなく実質で語るべきと思う。町長は名目と実質の違いを説明できるかと聞きましたが、答弁はありませんでした。

 大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業の予算計上はありませんが、どう進めるのか聞きました。今年度は測量委託と計画案の修正委託が執行されています。測量委託は別にして、計画案の修正は「9月23日の町民説明会とその後届いた意見を参考に、さらに区域を民間所有の土地、観光案内所、交番も含め拡大して「修正案」を作る→修正案を議会に提示→修正案を町民に説明し(説明会をすると議会答弁があったはずが、揺らいでいるような気がします)意見募集をする→届いた意見を元に、さらに修正する」これらが3月中旬までの契約になっています。
 できるわけがないので、町長に「事故繰越をして、修正案を来年度につくることになるのでは」と、再質問しましたが、こちらの回答もありませんでした。

 町長就任後9年以上が経ち、今回は10度目の予算編成です。「継続性・一貫性」を強調されますが、その結果町の将来がどうなっていくのか、一般質問と予算特別委員会で質していきます。