2017年3月2日木曜日

大磯町のブラックぶりが露呈 職員の長時間労働

 退庁は夜の10時、11時が当たり前。時間外手当は1か月20時間(12月以降は30時間)で上限設定がされています。これは、1日換算で1時間ほど。サービス残業が行われているとしか考えられません。年次(有給)休暇は年20日ですが、H23・24年の取得は5日未満!
 5時以降は暖房(冷房)が切られるので寒い(暑い)環境で働いている。職員配置が変わりすぎるので、大変など、2ケタ近い職員から悲鳴が寄せられています。これらの問題は全庁的に起きていて、深刻です。
 2月28日の一般質問でわかったことを箇条書きにすると・・・
〇職員の年齢構成は5年未満が32%、5~9年7%、10~14年10%、15~19年5%、20~24年13%、25~29年19%、30年以上14%(同僚議員への答弁・崩壊を危惧)
〇時間外手当が支払われる職員はH26年度165人、27年度は158人。
〇H26年6月議会で当時の吉川議員が中﨑町長に「就業管理システムで働き方の改善」を求めましたが、その後検討のあとは無く、今は「認識」と「鍵がわり」状態。(職員の命綱だというのに!!議長も(当然)えらくご立腹。明日の予算特別委員会で引き続き質問します)
〇自己都合の中途退職者数は…H23年度6人、H24年度6人、H25年度2人、H26年度9人、H27年度12人と、激増。今年度末でも6人は退職(別の自治体に転職する人も多い)と聞き及んでいます。大磯町に公務経験者が転職するかというと「即戦力としては難しい」という答弁が。疲弊が加速度的に進んでいるということです。
 パワハラも聞いていますので、上司の職員研修など求める質問もしていきます。職員のやる気を高める必要は町長も十分認識されていますので、議会をあげて住民サービスと職員の資質向上観点から、改善を求めていきたいと考えています。