2017年3月9日木曜日

中学校給食 高いうえに残食率が20%以上!

 大磯町の中学校給食は「スクールランチ」と呼ばれていますが、「デリバリー弁当」です。中学校給食の導入に関しては、PTA関係者、専門家などで構成された会で「自校方式が好ましいが、時間がかかるので、つなぎとして弁当を」と結論が出ています。
 その後、教育で議論した結果、「食育の観点から、全員が同じものをたべること」とし、家庭弁当とデリバリー弁当の選択制にはしませんでした。
 私は導入に当たっては、自校方式ができるのだから、自校方式を目指す。それまでは選択制を、と反対してきました。調理・配食方式は自校方式の2倍かかっています。
 今日の予算審査で気になっていた「残食率」を聞きました。いわゆる「食べ残し」です。主食はほんのり温かい、でもおかずは一度冷やさなくてはならないため、「おいしさ」の追及は限界があります。

 驚きの答弁が返ってきました。自校方式の小学校の残食率は6%台、それに対してデリバリー弁当の残食率は20%以上でした!(給食費は4900円)

 あと2年で調理・配食業者との契約が切れます。自校方式をするには都市計画法や建築基準法をクリアする必要がありますが、そこは大丈夫です。
 自校方式はやる気になればできますし、なにより生徒が喜ぶ温かくておいしい昼食を提供できます。みなとや駅前にハコモノをつくるより、調理室のハコモノの方が優先順位が高いと思います。