2016年3月20日日曜日

滄浪閣 町長は☎1本で外務省高官を案内!

 3月16日開催の議員全員協議会で、町長に「先週のフライデーに町長が滄浪閣を案内する写真が掲載されていたが、きっかけは何だったのか。」と質問したところ、町長は答えず幹部が「国から申し入れがあったので、案内した。」と答えました。
 協議会終了後、「国からの申し入れがあった、その文書を情報公開したい。請求書に何と書けばよいか。」と幹部にたずねたところ、「電話があったので、文書はない。」ということでした。その場は「そうでしたか。」と戻りましたが釈然としません。普通、電話1本で案内、とはなりません。やりとりが事前にあって、日程だけ電話で決めたと言う方が自然です。

28年度予算反対討論で指摘

翌日の3月定例会最終日の討論で、「滄浪閣については、疑念を持たれることのないように。2年前に国の補助金1000万円を使った観光の調査委託で『道の駅』構想が示された。国所有になれば固定資産税はゼロに、加えて警備でものものしい町になるのでは。」と指摘しました。

18日には自由民主党本部訪問!

またその翌日には町長の動向で、「自由民主党本部訪問」と新聞に掲載されていました。中﨑町長はこの1月、すでに二階政調会長、麻生財務大臣に会いに行っています。(町HPに掲載されています)「変な法人に渡るよりいいのでは。」という声も聞かれます。それもそうですが、広大で平坦なこの土地が利用されないでいることが不思議です。「道の駅」構想はその後何の動きもありません。他の所有者に渡っていても不思議ではないと思いますが、動きません。何を意味するのでしょうか・・・注視していきます。 

19日を忘れない あの日から半年・大磯駅頭に30人

 「違憲」「時期尚早」と言われながら自公安倍政権が安保関連法案を成立させてしまった日からはや半年。9月17日は105歳の義母の誕生日で、105歳も半年が過ぎたんだなあ・・・と妙に関連付ける私です。
 昨日は日比谷野外音楽堂に5600人が集まったそうです。ここ大磯でも、思い思いの「一言」を掲げてサイレント・スタンディング。若い人たちが足を止めてくれて、会話も弾みました。

緊急事態条項を盛り込ませてはならない

世論調査で与党が3分の2の議席を獲得し、改憲をすすめることに反対する意見が増えてきていることが紹介されました。「特定秘密保護法」「マイナンバー法」「盗聴法」に加え、「緊急事態条項」をもくろむ政権。
 「私の意見を聞いてほしい。だからあなたの意見も聞きますよ。」・・・そこから議論が始まるのに、「私の言うことは正しい。だからあなたは黙ってて。」では戦前、封建社会にまで戻ってしまいます。
 人類は尊い犠牲をはらってここまで来ました。後退させてはいけません。もっと声をあげなければ。 

2016年3月13日日曜日

安倍政権が大磯町の滄浪閣の買取計画?

 金曜日、F誌の「安倍政権が40億円で購入計画『旧伊藤博文邸』の利用価値」の見出しを見つけ、購入しました。他にもS誌に類似の記事があります。
 二つの記事を読む限り、伊藤博文が住んだことがあるような書き方ですが、実際は違うと思います。町の文献にも「関東大震災で倒壊後再建された」とありますので、現存の建物は伊藤博文暗殺(1909年・明治42年)後の建物ということになります。
 詳細は調べたのちにお知らせしますが、以下の点について疑問があります。

疑問点

・西部から買い取ったのは、社会福祉法人理事長個人(当時)。現在の所有者は社会福祉法人と聞きます。買取価格は40億円、30億円、また35億円とも。40億円で国が買い取れば、この差は何を意味するのか。町長・副町長が国幹部を案内する様子が写真ではっきりわかります。
・政府の建物、それも要人が使用するとなれば相当な警備が必要です。ものものしい雰囲気のある町になりはしないか、心配です。そもそも海に面した土地が適切なのか、おおいに疑問です。旧吉田茂邸も同じ条件の土地で、外国の要人を迎えるには不適切といわれ、見送った経緯があると聞いています。
・10年近く使われていない建物は、相当傷んでいるはずです。使うとなれば、修繕などにいくら必要になるのか、見当もつきません。
・町長が手を挙げ、神奈川県に認定された「観光の核づくり」事業関連で、町は1000万円の費用(全額国負担)をかけ調査。滄浪閣は「道の駅」構想が示されていました。保全したいという考えもありました。でも、国に働きかけることは議会は聞いていませんし、唐突で違和感を覚えます。

 法人は買取に異存は無いのでしょう。仮に40億円で入手したとしても、今の価値はいかばかりか。記事には甘利元大臣の名前も出ています。おかしな動きに町が巻き込まれないようにと伝える必要が出てきました。

2016年3月4日金曜日

3日の大磯駅頭に30人!アベ政治に負けない!

 すっかり日差しが春めいてきました。でも、情勢は曇りがちどころかどしゃ降り?安倍政権はとうとう「明文改憲」を言い出しました。
 自民党の憲法草案は、「国家」と「国民」の立場が逆になる内容です。緊急事態条項はまさに麻生大臣が言った「ナチスに学べ」です。
 先日、川崎でおきた中学生が亡くなった裁判の「やらないと自分が殺されると思った。ごめんと言いながらナイフで刺した」と供述したと言うニュースを聞き、私は戦場と同じだと思いました。
 神奈川新聞で辺見庸さんの「一人であらがえるか」の記事を読みました。中国で新兵が肝試しと称して柱などに括りつけられた中国人を銃剣で刺し、突く訓練の様子が重なりました。その場で「こんなことをしてはいけない」と言えるかどうか・・・
 人を殺める瞬間、狂気が宿るのだと思います。正気ではできない。だから正気にかえったときに苦しむのではないだろうか・・・だから戦場から帰還した兵士が自ら命をたってしまうのではないか・・・
 孫が2歳になりました。夏にはお姉ちゃんになる予定です。自分の生き方が次世代のためになることをしたいと思います。3月議会も終盤。いよいよ必死で戦争法廃止署名に取り組まなくては。