2018年11月22日木曜日

明治記念大磯邸園 資料展示ブースの内容に  (*´з`)

 秋の行楽シーズンとも重なってか、連日大勢の人で賑わう明治記念大磯邸園の一部公開。10月23日のオープン以降、なかなか訪れる時間がつくれませんでしたが、やっと一昨日行ってきました。ガイドツアーではなく、庭のみの観覧。ガイドツアーは予約でいっぱいですが、キャンセルが意外とあるので、直接行って待つと建物の中を見るチャンスもかなりあるそうです。

 案内と資料展示ブースの足場のベニヤ板は、焦げ茶色に塗られきれいになっていたのは良いのですが、展示内容は⁇大磯が「明治期の立憲政治の確立等に貢献した先人の業績等を次世代に遺す取り組みについて」検討した結果選ばれたことを考えると、資料の内容が「明治礼賛」になっていないか気になっていましたが、やはり・・・以下、一部ご紹介すると・・・
■内閣制度の導入、大日本帝国憲法の制定、立憲政治・議会政治の導入…
■単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を生かした技術や文化も生み出されました。
■明治以降の日本の歩みを改めて整理し、未来に遺すことにより、次世代を担う若者にこれからの日本の在り方を考えてもらう契機とします。
■明治期の人々のよりどころとなった精神を捉えることにより、日本の強みを再認識し、現代に活かすことで、日本のさらなる発展を目指す基礎とします。

 本格的なオープンはいつになるのかわかりませんが、その時に向けて歴史の評価が国際的に認められるような内容にするよう、求めていきます。NHKの現役プロデューサーの講演「今学ぼう、日本の憲法」で、決してGHQのおしつけ憲法ではなかったこと、私たちは戦争の反省の上にたってつくられた憲法の行方を国際社会が注視していることを知る必要があることを痛感する機会があったので、なおさらそう思います。

 私が他にも注視しているのが、町の維持管理が予定される緑地の状況です。以前、かなりの松枯れが集中して起きた時期があり、どんな様子か見てきました。
 ボランティアの力も借りて…と言いますが、一見してプロの仕事が必要なのが明白です。立派な松をはじめ、たくさんの樹木が植えられています。ゴミ拾いや落ち葉掃きはいいとしても…
 12月議会で、町長の考えを質します。

2018年11月19日月曜日

大磯町長選挙結果 有権者は「継続」より「刷新」を望んだが現職が再選

 町長選挙の結果について、考えました。
■投票率は前回の46.07%を大きく下回る41.17%でした。選ぶ人がいない、何を基準に選べばよいのかわからないという有権者の声を多く聞きました。
■現職の中﨑氏を変えたいという有権者の数が381票、上回りました。「継続」より「刷新」を望んだ有権者の方が多かったことが結果としてあらわれました。選挙戦での宣伝力は、現職の方が圧倒していたのですが・・・
■中﨑氏は前回と比べ、得票数を2496票減らしました。全有権者の19.4%しか支持していないことになります。

 町議の補欠選挙は無投票で鈴木珠代、山田喜一氏が当選しました。新しく構成された議会では、町長選の結果を反映した活動が求められます。
 町長が継続によってしか咲かないと訴えた「花」とは何か、町民生活に不要な「花」なら咲かせない、ノーを言える議会が求められていると私は強く思います。
 12月18日から27日まで、12月定例会があります。今まで以上に町民要望実現に力を入れていきます。まずは、東海大学の提訴をやめること、中学校給食の自校方式を早くすすめること、大磯駅前の大規模整備は行わせないことです(^^)/

2018年11月14日水曜日

大磯町の中学校給食 どしゃ降り回避・晴れ間がのぞく(^^)/

 月曜日に開かれた第2回の「検討会」を傍聴しました。自校方式の場所を再調査することになっていて、どのような図面が出てくるか注目していました。
 特に国府中学校の敷地取りに注目してきましたが、校舎のグラウンド側でした。委員からも指摘がありましたが、グラウンドの観覧席を2段埋める計画です。食材の納入車両の通路確保で、一部山の斜面を削り擁壁をつくる必要がでてきます。体育館側から納入できないか、と質問もありました。
 また、必要面積について、基準の考え方の質問がいくつかありました。調査委託会社の長大の担当者は、文部科学省の・・・と、基準があるかのような説明をしていましたが、これでなければならない・・・という基準はありません。教育委員会の担当者からも説明済(10月29日の協議会)です。調理しやすい給食室の設計はもちろん必要ですが、工夫もせずモデルプランの面積だけをあてはめて困難さを語るのは納得できません。文科省の補助金と面積の関係はありますが、建築できないわけではありません。
一番の問題は工夫が足りないこと。2階建てにすれば、体育館の南側のスペースが可能であると思います。2階建て構想は大磯中学校でも有効です。経費もかかりません。

方式別での1食当たりの経費・自校方式が一番安い!!

前回、委員から要望のあった方式別の経費も示されました。自校方式476円、兄弟方式(磯中で国中分もつくる)505円、センター方式(中学校対象)944円、(小中学校対象)504円、(幼保小中+350食・これは業者が経営しやすくする〈おまけ〉つき)452円です。
 私が調べた川崎市の例を参考にすれば、もっと安価にできると考えます。

 第1回の検討会は「曇り空」で、第2回が「どしゃ降り」にならないように、私なりに工夫をしてきました。第2回の感想は「晴れ間がのぞいた」状況です。学校関係者の「自校方式に決めて、どういうふうにすればいいのかを考える方に進めるほうが建設的と考える」という意見に代表されるように、「自校方式をあきらめない」熱意がこのような流れを作り出したと思います。

 当初町側が考えていた「2回で終了」とはならず自校方式を探るために第3回を1月中旬に開くことになりました。
 

2018年11月9日金曜日

大磯町職員給与改定 ようやく他自治体並みの扱いに!!

 民間と公務員の給与格差を是正するために、人事院が必要に応じて勧告を出します。法的には従う必要はありませんが、大磯町をはじめほとんどの自治体が人勧を受け、給与引き上げ(かつては引き下げもありました…)のための条例改定をします。

 今日の総務建設常任委員会協議会で、今回の改正内容の説明を受けました。

■月例給の引き上げは平均0.2%。初任給を1500円、若年層も1000程度引き上げます。その他の職員は400円ほど。30年4月に遡って支給するというので、いままでやってこなかったのでは?と聞いたところ、「働き方改革の中でも、給与アップの意見がある。議会での指摘もあるので、人勧に基づいた適正な対応をする」と答えがありました。今までは「不適正な対応をしていた」ことを認める答弁だと思います。一人平均3.2万円だそうです。不利益は不遡及、利益は遡及させる原則ができていないと、引き上げの議案にあえて反対することがありましたが、今回はスッキリ賛成できそうです。議案審査ではっきりさせます。

■期末・勤勉手当も年末の支給分から0.05ヶ月分増えます。この際、消防の不適切な手当不支給状態も一緒に正すべきと考えます。

 議会によっては期末手当を同じように上げることもありますが、今のところ大磯町議会にそのような動きはありません。



明治記念大磯邸園 土地の寄附で町の負担が減ることにホッ☺

 今日、午前中に開かれた総務建設常任委員会協議会で、明治記念大磯邸園の都市計画決定などの説明があり、質疑をしました。わかったことは・・・

■都市計画決定案の説明会が11月24日にあります。公園内の具体的な整備の図面が出ますから、質問や要望をたくさん寄せましょう!
■私が懸念していた特別緑地保全地区のうち古河電工部分は、11月15日付で大磯町に土地等の無償譲渡に関する契約書を結びます。町の買取の必要はなくなり、ホッとしました。
■都市計画決定は、上記の区域は入っていません。町立都市公園の町分担は、土地の買取や整備は30数億円です。国や県の補助などがあるので、町の負担はほぼないとはいえ、単年度で解消されるものではありません。まずは、一般会計の規模が30数億円増えることになります。歳入と歳出のバランスがどうなるのか、予算を含めた審査に注力していきます。
■緑地部分の維持管理は全額町の負担となります。地方交付税の需要に見込まれることは考えられますが、金額は微々たるものでしょう。町は維持管理の額についてはまだ答えられる状況ではありません。入場料などを徴収することも考えているそうですが、それに耐えられるか、具体的にならないと判断できません。
■引き続き、町の負担がないように、24日の説明会でも国に伝えることは効果があると思います。私も来週月曜日に国政要望で永田町に行きますので、しっかり伝えてきます☺

2018年11月8日木曜日

大磯町立国府中学校に自校方式の給食室建設は可能!!

 給食の実施方式の調査委託で、町が提供した資料を情報公開で入手。プラス横つながりで、日本共産党川崎市議団に依頼して入手した、川崎市の新しい中学校の自校方式の図面を基に、給食室が作れないか検討してみました。
 図面の縮尺が心もとなかったので、専門家の知恵も借りたところ、十分可能であるという結論に達しました。
 あとはやる気です。12日の第2回検討会で、委託業者が国府中学校で自校方式が可能か否かの再調査結果が出てくると思います。徹底的に追求すればできるはず、委託会社ができないというなら、できる会社を探せばよいのです。

 自校方式の温かくておいしい給食を食べて過ごす中学校時代は、単に身体づくりだけではありません。食育を通して育むことができるものがたくさんあります。
 「日本一」をいうのなら、自校方式ですよ!! 中﨑町長☺

2018年11月5日月曜日

個人議会報告会 充実の意見交換ができました(^^♪

 土曜、日曜と個人の議会報告会をしました。ひとりで2時間もするんですか?と聞かれましたが、多分足りなくなると思います・・・とお伝えした通りになりました。
 参加された方たちの疑問や感想、ご意見に答え、また他の方がそれに対してさらに疑問を言われたりして、特に東海大学の提訴の議案については、謎解きのようになりました。釈然としない、納得しかねるなど、私の疑問や意見がみなさんと重なり合うので、よかったです。
 貴重なご指摘、ご意見を一部紹介します。
 
東海大・大磯病院の位置づけ、経営状況、ベッドの稼働率、町民の救急搬送状況など情報がなく、ほとんど何もわからない状況で、なぜ提訴になるのかわからない。
■どうすれば大磯病院の整備が進むのか、町民はどうかかわればいいのか、町長サイド、議会、町民あげて全町的に考えることが大事。(具体的にどうすればよいのか、まとめるまでの時間はありませんでしたが、進めていきます)
明治記念大磯邸園は、どこかで議会が否決したら進まないのに、具体的な情報が遅れていると思う。可決前提で進めている⇒議会が軽視されていないか。議長は正せないのか。
公共施設の面積15%削減で、いくら違ってくるのかを明示の上、議論を進めないといけない。
駅前整備で、町長が決まっていないことは説明できないというのはおかしい。決まってから公表するのでは、町民参画とは逆。言うこととやることの整合性が無いのが、今の町政の大きな問題だ。
■駅前整備だが、企業ではどの程度使い勝手が悪いのかをはかり、解消する手立てを考えるが、その視点が感じられない。どう考えても、実証実験が必要
中学校給食の実施方式の調査は、まず自校方式がいいとするのだから、それが可能かの調査をすべき。1000万円もかけるようなものとは考えられない。お金の話も必要だが、町の予算全体を考えないといけないと思う。等々。

 12月議会は18日から新たに任期が始まる町長を迎えて、開催されます。日に日に質問事項が増えていきます。皆さんの要望、ご意見をお待ちしています☺

2018年11月3日土曜日

大磯町小・中学校音楽会 子どもたちの熱演に聞き入りました

 今日の午後、国府中学校体育館で、小・中学校の合唱団、弦楽クラブ、金管クラブ、吹奏楽部の6団体が演奏を披露しました。
 小学生が小さい体で管楽器を吹いたり、弦楽器を弾くのは大変だろうな、ちょっと音程をとるのが難しそうだな、などと思いながら楽しく聞きました。私も小学校では合唱部で歌っていましたが、はるかに難解な曲をこなしていました。
 中学生は2校とも吹奏楽。音程の乱れはほとんどなく、パーカッションは複雑なリズムを刻み、木管、金管はスイングしながら力強く演奏していました。

 子どもを「小さなおとな」ということがありますが、今日はまさにその感を強く持ちました。私のような年齢になると、子どもの凄さが身に沁み、かえって面白い。歳をとる楽しみが増えますね。先日はチャレンジフェスタで、中学校1年生と打ち合い、10分ほどでギブアップ。でも、本当に楽しい時間でした。

 小学生は中学生の演奏を聞いて、憧れの気持ちを抱いたと思います。無限の可能性を伸ばしてあげたいものです。
 まだ子どもだから…は言わずに、すごいね!をたくさん伝えたい💛

2018年11月2日金曜日

消防の当直勤務職員の休日勤務手当一部不支給・根拠文書は不存在!!

 あちこちの消防で、土曜日と休日(年末年始を含む)が重なった場合の休日勤務手当の扱いについて、運用間違いが指摘され、全国的に改善されています。
 29年度決算特別委員会で「支給していない」と答弁があったため、「支給をしていないことが確認できる帳簿」と「支給しない根拠を示す文書」の情報公開をかけていました。
 昨日公開決定の通知があったので、受け取りに行きました。土曜日と祝日が重なる日の休日勤務手当を支給しない根拠を示す条例や規定等の文書は「条例や内規がない」ため、「行政情報不存在決定通知書」が出されました。

 土曜日と祝日が重なる日に支給しなくてもよい根拠など、これから更に「運用間違いの疑い濃厚」の状況を徹底調査し、固まったところで文書で指摘し、改善を図るよう求めていきます。