2017年6月27日火曜日

ほうっておけない! 大磯町立中学校給食の食べ残し(-"-)

 昨日、7月末に発行する議会だよりの一般質問に添える中学校給食の写真を撮りに、中学校に行きました。メニューは「ごはん・ジョア・あじフライ・ツナとキャベツの煮びたし・根菜(里芋とレンコン)の土佐煮」です。このメニューなら残りは少ないと思いながら出かけました。
 校長と一緒にあるクラスにいって、「おじゃましますね!今日のランチはおいしいですか?」と大きな声をかけると、生徒たちは「・・・・」。そのうち元気な男子生徒が「弁当持ってきていいようにしてください!」と話すと、うなづく生徒がかなりいて笑い声が広がりました。
 昼食時間は20分間。そのあと保管室にご飯とおかずのランチボックスが入った保管箱が戻ってきます。おかずのボックスをいくつか開けて、どのくらい食べ残しがあるか見せていただきました。
 最初の箱には休みの生徒の分かと思うほどで、アジフライが一切れなくなっていただけ。驚いて次の箱を開けると、6割が残っている状態です。5、6個開けてみました。完食は1個だけ。教育委員会で調べた時の残食率は21.5%。大磯中学校PTAの「スクールランチを考える会」の残食率(おかず)は高い時で76%。昨日の残食率は半分以上あると、感触を得ました。
 改善に向けて「懇話会」が6月12日にスタート、現在アンケートの内容を協議・調整中だそうです。次回は10月!傍聴に行きます。すぐできるところから手を打たないと・・・と改めて思いました。また様子を見に行きます。できたら試食もしてみます。

2017年6月21日水曜日

つい重ね合わせてしまう 加計問題と大磯町

 加計文書の「ない」vs.「あった」、「怪文書」vs.「本物」騒動の報道を読むにつけ、つい重ね合わせてしまうのがわが町、大磯町です。
 加計文書の件で、参議院の委員会答弁で義家文科省副大臣が「文書のリークは国家公務員法違反に当たる可能性」を示唆しました。前川前事務次官が「行政が歪められた」と問題にしています。私は「ルール違反を強要された」と受け止めています。
 6月議会の一般質問で、職員の残業代未払いの額が試算によると100万円以上の職員が2ケタいると発言しました。誰から情報提供があるか、理事者は気になっていると推察しますが、何も問題ありません。そもそも残業を「していない」ことにさせられているのですから。事実無根なら、私を訴えることもできるでしょう。(この頃振替休日でお休み頂いています、という職員が増えてきたと感じています。他の勤務に影響がなければ大歓迎です)
 よく「説明責任をはたせ」といいます。アカウント アビリティー(アカウンタビリティー)を訳したものですが、アカウントを辞書で引くとまず出てくるのが「口座」です。税理士の書いた本に、人から預かったお金が取引でどのように使われ、現在の残高になったか、説明して納得を得ることが信用の元、とありました。転じて「説明のできないことをしてはならない」ことにつながると考えます。ルール違反をすることは、説明のできないことをすることです。加計問題では、どうみても説明不足でとうてい納得できません。
 政治家が法令順守すべき事案を圧力によって歪めることは、公正・公平性を失わせます。一方で、官僚が政治家の目の届かないところで物事を歪めることもあります。どちらも国民にとって迷惑な話です。
 大磯町ではそのようなことが起きないように(起きていないように)願っています。

2017年6月15日木曜日

これだけ? 「大磯町職員の働き方改革の検討について」

 今日の議員全員協議会で示された「大磯町職員の働き方改革の検討について」は、1ページだけでした。1.は「実施目的」で、必要性が9行にわたり書かれています。2.は「具体的な取り組み内容」で、
すでに取り組んでいる項目または早急に取り組む項目として、(1)事務量の削減に向けた検討(2)ノー残業デーの実施徹底(毎水・金)(3)時間外勤務の事前承認・事後確認の徹底(4)庁内会議の効率化(回数・参加者・時間・資料)(5)年次有給休暇取得の推進(6)全職員の意識改革(H29年度タイムマネジメント研修)
検討項目(次年度以降予算反映が必要なものも含む)(1)事務量の削減 ①事業の廃止及び事務の簡素化・効率化の検討(事務事業の見直し) ②事務事業の見直しと連動したICT化の検討③事務の委託化 等 (2)労働時間の短縮 ①消灯時間の設定 ②出退勤時間の管理徹底 等 (3)職場環境の改善 ①ワークライフバランスの推進 ②心身の健康保持(メンタルヘルス対策)③職員アンケートの実施(年代別、階層別等)④効果的な職員研修の実施(意識改革、マネジメント向上等)
 担当部署は「今後組織体性を速やかに整え、7月から始める」としていますが、せめて工程表(私のイメージとしては町づくり条例のフロー図)がほしかった。残念ながら、町の覚悟は感じられません。4月から検討を始め、6月12日に起案・決裁したということです。
 町の退席後、扱いについて議会で諮られたので、私は「特別委員会の設置」を求めましたが、「働き方に関与すべきでない」となり、当面町の報告を受け、議会対応をしていくことになりました。
 個人の働き方に関与はできませんが、組織としての在り方、住民サービスとの関係を議会はチェックできますし、すべきと考えます。ここでも「怒」(-"-) 

怒りで涙が・・・共謀罪の強行可決

 たった今、参議院の本会議で共謀罪を賛成165、反対70で可決、成立してしまいました。反対・賛成討論を聞いていると、反対政党は「準備行為とは、対象組織は何なのかが不明。内心の自由が保障されるか憲法違反だ」と主張、賛成政党は「その懸念はない」と、真っ向から対立していると思います。

 時間がありません、今の気持ちは「法治国家の体をなさなくなる!」「国際社会から見てあきれる行為!恥ずかしい!」「これからどうしろというの?次世代に言い訳ができない!」などなど、怒りで涙がでてきます。

 それでも「諦めない」「恐れない」。無実を証明するために自分自身に監視カメラをつけるしかないのか!!怒怒怒怒怒

 

2017年6月13日火曜日

やはり起きてしまった  大磯町のマイナンバー漏えい

 29年度予算審査の中で、マイナンバーを付した事業所への特別徴収(天引き)額の通知の送付は、誤配達などが心配されるため書留にするよう求めましたが、結局普通郵便で約5000通(※当時の答弁)送付しました。
 今回判明した漏えい(3件)は誤配達によるものではなく、職員の入力ミスであったと神奈川新聞の今日の記事で知りました。事業者からの連絡で発覚したということですが、誤配達などを含めて全てのミスが連絡される保証はありません。
 マイナンバーが扱える職員は限られているため、時間的に十分なチェックが難しいと考えます。職員の長時間労働の一因は、国の制度によるものにあります。私たちは「超過負担」と呼んでいて、どのくらい業務量が増えているか調べて国に改善を求めるべきと主張していますが、町長は横並びで「全国町村会で要望している」と、消極的です。
 マイナンバーカードは本人の写真と住所・生年月日・性別(今や余計なお世話!)・ICチップが表、裏面に12ケタのマイナンバー・氏名・生年月日が書かれています。これから問題になるのが漏えいによる「なりすまし」でしょう。交付枚数は、大磯町で5月末現在3513枚・10.7%と、ほぼ全国並みで、60代、70代で52.2%だそうです。マイナンバーの「通知カード」を受け取っていない数は162通(以上、6月一般質問への答え)です。私の世帯も受け取っていませんが、今のところ咎めはありません。不自由も感じません。
 今後カードの紛失詐欺などでマイナンバーが漏れ「なりすまし」による被害はどれほどになるか、危機感でいっぱいです。おまけに共謀罪で監視カメラと写真の照合などがおきる危険性もあります。
 今回の漏えいの原因と後始末については、15日の「全協」で質問する予定です。

2017年6月12日月曜日

大磯中﨑町長 単独で自民党幹部に会うことも!?

 一般質問で大磯町のホームページに記載されている「町長の動向」について、いくつか確認の意味もこめて質問をしました。透明性の確保がされているか、町民に説明責任が果たせるのかを問う通告をしました。「動向」に書いてあるものはすべて「公務」として行ったものであるはずです。今回の一般質問は質問数が多く、90分の予定が80分になったので、詳細な質問まではたどり着けませんでした。(~_~;)
わかったことは・・・
◆「主な動向について記載しています」とあるが、ほとんど記載されている。
◆ 報告書はつくっていない。
◆ 町長の動向と密接に関係のある「公用車の運転日報」はすべて記載されている。
◆ 公用車の1号車には必ず町長が乗っている。
◆ 町長が訪問をうけて面会する時は、職員が同席しない時もある。
◆ 訪問するときには職員が同行せず、一人の時もある。
◆ 行政機関の訪問でも、一人の時がある。

透明性の確保とは程遠い実態

町長が二階幹事長と12回以上会っていること、今年度に入ってからも(旧吉田茂邸オープンの準備…の理由はなくなってから)森友・加計問題、共謀罪で忙しい国会の会期中に二階幹事長、麻生財務大臣、菅官房長官を訪問している事実があります。目的は町民に明らかにしていただかなくてはなりません。
 このことを知った方が「(加計問題で国に行った)今治市の職員のようなことはないの?」と感想をよせてくださいました。(~_~;)



2017年6月11日日曜日

大磯町立中学校給食 2学期から補食を認めて!

 食育上(半分以上残す生徒が222人・全然食べない生徒が134人・足りない生徒もいる)、経済上(教育委員会調査の21.5%で計算しても1000円以上を捨てている。残食は産廃としてお金をかけて処分している)問題のある中学校給食で、新たなショッキングな数字があることがわかり、一般質問で問題にしました。(1日約800食)
 2016年度に設置された大磯中学校PTA特別委員会の「スクールランチを考える会」が調査した「残量」の結果です。調査日は9月15、26、27、1月24、25日。5回の調査で、おかずが39.8%から76%、ご飯は28.7%から38.1%と、教委調査と大きな差があります。6月から持たれる「懇話会」でよく議論するよう求めました。
 また、懇話会では短期で解決できる課題はすぐ実践することが大切と主張しました。まず、「食べない・食べられない」事態と「足りない」の両極端に対し、2学期からでもルールを作り対応すること。そもそもあってはならない事態です。食中毒があった場合は…は理由になりません。サンプルが保存されているので、お腹を壊した場合は原因が給食にあるかすぐわかるからです。
 中期的には改善できることを随時改善すること。ただし、10度以下に冷ますのは調理した後ランチボックスに詰める前に行うので、形が崩れる、べちょべちょになるなどの物理的な限界があることは認めなければならないと思います。
 長期的には自校方式も含め、財政等含めた情報を示して議論することを求めました。導入にあたって3年間議論した「懇話会」の結論は受け入れられませんでした。今度はそのようなことがないよう、注視していきます。

中﨑大磯町長の民主主義の理解度の低さに改めてボーゼン

 3月議会の私の町民の参画と協働のプロセスの検証を行った町長の諮問機関、「町民委員会」の答申に触れた一般質問の際、中﨑町長が突然怒り出しました。答申に具体的なルール作りなんかは盛り込まれませんよ、と指摘しただけなのですが「会長に対し失礼ですよ!」と何度も叫ばれました。自身のブログに「瞬間湯沸かし器」を自認しておられたので、よくわかりました。職員はたいへんだろうな・・・とも思いました。

 さて、今回怒りを表したのは、渡辺議員の質問の時です。繰り返し町民参加が不十分、と意見する議員に対し、「私は選ばれているんです!」といきり立つ場面では、思わず「渡辺さんも選ばれていますよ!」とヤジを飛ばしました。町長は町の代表だから何でもできる(議会の可決がなければできないと注釈がありましたが、「計画」はまちづくり基本計画以外は町長が決めます。もっと言えばパブリックコメントの町民参加の手続きがありますが、懸念を示したり、違う記述を求めると無視されます)、あるいはしなければならないとの考えは間違いです。「中﨑久雄」でなく、別の候補者に投票した有権者は何千人もいますし、棄権や投票所にいかなかった有権者も何千人もいます。この事実を考えないで「町長ですから」と胸を張るのは問題です。意見の相違があって当たり前。共謀罪ではありませんが、権力に逆らうことが問題にできない世の中は「独裁国家」「全体主義」と呼ばれています・・・
 「オリンピック町長と言われてきた町長は実現をしなかったから」という趣旨の発言もありましたが、私は「町民の望まないことを実現してしまった町長に失望、消去法で新しい町長に望みを託す」繰り返しをしてきた大磯町、と考えています。
 あらためて「民主主義とは」を世界規模で考える時代に突入したと思います。イギリスのEU離脱のあとの総選挙の結果をみても、そう思います。意見、主張が2極化する事態を避ける知恵が求められているのではないか、とも。

大磯町職員残業手続き ルールと違うのでは?

 9日の私の一般質問で、3月議会に引き続き職員の労働環境改善を取りあげました。今回のポイントは「時間外勤務命令簿兼振替簿」です。この長い名前の帳簿は「大磯町職員服務規程」第13条に規定されています。そこには「職員が所属長(注・課長)の命により所定の勤務時間(注・通常午後5時15分)を超えて勤務しようとするときは、時間外勤務命令簿兼振替簿(第8号様式)により、所属長の決済を受けなければならない。」と書かれています。
 毎日この通りにされていれば、未払い残業代(サービス残業)が年間100万円を超える職員(注・試算による)が二桁に達することもないし、5年間で35人も中途退職をすることもないはず、と指摘しました。
 なぜこの様式が活用されていないことがわかるかというと、私が職員の時間外手当の情報公開をしたところ、各部署が予算の範囲内(28年11月まで1カ月20時間、その後は30時間)に収まっていることがわかったからです。要するに、作文をしているイコール毎日規程通りに書いていないことは明白です。
 職員の内部通報を保護するルールが小田原市にはあります。遵法を求められる職員が、ルールに従っていない行為を通報することは当然されるべきですので、次の機会に取りあげたいと思います。
 臨時職員に有給休暇が与えられる契約をしている部署としていない部署があることへの改善、交通費の支給をすることも求めました。
 6月15日の議員全員協議会では、「就業管理システム」を活用した働き方改善の方針が報告されるようになっていますので、期待しています。($・・)/~~~

わからん!大磯駅前再整備 何も決まっていないのに調査費計上 

 8・9日に行われた議会の一般質問で明らかになった「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」の進め方。何も決まっていないのに調査をすることが明らかになったとしか言いようがありません。8日の渡辺議員の質問の答弁をまとめると・・・
エリアを含め、構想は一切ない 安全・安心がメイン。バスやタクシーの動線を考える 再配置を再検討する 駅前をどうとらえるか、内部でいろいろ話をしている あらゆる想定をしている 地権者の意向確認はしていない 地権者の意見把握はしていない 

駅前再整備を悲願とするほんの一部の町民に翻弄されてはならない

私が議員になってほどなく、大磯駅前に5階建のマンション計画が浮上しました。切り土の関係で「開発行為を免れる可能性」が私たち反対住民の調査でわかり、町の事業者に対する「便宜供与」では、と住民訴訟を起こしました。結果は実質勝訴でした。
 当時から「駅前を原宿のようにしたい」などの声がありましたが、今は「変わらない」ことに価値を見出す時代であると思います。
 私の質問「地権者の考え無しに進むことは考えられないか」に対し、明確な答えはありませんでした。地権者数は2件で、微妙な問題があると答弁がありました。そのような問題を抱えながら、H30年度には調査・設計・移転補償関係で4150万円を計上予定というのですから、何をそんなにあせっているのかわかりません。
 ゼロからスタートするなら、最初から町民参画が図れるではないか、と迫りましたが具体的にはこれから進めると煮え切らない答弁。民意の反映を積極的にしようとしない町政は大問題です。
 
 
 

2017年6月4日日曜日

アベ政治を許さない 大磯駅前スタンディング延べ800人達成!

 駅前にそれぞれアピールしたいものを掲げて道行く人に知っていただくだけのスタンディング行動、毎回約30人の方が参加されています。3日と19日(今はお休み)に来ている方をカウントし続けていて、昨日は「ちょうど800人目!」に東小磯在住の方が声をかけられ、みなびっくり。その後も参加者は増えました。
 昨日のアピールで多かったのは「共謀罪はいらない」「私は自由にものが言える国に住みたい」など、共謀罪反対を訴えるものです。
 「施行されてしまえば、スタンディングの計画を話し合っただけで罪になるの?」「悪い冗談だよね。」などと会話が交わされます。
 「表現の自由」が侵される・・・これは人間社会を間違いなく腐敗させると私は確信しています。「私の話を聞いてね、私もあなたの話を聞くから。」から民主主義は始まると思います。実行と表現は違うのに・・・これでは風刺もできなくなりますね。
 やっていないこと証明するのは困難。悪魔の証明という。と、首相は言いました。私が冤罪を受けないためには自分自身に監視カメラとテープレコーダーを取り付けなければならないのか・・・暗澹たる気持ちにさせられます。
 今や国連からも指摘を受ける「共謀罪」。国内外の声を強くするしかありません。

2017年6月3日土曜日

大磯町の恒道会と風花会の関係は?

 大磯町の恒道会の150床の特養ベッドは相変わらず稼働率が85%未満、空きベッドが25ほどの状態が続いています。
 職員の給料の支払いは毎月25日ですが、5月分の支払いが1日遅れて26日だったと話がありました。理由として「風花会の承諾が得られないので遅れる」と通知があったそうです。他にも、施設運営の経費が渡らないため困っているということも聞き及んでいます。
 恒道会が決済するべき経費を決済できないというのはどのようなことを意味するのか、心配が募ります。
 利用者と家族が安心して施設利用が続けられるよう、大磯町も情報収集をすすめ、県や二宮町とも連携しながら対応するように、申し入れました。

 

大磯駅前整備 みなとオアシスの二の舞に?

 昨日から6月定例会が始まりました。毎回、定例会の初日には町長による「行政執行報告」があります。行事などの参加者や内容がわかってよかったのですが、20分ほどかけていたものを5分ほどに短縮したいと議員全員協議会に話があり、議会は了承しました。パワーポイントで写真を使い報告するので、準備する職員のエネルギーもかなりあったと思います。
 今回どんな報告になるのか注目していたら、「旧吉田茂邸」と「ポートハウスてるがさき(旧照ヶ崎プール)」の観光関連だけで、ガッカリしました。

補正予算の補助金乗り替えに反対

29年度当初予算にある「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」1437万円。そのうち500万円は新駐輪場建設のための仮置き場になっていた部分を整備、残る937万円で調査などをします。当初253万円の国の「地方創世交付金」を見込んでいましたが、補助率の良い「官民連携による地方活性化のための基盤整備推進調査費補助金」465万円に替える補正予算案が出され、審議しました。
 みなとオアシスも、駅前整備も、全町民を対象にした参画の保障がありません。大げさに言えば、「一握りの人たちが、税金で自分たちの夢をかなえる」ことができるような論建がされているような気がしてならないのです。みなとオアシスはそれさえできないのではないかと思います。この補助金のタイトルは「官民連携」。これ以上町独自の官民連携事業が進むと、それこそ他の町独自の事業を削ることにつながりかねません。全体像がみえない事業に補助金をつかうと後戻りが困難になります。

大磯町・住宅地の豊かな自然・蛍・クワガタ・スッポンまで 

 私にとって大磯町の誇りは・・・再建された旧吉田茂邸などではなく、身近にある豊かな自然です。
 半年ほど前に見かけたのは、沢ガニ。大磯駅のホームからわずか数十メートルの道路上を横切っていたので、つまんで近くの三沢川に放しました。近所の方に話したら、「沢ガニはよく道を歩いていますよ。車に轢かれてペチャンコになっているのも。かわいそうに。」沢ガニはイノシシの大好物だそう。イノシシも出てきて庭などが荒らされるので大変です。
 この三沢川には蛍も出ます。ここ数年は見かけないので、絶えてしまったのではと心配している方もいます。でも、スッポンが川岸を歩いていたのを見かけたという話を聞いたそうで、びっくり。
 10日ほど前、駅のホームの北側の道路で黒い小さな虫がひっくり返っていたので、拾ってみたら深山クワガタのメスでした。近くの木の枝にのせました。
 5日前は東小磯の線路北側のマンション横の小川でを見ました。近くのLED灯が明るくてわかりつらかったのですが、飛んでいるのをさがすのでなく、川を覆うように生えている草の茂みに目をこらしたら、2匹またたいているのを発見。豊かな気持ちになりました。
 今朝早朝は大空を群舞するアオバトの大群に遭遇。上を見上げると、胸の黄色がよく見えます。
 他にもコウモリキツツキなど、いわゆる住宅地で見ることができます。我が家にアオダイショウがいたことも。大磯はいいところ!!