2017年6月11日日曜日

大磯町立中学校給食 2学期から補食を認めて!

 食育上(半分以上残す生徒が222人・全然食べない生徒が134人・足りない生徒もいる)、経済上(教育委員会調査の21.5%で計算しても1000円以上を捨てている。残食は産廃としてお金をかけて処分している)問題のある中学校給食で、新たなショッキングな数字があることがわかり、一般質問で問題にしました。(1日約800食)
 2016年度に設置された大磯中学校PTA特別委員会の「スクールランチを考える会」が調査した「残量」の結果です。調査日は9月15、26、27、1月24、25日。5回の調査で、おかずが39.8%から76%、ご飯は28.7%から38.1%と、教委調査と大きな差があります。6月から持たれる「懇話会」でよく議論するよう求めました。
 また、懇話会では短期で解決できる課題はすぐ実践することが大切と主張しました。まず、「食べない・食べられない」事態と「足りない」の両極端に対し、2学期からでもルールを作り対応すること。そもそもあってはならない事態です。食中毒があった場合は…は理由になりません。サンプルが保存されているので、お腹を壊した場合は原因が給食にあるかすぐわかるからです。
 中期的には改善できることを随時改善すること。ただし、10度以下に冷ますのは調理した後ランチボックスに詰める前に行うので、形が崩れる、べちょべちょになるなどの物理的な限界があることは認めなければならないと思います。
 長期的には自校方式も含め、財政等含めた情報を示して議論することを求めました。導入にあたって3年間議論した「懇話会」の結論は受け入れられませんでした。今度はそのようなことがないよう、注視していきます。