2017年6月3日土曜日

大磯駅前整備 みなとオアシスの二の舞に?

 昨日から6月定例会が始まりました。毎回、定例会の初日には町長による「行政執行報告」があります。行事などの参加者や内容がわかってよかったのですが、20分ほどかけていたものを5分ほどに短縮したいと議員全員協議会に話があり、議会は了承しました。パワーポイントで写真を使い報告するので、準備する職員のエネルギーもかなりあったと思います。
 今回どんな報告になるのか注目していたら、「旧吉田茂邸」と「ポートハウスてるがさき(旧照ヶ崎プール)」の観光関連だけで、ガッカリしました。

補正予算の補助金乗り替えに反対

29年度当初予算にある「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」1437万円。そのうち500万円は新駐輪場建設のための仮置き場になっていた部分を整備、残る937万円で調査などをします。当初253万円の国の「地方創世交付金」を見込んでいましたが、補助率の良い「官民連携による地方活性化のための基盤整備推進調査費補助金」465万円に替える補正予算案が出され、審議しました。
 みなとオアシスも、駅前整備も、全町民を対象にした参画の保障がありません。大げさに言えば、「一握りの人たちが、税金で自分たちの夢をかなえる」ことができるような論建がされているような気がしてならないのです。みなとオアシスはそれさえできないのではないかと思います。この補助金のタイトルは「官民連携」。これ以上町独自の官民連携事業が進むと、それこそ他の町独自の事業を削ることにつながりかねません。全体像がみえない事業に補助金をつかうと後戻りが困難になります。