2016年12月24日土曜日

これも大変 TPP批准後の関税問題

 昨日の23日、元農林水産大臣で弁護士の山田正彦さんの講演会「TPPってなあに?」を聞きました。何が問題か・・・大枠はつかんでいましたが、知らない話も多く、「大変」を通り越して「大磯町への影響を議会で知らせ、町の考えを聞かなくては」と思うに至りました。
 アメリカ次期大統領のトランプ氏はTPPから離脱することを明言。英国のEU離脱も含め、今世界のトレンドは「外向き」でなく、「内向き」。安倍政権だけが「外」を向き、取り残されるのでは、と氏は言います。国会で有識者が指摘したように、日本がTPPを批准すれば、内容を認めたことになり、そのうえでFTAで攻められると日本は崩壊するのではないかと私は思います。TPP以上に大変なことが起こり得るということです。

TPPによる大磯町への影響は・・・20、30年後に起こること、数年以内に起こることも含めて

食の安全性・・・家庭の食事や学校給食の食材そのものの産地、添加物の表示がなくなる。 すでに韓国では産直ができなくなっている。何週間も青々としているアメリカ産ブロッコリー。日本では2~3日で黄色くなるが。
農業・・・ベトナム産コシヒカリの価格は5キロ50円!農業が続けられなくなる。
漁業権・・・外国企業に明け渡さなければならなくなる。すでにニュージーランドで起きている。
お金が無ければ医療が遠のく・・・山田氏の友人がアメリカで突然心筋梗塞に襲われ、投薬を受けた。その代金、なんと308万円(保険無)!製薬会社がいくらでも儲けられるしくみ。国民皆保険が崩壊の危機に。薬価高騰による国民健康保険事業への影響が。
公共事業も外国企業の参入を認める・・・すでにアメリカでは中小の工事会社が潰れ、大手だけに。
入札の仕様書も英語で書かなければならない時がやってくる。
 
 TPP協定書は6000ページ以上で、すでに恣意的な「和訳間違い」が何十カ所も見つかっているそうで、国会は偽りの情報で判断したことになります。IDS条項があるので、外国企業にとって、関税だけではなく儲けを少なくする「障壁」を取り払うために、日本を訴えることができます。負けることも十分に考えられ(すでに2国間協議で負けた国も)、その場合は日本の法律さえ守れない事態が起こり得る・・・安倍政権は退場していただくほかありません。

2016年12月21日水曜日

改めて思う 大磯中﨑ハコモノ町政

 「公共施設の維持管理が人口減少で重荷になる・・・だから適切な縮減を図る」と言いながら、町幹部の「政策会議」で合計6億円近い「みなとオアシス推進事業」を決めてしまう大磯中﨑町政。何が問題かって、「町民主体」を謳う「自治基本条例」に逆行するからです!
 中﨑町長は久々に2期目を任された町長です。その前は3人続けて対立候補に現職が敗れる形で1期しか任につけませんでした。町民は期待に応えられない町長を次々変えていきましたが、2年前の町長選で「継続が大事」と訴えた現職を再選しました。私はさすがに町民も「変える」ことに一息つきたかった、そんなタイミングではなかったかと思っています。
 町民の「期待」はどこに?ここで大磯町独特(どこでも同じ?)の構図が浮かび上がります。対極に位置するのが「開発して活性化」を求める町民と、「開発しないこと」に価値を見出す町民です。
議員の立場は「大所・高所からの判断」「町の発展、町民要望の実現」をすることになります。私は「民主主義」とは、をいつも気にしています。具体的には「議論を尽くす」ことです。「変えない方が大磯町の価値が高まる」と思っていますが、「開発が必要」という意見に耳を傾け、町民の3分の2の賛成を得られるかで態度を決めています。
 昨日、12月の議会報告の原稿を書きながら改めて思ったことは、よくぞこんなにハコモノを建ててくださった、ということ。必要なハコモノももちろんありますが、規模や建設費が多すぎるものがあります。典型が6億5000万円かけた「大磯駅前の駐輪場」で、建設費は5億円。リサイクルセンター建設に17億6000万円。これも半分でできるのではないかと思い、建築家の協力を得て検証したいと思っています。1時間に50台も通らない「マリア道」の新設拡幅に4億円以上。こちらは道半ばですが。旧吉田茂邸再建に5億円。県に任せておけば維持管理の1100万円、人件費の1600万円は町の経費にならなかったはずが、2億8000万円の寄附を町が受けることにしたがために町の持ち出しになってしまいました。(町議会も賛成多数でゴーサインを出してしまいました)
 そこに、議会にも町民にも建てることの是非を含めて何の情報提供もせず、協議もしないうちに「実施計画書」にこっそり(私流の言い方です)記載するなんて、許せません。建設の5億8200万円の根拠は次回3月定例会の一般質問ではっきりさせます。上限額だから、と12月の一般質問の答弁がありましたが、納得できるはずはありません。
 コンサルタント会社に計画書策定を委託することから「流れ」ができていきます。土台の部分で必要以上にお金がかかる「流れ」です。議会も「知見」を活用して、「みなとの活性化」が維持管理費などで重荷にならないよう、監視を強めなくてはと思います。
 

2016年12月8日木曜日

これは大変!大磯港みなとオアシスに5億8200万円

 町の自治基本条例の前文には「町民主体によるより良き地域社会の育成を目指す」とあります。しかし、運用については大磯駅前の駐輪場建設にみるように、町長が意見を聞くために設置した「町民ワークショップ」の運用に疑問が寄せられました。私は議会で何度もここでの一番の問題は「町民の意見を聞く場に町の考えを後から入れ込み、町の案を採択するように情報操作をしたこと」と指摘をしているところです。
 今後の町民参加のルールをつくると、今日の一般質問で部長答弁がありました(町長が認めた答弁です)。町の方針や事業にどう町民参画を進めるのか質問する中で「大磯港みなとオアシス整備事業」の扱いを聞きましたが、「これから考える」としか答弁はありませんでした。

来年度予算編成の考え方を聞く中で大きなハコモノ事業が明らかに!

どうしても気になる「みなとオアシス整備事業」の質問を平成29年度予算編成資料の「財政推計」をもとに続けるうちにたどり着いたのが、「大磯港みなとオアシス推進事業」と書かれた「総合計画後期基本計画」+「人口ビジョン・総合戦略」実施計画書です。
 今年度は「基本構想策定委託調査」の600万円を執行中で、来年の3月までにまとめる予定です。みなとまちづくり協議会は非公開で意見交換などをしていますが、一般の町民は知りません。実施計画書には来年度分として、実施設計委託(賑わい交流施設)に1000万円を計上、最終年度の30年度ではなんと!整備工事(賑わい交流施設)、みなとオアシス認定・登録に5億8200万円を予定していることがわかりました。合計5億9800万円です!

 「計画があるから」「事業にしているから」と町は進めることを前提に町民参加を行っているとしか思えません。「事業そのものの是非を問う」ことができないのは、自治基本条例の理念に反すると思います。


  

2016年12月6日火曜日

胸が詰まる 若者「時給1500円になったら、病院に行きたい」

 神奈川新聞の記事に、最低賃金の引き上げや貧困と格差の解消を求めている団体「AEQUITAS」(エキタス)が抗議のデモを行った、とありました。
 「ものを言わないのが大人で、黙っていたらこんな社会になってしまった。みんな不満を抱いているわけではない。」と、長時間労働で疲弊する介護現場や企業にまん延する過重労働の解消を呼び掛けたそうです。
 長時間労働による疲弊は、大磯町役場でも同様です。時間外勤務が多すぎて、何週間も子どもの寝顔しか見ていない、夜ごはんを家族そろって食べれられることはほとんど無い(週末も含めて)という声を聞きます。大磯町がブラック企業とならないよう、チェックを強めなければなりません。
 新聞記事に戻りますが、エキタスがインターネットで「最低賃金1500円が実現したら何をする?」と問いかけたところ、「病院に行きたい」という回答が最も多かった・・・読んでいて胸が詰まる思いです。時と場所とDNAを選んで生まれてきた人間は一人もいないはず。いろいろな事情を抱えて暮らしている、困った時は助け合うことを当たり前にしたい、でも今の安倍政権は厳しい状況におかれている人どうしで助け合え、と言い放っていると思います。
 12月議会で、「最低賃金を1000円にするよう、国に意見書をあげてほしい」という陳情を審査、私は採択しましたが、結果は「趣旨採択」に。中小企業にとって、人件費の確保は苦労の種。だからこそ国の政策で中小企業支援をすべきと、陳情書にあります。大企業の内部留保の額は上がり続けています。富の再配分を政治の力で。あさか由香さんが今年の参議院選挙で訴えていた「8時間働けばふつうに暮らせる社会」を実現するために、がんばらなくては。
 

2016年12月5日月曜日

ゾゾっっ(~_~;) 旧吉田茂邸・テーマは「決断の聖地」、それを神話化!?

 平成21年3月に焼失してしまった旧吉田茂邸。直後から「再建を」の声があがり、寄附を集め始めました。一方で「焼けてしまったものは仕方がない。再建に意味はない」との声もありました。こちらの声の方が多かったと思います。私も当初からそう思ってきました。(出火原因は不明のまま。西武は一般的な古い家屋の保険しか入っていないために保険は下りないと町は説明)
 旧吉田茂邸は、大磯プリンスホテルの別館として営業していましたが、プリンスが人手に渡すことを決め、神奈川県が「県立城山公園」を拡張する形で買い取りを決定。その目前に焼失しましたが、土地は県が買い取りました。
 忠実に再建すれば10億円かかるといわれ、半分を国の補助金で賄うにしても1億円に満たない寄附金では再建への道のりは遠いように思われていました。再建事業の主体を県にするか、町にするかの問題も決まっていませんでした。そんな矢先、吉田茂国際基金の解散にあたり、町が残余財産の約2億8000万円の寄附を受けることになり、再建主体は大磯町になりました。
ここが分かれ道でしたね・・・
 都市計画法で位置づけられた公園のため、さまざまな制約があることは当時からわかっていたものの、町ははっきり説明してきませんでした。二宮町のラディアンのような施設はできないか、観光施設をつくり、物販はできないか等々要望はあったものの、なにしろ「再建」ですから、どうにもなりません。結局、博物館である「郷土資料館の別館」の選択肢しかなかったと思います。また、博物館の通常の運営は町独自の財源しかあてられないので、町財政にとって厳しくなることも、分かっていました。でも、町はそのことも積極的に説明してこなかったと私は思っています。
いよいよ条例で観覧料を決める段階に
 町は設計や建築を県に委託、国の補助金と寄附金を含む町の財源で約5億円かけ建物はすでに完成。来年4月オープンに向け条例の整備をすべく、議会に上程されました。一番のポイントは「観覧料」(入館料)ですが、条例の付託先で審査に当たった福祉文教常任委員会ではほとんど質問はなく、大半の質疑は「運営主体とアピール内容」に終始。
 傍聴してい「決断の聖地とし、神話性のある展開を考えている」と郷土資料館を所管する教育委員会に配属された「参与」が答えたのには驚きました。「事実を客観的に伝える」ことが原理原則のはずの教育施設で、個人崇拝につながるようなことがあってはならないと考えます。
 一般の観覧料は大人500円(高すぎます)、中学生・高校生が200円(団体割引あり)研修室が1時間300円、全館使用は1日12万円で、映画撮影など事業者は1.1倍を払います。付託先は可決、12月13日の本会議で採決されます。反対討論を準備中です。

2016年11月30日水曜日

何てこと!町が福祉法人を相手に裁判を起こすことに議会が賛成😠

 昨日、議会で「訴えの提起について」を審議しました。地方自治法で、町が裁判を起こすときには議会の同意を得ることになっているからです。
 横溝千鶴子氏の寄付で建てられた障害福祉センターの2階部分で、障がい者の通所サービス(かたつむりの家)を行っている社会福祉法人「おおいそ福祉会」に対し、明け渡し(退去)とH28年11月1日以降、明け渡しに至るまでの賃料相当損害金の支払いを求める内容です。
 なぜ明け渡しか・・・最初は事業を行うについて問題はなかったが、10年が経過、障害福祉制度も変わる中、事業所や団体の活動状況も変化、センターの公平・平等使用を望む声も上がっているため、と町は言います。
 私は反対しました。理由は・・・
○利用者の立場や特性(場所になじむのに時間がかかる等)への議論や配慮が全くないのは問題。
○議案を通せば、議会も原告の立場になる重い議案。法人が言っていないことが質疑の答弁にある(虚偽になり得る)など、法人に確認せず町の言い分のみで判断してはならない。和解もあるからよいと考えるのはよくない。
○いわゆる「不法占拠」ではないし、町が利用を認めてきた事実もある。町の他施策との整合性もなく、裁判に耐えられるとは思えない。
○法人は別の場所を探しているし、利用者家族は時間がほしいと訴えている。法人が土地、建物を準備し、必要な補助金確保には3~5年かかるといわれる。月額43万円の賃料相当損害金の支払いは、法人を破たんに追い込みかねない。利用者はどうすればよいのか。
○排他的使用というが、利用者が優遇されているのではなく、普通にサービス提供がされている。
○「公平・平等の使い方」は町が福祉を考え土台を示すべきだが、退去後の利用計画に全く手をつけていない。
○故横溝さんが今の状況を聞いたら悲しまれると思う。
○具体性のない公平・平等のために、利用者が居場所を失うことがあってはならない。
○法人が弁護士を通じてしか応じないから、町の考えとへだたりがあるから裁判で決めるしかない、ではなく、粘り強く話し合いを続けるべき。

2016年11月26日土曜日

税金など、過払いしていませんか?

 さまざまな生活相談も受けていますが、昨日の経験は特別でした。
 あるご夫婦のうち、お一人が入院、自己負担を病院に1か月10万円払っているが、年金の半分がなくなってしまい、生活に困っているという内容です。自己負担のうち4万円は食事代など病院に払い、6万円は紙おむつ代やパジャマのリース代などで、業者に払っています。
 紙おむつ代が3万円と聞き、あまりに高い(我が家では工夫をし、1か月の紙おむつ代は1万円ほどでした)ので、自分で買って病院に届けることはできないのか聞きましたが、できないといわれました。
 最後の手段として、生活保護の申請をしたところ、「却下」の知らせが。理由は「財産がある、収入が保護の対象外」というので、一緒に県の担当者から詳しい説明を受けました。
 「残高5万円の貯金が見つかった」こと、「年金の申請し忘れで、本来受け取れる年金が月額で1万5000円少なくなっている」こと、「所得税の申告に扶養控除がないため、税金等を払いすぎている」ことがわかったというのです。
 これらは、申請を受け、財産などを調べる権限のある職員が動いた結果、わかったことです。大急ぎで町の窓口と年金事務所、税務署に行き、一気に還付の手続きを済ませる(税務署は半分、でもあとは本人一人で大丈夫)ことができました。(還付は5年だけ)

過払いは、消費者金融だけじゃないんだなぁ

相談者の方は、理解するのに少し時間がかかる方です。手続きが終わって、「疲れましたね、でもこれから年金は少しでも増えるし、所得税、住民税や介護保険料、医療保険料も少なくなりますよ、払いすぎていたってこと。」と言うと、「消費者金融は払いすぎるって聞いているから、絶対借りないようにしていたけど、税金も払いすぎがあるのかぁ。」二人で思わず笑ってしまいました。
 「役所から届いた手紙はこれからは見せてくださいね。日本は知らせるだけで、自分で手続きをしないと何もしてくれない国だと思っていた方がいいですから。」「おぉ、わかったよ。」あとは、還付金が戻るまで、綱渡りの生活をするしかありません。
 制度を知らないで生活されている方はまだまだおられるはずです。介護のケアマネージャー、病院のソーシャルワーカーも税金の申告までは思いが至らないと思います。(守備範囲外ですから)町に福祉・教育の総合相談窓口をつくるように何度も求めていますが、実現していません。生活支援団体の方々と一緒に「チェックシート」をつくりたいと思います!体験談をお寄せください。
 

2016年11月21日月曜日

NCR跡地の情報公開をしました

 NCR跡地で重機が動いていた件の資料が情報公開されました。神奈川県の情報公開は大磯町より時間がかかります。1か月少しかかって得たのは「土地区画形質変更等届出書」。申請者は敷地内に住所のある「プロジェクトワン」です。代表者はE氏から、看板で掲示されている(有)さくらコンサルティングの代表と同一名に変わっていました。
 工事概要は4カ所ある地下ピット(タンク)の位置の確認のための掘削作業です。全体計画では位置確認、タンク内土壌調査、RC造地下タンク解体・除去、埋め戻し・整地とあります。
 気になるのは、土壌の撤去や処理が書かれていないことですが、県によれば今回の届け出では位置確認で「終了」。今後、手続きがあれば分かると思います。
 地下タンク1は一番古く1075年か76年に作られたもので、資料によると、内部は1073立方メートルとなっています。地下タンク2は面積1477㎡、内法の高さは約4.5mと読み取れます。地下タンク3・4の面積は864㎡で高さは約3.3mと3.2m。体積を合計すると相当な量になりますが、タンク内にどれだけ埋めてあるのかは不明です。
 タンク以外の土壌は調査済みで、汚染されていた土壌は処分が終わっています。いずれにしても、きちんと処理されることが必要ですので、注視していきます。

2016年11月11日金曜日

国政要望で外務省・防衛省職員と直接やりとり 

 11月10日、衆議院会館に赴き、神奈川県内でまとめられた国政予算要望の回答を直接担当者から聞いてきました。日本共産党が毎年行っているもので、私は都合のつく限り出席しています。
 昨日は国土交通省のくくりと、外務省、防衛省の2部門に参加しました。大磯町の要望として、大磯港以東の防潮堤が津波に耐えられるものにすること、JR大磯駅の屋根の延伸等を伝えています。 項目が多く時間が少ないため、直接回答を聞くことはできませんでしたが、後日政府の考えをお伝えできると思います。
 津波の状況を一刻も知らせる体制づくりの要望については、気象庁の担当者から「気象庁は国土地理院や港湾関係で設置されている波浪計のデータを集め、3分以内に津波警報を出せるよう努めている」と話があり、正直ホッとしました。大地震の際はとにかく逃げる・・・鉄則でも、冬の夜中に見舞われたら布団から出られるか自信がありません。私にとって、3分はありがたいです。その他、河川の洪水対策、リニア新幹線問題などが取り上げられました。

 自衛隊機、米軍機の騒音は自治体に苦情を伝えましょう!

日米地位協定、オスプレイの厚木基地への飛来、騒音や緊急時対応(基地内の火災)など、米軍基地問題の質問には「事故を起こさないなどの安心・安全は米軍に求めている。安全保障の関係では米軍と協同し行う。」と、木を鼻でくくった回答しか返ってきません。地位協定の見直しなど、政治判断は国会論戦に委ねるしかないとは思いますが、虚しく感じました。
 交渉時間が少しあったので、「昨年の安保法制(戦争法)成立後に今までなかった自衛隊機等の騒音に大磯町民は驚いているが、自治体に苦情や指摘をすれば当局に伝わるのか、積み上げがされるのか」質問したところ、「自分は直接の担当ではないが、自治体を通したものについては南関東防衛局に伝わり、集積されていると思う」という話がありました。(自衛隊のヘリの低空飛行については、高度をあげるよう求めてきました。本当は飛んでほしくないのですが。)
 大磯町では危機管理課が対応しますので、気が付いたことがあればすぐにでも電話しましょう!

 衆議院会館を出ると、TPPに反対する市民の方々が抗議行動をされていました。しばらくご一緒しながら参加した気持ちに。10日以上、毎日行われていることに頭が下がります。
 そのあとは、銀座で堀文子さんの個展を見て、ほっこりした気持ちで帰路につきました。

2016年11月7日月曜日

アベ政治を許さない   大磯駅前スタンディングに約40人

 アベ政治の暴走は続き、私たちの抗議も続く・・・快晴の3日、駅前に集まったのは40人近くの人々。この日のトピックはTPPでした。

 山本農水相の暴言にみるように、自民党の数への驕りが止まりません。TPPの締結を特別委員会で強行採決をしてしまいました。食の安全や自給率の低下だけでなく、医療・保険分野にどのように、どれだけ国民生活にどれだけ影響がでるのか、全くみえてきません。

 「ウソつかない・TPP断固反対・ブレない」自民党ポスターは、いったい何だったのでしょう。

ウソをついてまで締結したいTPPは、一度決めれば後戻りできません。企業の儲けは保障し、暮らしはどうでもいいとしかうけとめられません。
 「冗談を言ったら大臣をクビになりそうになった」とのたまう山本農水相。国民の代表として、責任とれますか?添加物の表示をやめて、病気になったらどうしますか?薬価をアメリカルールにして「カネの切れ目が命の切れ目」で困る人を自分自身で救えますか?なによりも、ISDS条項の危険な中身を国民に知らせないまま、締結していいんですか?責任をとれないことはしない!鉄則だと思います。

 これからの生活が「安心・安全」から「不安・危険」に変わることを見抜いている人たちで声をあげ、広げていくしかありません。解散総選挙が取りざたされていますが、国民と野党の共闘で自民党の1強状態を変えていきましょう!!

2016年11月2日水曜日

大磯町郷土資料館新条例制定で侃々諤々・旧吉田茂邸は別館に

 10月31日に開催された「福祉文教常任委員会協議会」で、12月定例会に町が提案予定の上記条例の概要説明があり、傍聴しました。
 焼失して再建が進む旧吉田茂邸は来年4月オープン予定です。2か月ほど前、建物がほぼ立ち上がった時点で現地を視察しましたが、私にはガッカリ・・・の仕様でした。現在の建築基準法とバリアフリー法に合わせるので、どうしても再現できない部分が出てくるのはわかっていましたが、忠実に再現した場合の10億円を半分にしたため、随所に「ガッカリ」が。玄関右手の「はめごろし」の窓は、黒竹を編んだものの代わりにアルミパイプが!玄関を入った上部の吊るされたシャンデリアの天井部分はオリジナルは金箔張り、でも塗装で「違和感のある金色」に仕上がっています。そのほか、銀箔の仕上げも雑等々、軽さが気になります。(私は再建関連議案には全て反対しています)

全て焼失した吉田茂邸の再建に意味は見いだせない

再建にもともと懐疑的な町民は大勢います。私もその一人で、精巧にできたギネス記録並みのミニチュア模型を作ればよいと個人的に思っていました。焼けた建物には、暴漢に襲われたときの脱出ルートがあり、スケルトンで作れば話題性は高い!?食堂の壁は子ヤギの皮革で覆われていました。シャンデリアもクリスタルガラスのミニチュアサイズで再現、寝室の窓から見る富士山はバーチャルで・・・実はこのアイデア、話すと結構受けたのですが。

 再建から運用の内容まで、議会では特別委員会を設置。町部局では有識者や町内の団体等で構成する会議を重ね、方針が出されています。これらが実現する条例案になっていますが、驚いたのは率先して「再建」「観光の拠点づくり」等を議会で発信してきた議員が不満を述べたことです。
 委員会に収支計画を求められ、町側(所管は教育委員会)が示した維持管理費は年間1156万円。収入はほとんどが年間30000人を見込む入館料です。支出は固定費の光熱水費や保守委託料。人件費1700万円は別途必要です。町内の団体に初年度から委託を期待しているようですが、もともと都市計画法の「都市公園」のしばりがあるので、営利目的の使い方は適さないことは最初から理解しなければならないのに・・・どうなるのやら、とため息をつきながら傍聴しました。
 

2016年10月25日火曜日

議論が深まらない 町長の「卓話集会」

 ひざを交えた「卓話」集会で、地域が抱える問題解決を図るための「卓話集会」。町長は「みんなでいろいろなことを話し合い、意見が言える環境」を作るため、わかりやすい資料を用意して、「皆さんの意見を聞き」、町民の皆さんと深い議論・話し合いを実施し、大磯の未来を皆さんとともに考えてまいります。と町HPに掲載しています。

 今年のテーマは「これからの公共施設について~次世代に負担を残さないために~」です。22日開催の「台町」と「東町」に伺い、町長の説明や参加の皆さんの質問や意見を聞いてきました。国は全国の自治体に対し、今年度中に公共施設の管理計画を作るよう求めていますので、意見などを聞く必要はありますが、「議論が深まるような設定がされていないので、議論は深まっていない」と感じました。理由は・・・
○手元に資料が配られない(質問・意見が出しにくい) ○全体の維持管理費の説明がない ○町内会館の維持管理費の説明がない(町は町内会への補助金をカットしたい考えを言わない)○会館がどのように利用されているのか(いろいろなサークル活動も行われています)、町内会としてどんな要望があるのかをたずねない(有効利用を進めるスタンスは見えてこない) ○経費がかかることしか説明がない ○人口の推移と構成の説明がない(どの時代にどんなニーズがあるかわからない)等々。

 公共施設の面積の縮小はどうしてもしたいようですが、「新しいハコモノは建てない」とは言いません(中学生にはスポーツ施設の要望に対し「建てません」とはっきりおっしゃいましたが)。

町長、みなとオアシスはどうなるんですか?

都合のよい、無難な説明をしながら、公共施設の管理計画を「24町内会で説明した。特に問題は出なかった」として、縮小や統廃合に道を開くことがないよう、12月議会で質問する必要が出てきました。特に新しい施設をどうするのか、「港」「駅前」をどうするのかも合わせ、考えを明らかにしていただかないと、と思います。

2016年10月18日火曜日

成功する?大磯港の「みなとオアシス」   

 先週の水・木で愛媛県・八幡浜市の道の駅・みなとオアシス施設「八幡浜みなっと」始め、道の駅や6次産業化に取り組む企業を視察しました。
 メンバーは議会の総務建設常任委員会です。全国で50以上ある港版、道の駅「みなとオアシス」で成功例は一桁と言われますが、そのうちの一つが八幡浜市にあるというので、参考にするために行ってきました。事業費は8億3300万円。3割は市の出資です。
 私の結論は「大磯に当てはめるのは至難の業」。理由は・・・
○規模が違う。水産物の水揚げ等、生産魚市場は四国で有数。魚種は400~500種。(大磯港の市場機能はなくなりました)
○港の利用者は九州と行き来するフェリー(1日20往復)の乗客も多い。
○駐車場が無料。
○トイレが充実・・・等々。
 それでも、市の担当者の話からは、リピーターの獲得に苦労している様子が伺えました。

 現在、大磯町で港のエリアの調査委託をしていますが、全容が見えるのは3月近くになりそうです。みなとまちづくり協議会で具体策などを話し合っているようですが、会議は公開されていないので、内容はわかりません。

 成功のカギはどれだけの疑問点や課題点をクリアできるか、説得力のある具体策まで煮詰めることができるかにあると思います。厳しい意見に耳を傾けることが不可欠と思いますが、これがなかなか大磯町ではできていないのが実情です。
 デリバリー方式の中学校給食も、疑問点などクリアできないうちに始めてしまいました。それも、3年以上の契約をしたのです。今も関係者がよりよくするために話し合いを重ねています。

 大磯港では「これなら絶対うまくいく!」まで計画を練り上げられるのかが問われていると思います。足を引っ張ることはしませんが、八幡浜でも10年の紆余曲折を経て振興ビジョンの主要事業が完了したのですから、決定は慎重にすべきです。オリンピックに合わせることはリスクを伴うことになるでしょう。


2016年10月1日土曜日

NCR跡地 具体的な動き 間近?

 29日開催の議員全員協議会(全協)で、大磯町の用途地域を変える際の技術的な基準、「大磯町用途地域指定基準」を策定したからと、資料を受け取りました。
 地方分権の関係で、今まで県が行っていた用途地域に関する地区計画の決定を町が行うようになったため、策定したものです。
 県の基準をスライドしたために内容に変わりはありませんが、手続きは町が行うようになります。
規制の緩和が行われる場合は、バランスをとる意味で強化も図られる内容のようです。(細かい読み取りはこれからします)
 用途の見直しが行われそうな場所はNCR跡地です。いくつか質問をしましたが、正式な手続きに入るのは間近ではないか、と感じました。
 高い塀で囲われた現地の様子は、敷地の海側を走る道路(大磯バイパス)から見ることができます。地下タンクは4カ所ありますが、地中に入っていたコンクリート製のタンク2カ所の上部が掘り出されました。あと2カ所はコンクリートが直接見えています。
 県では「試掘」といってるようです(9月議会での町答弁)が、汚染土壌の処理に本格的に取り組むのかな?と思わせるような工事です。
 敷地のほぼ中央に建っているプレハブの社屋に人の気配はありません。(これまでもありませんでした)何社が関係しているのか、どこで計画を練っているのかわかりません。旧NCRの社屋の解体業者は北海道函館にある会社でした。
 以前、大型商業施設の構想(大店舗法改定前の駆け込み・様子見だったと思います)が持ち上がった時、筑波にある施設を視察、注意点を聞いたことがあります。その一つに、「場外放送」がありました。駐車場に設けるスピーカーで流す放送のボリュームが大きいと、近くに住む住民が困るという話でした。
 大磯町は落ち着いた静かな町です。夜中はほとんど音が聞こえないくらい静かです。24時間営業の大型施設、それも娯楽関係の施設が計画されているのか、心配しているところです。
 具体的な動きが出た場合、滞納されている固定資産税をきちんと払ってもらうよう、まちづくりと連携し、税務課にも頑張ってもらわなければなりません。27年度、町は町税を滞納している町民に対し、不動産の差し押さえを2件しました。

2016年9月30日金曜日

大磯町よ オリンピックに浮かれるべからず

 豊洲市場に加えて、開催費用が3兆円超えとする調査結果が発表された東京オリンピック。実は、大磯町がどう巻き込まれるのか、心配になってきました。
 今日、大磯町議会は最終日。27年度決算の認定の採決を行いました。私を含め反対3名、賛成2名の討論がありました。特別委員会での審査中もそうでしたが、オリンピックを目指して整備をしたいと町が説明する「大磯港みなとオアシス構想」は、もはや構想ではなく次のステージに進むために着々と進んでいるという確証を得ました。
 神奈川県が進める「観光の核づくり」に手をあげ、補助金(ほぼ100%)を使い施設整備を行いながら、今年度は600万円かけて大磯港のエリアを「道の駅」ならぬ「海の駅」の国の認定を得るために調査委託をかけています。
 予算特別委員会の時は「オリンピックを目指したい」と町は答弁していましたが、今の雰囲気は「補助金が入って整備は当然」に変わっています。町長は二階幹事長や麻生財務相らと複数回会っています。何を話したのかわかりませんが、町長提案に賛成する議員たちには情報を伝えているのでしょう。
 オリンピックの選手村の分村として建設が進んでいると言われるプリンスホテルですが、東京に開催が決定された後の動きは振り返れば本当に早かった・・・900億円以上かける選手村の整備費の一部は大磯プリンスへ??選手村の決定はIOCの総会で決定するそうですが、まだ正式決定はしていません。森会長が調査結果に気色ばるのは「ありき」の前提が崩れると困るから?と勘繰りたくもなります。
 オリンピックをテコに活性化?・・・これだけ国内の経済が冷え切っているのに、町がよくなるとは思えません。大磯港で採れた魚料理を提供する「めしや大磯港」は、ボランティアの支援を受けながら営業している(町資料)実態があります。町民から「町がやめさせてくれないと聞いたけど、どうなっているのか。」と聞かれたので、「やめたら、計画がつくれないのでそうなるでしょうね。計画には物語が必要ですから。」と返したところ、「なるほど。」と納得されました。
 無理をして事業を拡大した場合、一時はよいかもしれませんが維持管理は何十年と続きます。オリンピックが最後のチャンス・・・などと先走ればどうなるか。責任を取る(家財を投げ打つ)覚悟で推進するのか、町民は見ています。ちなみに、私は投げ打つ家財は全くないので、反対です。ベネフィットよりリスクが当然高いし、町民生活はみなとオアシスがなくても困りません。それより買い物難民をどうにかして!!

2016年9月29日木曜日

豊洲問題 大磯町にも共通項

 豊洲市場問題、実にひどいことになっていますね。食の安全、税金の使い方がメチャクチャ。行政の進め方については、「根拠」が求められ始めて久しい。そのうち、「説明責任」が求められ、「責任の所在」が明らかにできるか、そして最後は「責任を取れるか」問われるところまで来ていると思います。
 「責任を取る・取らせる」のは、今の法律や制度では、ハードルがとても高い。ゆえに、「なんとかやりおおせる」体制ができ上がっています。住民監査請求、住民訴訟で責任を取らせるのも大変です。(15年ほど前に町長を訴えた訴訟の原告になったことがありますが、時間とお金には苦労しました。問題にした行政処分が時間切れでなくなり、実質勝訴しましたが・・・)
 都議会で共産党の質問に土盛りしているとウソ(あるいはウソに等しい?アコギな答弁しますからね・・・)の答弁をしたことは大問題ですが、予算など議会(どの議会でも)で可決した案件について「責任を取らせる」ことは、ゼロでないにしても実際は至難の業。仕組みそのものを変える必要を強く感じていますが、国民の意識の高まりと一体とならないと、これも難しいところです。

平成27年度決算・・・大磯町の共通項は・・・

◇美化センター焼却場解体で2億100万円を起債。それも、出納閉鎖直前の5月26日に。工事請負費が1億円以上余った(落札額が見込みより低かった)ので、借金も減らせばよかったのに、わざわざ余らせ基金積立に回しました。ハコモノが一つ余裕で建てられる貯金ができました!来年度予算に注目!議会の総括の答弁と、決算特別委員会の答弁が違う=真実をのべていません!!
◇地盤と建築は密接な関係にある・・・豊洲と同じです。(土壌の安全性だけでなく、地下空間をつくることで建設費が上積みされたか、検証を期待しています)大磯駅前の巨大駐輪場も、地盤が悪い上に築山の土圧を受ける場所に建築し、5億円(平塚駅隣接地の駐輪場の約2倍)かけました。(かかりましたとは言いません)
◇焼却場跡地に建設するリサイクルセンターの基本設計も問題あり。ここも谷戸で地盤が悪いので、基礎にお金がかかります。鉄骨造で済むように、大掛かりな機械設備を入れなくても、人を雇って選別をすればいいのに、RCの1棟の建物にしたため、17億円以上かけます。
 すべて議会は賛成多数で可決していますが、あきらめずに告発し続けます。

2016年9月25日日曜日

大磯町はお金持ち?決算から見える財政状況は

 決算特別委員会が23日に終わりました。結果は一般会計、国保、後期高齢者医療、介護保険、下水道、すべての会計が賛成多数で認定されました。私はすべてに反対しました。理由は後程お伝えします。
 決算審査のだいご味は、1円も動かない確定された状況で、前年度のお金の動きをあらゆる角度からチェックできることです。予算はあくまでも「予定」ですから、答弁は「未確定」の部分が含まれることを承知していなければなりません。
 27年度決算の特徴は、何といっても「5億円近い不用額を出した」ことでしょう。年度の途中で国や県が補助金や交付金を出す事業が出ることがあります。そんな時は、「補助金の獲得ありき」ではなく、町にとって必要な事業かどうかで賛否の判断をします。その他、工事請負などで執行残(落札価格が低くなり、予算の余りが出る)があった場合は「減額補正」を行い、実情に合った予算規模に修正(補正)します。
 ところが、27年度はリサイクルセンターの解体事業や道路関係で1.2億円、その他合わせて不用額は4億9780万円にも上りました。(補正ができないタイミングで行ったことについては問題ありとみています。)ちなみに26年度末は2.9億円でした。
 町に入ってきて(歳入)使わず残った(歳出)お金はどうなるか・・・28年度の補正予算に「繰越金」の一部として「歳入」扱いになります。9月補正では公共施設整備基金と本庁舎建設基金に各1億円、財政調整基金(調整弁の役割を持ち何にでも使える貯金)に3.2億円積み立てました。

何にでも使える財源が7億5000万円も!!

これが何を意味するか・・・来年度の予算のたて方次第では新たな「ハコモノ」が余裕で建てられる財源を確保したと考えることができます。財政難、お金がないと住民は思っています。現実は違います。つねづね町長にはフェアな情報提供をするように求めていますが、町長からフェアに行っていると答弁があり、がっかりしています。
 ともかく、来年度予算は町をあげて注目しましょう。そして、ムダ遣いと不透明な決定がされないように。豊洲市場の地下空間問題のようにならないように、力をあわせましょう!!

2016年9月14日水曜日

筋が通らない大磯町政に翻弄されるのは町民

一般質問での所感です。
●敦賀市には町のミスを認め必要経費を支払う一方、社会福祉法人おおいそ福祉会にはミスを認めず、一方的に町の施設からの退去を求める。
・平成10・11年度に町の一般廃棄物の処理を委託された業者が福井県敦賀市にある最終処分場に運びましたが、違法埋立地であったことが判明。有害物質で環境汚染がおき、県と市は改善を図り、一部工事代金を町に請求しています。町は法的手続きの確認を一部怠ったことを認め、請求金額が妥当であるか精査の上、支払う考えです。(私は賛意を伝えています)
・町は平成22年に障がい者にサービスを提供している法人と町の施設使用に関する「覚書」を結びましたが、地方自治法上瑕疵があるので「無効」の見解。起案は町のはずなので、ミスを認め覚書を結び直すべきなのに、ミスを認めません。(整合性がありません!)
●大磯恒道会には法人が家族・利用者に運営状況を説明するよう求めていないのに、おおいそ福祉会には求める。
・空きベッドが減らない特養を運営する恒道会。家族・利用者はサービス低下を問題にし続けています。町は法人に対し家族会等に説明するよう、特段伝えてはいません。
・おおいそ福祉会の利用者・家族は、施設退去についての不安を議会に訴えました。町でも聞くよう求めましたが、まずは法人が説明したらいいとの答弁。
●「建設反対」議会の議決と署名がありながら、役場隣の葬儀場にはゴーサイン。一方で、議決と署名があるので駅前の町・県道は税金を投入して拡幅し、風情のある石垣をなくす考え。都合のよい解釈です!
●駅前の駐輪場には自治基本条例に基づく住民の参画があった(アリバイ作りにしても)が、駅前整備では町が議会に意見を求め、進める考え。多数決が民主主義と思ったら困ります!

議会でNCR跡地の質問をしました

 13日、まちづくりの課題を一般質問でとりあげました。その一つがNCR跡地です。質問に先立ち、県にも手続きなどで申請がないか調べてきました。
 「特定有害物質使用地に係る土地区画形質の変更届出書」が提出されていたことがわかったので、情報公開を申請してきました。
 日本NCR株式会社が大磯工場跡地の地下タンクに保管しているPCB汚染土壌関係の書類は、町役場本庁1階の情報コーナーで誰でも見ることができます。(2種類あり)NCRの届け出と、土壌調査に差異もみられるので、この際きちんと調査が行われることを期待しています。
 注意が必要なのは、調査方法です。国府地域にあった会社の跡地でマンション開発計画が進んでいた時に、近くの不動川で大量に鯉が死んだことがありました。化学物質を使っていた会社の跡地を掘り起こしたことが原因ではないかと、当時の住民運動で指摘されていました。風評被害があれば、マンションを売り切れないと開発事業者は判断、違約金を払って撤退をしたことがありました。このようなことにならないよう求めたところ、町も県と情報交換をしていくと答弁がありました。
 東京の豊洲市場の信じがたい状況には唖然・・・NCR跡地近くを流れる池田排水路では毎年河川の水質調査を行っていますが、何年か前に1度PCB(項目はダイオキシン?)が検出されています。原因は不明でした。環境への配慮がなされるよう、これからも注視していきます。

大規模商業施設建設には手続きに1年以上かかると答弁が

跡地は用途地域で「準工業地域」ですから、一番用途が広い土地です。でも、事業者の看板にあるような58000㎡の商業施設は都市計画を変更(緩和)しないと大店舗法があるので、できません。(施設面積が10000㎡未満なら可能)
 手続きに要する期間は正式な申請後、少なくても1年かかると町は答弁。合わせてまちづくり条例の手続きも必要で、住民が意見をいえる機会は4回以上あることを確認しました。

2016年9月4日日曜日

高すぎる 大磯駅前旧駐輪場解体に4200万円!

 大磯町は民間の施設借り上げと自前の駐輪場の2か所で駅前の放置自転車対策を行ってきましたが、民間の契約期間が切れる際、高額の借り上げ料もあり、継続しませんでした。
 同時期に長年住民が「駅前にふさわしくない」と、問題にしてきた5階建てマンション計画が断念され、町が買い取りました。
 この土地(5000㎡)に自前の駐輪場が隣接しているので、町は町民にどの位置に、どのようなタイプの駐輪場がいいのか提案をしてもらいました。
 2つの提案があり、その一つは「既存の駐輪場を耐震補強をして、必要な分だけ建て増す」、既存分の工事費は6370万円、新築部分を合わせると3.8億円でした。町はその後住民提案より安くできると数字を操作しましたが、結局5億円近く費やし、新築しました。
 9月1日の定例会初日に提案された補正予算(他の事業もたくさんあり)の工事費は4万円強/㎡。町民提案に対し、町が示した解体部分の費用は2万円、倍以上です。改修すれば6370万円、それを4200万円かけて壊すことは愚かなことだと討論し反対しましたが、反対者は私を含めて4名のみ。可決されました。 

 駅前は大磯町のホットスポットの一つ。15年以上前から、マンション建設の話が出るたび、表には出てこなかった構想があるとみています。この件については、13日午前10時25分からの一般質問で質します。

2016年9月3日土曜日

猫・ねこ・ネコ 猫の相談引きも切らず

 大磯地域猫の会には「TNR」(捕獲→不妊去勢手術→元の場所に放す)の相談をはじめ、さまざまなケースがメールで寄せられます。(ぜひHPをみてください・図書館などにリーフレットもあります)
 一日何件もあり、それぞれのケースに主なメンバーが全員にフィードバックをするので、一日のメールが15件以上・・・という日もあります。
 家の前にケージに入れられた猫がフード付きで置き去りにされていた。犬がいるので飼ってあげたくてもできない・・・ケガをした猫を保護した、どうしたら?などなど。
 野良猫が増えている、手術をしたいという相談はシンプルな方です。捕獲器を置く場所を決めるのに一番役立つのが、餌やりさんの存在です。「餌やりは、手術をした猫に」が鉄則ですが、隠れてしている人がいると困ります。
 カラスやハクビシンなどと扱いの違う猫。神奈川県では野良猫は引き取っていませんので、手術をして、地域猫として、命を全うさせるしか手立てがありません。
 猫?もうお腹いっぱい、頭いっぱい。勘弁して!というのがボランティアの本音ですが、放っておけないのがボランティアの宿命です。野良猫を見かけたら一報くださいませ。

暑さにもマケズ 大磯駅前スタンディングに25人!

 アベ政治を許さないスタンディングは続いています。毎月3日は大事な情報交換の場でもあります。あっという間に1か月が過ぎていきます。
 アベ政治は参院選後も暴走が止まりません。解釈改憲のあとは明文改憲。と思ったら、共謀罪を言葉を変えて出すというではありませんか。戦前の足音がますます大きくなっていることに愕然とします。国民を欺くのもいい加減にしてほしいものです。
 一方で、アフリカに行ってビジネスの拡大。100社以上の日本企業がぞろぞろと・・・結局税金を使って企業応援なんですね。企業応援をするなとは言いませんが、内部留保が遂に300兆円を超えた企業応援はしないでください。
 今日もある店先で「知り合いの子どもが県のやまゆり園にやっと入所できることになって、胸をなでおろしていたのに、あの事件でいつになるのかわからず、親が心を病んで大変。安心して暮らせる世の中と逆の方向に行っている。」と、怒りの声を聞きました。
 力を合わせてなんとかせねば。

2016年8月30日火曜日

旧NCR跡地に高い囲いができた

 旧NCR跡地のウォッチングを続けています。単管パイプは囲いのため?と思っていたら、やはりそうでした。3mはあるのではないかと思われる真っ白な金属板が立ち上がりました。風を逃がす穴など全くないので、台風の風で飛ばされないか心配です。
 手続きが見えない中で囲いができ、日曜日(だったと記憶しています)には、国道側に近い敷地内にユンボが置かれていました。PCB(ダイオキシン)の汚染土が埋まっている場所の近くでもあったので、何がおきているのか気になります。

9月13日の一般質問(10時25分~)で町の対応を聞きます

まちづくりに住民の意見がいかされるよう、求めていきます。
 

2016年8月22日月曜日

NCR跡地の敷地境界に単管パイプが組まれた

 先週金曜日の朝方に、敷地内に単管パイプ(数は少ない)が置かれていることに気づきました。夕方もう一度見に行くと、それらのパイプはそのままで、新たに敷地境界にい沿って単管パイプが足場状に組まれていました。高さは2.5mから3m、長さは100mほどでしょうか。足場といっても、建築や塗装に使うのではなく、仮囲いのために使うように見えます。
 何か手続きが始まったかと町に確認しましたが、何もありません。NCRの建物の解体工事の時にも高い塀で囲まれていたため、中の様子はうかがい知ることはできませんでした。
 そんな経緯を考えると、何のためにパイプを組んだのか、何が起きるのか注意が必要と思います。たった今、台風9号の影響がなくなったのか、セミたちが一斉に鳴き始めました。あのパイプに鉄板がつけられた場合、強風に耐えられるのか心配です。仮囲いなどは法的な設置ルールがない場合も多く、困ることもあります。
 9月議会が間近です。いろいろな機会をとらえて、質問をする予定です。 

2016年8月16日火曜日

終戦記念日とオリンピック

 オリンピックの熱戦をテレビで見るたび、実際に現地で観戦をしてみたいと、かなわぬことを考えます。特に私の趣味、テニスの錦織選手の粘り強さ、切り替えできる能力、集中力に感服。4大大会はじめ世界大会を連戦していますが、オリンピックの雰囲気は別なのでしょう。「国を背負う」という表現があります。期待するのは自然ですが、どの国の選手でも全力を尽くす姿を見せてくれるだけで十分と感じます。
 私の複雑な思いは日の丸です。先日、大磯町の図書館で平和展で見た日の丸には「武運長久」、出征時の寄せ書きが書かれていました。故人となられた方の「戦争は起こしてはならない」思いが伝わってきます。
 国旗国歌法は、議論が尽くされないまま制定されました。戦前、戦中の写真には日の丸を打ち振って出征する光景や敵兵の殺害時の背景に写る日の丸が見られます。
 今年の終戦記念日で、天皇は「深い反省」を述べられましたが、安部首相は述べませんでした。侵略戦争を認めない・・・世界から孤立する道を選んでほしくはありません。

2016年8月6日土曜日

続いています アベ政治を許さない・大磯スタンディング

 8月3日、うだるような暑さにもめげず、駅前に集まったのは20人ほど。私も母の見守りを娘に任せて、少しだけでしたが参加しました。
 これからは毎月3日のスタンディングが続きます。小池新東京都知事の都政の行方も気になります。改憲バリバリの彼女はどうするのでしょうか・・・立憲主義を貫くといった鳥越さんは届きませんでしたが、これからも多様な意見が圧力を受けることなく発信できる世の中にするためにがんばります。

105歳の大往生 

 明治43年9月半ば生まれの義母が遂に亡くなりました。昨晩7時過ぎに娘・息子はじめ、10人以上が看取ることができました。あと1か月と少しで106歳を迎えることができたのですが、それはかなわず・・・
 10年4か月の介護は長かったような、短かったような・・・とにかく長生きのDNAを持って生まれた選ばれた人だと思います。80代半ばで大腿骨骨折をした時、もう一度おいしいビールを飲むためには手術も受ける、リハビリもがんばると言って復活。それ以降も骨折は繰り返しましたが、そのたびに復活。肺に半分近く水が溜まっても、薬がちゃんと効く。驚きの身体能力でした。
 私自身の母は65歳で他界したので、私もそろそろ一区切りをつけなくては、と思うこともありますが、なかなか時間がつくれないのを理由に、先延ばしをしているのが本音のところです。

 最後の10日ほどは、目が離せませんでしたので、なかなかブログのアップができませんでしたが、もう少しでいつものペースに戻れそうです。

2016年7月21日木曜日

「NCR跡地に商業業務施設」の問題・課題は

 今まで2回お伝えしてきたNCR跡地の「商業業務施設」の問題点、課題点を整理してみました。

◇町民が歓迎する施設が計画されるか・パチンコ店やゲームセンターは拒否感が強い。
◇交通問題はないか・適切な施設の出入り口の確保が難しいと思われる。交通渋滞や生活道路
 への影響も考えられる。国道の信号の位置の変更等も必要ではないか。
◇ダイオキシンの汚染土壌問題は解決されるか

 計画地は国税・町税の滞納により、国と町が差し押さえています。国税局は何度も公売にかけ、価格が相当下がっているにもかかわらず、不調に終わっています。手を挙げる事業者がいない理由があるのでしょうか。
 いずれにしても、何らかの手続きが取られることは明らかですので、正式な申請等が分かり次第、お知らせします。

大磯学童保育 あふれる子どもたちに危機感

 大磯小学校区の学童保育の登録人数は107人に達しています。学童保育所の設置や運営は町の条例で決められています。学童保育所のマンモス化が以前から問題になっていて、国は適正規模を40人としました。町の条例もほとんどが国の基準に沿って定められています。
 107人なら3か所分が必要ですが、町は2か所分の面積などは確保しています。実際に107人全員が利用することはないので、集まる子どもたちが80人以下ならよいと、弾力的に運営されています。
 ところが、80人を上回る日がでてきたと聞き、昨日様子を見に行きました。1学期の最後の日で、ちょうどお昼頃の時間帯。支援員(指導員と呼んでいましたが、今は支援員)の方たちが、80人ほどの子どもたちに、声を枯らしながら話をしていました。
 一人当たりの必要面積は1.65㎡で、昼ご飯の時などは身動きが取れないほどの混雑ぶり。夏休みには照ヵ崎プールに行くので、低学年の子どもたちは同じ部屋でお昼寝をするそうです。高学年の子どもたちの居場所確保も大変そう。
 町の担当課の話では、学校と調整をしながら場所の確保に努めているそうです。でも、エアコンもない、網戸もなく(蚊も多いそうです)扇風機部屋の空気を撹拌する学年スペースでは、夏場は過ごせないと思います。環境整備には予算が必要です。子どもたちが豊かな放課後を過ごせるよう、とにかく緊急避難的でも場所の確保が必要です。将来的には今の場所の近くにプレハブなども含めて作ることができないか、法的な問題も含めて考えなければならないと、強く思いました。

2016年7月12日火曜日

改憲勢力2/3 落胆感を感じつつ希望を失わない

 今回の参議院選挙の結果、衆議院だけでなく参議院でも改憲勢力が2/3を獲得しました。それだけは止めて!と訴えましたが、思いは届かず。頭のどこかで「絶望的?」、という文字が踊ります。なぜなら、あれだけ集団的自衛権行使容認は憲法違反と言われたのにもかかわらず、安部内閣は数の力で押し切ったのだから、今度の自民党の改憲草案をストップできるのか、不安は大いにあります。が、暗くなっていては身が持たないのが私の性格です。だから、またしゃにむに動き始めます。
 人間、最後まで持ち続けるのが「希望」、最後の瞬間に滑り落ちるのが希望と聞いたことがあります。紛争の真っ最中、死の恐怖に打ち勝つために必要だったのは「笑い」であったとも聞きます。

 戦争をよく知る人たちは、戦争の足音が聞こえると警鐘を鳴らしています。憲法の意味を再認識させてくれている暴走安部内閣ですが、これからはどんなに小さいことでも注意を払う必要を感じます。もっと多くの方に政治を身近に感じ、考え、行動していただかないと、悲惨な歴史を繰り返しかねません。

 今朝、駅頭で6月議会報告を1時間半ほど、配りました。受け取る方の割合はいつもとそれほど変わりませんが、何人かの高校生など若い人が受けっとってくれました。選挙、政治を考えようという有権者が増えてほしいと、切に思います。

 未来はみんなのものだから。
 

2016年7月7日木曜日

滄浪閣とNCR跡地の所有者等を調べました

 どうしても気になって、7月7日に法務局で調べてきました。
○滄浪閣の土地・建物の所有者(信託)は社会福祉法人でなく、綾瀬市にある株式会社でした。まず、(株)プリンスホテルから綾瀬市のK氏に所有権が移転したのは平成19年3月30日。当時K氏は社会福祉法人の理事長と聞きました。何かの時に、町の職員から今は法人の所有になっていますと言われたとき、「社会福祉法人?」と聞いた記憶があります。その時の答えは「そうです。」でしたが・・・会議録に残っているかもしれません。
 乙区を見ると、現在の所有者になる前に、同住所の違う名前の株式会社が債務者になっています。かなりの額の根抵当権が設定されています。
 これから滄浪閣はどのようになっていくのか、見当もつきません。道の駅構想がありますが、国の「道の駅」の基準に当てはめるには、そもそも困難な土地です。中途半端な構想をつくるために国の税金をつぎ込んだ大磯町。どうするのかと思っていたら、「安倍政権の買い取り計画?」報道。
 今度の選挙で巷の報道のように与党が過半数、改憲勢力が2/3になり、甘利氏が復活(全て願い下げです!)でもしたら、この買い取り計画も再燃するのでしょうか?魑魅魍魎の世界を感じます。

○NCR跡地の所有者は以前と変わらずP社で、財務省が差し押さえ、大磯町も参加差し押さえ(直近では今年の2月2日付け)となっていることがわかりました。もう一つ、大磯町にはいわゆるカラオケボックスもありません。めずらしいことはいいことだと私は思います。

2016年7月5日火曜日

106歳目前の母の「遺伝子検査」の笑い話


 神奈川県町村議長会が毎年主催する研修会。27年度は東京大学教授の「脳」の話でした。脳の特性がメインでしたが、ちょっと横道ということで、遺伝子検査が手軽にできるようになっていることが紹介されました。IQもわかるし、どんなスポーツに適しているか、どんな病気にかかりやすいのか(200項目!?会社によって違う)、遠いご先祖様はアジアのどこら辺にすんでいたのか(これも会社独自のウリ)など、1万円台で検査結果が出るというのです。検体は唾液ですから、あまり抵抗感はありません。
 先日、義母はお腹をこわし3日間下していましたが、それにもめげず食欲は落ちず、処方してもらった整腸剤を飲ませたら一晩で回復!にわかに強靭な身体と遺伝子の関係を知りたくなってしまいました。夫も「やってみたら」と。医者は「105歳の壁ってあるみたいだけど、軽々超えそうだね。血液検査の結果では、あと10年はいけそうだし。問題は心臓だけだけど。」とおっしゃいます。「でも、いつなんどき何が起こるかわからない。僕もこんな高齢の人をみたことないし。」そりゃ、そうだ。毎日来てくれるヘルパーさんたちも、内心ドキドキのはず。私だって、朝ドアを開けるときは一瞬息を止めますよ。

なあんだ、参考になりそうもないのね

ネットで検索したら、出てくる出てくる。でも、長命かどうかは85歳で線が引かれているみたいです。考えたら、あなたのDNAはかくかくしかじか、という解析をする以上、ある程度の検証を行っているから言えることなんでしょう。105歳過ぎのデータがそんなにあるわけでもないよね、と夫と苦笑しあいました。本音は110歳まで生きられるのか、はたまた120歳なのか、知りたかったのですが。
 あちこち見ていたら、2社に検査を依頼した人のブログを発見。興味深いことに、2社の病気に対する評価がかなり違うと書いてあります。「あなたはハゲやすい」なんていうのは、データ分析によるのでしょうかね。私は小さい時から近視ですが、それもDNAではっきりわかるのかどうかちょっと知りたいところです。
 余談ですが、データはどこからどう手に入れるのか・・・先週献血をしましたが、日赤では相当のデータを取っていることがわかります。個人情報の保護は万全といいますが、どこか心配です。

私のブログ閲覧トップは「安部政権が大磯町の滄浪閣買い取り計画?」です

 当時東京都知事だった舛添氏の「税金の使い方」問題。ひどい中身と往生際の悪さが際立っていましたね。日本共産党東京都議団は100条委員会の設置を求めたものの、参院選を考慮?した政権与党によって、辞任に追い込まれたため、まさにトカゲの尻尾切り状態。
 一方、甘利氏の口利き・あっせん利得問題は「不起訴=お咎めなし」に、政権与党は「スルー」。こちらは参院選への影響なしと読んだのか、自浄作用の無さの証明でもあり、情けなくなります。マスコミが騒がないのもおかしいですね。検察審査会で起訴相当という常識が示されることを期待しています。

 さて、大磯町のことについていうと、滄浪閣の案内を大磯町長、副町長が外務省からの電話1本で行ったというのは間違いありません。甘利氏が絡んでいるのでは、と週刊誌などで報道されたのは事実です。6月議会の一般質問で「理解しがたい」と発言し、違うというなら言ってほしいといったものの、何もなし。これも不思議です。何かの力が働いたことは確かだと思います。ブログの閲覧は断トツトップ。他の投稿記事の4倍近くあります。どなたが読んでくださっているかわかりませんが、引き続く調査にこれも期待しています。

 甘利氏が担当していたTPPの交渉内容を日本共産党が開示請求。出てきた黒塗り文書は有名?ですが、せめてページくらいは残せばよいのに、すべて真っ黒と、昨日平塚市で小池晃書記局長が話していました。タイトルまで黒塗りだったようで、あとから貼り付けたのでは、という話も他の演説会で聞きました。
 TPP交渉の中身も知らされず、5兆円もの損失を被った年金の運用問題もわかりきったことを国民に知らせない、改憲問題もそうです。みんな選挙の争点にせず、ひた隠しにして、勝ったら通していく魂胆なのでしょう。消費税の導入時がそうでした。改憲が一番危険です。平和の党、公明党も安保法制は賛成でしたから・・・
 今度の選挙、結果によっては後に「あの選挙が歴史の分かれ目だった」となりかねません。民進
党に漏れなくついてくる(アベが叫んでいる・品格のかけらもありません!)のはブレない共産党と、なにより危機感を抱く多くの市民たちです。
 大きくなりたい・仕事をしたい、日本共産党をよろしく!未来のためにご一緒に!

2016年7月3日日曜日

アベ政治を許さない 大磯駅前に32人!

 今日は町の海開き。式典には毎年参加するのですが、今年は訳あってパス。行く前に義母の様子を見に行ったら例の臭いが・・・で、交換で時間がかかり、パス。
 強烈な日差しが照り付ける中、「アベ政治を許さない」「平和は大切」「戦争NO!」「投票に行こう」など思い思いのカードを掲げてスタンディングをしました。
 話題は「改憲派が2/3取るかどうか大変な選挙なのに、マスコミが静かすぎる。怖い状況ではないか。」ということです。

 私はニューヨーク・タイムズ前東京支局長のM.ファクラーさんの書いた「安倍政権にひれ伏す日本のメディア」をまだ読んでいません。メディアの上層部と頻繁に会食を重ねる安倍首相。距離が近すぎることはおかしいと強い危機感をもって、問題提起をしています。
 「まさか」が「またか」にならないように、緊急事態条項と国防軍でいつか来た道にならないように、自分のベストを尽くすのみです。

2016年7月1日金曜日

NCR跡地に新たな「商業業務施設」の看板が

 NCR跡地は全部で約8haありました。そのうち東側の2haは国税局が公売にかけ、80近い区画の宅地造成が行われました。
 残り6haは私が気づいた限りで3回公売に付されたものの、不調に終わっています。国が依然差し押さえ(脱税が原因とされます)をしているかは、まだ調べていません。
 一般的な話としては、土地が差し押さえ物件でも建設は可能です。店舗の場合、1万㎡以上は大店舗法の規制にかかりますので、緩和を受ける必要が出てきます。看板を出した事業者は当初からの関わりがある会社です。大磯町が敷地内にある町所有の土地を払い下げた経緯は、決算特別委員会でわかっています。

大磯町にはパチンコ店もゲームセンターも映画館もありません

大磯町にはパチンコ店もゲームセンターも映画館もありません。いわゆる有害図書を置いている店も、自動販売機もありません。教育上、環境が良いと言われています。跡地に何ができるのか、隣の平塚にららぽーとが10月にオープンすることもあって、住民の間で話題になっています。
 以前大店舗法の規制前の駆け込み計画がありましたが、消えました。大量のダイオキシンの汚染土壌は埋められたままですから、その対策も注目されるでしょう。
 これから、いろいろな手続きが進むと思われますので、住民の意見が反映されるように注視していきます。

2016年6月26日日曜日

英国EU離脱と日本の国民投票を考える

 何事も十分な議論をしてから決めないと大変なことになるなぁ、と正直思った英国の国民投票。今日付けのしんぶん赤旗には、ロンドンの記者が興味深い記事を書いています。勝利した離脱派の主張は大きく二つ、「移民流入に伴う雇用や賃金、財政の悪化の懸念」「EUは非民主的な官僚機構」というのです。残留派にはEUは「労働者の権利の擁護者」「経済成長の基礎」と映るそうです。
 子どもも含め、やむにやまれず命懸けで祖国をあとにしなければならない事態はなぜおこるのか。格差が広がり、不満を募らせる人たちの受け皿の「極右」が台頭している事実。こんな中で二者択一を行ったのが、英国の国民投票だと思います。
 生物の生態系からいえば、選択肢は多いほど環境は豊かといえるようですが、人間社会も同様ではないでしょうか。どちらかを選ばなくてはならない、その前に議論や実践、検証で課題解決ができなかったのか、国民投票に至った経緯も含め、大いに知りたいと思います。

日本の国民投票も視野にいれないと?

参議院選挙の真っ最中です。今回の一番の争点はアベノミクスの評価ではなく、改憲であることを見抜いていただきたいと切に思います。国防軍、緊急事態条項でまさか、まさかの事態に発展するのですから。与党と補完勢力が2/3議席を確保すれば、必ず改憲の手続きが行われることは明らかです。
 私たち日本人は曖昧な言語で思考しています。主語を言わなくても、最初から肯定文か、否定文か、疑問文にするか決めなくても、相手の受け取り方によって変えることができる、特異な言語だと常々感じています。私が操ることができるのは英語だけですが、日本語の世界から英語の世界に入り込んだ後しばらくの間、とても疲れます。 なぜか。言うことを大体決めてから話し始めるからです。主語を言うのに、変に勇気がいるのです。(夫婦喧嘩の時だけは私、あなたが自然に口をついて出てくるものですが・・・)
 雑談はともかく、今度の英国の国民投票から学ぶことはとても多いと思います。投票率は5地域で62.9%から73%です。考え抜いて投票する力をつけなくてはならないことだけは確かです。
 

2016年6月20日月曜日

頭から湯気が立つ!役場隣のサン・ライフ葬儀場

 サン・ライフが経営する大磯町役場隣の葬儀場で、隣人泣かせが止まりません。通夜振る舞いなどの風と臭気が隣のお宅を直撃。それもそのはず、換気口から隣地境まではわずか30cmあるかないか。住民と一緒にその場に立って、風と臭気の確認をサン・ライフ側ともしました。
 その後すぐに建築会社が見に来たものの、2週間たっても何の連絡もないと訴えがありました。
迷惑がかかることを百も承知で隣地ギリギリに建てたと思われる葬儀場。自分たちの利益最優先しか伝わってきません。
 法的には問題なし、とゴーサインを出した町長。何とかしてもらわなければ、と思っています。

19日 大磯駅前アピールに34人!

 感じ悪い「アベ政治を許さない」、この日は辺野古基地建設反対と、20歳のいのちを元米兵に奪われた追悼の意思を表す意味も込めて、スタンディングをしました。
 小さな町でも、必ず30人以上集まる大磯。すばらしいことだと思います。参議院選挙が間近にせまりました。皆さんに賢明な判断をしていただくために、力いっぱい訴えようと思います。戦争を始める責任、結果も問われます。いかに平和外交を進めていくかが問われます。責任のとれないことは行わないに限ります!!

2016年6月15日水曜日

大磯町長等の滄浪閣の外務省案内を議会で指摘

 14日の私の一般質問で、歴代町長の中途半端な工事や計画を4点指摘しました。その中の一つ、滄浪閣の件について「観光の核づくりで1000万円(すべて国の税金)かけた調査では、道の駅にする構想だったが、(安部内閣の買い取り計画?で)町長、副町長が外務省の幹部を案内したことは理解に苦しむ。中途半端のデメリットは「エネルギーと費用のムダ」。メリットは「先送りにして、他のこともできるようにしておく」。これがいろいろな混乱を引き起こすと前置きをして、本題に入りました。この指摘について、町長・副町長のコメントはありませんでした。

舛添氏は辞任・甘利氏は不起訴 おかしいですね

 F誌の「滄浪閣の買い取り計画?」報道に甘利氏の名前がありました。政治とカネの問題をうやむやにしては困ります。あっせん利得は明らかなのに・・・町のことで私が気になる点は、「外務省から電話で依頼があったので、公開する文書はない」と情報公開請求をしたときに担当者から言われたことです。いきなり外務省・・・は不自然です。「公務で案内した」と、議員全員協議会で私が聞いた時には説明していました。
 説明できないつながりで一気に事が動くようなことは許されないと思います。私のブログの投稿で断トツ読まれているのが「安倍政権が大磯町の滄浪閣買い取り計画?」です。
 甘利氏については、検察審査会で起訴、が妥当だと思っています。

2016年6月6日月曜日

「自分のマイナンバー知りません」生活・続行中

 マイナンバー制度のスタートから約半年。全国1000万枚のカードの交付申請に対し、JLIS(地方公共団体情報システム機構)のシステム不具合で、発行枚数が330万枚にとどまっていると、しんぶん赤旗5月30日付で紹介されました。大磯町でも、1か月以上待たせているそうです。
 我が家は通知カードが届いたときに不在、それ以来そのままにしているので、自分の12ケタの番号はわからないまま。それでも不自由はありません。
 最近、いよいよ書かなければダメか?と思わされたこと・・・郵便局の簡保が満期になり、ささやかなお金を受け取ることに。手続きに必要なものの中に「金融機関は税務署にマイナンバーを知らせる義務があり・・・」の文字が。年貢の納め時?いやいやそう簡単にはあきらめないゾと思っていた矢先、郵便局から連絡があったので、「マイナンバーを書かなければ、お金を受け取れないんですか?」と尋ねました。
 若い局員が、「お願いと書いてあるように、こちらは義務でも書かなくてもかまいません。」とわかりやすく答えてくれました。やれやれ・・・
 まだまだがんばります、「マイナンバー知りません」生活。
 

育鵬社の歴史・公民教科書で授業を受けると?

 6月4日、かながわ9条の会主催の、茅ケ崎で行われた催しに参加しました。午前中は、育鵬社の歴史と公民の教科書に忠実に授業を行う分科会に「出席」、先生の言われる通りに15歳になりきって「授業」をうけました。
 「何にも知らない、無垢の中学3年生」の頭にするのはかなり大変でしたが、終わってみての感想を聞かれ、「先生、大変わかりやすい授業でした。自衛隊の大切さがよくわかりました。私が18歳になって投票できるようになったら、自衛隊を軍隊にしようという政党に投票しようと思います・・・って気にさせる怖い内容がよくわかりました。」と発言したら、笑いが広がりました。
 教科書はバランスよく事実を紹介し、考えるようにするものだと思いますが、育鵬社は考えを「誘導」する組み立てになっていると思います。県下では横浜市、藤沢市が採択し、授業が行われています。
 もっと、この事実を広く伝える必要性を強く感じました。まさに、おとなの責任と言えるでしょう。

2016年5月31日火曜日

不安を抱える若い世代に応える工夫が必要

 5月30日、二宮で行われた「町民自主ゼミ・安保とメディア」に参加。就学前の子どもを連れたお母さんたちから率直な感想や意見が聞けて、大きな収穫でした。 「世襲って何ですか?」「正直言って、ほとんどわかりません。」等々。
 中でも、「一度通ってしまったものをどうできるのか。」「中国が武力行使したらどうなるのか。」に対して、どうすっきり、くっきり、はっきり答えられるのか。参議院選挙までわずか1か月強。考えている時間はほとんどありません。
 「一度通った安保法制を変える方法はあります。市民連合政府をつくって、法律を廃止。集団的自衛権行使容認の閣議決定を変えることです。」「武力で解決できるでしょうか。攻める口実をつくらせない平和外交を進めるしかないのでは。」今のところ、こんな答えしかできませんが、「なんとなく怖いけど、どうしたらいいかわからない」人たちと対話を進めていきます。

2016年5月19日木曜日

見た!オスプレイの巨体

 先週、平塚の上空を低飛行するオスプレイを初めて見ました。私のいたところからはかなり距離がありましたが、特有の低周波を大きくしたような音も耳にしました。飛行モードで、富士山の方向に飛び去りました。
 低空を飛ぶと聞いてはいましたが、あんなに低いとは!平塚市民は「珍しくないよ。」と言われます。この話を大磯の方にしたところ、「私も見ました。海岸辺りを東方向に飛んで行きましたよ。」

このごろ、ホントに町の上空が騒がしい

日誌でも付けようかというくらい、ヘリコプター、プロペラ機、ジェット機の音が気になります。今年に入ってからだと思うのですが、何が原因なのでしょう。安保法制がそうさせているのか・・・一時期前は、アメリカの空母が入ってくるとき航空機をカラにするため、たくさん飛ぶのが原因と言われていましたが。
 このことも調べてみなくては。

大磯町 国による滄浪閣の買取「なし」

 熊本地震対策の補正予算が通りました。以前お伝えしたように、「安倍首相が補正予算時に40億円で滄浪閣の買取計画?」の記事を読み、驚いたところです。
 はたの君枝事務所に今回の補正予算に含まれているか確認したところ、「財務省に確認したところ、入っていません。外務省から予算要求があったかについても聞きましたが、無かったということです。」と返事が届きました。

町長の現地案内はどのようにセッティングされたのか?

この件に関しては、外務省から電話で要請された、としかわかっていません。6月の議会で時間があれば質問しようと思っています。
 国道に面している滄浪閣は(社会福祉法人の所有と聞きます)無人の機械式有料駐車場になっていて、建物は使われていません。伊藤博文が使った邸宅は関東大震災で倒壊、現在の建物は震災後に建てられたものです。現在、プリンスホテルが別館として使用していた建物と、震災後建てられた建物の一部を目にしていますが、国道沿いは枯葉が舞い、寂れた印象を受けます。
 もう少しなんとかならないでしょうか・・・と町民の皆さんがよく言われます。お金をかけずに、きれいにする方法はないものか・・・考え中です。
 
 

2016年5月8日日曜日

今年の憲法記念日は格別な意味が

 今年の憲法記念日、多くの方が憲法とは、の思いを新たにしたのではないかと思います。各地で催しがありましたが、私は有明の「5・3憲法集会」に行き娘と孫に合流、5万人のうちのささやかな参加者になりました。
 ゲストのスピーチで特に感じ入ったのは、菅原文太さんの妻の文子さんの「自民党改憲案」の危うさについてです。「案では個人になっている。個人が大切にされなければならない。」と。そして、熊本城の崩れた石垣部分は比較的新しく積まれた部分で、石の一つ一つが同じようなものであったこと、崩れなかった部分は違う大きさや奥行きの石が積まれていることが紹介されました。いろいろな思いの人が集まれば強い、ということですね。
 大磯駅前の町道沿いに積まれた石垣は町の「ホットスポット」で、10年ほど前に「健全度調査」を行い、おおざっぱに言えば「健全」の結果が出ました。この石垣は駅周辺の景観をつくっていて、保全を望む声はたくさんありますが、拡幅を望む声も一方ではあります。
 27年度予算で東日本大地震も理由に再度調査をかけましたが、事故繰越(不測の事態によって、年度内に事業が終わらなかった)となったことがわかりました。なぜそうなったのか、おおいに疑問が湧いてきます。6月議会で質問します。

大磯駅前には35人!

いつもの3日と19日スタンディングには35名以上が参加したと聞きました。小さな町でこれだけの方が集まるのはすごいことだと思います。

 
 

2016年4月27日水曜日

NHK籾井会長 ジャーナリズムがわかっていない

 「報道の自由度」低下に危機感を覚える昨今です。今朝はしんぶん赤旗で「論壇時評」に問題点が掲載されていて、考えさせられました。
 朝日新聞記事には、籾井会長が熊本地震関連の原発の報道について「有識者の見解は国民に不安を与える、当局発表の公式見解を伝えるべき」と内部の会議で発言していたとあります。
 日本で、世界中で、数えきれない事柄が起きています。私たち一人一人がどんな情報を得てどう考えるか、問われていると思います。

 籾井会長発言は大本営発表につながります。高市総務大臣の「電波停止」発言はどう考えても違憲です。私にさえわかります。
 何かひどく勘違いをしている安倍政権の「お友達」の面々が、このまま職に就いていけば間違いなく気に入らない国民を追いやることができる「戦前」になります。何とかしましょう!

2016年4月23日土曜日

NHKの受信料支払い 断りました

 NHKは政府寄りの報道をしていないか、確かめる報道はないか探していました。今週、2件の気になる記事を見つけたので、昨日(22日)NHKのお客様ご意見ナントカ室に電話しました(有料です)。
 ひとつは私の前出のブログ記事、「熊本地震の米軍支援」についてです。NHKのホームページでどんなニュースを流したか知ることができます。4月17日12時39分、「首相 支援チーム発足 米軍支援受け入れへ」で、他の地震関連のニュースより時間をかけて「在日アメリカ軍の輸送支援の申し出を受け入れる考えを示し、関係閣僚に準備を急ぐよう指示しました」と放送しました。
 担当者に「実際は逆で、日本政府が米軍に支援を要請したことが米軍の報道で明らかになっているが、この事実をNHKは報道したか」とたずねたところ、「していません」と返事がありました。
 
 もうひとつは、国際NGO「国境なき記者団」による「報道の自由度ランキング」で、日本の順位が61位から72位に下がったことについて、菅官房長官が「表現、報道、編集、そうした自由は極めて確保されている」と語ったことは報道したか、です。(朝日新聞記事)
 ランキングが下がった件は報道したけれども、菅コメントは報道していないことがわかりました。

 神奈川新聞は22日、放送現場に息苦しさ 政権の「圧力」相次ぐと題した記事を載せました。「委縮」はいつのまにか始まっていたと嘆くテレビ局員などを紹介しています。19日の大磯でもたれた勉強会で講師の方が「地方紙のほうが頑張って報道している」とおっしゃいましたが、いい例だと思いました。 同時に、何にでも憶さず報道しているしんぶん「赤旗」をもっと読んでいただかなくては、との思いを強く持ちました。

NHKからは支払いの「矢の催促」がくるでしょう。私は「籾井会長に会って、報道の内容について意見を交わし、納得がいけば払います。」と言い続けます。

熊本地震 オスプレイは政府が要請! 虚偽の国会答弁が明らかに

 4月20日のしんぶん赤旗(日刊紙)で熊本地震のオスプレイ「日本が要請」国会答弁と正反対の記事を読み、まさか・・・と思っていましたが、昨日NHK報道を考える必要に迫られて、米「星条旗」紙をネットで探し、読んでみました。
 確かにありました。タイトルは「米軍が日本の大地震の支援を準備」(私の下手な訳です)。本文の中に「名は明かせないが、米職員によると日本政府は土曜日(16日)国防省に支援を要請した」とありました。
 中谷防衛相は18日の参院決算委員会で日本共産党の仁比議員の質問に対し、「米側から協力の申し出があった」と答弁、星条旗紙(STARS AND STRIPES)の上記の報道は17日付の署名記事です。

虚偽答弁は許されません!

日本の政府高官がこのような答弁をする・・・一昔前までは考えられなかった?自民党も主義主張は胸をはって語っていたであろうに・・・これでは国民は何を信じていいのかわからなくなります。
家庭でも幼稚園でも小学校でも子どもに「ウソを言ってはいけません」と教えるのに、これはいったい・・・

 たくさんの方々に知って頂きたい事実です。拡散、よろしくお願いします。

2016年4月19日火曜日

大磯町の新規採用者は24人

 4月15日の議員全員協議会で紹介された新採用の職員が紹介されました。その数24人!他に神奈川県から県の職員1名を加えると、総勢25人にのぼります。
 年度末で定年を迎えた職員はたしか2名(4名のようです)・・・年度途中や定年を迎える前に辞める職員がいかに多いかがわかります。町の組織が課題を抱えていることは確かだと思います。
 町民にとっては、今まで築いてきた情報の共有が下手をすると一から出直し、となるのがつらいところ。もちろん引き継ぎはされるのですが、新しい仕事を抱えながら完璧な引き継ぎを望むのは無理があります。せめて7割の引き継ぎができるといいのですが・・・
 町の組織はフラット化からまたピラミッド型に戻っています。それぞれに長所、短所があると思いますが、仕事量に対し人員不足は否めません。町は観光に力を入れていますので、その分他の部署にしわ寄せがいっています。
 国との関係も見逃せません。町が責任を持つように、制度が変わってきているからです。子ども子育て支援新制度もその一つ。公立の保育園には補助金という根拠のある国の負担分が、「一般財源化」といって地方交付税に紛れ込んでしまって久しい。不足を押し付けられているのは「人の不足」と「財源不足」の両方です。

麻生財務大臣訪問の目的は?

国にもきちんとモノ申す首長であって欲しいのですが、昨日また麻生財務大臣を中﨑町長が訪問しています。目的は何でしょう。観光の交付金(補助金)の話でしょうか。まさか滄浪閣の話ではないでしょうね・・・

大磯駅前スタンディングに30人!

 今日も30人以上の方が駅頭に立ちより、アピールしました。そのあと、日本のメディアの問題点を話し合う機会が設けられ、こちらにも30人近い方たちが参加しました。戦前・戦中の大本営発表に似た形で、大多数のメディアが報道するけれど、内容を鵜呑みにしてはいけない。また、戦後日本の報道がどのようにコントロールされるに至ったかなど、話を聞きました。
 特に「問題発言を繰り返す籾井氏が会長のNHKの受信料を拒否することもひとつの方法。公正な報道をしないというなら、契約しないとはっきり伝えましたよ。」ときいて、一同なるほど・・・
「記者発表で都合のいい資料を配られ、内容に切り込みもせず報道するメディアも問題。」など、うなずける話がたくさん聞けました。

いよいよ次のスタンディングは憲法記念日です

3日はいろいろなところで集会が目白押し。それぞれのところに参加される方以外は大磯駅前にきてください!ちゃんと立ちますよ、という方がいらっしゃいます。

2016年4月11日月曜日

お困り「飼い主のいない猫」はまずTNRを!

 2月初めに東小磯のイノシシ調査に同行させてもらった時、あるエリアで野良猫と思しき猫たちを見かけました。
 ずっと気になっていましたが、週末に様子を確認するために何軒かのお宅に伺い、かなりの数(15匹以上!?)がいることがわかりました。さっそくボランティアさんと連絡を取り、TNR(Tはトラップ→補獲、Nはニューター→不妊去勢手術、Rはリターン→元の場所に戻す)をすることになりました。ご近所の方たちもほっとされています。
 動物愛護法が変わり、虐待はもちろん、捨て猫(野良猫を移動することも)も禁止されています。野良猫は、元をたどれば人間が捨てた猫が子孫を増やした結果です。餌を与えるから増えると言う方が多いのですが、生き物なので見るに見かねて餌をやるひとも多いのです。多くの餌やりさんたちはTNRをされますし、知らない方へはTNRをすすめます。こうすることで、4~5年で1代限りの命を終えることになり、数は増えないことになります。
 今、行政は「環境問題」として猫のことを扱うようになってきました。大磯町でも複数の議員たちもかかわり、ボランティアさんたちと協働の取り組みが始まっています。町の広報でも4月号からコラム記事の連載が始まりました。
 お隣の平塚市をはじめ、野良猫をTNR後、適切な餌やり(TNRした猫たちに食べ残しのない量を近所迷惑にならないように与える)で「地域猫」として一生を全うさせる取り組みが始まっています。
 おおいそ地域猫の会 ooiso.nekonikoban.org/htmlにぜひアクセスしてみてください。

2016年4月4日月曜日

アベ政権を許さない 大磯駅前スタンディングに40人!

 昨日は午前中の雨もあがり日曜日で会社勤めの人も参加、40人以上が集まりました。手に手にアピールを持って静かに立ちながらも、となりの人とはおしゃべりします。昨日の話題は「アベ政権が滄浪閣を買取?」でした。
 「国って40億円もポンと出せるの?」「いやいや、財源は赤字国債でしょう。」「テロの標的になるのは嫌だわね。」などなど。

安倍政権もいやだけど中﨑町政もいや

中﨑町政への風当たりも強いものがあります。駅前の駐輪場も批判の的。高齢者が使いづらい施設、建ってしまいましたが改善を求めています。

2016年4月2日土曜日

マイナンバー制度 どこまで抵抗できるか実行中

 我が家の世帯主は夫です。通知カードが配達された時には不在でした。(計算通り?)通知カードは、いまだに町役場に保管されています。まだ、300通くらいは届いていないのでは・・・と推察します。
 「マイナンバーってよくわかりません。どうしたら?」と聞かれた時には、「通知カードは大切に保管。写真入りのカードをつくることはお勧めしません。」とはっきり答えています。「何も不自由はしていませんよ。」と、このごろ話してくださる方もいらっしゃいます。(あってはならないミスも起きていますね・・・)マイナンバー・カードを落とすことは、自分の分身をさらすことになりかねません。
 私は大磯町から報酬を受け取る身です。運用が今年の1月1日から始まりましたが、いまだに不都合なことはありません。いつ担当が12ケタの個人番号を聞いてくるのかわかりませんが、その時は行政が所定の手続きを踏めば、知ることができるのではないかと思っています。知りたいとも思いません。どこまで抵抗できるか、実行中です。

マイナンバー制度廃止の訴訟に参加します

原告の一人として、神奈川県の訴訟団に加わりました。こんな法律、廃止しかありません。

2016年4月1日金曜日

日本共産党の破防法対象を笑い飛ばす!

 1週間前に3日ほど体調を崩し、情報を全く入れられない状態が続いていました。そこで起きていたことが、「安倍内閣が3月22日に日本共産党を破壊活動防止法の調査対象団体であることの国会答弁書を閣議決定した」こと!!
 私は40年以上「日本共産党党員」ですが、ただの一度も「暴力で世の中変えよう」と文書でも、発言でも聞いたことはありませんし、そのような事を見聞きしたら、私自身は即刻「さよなら」します。
 とんでもない中身の「特定秘密保護法」をはじめ、「破防法」「盗聴法」「安全保障関連法」「マイナンバー法」に加え「共謀罪」も?
 秘密保護法施行で日本は「法治国家」でなくなったと私は思っています。外国のことをあれこれ言うのを止めはしないけれど、自分自身を客観的にみましょうよ!と言いたいのです。世界から日本はどうみられているのか、私たち自身が認識しなくては。

私が忽然と姿を消したら、国家権力による連れ去りを疑ってね!

ものが言えない世の中だけはどうしても許せません。民主主義は「私の言いたいこと、聞いてね。あなたが言うことも聞くから。」が基本です。それも、手は後ろで組んで。(武力・暴力は無し!)それなのに、危険な安倍内閣が向かう先は「ヒトラーの再来」ではないか。事態はギリギリのところまで来ていると思った方がよいと思っています。とにかく選挙で世の中変えましょう!

2016年3月20日日曜日

滄浪閣 町長は☎1本で外務省高官を案内!

 3月16日開催の議員全員協議会で、町長に「先週のフライデーに町長が滄浪閣を案内する写真が掲載されていたが、きっかけは何だったのか。」と質問したところ、町長は答えず幹部が「国から申し入れがあったので、案内した。」と答えました。
 協議会終了後、「国からの申し入れがあった、その文書を情報公開したい。請求書に何と書けばよいか。」と幹部にたずねたところ、「電話があったので、文書はない。」ということでした。その場は「そうでしたか。」と戻りましたが釈然としません。普通、電話1本で案内、とはなりません。やりとりが事前にあって、日程だけ電話で決めたと言う方が自然です。

28年度予算反対討論で指摘

翌日の3月定例会最終日の討論で、「滄浪閣については、疑念を持たれることのないように。2年前に国の補助金1000万円を使った観光の調査委託で『道の駅』構想が示された。国所有になれば固定資産税はゼロに、加えて警備でものものしい町になるのでは。」と指摘しました。

18日には自由民主党本部訪問!

またその翌日には町長の動向で、「自由民主党本部訪問」と新聞に掲載されていました。中﨑町長はこの1月、すでに二階政調会長、麻生財務大臣に会いに行っています。(町HPに掲載されています)「変な法人に渡るよりいいのでは。」という声も聞かれます。それもそうですが、広大で平坦なこの土地が利用されないでいることが不思議です。「道の駅」構想はその後何の動きもありません。他の所有者に渡っていても不思議ではないと思いますが、動きません。何を意味するのでしょうか・・・注視していきます。 

19日を忘れない あの日から半年・大磯駅頭に30人

 「違憲」「時期尚早」と言われながら自公安倍政権が安保関連法案を成立させてしまった日からはや半年。9月17日は105歳の義母の誕生日で、105歳も半年が過ぎたんだなあ・・・と妙に関連付ける私です。
 昨日は日比谷野外音楽堂に5600人が集まったそうです。ここ大磯でも、思い思いの「一言」を掲げてサイレント・スタンディング。若い人たちが足を止めてくれて、会話も弾みました。

緊急事態条項を盛り込ませてはならない

世論調査で与党が3分の2の議席を獲得し、改憲をすすめることに反対する意見が増えてきていることが紹介されました。「特定秘密保護法」「マイナンバー法」「盗聴法」に加え、「緊急事態条項」をもくろむ政権。
 「私の意見を聞いてほしい。だからあなたの意見も聞きますよ。」・・・そこから議論が始まるのに、「私の言うことは正しい。だからあなたは黙ってて。」では戦前、封建社会にまで戻ってしまいます。
 人類は尊い犠牲をはらってここまで来ました。後退させてはいけません。もっと声をあげなければ。 

2016年3月13日日曜日

安倍政権が大磯町の滄浪閣の買取計画?

 金曜日、F誌の「安倍政権が40億円で購入計画『旧伊藤博文邸』の利用価値」の見出しを見つけ、購入しました。他にもS誌に類似の記事があります。
 二つの記事を読む限り、伊藤博文が住んだことがあるような書き方ですが、実際は違うと思います。町の文献にも「関東大震災で倒壊後再建された」とありますので、現存の建物は伊藤博文暗殺(1909年・明治42年)後の建物ということになります。
 詳細は調べたのちにお知らせしますが、以下の点について疑問があります。

疑問点

・西部から買い取ったのは、社会福祉法人理事長個人(当時)。現在の所有者は社会福祉法人と聞きます。買取価格は40億円、30億円、また35億円とも。40億円で国が買い取れば、この差は何を意味するのか。町長・副町長が国幹部を案内する様子が写真ではっきりわかります。
・政府の建物、それも要人が使用するとなれば相当な警備が必要です。ものものしい雰囲気のある町になりはしないか、心配です。そもそも海に面した土地が適切なのか、おおいに疑問です。旧吉田茂邸も同じ条件の土地で、外国の要人を迎えるには不適切といわれ、見送った経緯があると聞いています。
・10年近く使われていない建物は、相当傷んでいるはずです。使うとなれば、修繕などにいくら必要になるのか、見当もつきません。
・町長が手を挙げ、神奈川県に認定された「観光の核づくり」事業関連で、町は1000万円の費用(全額国負担)をかけ調査。滄浪閣は「道の駅」構想が示されていました。保全したいという考えもありました。でも、国に働きかけることは議会は聞いていませんし、唐突で違和感を覚えます。

 法人は買取に異存は無いのでしょう。仮に40億円で入手したとしても、今の価値はいかばかりか。記事には甘利元大臣の名前も出ています。おかしな動きに町が巻き込まれないようにと伝える必要が出てきました。

2016年3月4日金曜日

3日の大磯駅頭に30人!アベ政治に負けない!

 すっかり日差しが春めいてきました。でも、情勢は曇りがちどころかどしゃ降り?安倍政権はとうとう「明文改憲」を言い出しました。
 自民党の憲法草案は、「国家」と「国民」の立場が逆になる内容です。緊急事態条項はまさに麻生大臣が言った「ナチスに学べ」です。
 先日、川崎でおきた中学生が亡くなった裁判の「やらないと自分が殺されると思った。ごめんと言いながらナイフで刺した」と供述したと言うニュースを聞き、私は戦場と同じだと思いました。
 神奈川新聞で辺見庸さんの「一人であらがえるか」の記事を読みました。中国で新兵が肝試しと称して柱などに括りつけられた中国人を銃剣で刺し、突く訓練の様子が重なりました。その場で「こんなことをしてはいけない」と言えるかどうか・・・
 人を殺める瞬間、狂気が宿るのだと思います。正気ではできない。だから正気にかえったときに苦しむのではないだろうか・・・だから戦場から帰還した兵士が自ら命をたってしまうのではないか・・・
 孫が2歳になりました。夏にはお姉ちゃんになる予定です。自分の生き方が次世代のためになることをしたいと思います。3月議会も終盤。いよいよ必死で戦争法廃止署名に取り組まなくては。

2016年2月28日日曜日

恒道会の特養の空きベッド 26床に増える

 25日の一般質問で町答弁でわかった特養の空きベッドは、12月の19床から26床に増えていることがわかりました。入所待ちの方や家族の事を考えると、いてもたってもいられない気持ちになります。
 3月にはまた職員が10名ほど退職すると聞いています。実情を知る入所者とその家族は、運営できなくなり「退所」を迫られることはないのかとても心配しています。(当然です)
 特養はベッドが97~98%稼働することで経営が成り立つと言われます。2年続けて2憶円近い赤字を出している上に、理由がよくわからないデイサービスの移転でまた経費がかさんでいるはずです。町民にとってなくてはならない施設。町は「退所」にならないように努めると答えますが、経営陣に問題があるのではないかと思います。
 見通しについて、説明会を開いてほしいと申し入れをしていますが、いまだにできていません。運営について、町も県も「基準にあったサービス提供がされるようにしている」と答えますが、これは義務であり、最低ラインをクリアすればよいという考えです。
 法人は「民間」なので、立ち入れない部分があるとはいえ、「保険」制度を運営しているのですから、保険者である町が保険料を払う町民の立場に立つことが求められます。制度設計の間違いなのか・・・歯がゆい思いでいっぱいです。
 

中学校給食の経費は小学校の2倍!

 25日の一般質問で中学校給食を取り上げました。冷たく、生徒によっては量も少ないため、家から持ってきた弁当を隠れて食べなければならない事態が起きています。
 相模原にある業者とは3年間の委託契約を結びました。弁当の受入体制の工事費や弁当箱に1800万円が使われ、28年度予算ベースでは自校方式の小学校給食の2倍がかかることがわかりました。1食当たり600円弱(材料費込み)かかっています。
 生徒・保護者からは家庭弁当と業者弁当を選択させてほしいと、声が上がっています。教育委員会は「給食は全員が(アレルギーの児童生徒は別にして)同じものを食べること、食育にも同じものを食べることが必要、好き嫌いをなくすためにも同じものを。量は基準に基づき計算している」と譲りません。契約の変更はできます(経費は別にして)。今後の現場からあがる声に応えるべきです。
 食育、嫌いなものを食べられ得るようにするには「おいしい」と思うことが必要だと思います。世界を見れば、食糧不足で餓死せざるを得ない子どもたちがたくさんいます。そのことを考えることも大事な教育だと思います。

ただちに自校方式の検討に入って!

2倍も経費を使うことをいつまでも続けるのではなく、すぐに検討に入るべきです。私も自校方式にどれくらいかかるか、調べ始めます。文科省に問い合わせ、半分は補助がつくことがわかっています。とはいっても、なかなか計算通りに補助が受けられる訳にはいかないようです。補助の申請のタイミングがカギを握るようですので、そこもしっかり調べ、提案していきます。
 厚木市ではセンター方式から自校方式に戻しています。
 

2016年2月24日水曜日

中﨑町長 総括質疑で「痛みを伴う予算はあるのか」に具体的に答えず

 昨日の町議会はH28年度予算に対する総括質疑。柴崎議員、坂田議員、私の3名が質疑を行いました。
 町議会のルールは40分以内、再質問は1回となっています。柴崎議員のアドリブ質問に町長が時間配分を考えずに答弁した結果、通告書を受けて用意された答弁が40分以内に行えず、時間を数分オーバーするハプニングが。
 続く坂田議員はうまくまとめ、再質問の時間がもらえない(時間ぎりぎりまでの答弁書の場合が多い)私の質疑の前に議長が「再質問の時間を10分考えて答弁するように」述べた結果、12分の時間が発生。半ばあきらめていましたが、とっさに4項目の再質問を行いました。
 一番気になる施政方針の中の「事業の見直しや廃止もありうる、町民の皆さんには痛みを伴うことをお願いしなければならないこともあろうかと思います」の質問に明確な答弁が無かったので、「条例改定があれば値上げなどがわかるが、要綱の中身までは見えない。そこはどうか。」と聞いたところ、「ありうる」との答。
 これから先は予算特別委員会で審査するしかありません。私は今回委員ではないので、他のメンバーに期待するところです。

教育予算の現場からの要求総額は把握せず

教育委員会の予算要求額に対し、5000万円減額の億9800万円が計上されました。教育委員会の事務方は現場の要求額を町長部局に配慮、きれいにまとめて要求すると思っていますので、「現場の要求総額は把握しているのか」聞いたところ、「していない」と答弁がありました。
 「総額を計上するなんて、どだい無理」と思われても、現場が必要としている課題を把握することは絶対必要だと思います。財源が限られていることは誰もが認めること。優先順位を付けるためにはどの分野においても底の底にも光をあてることから議論を始めるべきです。

2016年2月19日金曜日

速報 大磯駅前スタンディングに30人以上!

 暖かい風が吹く(花粉も飛ぶ)中、19日を忘れない人々が集まりました。このあと、他の駅頭でスタンディング、また東京の辺野古基地反対集会に行くという方も。みんなの分もよろしく!です。
 私は1時半から議会運営委員会に出席のため、15分間しかいられませんでした。40人近く来られたかもしれません・・・
 いよいよ署名に本格的に取り組みます。

2016年2月14日日曜日

大磯町のスクールランチ(中学校給食) 何とかしなければ!

 「不味くて、冷たいうえに量も足りないため、お弁当を持参させる家庭が多いが、学校では給食時間中に食べるのを禁止しているので、隠れて食べるしかない・・・」こんな声がメールで寄せられました。どこかで「給食が不味くて空腹を抱えて帰宅、夕食を何でもおいしく食べるようになった」という笑うに笑えない話を聞いたことがあります。

 調理と配送の委託業者選定時に試食をしているはずですが、工場での試食だと思います。10℃以下に下げてから配送する、どれだけの味になるのか確かめなかったのか・・・
 業者選定後、保護者と生徒に試食してもらった時にとったアンケートでは、生徒が「おいしくない」と答えた割合がトップです!この間、教育委員会事務局は何をしてきたのでしょうか。ふつふつと何とも言えない怒りに似た感情が湧きあがります。

 業者とは3年間の委託を結びましたが、「おいしくする工夫」「自校方式の検討を始めること」「委託内容の変更」を求め、2月25日(木)午後3時10分からの一般質問で取り上げます。
 

家で看取るということは覚悟が必要

 看取るという言葉はよく聞きますね。「家族に看取られながら旅だった」「最後まで家で過ごし、看取りました」などなど。
 105歳の義母の入退院を経験し、「家で看取るということ」のイメージが具体的になってきました。
呼吸困難と胸の痛みを訴えたので緊急搬送、症状が落ち着いた後主治医から「治療のできる段階ではありません。ご本人にとって退院して家で過ごされるのが一番良いのでは」と、勧められました。
 そうなんです。ご本人の心臓は動いているだけで奇跡的な状態。なにより「あたしゃ、ビールが飲めなくなったらおしまいだよ。」というほどビール好きな母を一刻も早く退院させたい。でも、受入体制のために2、3日おくれて結局10日間入院しました。
 退院して一番初めに口にしたのはもちろんビール!おいしそうに飲んだ顔は忘れられません。困ったのは入院中に誤燕防止で食べさせてもらえなかったために口や舌の筋力がすっかり衰え、刻み食だったのが流動食しか食べられなくなったことです。
 点滴の注射針を取ってしまうために、手にミトンをはめたため、指をうごかすこともままなりません。それでも退院して2週間がたち、やっとのことで自分でスプーンとヨーグルトを持って何口か食べられるようにまで回復しました。本当に凄い方です。

 さて、「家で看取る」ことを勧められた、「同じことの繰り返しをするのか。病院にきても治療はできない」といわれた義母の5人の子どもたち(3男はウチのダンナ)、そこで「家で最後を迎える」はなしにまとまりました。要するに「救急車を呼ばない」ということです。

 「最後の瞬間がどんな形で訪れるのか・・・苦しむことはないのか」思い切って医師に尋ねたところ「多少はそういうこともあるでしょう」とのこと。(;O;) 私自身の母は65歳の時にガンでホスピスで亡くなりました。延命治療はせず、痛みと苦しさは薬でコントロールできていましたので、義母もそうできないか聞きましたが、逆に難しいと言われました。

 その時、私はどこで何をしているのか。居合わせることができるのか。居合わせたら自分自身、どう行動するのか。多分、母を後ろから抱き抱えて背中をさすり、励ますことしかできないでしょう・・・
 「眠るように息をひきとる」方もいらっしゃいます。でも、みんなそうとは限らない・・・

「看取り」をしてくれる介護施設は得難い存在です。大磯町では恒道会。でも、いつまで続くのか不透明な状況です。呼吸困難の状況を知る私は日々ドキドキしながら過ごしています・・・
 

盛りだくさん!3月補正予算案 定刻オーバーは必至

 2月16日から始まる大磯町議会3月定例会。初日はどう考えても定刻の5時に終わりそうにありません。
 議案と説明書は合計225ページ!予算関連は別に592ページあって、施政方針演説でまとめて提案されます。初日に審査する20議案のボリュームは今までで最高ではないかしら。くらくらする頭で読み込みます。国会で決める法改定ではどんな議論があったのか確認します。町独自の案件では今までの論点整理、態度表明などをふまえて、質問を組み立てます。

今回の補正予算では

○「子ども子育て支援新制度」で国の方針の反映(多子世帯の負担軽減)や公定価格(制度に乗 る 幼稚園・保育園の運営費の単価)が決まったため、町の財政負担がどう変化したか確かめなくてはなりません。
○地方交付税が1億2650万円近く増えます。その内容は?
○マイナンバー関連の予算計上もあります。何がどう変わるのか、質問します。
○国民健康保険事業で国・県から保険税の負担軽減のための支援金が出ますが、どう処理するのでしょうか?
○介護保険のサービス給付費が当初比で6000万円も減るけれど、恒道会の空きベッドと関係はないのか・・・などなど、1回の質疑で行う3問3回ルールでは到底足りません。

国府中学校体育館では天井の板の劣化が見つかり、工事請負契約の変更・約960万円の増額が提案されています。工事設計委託時に当然考えなくてはならなかったのでは?

旧吉田茂邸再建では、神奈川県に工事を委託している関係で、協定書の変更や年次協定の議案が出てきます。再建関係では一貫して反対しています。

ぜひ傍聴に来ていただきたいと思います。SCN放映を見ていただくのもけっこうです。時間があれば、現地に来ていただき、雰囲気も含めて議会のチェックをお願いします。

2016年2月4日木曜日

ご無沙汰!3日の大磯駅スタンディングは45人!

 105歳の義母の入退院でバタバタしていました。医療や介護の実地訓練をしています。「看取り」まで考える事態ですが、義母には最後まで楽しく過ごしてもらえるよう、家族・医療・介護の関係者の協力を得ながら進めています。今でも「ビールがおいしい!」と言う明治生まれの人生の達人です。
 3日のスタンディングは前回の1.5倍の参加者がありました。戦争法廃止2000万署名 二宮・大磯推進会議も発足しました。ブログも立ち上がりましたので、コメントをお待ちしています。
 先ほど、大磯町議会3月定例会の一般質問の通告をすませました。1問目は中﨑大磯町長が自衛隊の募集相談員と会ったことについて、経緯と真意を質問します。合わせて、昨年神奈川新聞が行った安保法案のアンケートに無回答だったことも聞きます。
 質問の時間割は9日に決まります。ぜひ傍聴に来てください。SCNで放映もします。

2016年1月19日火曜日

大磯恒道会 ショートステイの受入制限(;O;)

 ここまできてしまったか・・・の感が否めません。利用者や家族にとってなくてはならない「ショートステイ」の介護サービス。大磯町では恒道会のみが行っています。会運営の「こゆるぎの里」のサービスを受けていた町民から日曜日、「ショートステイが使えなくなるので、平塚の事業所を紹介します、と言われたけれどどうなるのか」と話がありました。

 特養のベッドは人員不足で19床が稼働できていない上に、ショートステイも閉鎖?もちろんスタッフ不足で運営することは違法になり、できません。介護報酬が減ったことが原因で、事業所の機能が全国的に低下し、必要なサービスが受けられない事態を招いていますが、会の運営が円滑に行えるよう、理事会でぎろんされているのでしょうか。

 社会福祉法人は「しっかり運営ができてあたりまえ」とみられていますので、なかなか行政が指導できない面もありますが、利用者の観点から、限界まで行うべきと考えます。

 サ-ビス分を介護保険料で支えているのですから!

大磯駅 駅遠隔操作システム導入でサービス低下?

 1月15日の議員全員協議会で、大磯駅で2月28日から駅遠隔操作システムを実施予定で、併せて運営体制の変更があることをJRから報告があったと、発表しました。(JRの文書は昨年12月18日付)

不便になるのは必至

JRでは「お客様の利便性の向上と効率的な駅運営をめざして駅遠隔操作システムを導入している」と説明しますが、「利便性は低下、効率的とは儲け優先では」と言いたくなります。
 ・自動券売機(多機能券売機)等の操作・監視を平塚駅で行う。改札口係員が不在になるため、インターホンを通じて案内する。
・改札窓口が初電から6時45分頃まで無人になる。
・みどりの窓口は現在6時30分~20時までだが、2月中旬以降は9時30分~17時30分頃までしか営業しない。(定期券・乗車券・普通回数券は自販機で買える)

 何かあった時に駅員が駆けつける・・・昔の話にしていいのでしょうか?耳の不自由な方はインターホンは使えないのでは、と全協で指摘すると、「6時45分以降には対応できるので大丈夫ではないか」との答が。止むをえない事情で早い時間帯に駅を利用する人もいるはずです。JRがまず周知徹底を図り、利用者の要望に応えるべきです。

 聴覚・視覚・身体に障害を持つ方が駅ホームや構内で事故に合うことが後を絶ちません。儲け最優先の日本を変えなくては。

2016年1月15日金曜日

大磯町で「行政情報漏れ」はおきないか

 マイナンバーの運用開始で私が気にしている情報は「情報漏れ」です。民間企業だけでなく、大学や行政まで、情報が漏れたと報道されています。
 年末、大磯町立図書館で「暗号技術」の本を借り、読んでいます。入門書といっても「暗号アルゴリズム」「鍵」「暗号化と復号化」など、初めて目にする文章が並んでいるのですが、借りて読もうと思ったきっかけの文字は「鍵」です。
 マイナンバーの制度解説で、異なる自治体や省庁のやり取りが暗号化される(鍵を使う)ので大丈夫とされていますが、実際はどうなのか関心があったからです。
 一言でいえば、「解けない暗号はない」。人間のやることだから、といえばそれまでですが、笑ってすむことではありません。
 デジタルのやり取りの一番怖いところは、「気がつかないうちに情報が漏れている」ことでしょう。大磯町のデジタル情報のやり取りをするパソコンは、外部とつながっているものもありますので、情報漏れがない方法に切り替える必要があります。
 2月16日から3月議会(定例会)が始まります。きちんと対応するよう、迫っていきます。
 

2016年1月13日水曜日

スクールランチ(デリ弁の中学校給食)が始まりました・・・(;O;)


 長年の要望だった中学校給食。公約に掲げた町長が出した結論は「デリバリー給食」でした。
住民参加で議論してきましたが、「進め方が自治基本条例に則していない」と保護者らが声をあげていました。
 議論は2段階に分かれていて、町長が開いた「懇話会」では「給食を実施するなら自校方式で。すぐにできないなら、つなぎとしてデリバリー弁当もやむを得ない」でしたが、教育委員会の出した結論は「食育の観点から、全員が同じものを食べさせたい」。弁当がいいと言う生徒や保護者がかなりいましたが、選択方式はとりませんでした。

私の主張は・・・

 私は、「自校方式が可能(調理室が建設できる場所がある・法的にもクリアできる―費用は5億円かからない・国の補助基準は5割)なのだから、自校方式ですべき。災害時の対応もできる。それまでは、デリバリー弁当、家庭弁当の選択を可能にすること」を議会で主張してきました。委託関係の補正予算には反対しましたが、賛成多数で可決されています。

 昨日は議員や教育委員が教室に行き、生徒たちと一緒に初めてのスクールランチを食べました。メニューは「こぎつねごはん、さばの塩焼き、中華風和え、じゃが芋旨煮」、町が栄養士に頼んだメニューです。
 おかずのふたをあけた瞬間、「茶色い弁当!」と感じました。見た目もおいしさのうちですが、落第点をつけざるを得ません。さばは冷凍、旨煮は肉じゃがで、炊き込みご飯とおかずは3品。私の行った教室では、「ご飯は確かにいつものお弁当より温かい。でも、おかずは冷たい。お弁当の方がいい。」という感想が聞かれました。
 ある教室では、ご飯の中に髪の毛が混入!あってはならないことが初日に起きてしまいました。居合わせた議員も立腹。今後、議会でも追及があるでしょう。
 生徒から「権力を使って止めさせてほしい」と言われた賛成議員もいました。どうするのでしょう・・・
 給食費は月額4900円。昨日は材料費の350円を払いましたが、牛乳がついた教室とそうでない教室があるなど、現場が混乱していました。委託料を上乗せすると、1食500円以上になります。
 委託業者は相模原のエンジェルフーズ。3年間の契約になっています。今後の展開を見据えて、議会で取り上げていきます。

石神台1丁目・町は発電事業者の説明を求めなくては!

 先週の金曜日美化センターに行った帰り道、なにげなく右手を見て仰天!山の斜面の大木が1本残らず切られているではありませんか!自然再生可能エネルギーの推進は歓迎しますが、土砂崩れ、雨水があふれる、風害、反射光など、周辺の環境への配慮が必要です。
 役場の都市整備課で聞くと「まちづくり条例の手続きにはかからない、太陽光発電パネルの設置と聞いています。図面は町民課にあります。」と言うので、町民課へ。
 美化センターでは「省エネ・再生エネルギーの推進条例(略称)では設置の際のガイドラインを策定中で、基準が無い」ので、周辺住民の要望である事業説明を事業者に求めるため、町内会長の関係を担当する町民課が対応しているそうです。

 ちょっとまって!!議員提案で1年前に策定した条例の第6条には「事業者の役割」があって、「積極的な情報の提供に努めること」が明記されています。こんなことがあった場合を考えて条文をつくったのに、事業者をフリーパスさせてはいけません!

 昨日は平塚土木事務所で建築基準法の「工作物」の件で、いろいろ調べましたが、法律の基準は見つかりませんでした。法律が不備なんです。鉄パイプを地面に突き刺しただけの土台が、雨や風に耐えられるのか。雨水はほとんど浸透しないと思われるため雨水を受け止める設備が必要ではないか。シロウトがみても疑問がたくさん浮かびます。
 あらためて、条文を根拠に事業者に情報提供を求めた上で、周辺住民の心配事をなくすよう町は役割を果すべきです。



2016年1月7日木曜日

鳥獣被害の講習会 イノシシは「ミミズは好物ではない」に一同ざわめき

 7日、午前中はイノシシのえさ場をいかに作らないかの勉強会、午後はミカン畑に集まって効果的で安価な電気柵の設置を参加者みんなで行いました。
 講師は鳥獣被害対策で全国で飛び回っている井上氏。電気柵の悪い例がたくさん示されました。
イノシシが3000ボルト(静電気より弱い)の電気を感じるのは毛の生えていない「鼻先」だけなので、柵(ワイヤー2本・地面から20cmと40cm)の高さが重要なこと、雑草などが触れ放電すると電圧が下がり効果が無いこと、柵の上や下に作物があるようでは、かえってえさ場であることをアピールするので、柵の両側は人一人が作業できるくらい空けること、などです。
 「暑がり・怖がり・なまけもの」なので、生け垣など植え込みの下は見えるくらいに刈り込むこと、
潜む場所を作らないことも大事だそうです。
 午前中の参加者の中には、昨年6月に講習を受けた方(私も参加しました)が、「電気柵を言われた通り張ったら、被害が出ていない」・・・よかったですねえ・・・
「カラスが牛舎に入り込み、餌を食べるので困っていた。教えてもらったカラスが怖がるときに出す声のテープを聞かせたら、何ヶ月かは近づかなかったが、また来るようになった、どうしたらよいか?」井上さんの答は、「カラスは学習能力が高い。音の出所を隠すことと、牛舎に入る前に止まる場所があるはずなので、その上15cmほどのところに糸を張る。止まらなくなるので、試してみてください」・・・知人にカラスよけにテグス(釣り糸)を張っている人がいます・・・
 ご夫婦で来た方は、家の屋根裏にハクビシンがいるのではないか、と相談。県の職員が現地を見に行き、捕獲の対策がとられることになりました。・・・よかったですね・・・
 明日は、農地でなく人家に山が迫っている場所でイノシシが出没する場所での講習です。また、お知らせしますね。

不夜城?眩しすぎる大磯駅前駐輪場

 大磯駅の北側の山の中腹から撮った写真がこれです。この晩は空気が澄んでいて、江ノ島界隈はもちろん、左手奥には三崎の明かりまで見えました。
 それにしても、駐輪場は明るすぎます。LEDの光は無機質的で、主張しすぎる場合もあるのでは?付近にお住まいの方は眺望が大きく変わってがっかりだとか。
 調整を図るように、担当課に要望を出しました。


2016年1月3日日曜日

アベ政治を許さない 新たな参加者も迎え、30人!

 駅伝の応援をしながら、アベ政治許さないアピールをした方たちも、1時には駅頭へ。1月とは思えない、素直に喜べない暖か陽気のもと、駅頭に集まったのは30人以上。まずは新年のご挨拶。
初めての参加者も加わって、スタンディングをしました。安倍首相の動きだけでなく、韓国・アメリカの話題も出ました。
 いよいよ正念場の2016年の幕開けです。
○3日、19日のスタンディングを続けましょう。
○たくさんの方たちに声をかけ、参加してもらいましょう。
○2000万人署名をしっかり集めましょう。
以上を確認しました。
 参加者を撮影していた男性に気付いた人がいました。誰が、何のために取ったのかわかりませんが、ひとこと声をかけてくれたらよかったのに・・・私も肖像権には気を付けなくては。

2016年1月1日金曜日

明けました!自然体でがんばります!

 105歳の義母も、無事新年を迎えることができました。お餅ものどにつかえることなく、お雑煮もおいしく食べられました。
 ホントに1年過ぎるのが早い、というか、早すぎます。やらなければならない事が山ほどあるというのに・・・でも、能力相応にしかできませんね。
 世界・日本・大磯町、どこをみても問題山積ですが、自然体で皆さんとご一緒にこの1年もがんばります!どうぞよろしく。