2023年5月25日木曜日

鈴木京子の一般質問 5月30日 14:40~16:00です

1.町長の「政策集」の今後について問う

 圧倒的な支持を得て町長に就任された町長は、公約の「政策集」を強調されますが、町長は今や、様々な意見や要望を持つ町民の代表として振る舞う存在です。政策集を実現するのに財源をどうするのか、計画はどうするのか、政策集が全てなのか、市町村合併は含まれるのか、住民合意をどう図っていくのかなど、質問します。

2.認定こども園の整備は最初からやり直したらどうか

 保育園の待機児童解消に反対する声はありません。しかし、民営か、町営かで議会の意見は二つに割れています。二者択一でここまでこじれると、選挙の争点になりかねません。私は前町長時代の情報の出し方に問題があったと考えますが、それも含めて、他の整備の仕方を提案します。ただし、一つの方法であって、クリアしなければならない課題もあります。大磯町自治基本条例と議会基本条例を組み合わせ、さまざまな声を収れんして、住民本位のまちづくりに結実させることができたら、町全体に好影響を与えるのではないかと思っています。町長の考え方を聞きます。

3.チャットGPTの認識について問う

 便利なチャットGPTですが、さまざまな問題をはらんでいます。導入を検討する自治体、職員のパソコンからアクセスできないようにする自治体といろいろです。大磯町の考え方はどうでしょう。小中学校の児童生徒全員が持つタブレット端末も、アクセス可能と聞きます。教育現場ではどのように扱っているのか、聞きます。 

2023年5月24日水曜日

大磯町のいじめ問題を考える

  問題が明らかになったのは、5月17日付けのY紙。不可解なのは、適切な対応をしてきたという教育委員会が、息子の対応記録を保護者から情報公開請求された日に、重大事態と認めたことです。対応に問題はなかったとするならば、認めることとは矛盾しています。

 昨日から始まった大磯町議会の冒頭にいつも行われる町長による「行政報告」で、町長は皆さんに心配、不安を与えた。町役場を代表してお詫びします、と発言しました。

 私が違和感を感じたのは「町役場を代表して…」のくだりです。政治と教育を混同してはならないことに異論はないはずです。戦前戦中、お国のために命を投げうつのは当たり前、と教育されてきたきた反省からうまれた考えです。町長が「政治」と「教育」双方の立場、動きを整理されるように求めます。

 町議会では経緯などを教育委員会から説明を受けることになりました。対応が適切だったかの検証はこれからですが、子どもたちの気持ちを第一に考えなくてはなりません。何のために、大人たちがどんなことをしていくのかきちんと伝えていかないと、子どものためになりません。

 町議会議員選挙が迫っていますが、論争を政争の具にすることがないようにしていきたいと思います。黒か白か、上か下か、右か左かなど、対立と分断の方向に持っていくのは、子どもたちのためにならないと考えます。