2019年2月23日土曜日

総括質疑町長答弁 想い先行・説得力無く結果と成果は将来に託す‼ (-"-)

 昨日の総括質疑は6名の議員が22問、町長の提案した来年度予算について考えを聞きました。私は「町民の生活を最優先にした予算編成になっているか」の観点から、7問質問しました。いつもながら質問に正対するよりかわす答弁にそうきたか、と妙に感心するのですが、まとめてお伝えすると・・・

 観光関連の事業費の総額は17億円‼ そのうち、13億円は明治記念大磯邸園事業で、国・県から財政支援を受けるといいますが、それにしても多い。投資回収は、独自の魅力づくりによって交流人口の増加→定住人口の増加で税収増。成果を判断すべきではないという町長の感覚に、アドレナリンが沸き上がります。
 予算を立てる順番は、必ず支出しなければならない経費(借金の返済など義務的経費)の次に、町長の政策的経費(総合計画や人口ビジョン・総合戦略によると言いますが、町長はいつでも事業を新設できます。逆に、計画にあっても事業建てをしなくても良いのです)を盛り込みます。ですから、町長の予算編成権が絶大な力を持っていることになります。
 財政難、予算がない(お金がたりない)と、生活道路の補修もままならないのに、マリア道や町民の大多数が知らない大磯駅前の整備関連のお金は用立てできる。このからくりを町民ぐるみで明らかにしたいと思います‼
 町民生活優先になっていないと、この時点で私は断言しますが、予算特別委員会で掘り下げます。傍聴、よろしくお願いします☺
3月1日(総務関係)4日(建設関係)5日(文教関係)7日(福祉関係・委員会採決)
いずれも午前9時からです。


2019年2月21日木曜日

大磯町立小中学校 来年度の夏休みは8月27日まで(*_*)

 学校を開ける日は、学校長の提案を受けて教育委員会で確認します。今度の夏休みはいつもより4日少なく、8月28日が2学期の最初の登校日となることが今日の定例会で決まりました。
 来年度は天皇の代替わり関連で休日が増える(10連休)こと、文科省が進める教職員の働き方改革で、特に時間外勤務を減らすことを求められていることが要因とのことです。
 子どもたちや家庭にとってどんな影響がでるか、しっかり見てほしいと委員から要望がありましたが、私も同意見です。

 教職員の時間外勤務を、学校の開庁日を増やすことで解決せざるを得ない状況事態が問題です。教職員の数を増やすことが何より課題解決の道です!!!

大磯町教育委員会・中学校給食の実施方式を「自校方式」に決定!(^^)!

 今日開催の教育委員会定例会で、検討会の「自校方式」結論の決定の報告を受け、どんな結論を出すか、注目が集まっていました。傍聴者も多い中、決定した実施方式は「自校方式」でした。
 これからのスケジュールは、契約(設計等)の予算が絡むので、今後町長の政策会議の承認が必要になる。専門職員(建築士と思われます)が、教育委員会の事務局にいないので、町部局の職員と作業工程を練って、予算要求していくと話がありました。

 町長の政策会議(政府でいえば閣議決定のようなもの?問題は開催日も内容も全く不明なことです)はすぐに行う(もちろん、自校方式)と同時に、食育、地産地消、運営方法(直営か委託か)など、並行して詰めていくことが求められます。
 26日の午後3時5分からの一般質問で、町長と教育長の考えを問います。

2019年2月16日土曜日

明治記念大磯邸園 予算総額13.15億円のうち土地購入関係は13億円‼

 上程された「明治記念大磯邸園整備事業」の来年度予算総額は13億1540万6千円。旧大隈、陸奥邸部分のみで、一番西側の旧池田成彬邸(西園寺邸の跡地に建てられた昭和の建物)は含まれていないようです。(22日の総括質疑で明らかにします)
 古河電工所有の旧大隈、陸奥邸で町が整備、維持管理する部分は約1.9haで、そのうち0.4haは町に寄付されることが決まっています。残りの1.5haは、国・県の財政支援を受け、(町の負担はほぼ無いとされますが)名目上町が整備する予算建てがされています。
 予算書を読み解くと、土地購入費は11億円、補償費は2億円です。普通、土地を購入するときは土地の鑑定評価(大きな土地の場合は2社以上)をした上で予算計上、議会の可決を得て購入しますが、今回の上程の仕方は違うようです。
 国と地方公共団体(神奈川県と大磯町)の連携のもと、事業を進めると閣議決定された時、文言については地方公共団体も承知していたことはわかっています。町民の中には、中﨑大磯町長が国に働きかけたから実現したと思っていられる方が相当数いらっしゃいますが、違います。歴史的建造物の保全を町はうたっていて、それに異議をとなえる方はほとんどいないと思います。古いものはそれだけで一定の価値があります。
 もし閣議決定が町長のおかげだとしたら、大きな問題が発生します。町長は議場で否定しています。森友・加計問題と通じることになると、私は指摘しています。
 今回の予算計上において、国と町が対等平等の関係にあるのかは、ぜひ押さえておきたいところです。土地の評価は国が示した価格で決定するのか、注目です。町が都市計画決定した町立の特殊公園です。本来ならば町も対等平等の立場で臨むべきです。

 古い、存在しているだけで価値のある建物の保全は喜ばしい事ではありますが、120億円もの税金を使うことには抵抗感があります。国、県、町ともに、暮し応援の税金の使い方になっていません。衣食足りて・・・ではありませんが、優先順位があるでしょう。
 町は1.9haの緑地の維持管理をほぼ自前でやっていくことになります"(-""-)"
 

2019年2月15日金曜日

大磯町立中学校給食 21日の教委定例会で「自校方式」に!(?) 傍聴にいきましょう☺

 2月6日付、 教育委員会発行の「大磯中学校 学校給食だより」トップは「大磯町立中学校給食検討会としての結論は、『自校方式』となりました」。
 ひとまず歓迎・安堵・・・ですが、いままで大磯町は(町長は、というのが正しい表現だと思いますが)流れを変えて、決めてきた経緯があります。直近では「駐輪場建設」です。町民参画のワークショップで、既存の施設を補強、利用すれば敷地も建設費もコンパクトにできると提案があったのに、2度もデータを差し入れ違う結論に導いたと、私は議会で何度も問題にしています。
 給食の実施方式に関しては、教育委員会も町長も「検討会の決定」を受け入れる方向を表明をしています。が、なお心配性の私としては100%安心できないのが正直なところです。例えば、この「たより」で検討会は実施方式を「決定」する集まりのはずが、なぜ「結論」と表現するのでしょう?「検討会としての結論は自校方式」ではなく、「検討会は自校方式に決定」でいいのでは?と思います。
 勘ぐりすぎ、教育委員会に対して失礼では、等のご意見もいただきますが、教育委員会も町長部局も「自校方式」に決まり、「失礼しました」と言える日が来るように、26日の一般質問でがんばります。
 昨日行われた2019年度当初予算編成に関する「施政方針」演説で、町長が中学校給食に対し「大磯町立中学校給食検討会における検討結果を踏まえ、子どもたちが笑顔になるような給食の提供に向け、1日も早い再開を目指し、教育委員会とともに進めてまいります」と述べました。

 教育委員会定例会は2月21日(木)9時30分から保健センター1階で行われます。傍聴に行きましょう‼

2019年2月13日水曜日

かたつむりの家 和解案の内容が神奈川新聞記事で判明

 ブログを書き終え、法人の「大磯」を「おおいそ」に直し、明日の議案にもう一度目を通し・・・そのあと神奈川新聞を読んだら、記事があるではありませんか!和解案の内容もありました。
 ①2023年6月までに福祉会が施設を明け渡す ②福祉会は2019年1月から明け渡し日まで月10万円を支払う内容で、町側の受け入れ拒否の理由は「われわれの主張と隔たりがあり、議会の理解も得られない」から、と報じています。

 裁判所が和解案を提示する際は、いままでの判例などを参考にすると思います。和解案について、町は町の顧問弁護士に相談したのでしょうか?隔たりがあるから拒否?全面的に勝てると思っているのでしょうか?議会の理解が得られない?議会を盾にしてほしくありません。議会は町の判断(和解を受け入れる)について、可否を機関意思決定する仕組みです。町が隔たりがあると考えても、和解案を受け入れるかどうかの判断は別物と思います。「議会の理解が得られない」は、議案審査の結果「否決」となった時に言うことです。

 結審後に再び弁論が行われるのは異例、ということは、和解が決裂したからだと思いますが、判決の内容がほの見えるような気がします。
 今後は判決を待つことになりますが、判決を不服として「控訴」したいと町が考えた場合、議案になるのかどうかを現在問い合わせ中です。川崎市は、控訴にあたり議案提案したことがあります。もし議決が必要になれば、判決後に控訴するまで期限がありますから、議会選挙(6月30日投開票が決定)の前に再度議員が判断を求められることになります。

なぜ?かたつむりの家の退去を求める裁判の和解案を町は拒否

 平成28年の12月議会で、町が社会福祉法人おおいそ福祉会の運営する「かたつむりの家」に対し、使用している横溝千鶴子障害福祉センターの「明け渡し」と「明け渡すまでの賃料の支払い」を求める「提訴」の議案が可決されました。
 私は、かたつむりの家の窮状をご覧になった横溝さんが5億円を町に寄付、1階部分は町や身障者協会の事務室、集会室、相談室などに使い、2階部分はかたつむりの家が占有することを関係者すべてが話し合い使い方を決めたものなので、明け渡しを求めるものではないと理解しています。当時のいきさつをよくご存知の町民は、そもそもかたつむりの家の作業所をつくるようにと寄付を受けたのだから、出ていかなくてはならない理由がないのでは?と疑問を感じておられます。

 先週、2年に及ぶ裁判の報告会があり、参加しました。裁判官3人(普通1人で、この裁判は異例だそうです)が提示した「和解案」をかたつむりの家(社会福祉法人大磯福祉会)は理事会などで議論して受け入れることを決めましたが、町は拒否したことがわかりました。
 理由は不明ですが、和解案の内容は賃料と明け渡しの条件と思われます。町が期待していない内容ではなかったと推察します。和解案は議会の議決がないと効力を持ちませんから、議会の意向が気になるのかもしれません。でも、この件については年末の議会質問では、進捗などについては「係争中のため、お答えいたしかねます」と、答弁はしていませんし、和解案について議会への打診もありません。
 提訴に反対した議員には何も聞かず、賛成した議員には意見を聞いている?まさか、の話ですが、しっくり感はありません(-"-)
 2月末に最終書面を裁判所に提出、判決はゴールデンウィーク後になるのではないかとの見方が紹介されました。
 
 町が言うように、社会情勢の変化により、障がい者の方々へのサービス内容も変化しています。でも、2階部分の使い方も決まらない中、障がい者サービスを提供している法人に対し、とにかく早く出ていくように(賃料は1ヵ月43万円!)裁判でしか決着がつかないような関係になること自体、問題と思います。

 裁判でしか・・・といえば東海大学に違約金を払うよう求める裁判もおこしている大磯町長。粘り強く話し合いを続ける土壌を培っていただきたいものです。 

2019年2月8日金曜日

私の一般質問は2月26日(火)午後3時5分からです☺

 昨日の議会運営委員会で、通告内容と時間割が決まりました。私の質問は26日(火)、午後3時5分から4時25分の80分間です。傍聴をよろしくお願いします☺
 議会の運営は、それぞれの議会でかなり異なります。大磯町の一般質問の場合、質問と答弁を合わせた最長時間は90分ですが、2日間の中で9時~5時に収まりきらない場合は時間をカットしています。今回の質問者は議長を除いた13名のうち、11名。10分短くなる分、工夫が必要です。私の質問内容は・・・

1.大磯駅前の整備をこのまま進めるのか
  駅前広場整備はA案(南北の歩道を拡幅し、観光者の人溜りを確保・その結果駅の一般送迎車の停車スペースが現在の約15台から2~3台になる・工費は4億円以上)を修正し進めるとされるが、町長は町民の納得が得られる案になると考えるか。旧駐輪場跡地の検討案も含め、整備内容と税金投入については町民の同意が不可欠と考えるが、今後の進め方を問う。

2.大磯町の中学校給食に英知を結集するには
  検討会で実施方式が「自校方式」に決定された。教育委員会と町長の政策会議でも同様の結論になると考えるので、工程を明らかにされたい。違う結論はどんな場合か。
 最適な場所や工法の選定を含め、早急に実施するための工夫をはじめ、食育や地産地消、お弁当をつくるのが困難な家庭や教育現場に対する支援策など、同時並行で進める課題が山積している。どのように進めるのか、所見を問う。

3.介護保険の施策とニーズ対応は十分か
  平成31年度の当初予算では、制度が始まって以来、規模が前年度比でマイナスになる。サービス利用(入所・通所・在宅)や支援の不足分を補う一般会計を含む施策は十分か。(特養ホームの待機者を減らすなど)ニーズに応えられる内容なのか、所見を問う。

4.大磯町職員の働き方改革の促進を
  策定から1年以上が経過した働き方改革の自己点検と評価は。定年と中途退職者、新規採用の人数、経験年数、専門分野はどうか。諸手当の支給は万全か。就業管理システム活用の考え方は。業務量についての総括はされたのか。町長の政策的な施策(観光など)を実施するための人員配置のバランスについてはどう考えるか、所見を問う。