2017年9月30日土曜日

総選挙 自公と野望勢力に負けられない!(^^)!

 森友・加計隠し、仕事放棄のまさかの解散。民主・野田首相(当時)の逆ギレ解散を思い出します。国民生活、外交問題はそっちのけ。おまけに足元を揺さぶられた有象無象議員たちが勝ち馬に乗ろうと、情けない事態になっています。
 「政治には期待しない」国民がまた増えるのでは、と思われますが、保身・利権がらみの政治家たちを喜ばせるだけです。すっきり、はっきり、くっきり、の訴えをしたいです。
 2年前の参議院選挙で広がった「4野党共闘」が、民進党の背信行為で崩れてしまいました。日本共産党は野党共闘の原点、安保法制廃止で社民党と候補者1本化。ここ神奈川15区は、沼上予定候補が降りて、社民党の佐々木克己氏を応援することになりました!!初めての経験ですが、河野太郎氏の退場目指してがんばります!!応援よろしく!!!(^^)!

一番懸念するストーリーは・・・

安保法制容認、改憲推進の日本会議の小池百合子氏率いる希望の党と自公が大連立を組んだらどうなるか、考えなくてはなりません。ふたを開けたら改憲勢力3分の2!?怖ろしいことです。
 北朝鮮とは話し合いの場を持たないと、トランプ大統領との言い争いの果てに、まず「厚木基地の米軍第一軍団司令部を攻撃」などといった手段につながりかねないと私は考えます。武力で物事を解決することはできません。必ず尾を引きます。泥沼に陥るだけです。義理のフランス人の息子が、「自爆テロは仏語でカミカゼ」と。
 平和憲法9条を守りましょう!!(^^)!
 

2017年9月29日金曜日

NCR跡地の最新情報 何もわかりません"(-""-)"

 昨日、パネル撤去の関係で平塚土木事務所に行き、4部署に手続きの有無を確かめましたが届出等は何もありませんでした。町の都市計画課にも、まちづくり条例の手続きを始め何も出されていません。
 情報公開で得た公有地の拡大の推進に関する法律に基づく「土地有償譲渡届出書」には、譲り渡そうとする者はP社で、相手方の名前は黒塗り。28年6月28日と29年7月28日付で町が受け取っています。わからないのは、2件の間に挟まれて出された29年6月20日付の届出書で、譲り渡そうとする者と相手方両方の社名?が黒塗りになっています。地積は少し減っています。今日現在、大磯町は「参加差押」をしています。町がこの土地を買い受ける計画はないため、その旨県知事に伝えていると思います。
 今まで、敷地の中が見えないことが多かった(解体時も)ので、気付いた町民の皆さんから「何か始まるの?」と質問を受けます。「全くわかりません」と答えるしかありません。パネルの撤去で「商業施設計画」の看板もなくなっています。
 町民としては、「PCB汚染土の撤去」「税金の納付」「町民が歓迎する土地利用」を今まで同様求めたいと思います。

大磯中学校給食速報 議会は28年度一般会計の決算を不認定 町長らの謝罪を決議

 今日は9月定例会の最終日、3件の陳情審査の委員長報告に続いて決算特別委員会の委員長報告があり、採決が行われました。一般会計の賛成は2名のみで、認定は否決されました。
 続いて、「中学生が安心して昼食を食べることができる環境整備を求める決議」を審査。趣旨は残食率の高さに加え、84件の異物混入がマスコミ報道で全国的に広がったため、生徒たちの健康や生活環境の影響が懸念される。 ①町長は教育委員会と一体となり、一刻も早く環境を整えること。 ②町長は深く反省し町民に謝罪すること を求めました。
 反対3名、賛成10名で可決しました。私は「事態を収束させるために必要な決議。今回の全国規模での報道に至ったのは、デリバリー方式のスクールランチ実施直後からあった生徒、祖父母も含めた保護者、議会の指摘に真摯に向き合わず、見るべき改善が行われなかったことに加え、異物混入に甘く、ほとんど放置してきたことが原因。本会議場での謝罪だけでなく、両中学校に出向き、生徒、保護者、学校関係者に謝罪、町広報、ホームページでも行うことを求める」と賛成討論をしました。
 10月2日に予定されていた「懇話会」は延期。教育委員会では10月中に結論を出すそうですので、注視していきます。
 

2017年9月28日木曜日

NCR跡地を囲っていたパネルが撤去された

 昨日暗くなってから、キャットフードを買いに高麗の店舗に行ってびっくり!真っ白な2m以上ある金属板がごく一部を除いて撤去されていました。中にはコンテナかプレハブ様の建物と思しきものが見えます。
 これから行政に手続きがあったかどうか、確認に行きます。

大磯町中学校給食 10月中に結論を出すことに

 昨日の議員全員協議会の冒頭、町長から「9月19日の臨時全協、22日の決算特別委員会と迷惑をかけたことをお詫びする。早急な解決を図る。一番子どもたち、保護者に多大な迷惑をかけている。」とあいさつがありました。
 教育長からは「26日、教育委員会定例会で(非公開で)話し合った。業者変更については弁護士と相談中。安全確保のために職員が毎日工場に行き最終チェックをしている。30~40%の生徒が給食を希望している。心のケアはスクールカウンセラーなどが当たる。学校で保護者説明会があった。学校からは子どもたちはあまり(殆ど)変わらない様子、保護者からは家庭弁当持参の急な変更に戸惑いがあった。避けてほしい、給食費の清算はどうするのか、などの意見があったと聞く。」と報告がありました。※非公開にする必要性は感じられません。なぜ?町長の考えとすり合わせをしたのでしょうか?

 私を含め、8人の議員が1時間にわたり次々に質問、わかったことは・・・
Q. 今の弁当持参の状況は? A.ランチ35%、弁当65% Q.なぜ保護者説明会に教委が出なかったのか A.当初から出席はなしで、ということだった。校長、PTA会長からいわれた ※これについては情報が錯綜。保護者の認識と逆です。Q. 契約について弁護士に相談中というが、こちらの考えを示し契約だとどうなるかを聞くべきでは A.考えたい Q.教育委員会で検討というが、いつまでにまとめるのか A.10月31日までに結論を出したい Q.家庭弁当持参可能にと議会が提案したが、お知らせは教委の責任と考えてよいのか A.そうである Q.大磯町の方法を批判する業者の文書はどうなったのか A.訂正、お詫びの文書を持参したが書面に不備があるので受け取っていない Q.10月2日の「懇話会」は開催するのか A.延期する などでした。
 明日の議会最終日には町長らの謝罪を促す決議を提出する予定になっています。

2017年9月27日水曜日

東海大「買い取った大磯町の土地は違約金を払うので買い戻して」って?

 中﨑大磯町長が東海大大磯病院長時代、当時(平成16年)あまり普及していなかった3次元の画像で病気を見つけ出す「PET」を導入、合わせて老朽化している病棟建て替えの「整備計画」をたてました。隣接するゲートボール場を無償で貸してもらえなければ「移転を考える」とはったりとも受け取れる文書を書いたのは当の中﨑氏。私が移転➡廃院であることを指摘し、移転の話は立ち消えた経緯があります。

違約金を払うので町が買い戻してほしいと大学側

 その後、町はゲートボール場同様隣接する月京幼稚園をわざわざ移転して、合計7600㎡を鑑定評価2社の安い価格約4億5000万円で売却しました。平成22年3月のことです。
 土地の売買契約を読み込むと、10年以内に計画が実行できない時には ①大学から違約金を受け取り町が買い戻す ②違約金を受け取り、買い戻さない ③違約金を受け取り、期間を延長、整備する ④違約金を受け取らず、期間を延長、整備する の4通りが考えられると町は言っています。ちなみに違約金は売買代金の3割です。

大磯病院整備計画断念といわれても・・・

今更と思うのは…町立幼稚園の移転で必要な土地の買収と建設は売却代金でまかなえたものの、費やした保護者や担当者の負担は相当なものでした。いったい何だったのかと言いたくなります。
 悔しいのは学校プールの建設です。近くにあった生沢プールが老朽化で廃止されたため、水泳の授業のためにバスを借り上げ、海水浴場近くの町営プールで授業をしていました。夏休みも近くにプールが無いので、町民みんなが苦労していました。土地計画法の縛りがあり、結局小学校グラウンドにプール建設を余儀なくされ、私も苦渋の決断をしました。
 不思議なのは、病院関係者の駐車場として目いっぱい使っている土地を売った場合の駐車場の確保です。付近には空き地はみあたりません。大磯病院の存続問題が出ないか心配です。この病院側の意向を聞いたときは中﨑町長一人だった可能性があります。職員の旅行命令簿がないからです。いったいどうなっているのでしょう。町にとってこの土地はもはや必要ありません。答は12月議会で求めます。
 

2017年9月26日火曜日

信じられない!大磯中学校給食の教委対応

 昨日、今日と両中学校で保護者対象に中学校給食の説明会があったと聞きました。分かったことは、教育委員会の出席がなかったことです。
 教委と町の幹部は、説明会の事を「聞いていない」と言いますが、学校側から聞こえるのは「依頼したが参加せず」です。
 どちらが正しいのか、明日午後1時半から開かれる「議員全員協議会」で明らかにします。
 もう一つ、とんでもない情報が。今日開催の「教育委員会定例会」の最後の議題に中学校給食というのがありました。内容は明日誰かから聞こうと、傍聴に行きませんでしたが、なんと傍聴を断り非公開で行ったというのです。
 明日の全協は大荒れの予感がします。また結果をお知らせします。今日夕方の6時半現在、議会事務局に資料は届いていないそうです。どこまでも他人事?ひどい話です。

2017年9月22日金曜日

大磯町議会 決算特別委員会は中学校給食問題で一般会計を「不認定」に

 先ほど、4日間の決算審査が終わりました。8人いる委員(私は委員外なので傍聴)のうち、委員長を除いた7人中5人が一般会計の認定に反対しました。
 主な理由は中学校給食問題です。今日の審査でマスコミ報道以外のあらたな事実は特に出ませんでした。逆に、なぜ議会に報告してこなかったのか、批判が相次ぎました。食材の発注事務も栄養士が行っていることを確認、一人体制にしておくことの問題をあらためて強く感じました。ブラックな働き方をさせている大磯町の責任者、中﨑町長の政治姿勢が問われます。

 教育委員会事務局の職員はほとんど全員が電話対応をしていて、通常の業務が滞っている事態がおきています。町として考えなければなりません。一昨日の記者会見の生ぬるさが尾を引いています。説得力のある内容とは程遠いどころか、「業者の味方なのか」という厳しい意見が連日届いているといいます。

 最終日の29日に私も反対の討論をします。反対の理由は中学校給食だけではありません。ムダなハコモノ建設(リサイクルセンター)や、交通量の少ない道路の拡張工事、町長の公用車の不適切運行、職員にサービス残業をさせていることなどを述べます。

 今日は中学校に伺い、汁物(スープカレー)を「いいにおい」と言いながら教室に運ぶ生徒たちに会ってきました。一方で、あるクラスは2セットあるスクールランチの1セットを配膳室に取りに来ませんでした。「教室に運ぶ必要がないから」だそうです。"(-""-)"

2017年9月21日木曜日

NCR跡地に動きあり

 平成28年度決算資料で見つけた「土地有償譲渡届出書」。いわゆる「公拡法」による届け出です。情報公開をかけました。国道からは、コンテナボックスが8個並べられているのが見えます。
 まちづくり条例の届け出はありません。他の情報はありませんが、注視していきます。

大磯中学校給食 町長コメントに危機意識なし

 昨日、町長・教育長ら事務局幹部が、昼過ぎから記者発表を行いました。役場の駐車場にはかなりの数のテレビ局の車両が並び、そのうちの1台は中継用アンテナを高くあげるなど物々しい雰囲気でした。12時20分から始まりましたが、1時まで続いていたようです。
 議会が終わって帰宅後、テレビをつけたらちょうど町長の発表の様子を見ることができました。お詫びから始まって「残念に思います」で一区切りでしたが、何が「残念」なのかの前置きはありません。ここに危機意識のなさが表れていると思います。心配する声に正面から向き合う気概は感じられず、「当事者よりもマスコミの方が重大性に着目していると思いました」と報道を見た町民からも声が届きました。

昨日の弁当持参率は約6割

弁当を特に理由があって持参している家庭は4.7%でした。「当面の間の対応」として、「家庭からの弁当の持参については、柔軟に対応してまいります。」と教育長名で保護者にお知らせが出されました。「柔軟」とは?と保護者から聞かれたので、「持ってくる理由は特に聞かないということではないでしょうか。」と答えました。
 250食以上が対象の「大量調理衛生管理マニュアル」で調理・配送するため、冷ます必要があります。6月の質問でも「おいしくするにも限界があることを認める」ように求めましたが、理解いただけませんでした。
 10月に行われる「懇話会」でどのような議論になるのか、注目していきます。
 

大磯町中学校給食 業者のとんでもない文書が明らかに

 昨日の町長らの記者会見は後程書きます。昨夜、隣町の共産党の議員から「鈴木さん、こういう手紙が業者(大磯と同じ)が納品している幼稚園の保護者に出されていたということです。」とメールが届きました。
 「お客様各位」で始まる9月19日付の文書(社長名)は「平素は格別のご高配を賜りまして…」「この度の報道において、ご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。」から始まり、大磯町中学校給食は町の栄養士さんの指示通りに調理しておます(間違いありません)と続きます。
 「他の自治体の中学校給食のように選択制であれば、食べなくなければ注文しなければいいで済んだ話だったのですが、半ば強制的に始まった全員給食ですので、当然給食開始当初から反対派の声も多く、一年半経った今、反対派からのリークによってこのような騒ぎになってしまいました」には本当に驚きました。「全体の製造食数3%~10%の食数である1校にのみ100件の異物混入は、製造比率からみてもおかしいと考えざるを得ません」とも。(間違いがあります)
 大磯町で起きている問題の「評価」を納入業者の立場でコメントすること自体理解できません。重大なのは「給食」への理解不足と指摘せざるを得ません。
 給食の意義を理解しない業者とは即刻契約解除を前提に協議に入るべきと、町側に伝えに行きます。尚、会社で働く皆さんへの影響が無いようにしていかなければならないのは大切と考えます(業者名を削除、最後の一文はアップ3時間後に変更しました)

2017年9月19日火曜日

大磯中学校給食 明日は家庭弁当O.K.に!!

 今日は決算特別委員会でしたが、冒頭から大荒れでした。議長が給食の件で委員会終了後、臨時の議会全員協議会を開くと話したところ、「全協が先だ!」となりました。町長、教育長が発言する機会もあったのに、それもしない・・・事態の認識の甘さに、呆れました。
 議会に報告の無かった「異物混入リスト」を出させると同時に、「明日からの給食をどうするのか」町側に聞くことになりました。
 教育長は「昨日臨時の教育委員会を開き、対応を2時間半かけて協議した。10月2日に懇話会があるので、その時に協議したい。明日は豚汁を初めて出す。予定通り行う」と説明。議員たちは反発、「配送が遅れた謝罪文は文書の体をなしていない。こんなものがネット上に公開されているのは許せない」「町長と教育委員会の事務方が今年3月23日にエンゼルフーズの社長を呼び、話をしていたというが、その後も異物が見られる」「契約解除も考えるべき」など、厳しい意見が相次ぎました。
 結局、「明日から生徒たちが安心して気持ちよく食べられる給食が提供される保障は感じられない。町側の対応は納得できない」ということになり、私は残食対応(食べられない)と異物混入について信頼関係を取り戻すためにも「明日以降について、今日は緊急連絡網で家庭弁当も持参できるよう選択肢をつくるべき。申し入れをしよう」と提案。議会はこの件について教育長、教育部長と協議、「明日のスクールランチは通常通り提供しますが、ご家庭の判断で持参弁当も可能とします」というメールが回ることになりました。
 明後日以降の対応については、明日教育委員会の文書が生徒・保護者に渡ることになっていますので、よく読み込み、対応を考えていきます。
やっと前に進み始めたようです。手を抜かずに進めなくては。

2017年9月17日日曜日

大磯町の中学校給食を考え抜く

 大磯中学校PTAは木・金・土の3日連続で残食の計量をしたとお聞きしました。昨日の様子を見に伺いました。PTAの皆さんが手際よくコンテナごと体重計にのせて計っていて、生徒たちも慣れた様子で協力していました。
 昨日の残量はいつもより少ないように感じました。戻ってきたコンテナの中のランチボックスをいくつか開けてわかったことです。もちろん私の感覚で正確ではありませんが、メニューと残食、材料費の関係がにわかに気になってきました。6月の一般質問で、なぜ教育委員会の残食率とPTAの計量結果に大きな開きがあるのか質問したところ、「計り方が違うからだと思われます。」の答弁が。到底納得できません。

なぜ残すのか

「なぜ食べないのか(ほとんど手を付けない生徒がいる)」「なぜ残すのか」「なぜ完食するのか」・・・謎を解くにはもっと情報が必要です。そこで考えました。
●教育委員会は残食の計量を業者に毎日計量させること。PTAの計り方の違いを説明すること  ●生徒に「なぜ残すのか」をじっくり聞くこと。味や見た目だけではない理由があるかもしれません ●PTA、教委が残食を調べた時のメニュー、塩分量、食材と費用を調べ、残食とメニュー(食材含め)の相関関係が成り立つか調べる ●デリバリー方式の物理的(法律を含め)限界を明確にすること等・・・以上は今のデリバリー方式の改善策を考える上で考え抜きたいと思います。加えて大阪・橋本デリバリー給食破たん後の様子も。

「自校方式」の実現のために

●親子方式(小学校で中学校分をつくり、配送する)が可能か調べる ●昼休みが短くなるのか、先生の労働時間との関係はどうか調べる(日本共産党川崎市議団のレポートでは、工夫もあり思ったより配膳時間がかからなかったとあります) ●法的規制(主に都市計画法、建築基準法)を徹底して調べる  ●経費を調べる(財源はあります。補助申請も早めに行い補助率どおり50%受ける術を編み出す) ●調査、設計、工事にどのくらい時間がかかるか調べる等・・・教委の「懇話会」の進め方では遅すぎます。積極的にデータを示して迫りたいと思います。


2017年9月16日土曜日

大磯の中学校給食 「恥ですよ」の意味を考えましょう

 中学校のスクールランチはかなりの回数、複数のメディアで報道されているようです。私は14日夜のTBSしか見ていないのでわかりません・・・町民も関心があって、反応も意見もさまざまです。
 その中に「恥ですよ」という声がかなりあります。実態が「恥」なのか、マスコミに取り上げられることが「恥」なのか、前後の文脈から想像するしかないのですが、意味をよく考えたいと思います。
 私はスクールランチが始まった直後から何回もブログに問題点をアップ、議会でも一般質問や予決算審査で取り上げてきました。それでもなかなか改善されなかったことは事実です。献立の工夫と、毎日牛乳だったのが週に一度はジョアになったことは別にして。
 恥ずかしいとは思いませんが「情けない」というのが私の率直な気持ちです。もっと早く改善されていれば報道されることもなかったでしょう。こんなにお金をかけて(保護者負担と税金分)こんな状況を放置できません。まさに「ムダ遣い」になるからです。
 町長の公約から始まったスクールランチ。私は町長の政治判断が求められていると思います。自校式の調理室をたてる財源は町にありますよ!!だいじょうぶ!!!
 

風花会は恒道会から撤退 なるか運営改善

 12日の一般質問では私も含めて3議員が質問しました。隣の二宮町にも施設があるので、二宮町議会でも2名の議員が取り上げました。県議会でも地元選出の県議が質問等されています。
 社会福祉法と大磯町にある特養(2カ所150床・空きベッドは解消されず)は神奈川県が担当し、介護保険法の地域密着型施設のチェックと介護報酬の支払いは大磯町の仕事です。
分かったことは・・・
●法人監査は県が続行中 ●6月には公表されるはずの決算は未公表 ●職員の給料遅延がおきた原因は通帳・印鑑が風花会に渡っていたため ●賃料や出入り業者の支払いが滞っている ●複数の施設の食費などが渡されない事態がおきた ●理事は全員辞職。次の理事が決まるまでは責任がある ●社会保険料を滞納している ●次の理事長候補を紹介したのはN理事長 ●現時点で特養を増やす計画はない
、などなど。

 各議員とも、運営の改善を求めました。法人運営に関しては県が監査や指導をしますが、入所者と家族に心配をかけさせないよう、町もこれまで以上に対応すべきですが、必死さが伝わってこないことは残念です。町長は何度も自由民主党本部や内閣を訪ねていますから、そのフットワークの軽さで恒道会問題にも取り組んでいただきたいものです。
 

2017年9月15日金曜日

大磯中学校給食 TBSビビットは月曜日放映予定

 よりによって、北朝鮮の許されないミサイル発射で中学校給食の報道がふいになりました。「いつやるんですか?」「もうやらないんですか?」と問い合わせをいただきました。担当者にうかがったところ、月曜日を予定しているそうです。予定は未定・・・何が起こるかわかりませんが、月曜日を待ちたいと思います。
 今日もいろいろな方と話をしました。「なぜ食べないの?」「そんないまずいんですか?」この質問には「生徒にじっくり(16日にじっくり…を足しました)聞かないとわかりませんね。」と答えています。私はいままで3回試食をしました。合間に小学校の自校方式の温かい給食も試食したので、差はよくわかります。中学校のデリバリー給食「スクールランチ」を5日続けて食べたら、「なぜ?」と思う方も「なるほど」と感じるかもしれません。
 ネット上でもさまざまな意見が飛び交っているようです。(私は紙ベースの大磯新聞や議会報告の他はこのブログでしか発信していません)給食不要論、食べない(食べさせない)ことが問題、など議論をしない方向にいかないようにしたいものです。
 子どもの成長を願うのはどなたも一緒。この「残す、足りない」現実を直視して、できることから思い切って、すぐに進めないといけないと思います。
 明日は生徒・保護者がスクールランチを食べた後、残食計量をすると聞きました。伺ってみる予定です。また、昨年に引き続き2時半からの地域懇談会のテーマは「部活動のこれからを考える」です。こちらにも参加します。

2017年9月14日木曜日

TBSで大磯中学校給食を放映予定!

 先ほどTBSテレビのビビットから中学校給食の取材を受けました。今夜11時からと、明日朝8時から10時の番組のどこかで放映するそうです。
 「中学校給食は必要」「自校方式が必要」「それまでは家庭弁当とデリバリー弁当の選択式で」、今まで一貫して言い続けています。
 自校方式の小学校の2倍経費のかかる調理・配送委託方式のスクールランチ。栄養士ががんばって工夫をしても、物理的な限界があることを認めるべきです。
 取材は中学校の高校生になった生徒会長も受けたようです。他にもクルーがきた、と連絡も。ネットは炎上中だそうで、私のブログも1日で300アクセス超えです。
 給食は必要、でもまず選択式にしてほしいと、たくさんの保護者から声をいただいています。放映がきっかけで変化が現れることを期待します。

2017年9月13日水曜日

一般質問 中学校給食残食率ショック

 中学校給食問題は2名の議員が取り上げました(私は6月に行いました)。残食率の多さを前議長が取り上げ、床いっぱいに広げられた食後のランチボックスの写真を見せたので、議場がどよめきました。傍聴席からもショックが伝わってきました。こんなに食べ残しているのか、あらためて目にして、皆さん分かったようです。
 9月末に2回野菜を主にした温かい汁物を試行すると答弁がありました。歓迎されるといいと思いますが、どうなるでしょう。味噌汁になるか、洋風にするか、小学校の献立も参考にしてほしいと思います。
 今、複数の議員が350円を払って試食をしています。私の食べたスクールランチは6日。キャベツづくしのメニューで、冷凍のミニロールキャベツとキャベツ、ニンジン、ツナの煮物、鳥のかば焼きでした。空腹は一番のコックさん・・・とはまさに言い得て妙。何とか食べ終えましたが、これを食育だから完食しろというのは無理、と正直思います。
 T議員はこんな給食は行政によるいじめではないか、という視点から質問。町長はいじめ対策推進法によるいじめの定義を披露、いじめにあたらないと気色ばんでいましたが、中学生の胸中やいかに?成長期の身体作りに必要な栄養素を取り入れた給食。「全員が同じものを食べてこそ食育」は正しいと思いますが、食べられない給食を食べろという方に問題があると私は思います。下手をしたら、「餌じゃない!」と言われかねません。
 アンケート結果もこれから分析しますが、私は自校式しかないと考えています。それまでは家庭弁当とデリバリーの選択式で。「懇話会」の答申通りです。
 

大磯町長 二階幹事長と道志会の訪問回数答えず

 昨日の一般質問で「町長の公務の透明性確保」についてしました。疑問はたくさんありますが、私が特に気になっていたのは、二階俊博自由民主党幹事長と綾瀬市にある社会福祉法人道志会(理事長(故人)が株式会社プリンスホテルから滄浪閣を購入)を訪問する回数の多さです。
 この春以来、なぜ?と思っていたら「明治150年」関連施策がでてきました。知る限りの事実を並べるとなぜこれほど会う機会をつくっていたのか疑問は深まるばかりです。
 「道志会」と「二階幹事長」を訪問した回数を年度別に答えるよう求めましたが、回数の答えはありませんでした。HP上の「町長の動向」で計算するしかありません。
 自民党訪問の際の手土産代も2回、12000円以上税金から支出(H24、25年度)。旧吉田茂邸再建関連で訪問したと答弁がありましたが、合点がいきません。再建セレモニーのあとも足しげく訪問、自民党や政府関係者、国会議員らに会っています。9月議会中の9月4日にも自由民主党を訪問。「明治150年」でますます回数が増えるとしたら、おかしなことです。国・県・町で役割分担をするための検討会が既に2回開かれていることがわかりました。事務方中心でことは運ぶのですから、町長が直接訪問する必要はなくなるからです。動向に載せなくても公用車の運転日報でわかりますから、隠密行動は止めていただきたいものです。
 町長の担当者との打ち合わせの無い「思いつきによる行動」は職員に負担を与えているのでなないかと思います。この件はまた別のブログでお伝えします。
 

2017年9月12日火曜日

大磯町中途退職者 H23年4月~H29年8月で40人!持続可能な組織なのか危機感いっぱい 

 今日の一般質問で、職員の職場環境改善を求める質問をしました。既に29年度に入ってわずか4カ月で中途退職者は4名にのぼります(正規3名、短時間の任期付き1名)。
 中途退職者の数は働きやすさのバロメーターと考え、推移を聞きました。中﨑町長が就任したのが平成22年12月です。23年度正規職員6名(フルタイム任期付き0名)、24年度5名(1名)、25年度2名(0名)、26年度6名(4名)、27年度12名(0名)、28年度6名(1名)※ひとつ前のブログの28年度0名は間違い、7名に訂正します。29年度3名(0名)合計はなんと正規職員が40名にものぼります。経験5年未満の職員が3月時点の32%から34%にあがっています。
 今の経験年数による構成は・・・5年未満34%、5~10年9%、10~15年9%、15~20年5%、20~25%年3%、25~30年19%、30年以上が11%と、答弁がありました。人口ピラミッドをつくるよう求める質問を忘れてしまって後悔していますが、34%は危機的です。この若手職員が育たなければ、持続可能かわからないといっても過言ではないと思います。
 辞める理由を十分に聞いているとは思えません。職員アンケートは目的を持ち、町長に何を求めるのかわかるようにすること。また、必ず「無記名方式」で行う方法を取り入れることを強く求めました。そのようになると確証を持ちましたので、見守っていきます。

2017年9月8日金曜日

そらぞら・さむざむ「大磯町職員の働き方」総括質疑の答弁

 そらぞら、さむざむ…とタイトルを付けた理由は、中途退職者の理由とメンタル要因の療養休暇取得者の理由を質問した時の答えがさまざま…と返ってきたからです。
 8月の議員全員協議会で新年度の中途退職者がすでに3名と聞いて驚くのは早かった!8月末で将来の活躍を期待されていた中堅職員が退職したことがわかりました平成27年度の中途退職者は6名、28年度はゼロということです。
 メンタル要因で休まざるを得ない理由、中途退職をせざるを得ない理由をただ「さまざま」とだけ言う姿勢に、空々しさ、寒々としたものを感じます。大磯町の職員給与は県下で下から2番目ですから、当然モチベーションをあげる工夫が求められます。危機感が感じられません。
 このままでは「職員に見捨てられる町」になりかねないのでは、と危惧します。積極的に頑張ろうという気持ちになれず、無難に過ごそうと思う職員がいても不思議ではない状況が生まれかねません。可能な限り新たな職場を求めていく職員が減る要因は、見当たりません。辞めるのは自由、どうぞお辞めください、理由は聞きません…では職員を育て、住民サービスの向上に結び付けようという態度はみじんも感じられないと言わざるを得ません!
 時間外手当は勤務実態を反映した形で100%支払われたか、の答弁は「所属長が許可した時間数は支払った」と半ば責任転嫁とも受け取れるものでした。がっかりです。職員配置のバランスが取れていない中で、課長がシーリングをかけられた形で許可を出し仕事を終わらせること自体、物理的に不可能です。
 今日の総括では、他の議員が「働き方は町長に任されている、残業が原因で自殺でもあれば議会が取り上げることはありえるが」の趣旨の発言があり、非常に問題だと感じました。続きは12日の一般質問で追及します。

2017年9月1日金曜日

凄い!よりゾッとする滄浪閣中心の「明治150年」事業

 昨日、議員に「明治150年関連施策『明治記念大磯邸園(仮称)の整備』について」平成30年度国土交通省(都市局関係)予算概算要求概要が公表されたので、と資料が情報提供されました。

 国営公園等事業が名目で、その額なんと273.3億円!!大磯町の一般会計の約3倍が投入される予定です。土地は多く見積もっても百数十億円。半分と仮定しても整備に100億円以上かけることに?この額は邸園整備にとどまる額ではないと思います。巨大利権の発生で大磯町が大きく変貌することも考えられるのでは?オリ・パラも口実になるのでは?と危惧します。

国は施策効果を「明治150年関連施策の一環として、大磯地区の建物群及び緑地を一体的に保存活用することにより、明治期の立憲政治に関する歴史的遺産を後世に伝える」としています。明治期の立憲政治は戦争へとつながりますが、それでいいのでしょうか??そもそも立憲政治とは、「国民が主人公。権力を縛るのが憲法」なのではないでしょうか?