2017年9月27日水曜日

東海大「買い取った大磯町の土地は違約金を払うので買い戻して」って?

 中﨑大磯町長が東海大大磯病院長時代、当時(平成16年)あまり普及していなかった3次元の画像で病気を見つけ出す「PET」を導入、合わせて老朽化している病棟建て替えの「整備計画」をたてました。隣接するゲートボール場を無償で貸してもらえなければ「移転を考える」とはったりとも受け取れる文書を書いたのは当の中﨑氏。私が移転➡廃院であることを指摘し、移転の話は立ち消えた経緯があります。

違約金を払うので町が買い戻してほしいと大学側

 その後、町はゲートボール場同様隣接する月京幼稚園をわざわざ移転して、合計7600㎡を鑑定評価2社の安い価格約4億5000万円で売却しました。平成22年3月のことです。
 土地の売買契約を読み込むと、10年以内に計画が実行できない時には ①大学から違約金を受け取り町が買い戻す ②違約金を受け取り、買い戻さない ③違約金を受け取り、期間を延長、整備する ④違約金を受け取らず、期間を延長、整備する の4通りが考えられると町は言っています。ちなみに違約金は売買代金の3割です。

大磯病院整備計画断念といわれても・・・

今更と思うのは…町立幼稚園の移転で必要な土地の買収と建設は売却代金でまかなえたものの、費やした保護者や担当者の負担は相当なものでした。いったい何だったのかと言いたくなります。
 悔しいのは学校プールの建設です。近くにあった生沢プールが老朽化で廃止されたため、水泳の授業のためにバスを借り上げ、海水浴場近くの町営プールで授業をしていました。夏休みも近くにプールが無いので、町民みんなが苦労していました。土地計画法の縛りがあり、結局小学校グラウンドにプール建設を余儀なくされ、私も苦渋の決断をしました。
 不思議なのは、病院関係者の駐車場として目いっぱい使っている土地を売った場合の駐車場の確保です。付近には空き地はみあたりません。大磯病院の存続問題が出ないか心配です。この病院側の意向を聞いたときは中﨑町長一人だった可能性があります。職員の旅行命令簿がないからです。いったいどうなっているのでしょう。町にとってこの土地はもはや必要ありません。答は12月議会で求めます。