2017年9月8日金曜日

そらぞら・さむざむ「大磯町職員の働き方」総括質疑の答弁

 そらぞら、さむざむ…とタイトルを付けた理由は、中途退職者の理由とメンタル要因の療養休暇取得者の理由を質問した時の答えがさまざま…と返ってきたからです。
 8月の議員全員協議会で新年度の中途退職者がすでに3名と聞いて驚くのは早かった!8月末で将来の活躍を期待されていた中堅職員が退職したことがわかりました平成27年度の中途退職者は6名、28年度はゼロということです。
 メンタル要因で休まざるを得ない理由、中途退職をせざるを得ない理由をただ「さまざま」とだけ言う姿勢に、空々しさ、寒々としたものを感じます。大磯町の職員給与は県下で下から2番目ですから、当然モチベーションをあげる工夫が求められます。危機感が感じられません。
 このままでは「職員に見捨てられる町」になりかねないのでは、と危惧します。積極的に頑張ろうという気持ちになれず、無難に過ごそうと思う職員がいても不思議ではない状況が生まれかねません。可能な限り新たな職場を求めていく職員が減る要因は、見当たりません。辞めるのは自由、どうぞお辞めください、理由は聞きません…では職員を育て、住民サービスの向上に結び付けようという態度はみじんも感じられないと言わざるを得ません!
 時間外手当は勤務実態を反映した形で100%支払われたか、の答弁は「所属長が許可した時間数は支払った」と半ば責任転嫁とも受け取れるものでした。がっかりです。職員配置のバランスが取れていない中で、課長がシーリングをかけられた形で許可を出し仕事を終わらせること自体、物理的に不可能です。
 今日の総括では、他の議員が「働き方は町長に任されている、残業が原因で自殺でもあれば議会が取り上げることはありえるが」の趣旨の発言があり、非常に問題だと感じました。続きは12日の一般質問で追及します。