2019年7月30日火曜日

大磯町長「駅前広場整備・4億円がひとり歩き」って何が問題?

 28日に長者町でおこなわれた「卓話集会」で話題になった「駅前の整備」。町民の疑問をまとめると、「何のためにそんなに費用をかけるのか」です。

 町長は「送迎車のスペースが少なくなるのは問題」という指摘に対し、「安全・安心のためには、車より弱者に配慮が必要」と答えました。弱者への配慮は必要です。一方で、送迎を必要としている、それも夜の雨天時などで公共交通が利用できない地域の住民の中には、弱者も含まれていることを忘れてはならないと思います。

 「4億円という金額がひとり歩きしている」とおっしゃいますが、別にひとり歩きをしているわけではありません。ちゃんと計画(案)の図面もあります。どこにいくら必要か、根拠の表もあります。この平成29年度につくった「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」の計画案には、782万2400円かけました!!

 「4億円」がひとり歩きしていると思うのなら、町長自身がひとり歩きをさせないようにすべきです。何度も議会で「説明と実証実験」を求めていましたが、聞いてもらえません・・・と選挙中に町民に訴えていたこともあってか、この日町長は「実証実験を行う」表明をされました。詳しいことは9月議会に質します。

 

2019年7月29日月曜日

「議会変わるべし!!」町民の期待に応えなくては(^-^)

 地方議会は、与党が政府を形成する国会と違って「二元代表制」をとっています。大磯町でいえば、町長も議員も町民から選ばれています。「地方自治のしくみと議会の使命」について、地方議員の教本ともいえる「議員必携」に書かれていますが、民主主義の精神をあらわす「住民自治」が自治の本質的要素・・・と最初のページにあります。
 議員はもちろんのこと、町長も職員も有権者も「そもそも・・・」の認識は一致させる必要があります。

 さて、二元代表制のポイントは「チェック(監視)&バランス」。車の両輪に例えられますが、どちらかの車輪が大きくなりすぎると前に進まないので、町民の全体のことを考える必要があるということです。
 「長、議会は互いに独立し、その権限を侵さず、侵されず、対等の立場にあることを十分に理解しなければならない」とも。
 9月議会では、町長に「そもそも・・・」の認識と、今回の町議選で示された民意についてどう考えるのかを問います。

 7月25日の初議会で、議長選で立候補表明をした吉川重雄、高橋英俊議員両名とも「議会が変わることが求められている」認識を示しました。私は高橋議員の「住民の声を行政に反映させる」「町民と主に歩む議会にしたい」点を評価、支持しました。(14名の得票のうち高橋議員11票・吉川議員3票)
 私は議長の決意がぶれずに実行できるよう、副議長に立候補し、10票の信任を受けました。

 「なれ合いではなく、緊張感のある長と議会の関係」のために、気を抜かずにがんばります!! みなさん、ぜひ傍聴にお出かけください。町長と議員の監視役は有権者。ご苦労をおかけしますが、よろしくお願いします。

 なお、議長選直後に、議席の指定にあたって配慮するための会派届け出が、吉川重雄、飯田修二両議員からありました。名称は「町をよくする会」です。他に、「公明党」と「日本共産党」が届け出ています。

2019年7月13日土曜日

かたつむりの家控訴 町長らの認識に仰天"(-""-)"

 昨日、任期最後の議員全員協議会がありました。かたつむりの家の控訴の報告があると思っていましたが、ありませんでした。
 判決に対するコメント、控訴の理由は記者発表の文書が議員に配布されてはいましたが、「議員」ではなく、「議会」とのやり取りは必要と思っていました。
 議員として最後の全協だからと、Y議員は「議会として訴えを起こすことを承認したのに、なぜけじめをつけないのか。文書を議員のポストに入れただけでは不十分」と苦言を呈しました。
 発言を受けた副町長は「議員全員協議会で出すべきではないと考える。理由などはお渡ししてある。提訴の議案が承認されたことは、控訴、和解、取り下げも任されている」とし、さらに「判決文や訴訟記録を欲しいという議員にはお渡しした」と仰天発言。
 私は「和解は議案になるし、判決文はともかく、記録は情報公開でなければ取れないと思っているが」と質問。町側は「和解は議案になる」と訂正。判決文など、議会に届けられることになりました。
 町と議員の関係について「公私混同している」との意見もありました。行政情報は時間とお金がかかっても、情報公開をしています。ところが、この手続きが職員の業務量を増やしていると、町は言います。
 欲しい情報を手続きなしに得られる議員と、そうでない議員がいるとしたら(今回、いることがわかりましたが)大問題です!!!!公私混同も甚だしい。どこかで正されなければならないことは確かです。

2019年7月10日水曜日

新しい議会の構成は7月25日の臨時会で決定  期待される議会に!(^^)!

 新しい議会議員の任期は7月16日から。25日には臨時会が開かれ、議席、議長・副議長、監査委員、総務建設と福祉文教常任委員会、議会運営委員会、議会だより編集委員会の委員と正副委員長を決めます。 
 正副議長はいわゆる「投票」と「指名推薦」がありますが、どちらになるのかわかりません。監査委員は議会が話し合って決め、町長が議会に「議案」として提出、議会が認めるかたちをとります。
 各7名の常任委員会は、希望を書いて数が合わなければ調整します。調整の仕方は、その場で決めます。正副委員長は互選です。
 議会運営委員も定数7名、副議長と各常任委員会の正副委員長(これで5名)あとの2名は各常任委員会から1名づつ互選します。
 議会だより編集委員は議会運営委員会委員以外の議員で構成します。
 以上の決め方が変わることもあり得ます。当日は本会議場と委員会室を行ったり来たり。傍聴に来られれば、一部始終を見聞きできます。ぜひ傍聴にお越しください。

 議会の定数14名中、新人議員が3名。私はこれをきっかけに「品位を保つ議会」「勉強をして議論を尽くすことのできる議会」「是々非々で判断する議会」にしたいと考えています。町民のみなさんの期待に応えたい!(^^)!

2019年7月4日木曜日

大磯町職員の働き方情報資料が手元に( `ー´)ノ

 情報公開請求は、比較検討ができるように、就業管理システムで把握できる4課の時間外手当支給対象者に絞り込みました。
 就業管理・入室管理システムで出力される出勤簿、就業年報と時間外手当データ集計表です。
 情報公開審査会にかけなければならない結果ではありませんでした。これからじっくり分析にかかります。9月の議会に向けて準備しなくては(^-^)

2019年7月3日水曜日

大磯町長 かたつむりの家の判決不服、控訴!! 福祉の心はどこに?

 6月21日に判決が下されたかたつむりのいえの立ち退き裁判。町の請求(立ち退きとそれまでの間、月額43万円を払え)は全面棄却。裁判所は横溝記念障害福祉センターが行政財産であること、明け渡し請求の権利を認めましたが、障害福祉のサービスの利用者のことを考えると、現在の状況で請求することは権利の濫用にあたるという判断です。判決内容に対する町のコメントは、控訴するか否か、意味が伝わらないものでした。
 「控訴」は、私はおおいにあり得るだろうと思っていましたが、昨日の記者発表資料を読んで、ここまで言うのかと怒りを禁じえません。契約をきちっとしなかった行政の責任を棚上げすることがそもそもおかしいと考えます。
 控訴の理由として
違法状態の放置 
裁判所は町の行政財産を認め、現状の使用の契約も無効としている
にもかかわらず、かたつむりの家に独占的、永続的使用を認めるという違法状態を放置することになる。 鈴木注・かたつむりの家は退去する和解案を受け入れました。永続使用を認めることになるなどと、ここまで言う必要はありません!!
「現時点における権利の濫用」に対する見解
平成27年11月頃から法人は町の話し合いの求めに応じなかったために、やむなく訴えたもので、濫用の判断には承服できい。 鈴木注・話し合いに応じなかったのではなく、弁護士を通してほしいと伝え、時間がかかったものです。粘り強さがたりません!! 
法人の責任と町の今後の対応
判決は、町が法人の運営と利用者を一体として配慮していないかのような内容となっているが、法人は民間の団体なので、運営は自らの責任において行うもの。明け渡しを命ずる判決が出た際には、行政の責任として個々の障がい者の状況に配慮した支援などを確保する。町の行政財産である施設の使用の適正化の観点から、明け渡しを命ずる判決を求めることは当然である。今後は全館が早期に様々な障がい福祉関係の方々が公平・平等に使える施設に、当該法人も含め協議していく。 鈴木注・寄付をされた横溝千鶴子氏の思いはどこに?話し合いに応じないから出ていけ、というのは福祉の心がないと言えるのでは。

 6月23日に行われた法人主催の裁判報告会でも、この町が主張する部分について「納得できない」「上告してもいいのでは」という意見もありましたが、法人は「別の場所での運営を考えている。時間も経費も必要だが、取り組みは始まっている。法人の控訴は判決内容からいっても無い」見解を説明。
 町の控訴の取り下げる署名をすすめましょう!!

2019年7月1日月曜日

大磯町長の暴走に歯止めがかけられる議会・誕生(^O^)/

 選挙ではたくさんのご支援をありがとうございました。トップ当選の吉川諭さん37歳、輝いています☺

 3期目を迎えた町長のもとで次々大型の住民の納得が得られない事業に予算が付いています。議会が多数で可決することから、町長は予算が執行できることになります。

■1時間に50台しか通らないマリア道に5億円
■使い勝手が悪い駐輪場に5億円
■旧吉田茂邸再建主体になったため、維持管理費が発生。赤字状態に
■採算の取れないみなとオアシス賑わい交流施設に3億円
■明治記念大磯邸園 国の事業と思いきや、町立公園で維持管理費が発生。金額は不明
■ごみ処理施設のリサイクルセンター、過大施設に18億円 

 限りある予算をどのように使うのか、借金をしてまで進める必要があるのか、判断できる議会に変わるチャンス到来です!!
 まずは、勉強!! 制度と財政をとことん極めたいです( `ー´)ノ 町民のみなさんとご一緒に進めますので、これからも応援をよろしくお願いします☺