2019年7月30日火曜日

大磯町長「駅前広場整備・4億円がひとり歩き」って何が問題?

 28日に長者町でおこなわれた「卓話集会」で話題になった「駅前の整備」。町民の疑問をまとめると、「何のためにそんなに費用をかけるのか」です。

 町長は「送迎車のスペースが少なくなるのは問題」という指摘に対し、「安全・安心のためには、車より弱者に配慮が必要」と答えました。弱者への配慮は必要です。一方で、送迎を必要としている、それも夜の雨天時などで公共交通が利用できない地域の住民の中には、弱者も含まれていることを忘れてはならないと思います。

 「4億円という金額がひとり歩きしている」とおっしゃいますが、別にひとり歩きをしているわけではありません。ちゃんと計画(案)の図面もあります。どこにいくら必要か、根拠の表もあります。この平成29年度につくった「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」の計画案には、782万2400円かけました!!

 「4億円」がひとり歩きしていると思うのなら、町長自身がひとり歩きをさせないようにすべきです。何度も議会で「説明と実証実験」を求めていましたが、聞いてもらえません・・・と選挙中に町民に訴えていたこともあってか、この日町長は「実証実験を行う」表明をされました。詳しいことは9月議会に質します。