2019年12月17日火曜日

大磯町議会 執行停止状態の一般会計補正予算を可決

 12月3日に提案された一般会計補正予算が、修正案、原案ともに賛成少数で否決されました。前代未聞と報道されましたが、このような結果があり得ることが、図らずも証明された形です。
 今日12月定例会の最終日、町は議案を新しいものとして提案。内容は中学校給食の基本設計委託料1463万円を、準備不十分として財政調整基金に積み立てることにした「修正案」と同じものでした。
 質疑も討論もなく、反対1名、賛成12名で可決されました。
 今回の結果は議会を深化させると思います。手続きに瑕疵はありませんが、議会がもっと「議会」と「長」の関係を熟知することが求められていると思います。「議決」だけではありません。
 研修の機会を設け、「賛否の数が拮抗した形で意見の分かれる大磯町議会」を盛り上げていきたいです。「議会制民主主義」とは・・・イギリスのブレグジットの行方も気になります。

2019年12月15日日曜日

大磯町長「駅前広場町道認定問題は町の威信をかけた約束事」って???

 12月の一般質問では、私を含め4名の議員が大磯駅前広場整備を取り上げました。よく「同じ質問にならないように調整しないのですか?」と聞かれます。「大磯町議会には会派がないので、まずそこでの調整はありません。議員一人一人が違った角度から質問するので、かえって問題が掘り下がられるのでいいと思っています」と答えています。

 さて、今町をあげての関心事「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」、11月20日の総務建設常任委員会で「町道認定を外す約束をしていた」ことを、町長が初めて公表しました。問題の場所は、駅前の店舗が並ぶ南側の幅約10m、長さ100mにわたる部分です。昭和59年にJRに無断で「町道認定」をかけたことはわかっていました。
 「町道認定」は道路法により議決を経て設定するもので、所有者には一定の制約がかかります。平成7・8年に広場の改修工事を行った後、9年に認定を外す約束をしていたのに履行していなかった問題を、今回の整備計画で解決するというのです。

 私は「認定を外すと、町民生活に問題がでるのか」質問をしました。新築や増改築ができなくなることはない、通行権も確保できることは事前に調べてありました。最後の関門は「交通規制」でしたが、これは答弁でクリア。
 認定を外しても問題はないことが分かったのですから、議会に諮って認定部分を削除すればよいのでは?なのに、「町の威信をかけた約束事」と町長自身は全く態度を変えません。「それも選択肢の一つ」とでも表明すればまだ納得できますが、これほど「かたくな」な態度では「町民に知られたくない約束事」でもあるのかと、「探偵モード」に陥ります。
 
 現在、9月23日に行った「説明会で寄せられた意見」と「その後寄せられた意見」、「新たに検討区域に加わった東側」を考えあわせ「修正案」を作っています。
 私は「町長案と呼びますよ」と議場で宣言、町長は苦笑。でも否定はされませんでした。

 「町長案」が示されるのはいつになるかわかりませんが、東側の民間所有者の考えは不明ですから、つくったところでどう展開するのかもわかりません。前提条件が整ってからでないと、計画は作れません。作業がムダになります。進め方が逆で、多くの町民が反対・異論を表明している計画は、白紙にするしかありません‼

2019年12月13日金曜日

「予算編成のからくりがあったんですね」と職員の感想が寄せられた(*_*)

 12月議会の一般質問のテーマは「情報提供の見直し」。6項目の「なぜ」を聞きました。その中の一つは「なぜ、町民の日常生活直結の事業費を増やさないのか。財政運営と優先順位の考え方の情報不足とは考えないのか」たずねました。

 「予算編成の時、町長が進めたい事業の予算をまず取っておくのではないか。なぜ不要不急のマリア道の整備を優先順位の高位にあげるのか。」と質問したら「総合計画で位置付けているから」と答弁が。
 「総合計画をすべて行ったら、いくらお金があっても足りない」町長が優先順位をつけている。担当は苦労している、意味のことを話しました。

 職員から「そういうからくりがあったんですね。勉強になりました」と感想が寄せられました。
 地方交付税は、自治体で保障すべき事業(最低社会保障)の予算不足を補うために、税収の足りない「交付団体」に国が支払うものです。単純に「必要額-収入額」ではありません。収入額のうち、4分の1は棚上げ(大磯町は12~13億円)します。でも、図書館の運営など、当然必要額に入っていると思う事業が必要額とは見なされませんから、自由に使える財源は狭まります。
 「財政運営が大変だから、予算計上は無理」と思わされている職員の多いこと! 情報すべてを提供することは物理的に無理だとしても、フェアプレイの立場に立った情報提供が、信頼関係をつくる上でも欠かせないと思います。

大磯町職員 時間外手当不支給あり得ないと町答弁 あり得ない‼

 相変わらず、時間外手当の支給が実態にあわせたものになっていません。支給されていますか?と若手職員に聞くと「はい、大丈夫です」の答はごく一部。苦笑しながらの「・・・」の答は、すなわち「不支給あります」の意味と理解します。

 10日の一般質問で「実態に見合った支給がされていない」と指摘しましたが、答弁は「所属長が管理しているので、不支給はあり得ない。」でした。
 暗に所属長(課長)に責任転嫁をしていると感じました。情報を提供して(一か月一人30時間を予算計上。昨年度決算では5000万円余らせた)所属長に管理を任せるだけではなく、町全体で考えるように求めました。

 「あり得ない」答弁は「あり得ない」と私は確信しています。挑戦を受けた気持ちです。複数の職員から「テレビをビデオで見ました。よろしくお願いします」と声をかけられました。
 町全体で「率直な意見が言いにくい」気分が蔓延していると思います。国会で「桜を見る会」の行政文書をめぐる官僚答弁を聞くと、どんな気持ちであの場面に臨み、答弁しているか・・・大磯町と重なると感じている町民もたくさんいます。

 公務員は「全体の奉仕者」であり、「法令遵守」が求められています。権力者を「忖度」し、ウソを重ねる答弁は、国民のためにはなりません。
 時間外手当の不支給だけでなく、職員の働き方(消防ではパワハラ問題がくすぶっています)を改めなければ。夜は「8時消灯」のおかげ?か、早朝登庁も。これからの季節、寒さが厳しくなります。早朝は暖房も効いていません。
 町民の「大磯の職員は暗い」イメージをよくするためにもがんばります(^O^)/
  

2019年12月11日水曜日

大磯町補正予算新規で提案 17日に審議

 12月3日の初日に提案され、前代未聞の修正案も原案も反対7、賛成6で否決された「一般会計補正予算」は、あらたな議案となって提案されます。
 修正案も原案も賛成者が同数、どちらにも反対する議員が1名いた結果、議案が宙に浮いたかたちになりました。
 17日に町民生活に必要な予算が通るようになると思います。 

2019年12月4日水曜日

大磯中学校給食・基本設計委託料を含む補正予算は否決‼

 昨日3日に始まった12月定例会。補正予算に大磯中学校2校の基本設計委託料1463万円が計上されました。
 基本構想の「どんな給食にするのか」から始まり、具体的な基本計画で必要な「調理器具等の種類と数、食器、調理員数、動線→施設規模」などが具体化してから基本設計に入るところですが、このようなプロセスが全く見えていない状況です。
 加えて、10月28日の福祉文教常任委員会協議会で示された初期の整備費用は、昨年度の調査で示された5億7000万円より3億4500万円も多い約9億1800万円です。
 もちろん「概算」で、この通りになることはありませんが、素直に認められないのが今の大磯町の整備の進め方です。
 設計も済まないうちに建設工事の入札を行い、不備の「後出し」で予算を使い切るみなとオアシス賑わい交流施設のようなことがあってはならない。一方で、「一日も早いおいしい給食の提供」実現が求められています。
 基本方針や基本計画について議会に提出された資料は、不十分すぎる。このままでは「規定路線=ありき」で進むことは明らかなので、委託料はいったん基金に積み立て、福祉文教常任委員会に方針と計画をしっかり説明・議論の上、再提出を求める修正案が提出されました
 私は設計委託料を認めない修正案には反対しました。また「いつもの繰り返し」は絶対避ける必要がある。答弁の「ありきでは進めない」「ていねいにいく」「十分に練った上で」「固定観念を持たずに」「意見を聞いていく」を必ず行わせていくことで、懸念の払しょくをしていく選択をしました
 議場には13名の議員。「町長提案はいつも問題なし派」は4名。今回「猜疑派」議員が私を含め2名「賛成」に回った結果、修正案は賛成6名で否決。原案に賛成6名、どちらにも反対の1名も加わった結果、反対が7名になり町長が提案した原案は「否決」されました
 悩みぬいて結論を出した議員は5名。採決の瞬間まで、それぞれの判断は知らないままでした。それぞれの判断を尊重する関係ですから、どう結果が出ようと気分を害しあうようなことはありません。
 一般会計の補正予算の総額約1億3000万円が全て動かない状況なので、町側は何かしらの対応をする必要があります。ボールは町にあるので、議会は町の提案を待つことになりました。

 

2019年11月22日金曜日

大磯駅前広場の法的扱いを調べたら・・・

 昨日の午前中、さっそく平塚土木事務所の「まちづくり推進課」「建築指導課」に、いい機会なので県道整備の件で「道路維持課」、町道に上水道を敷設する件も合わせて調べてきました。

 神奈川新聞を読んだ職員も多いようで、法的扱いをいろいろ聞いたところ、過不足なく答えてくれました。
 ポイントは「建築基準法上の道路の認定状況とその扱い」「道路認定を外すと何が起きるか」「駅前整備は都市計画決定が必要か」です。法律とその解釈と運用の確認をしてきました。
 20日の総務建設常任委員会の答弁ではっきりしない点がかなりありましたので、12月10日の一般質問(私は一番最後に行うルールなので夕刻になりますが、時間割は26日午前中の議運で決まります)で町の法的解釈と考え方を質します

 町長が「町道の扱いについて(認定を外す約束)は、町民に不利益が出ないように慎重に進めたい」旨の認識を示しましたが、この「JRとの関係」をいつ町長が知ったかは重要なポイントになります。課題の整理の仕方によっては、現在進行中の計画策定そのものに影響を及ぼすことは必至です。加えて、計画で検討対象にしてもよいというあらたな「民有地」も、JRと同様な位置づけになると考えます。となると、今年度の「実施設計に向けての計画修正委託」はムダ使いになります。

 町長がこのような重大な事実を公表せず、町民が振り回されたことについては、厳しく問います。同様な情報提供のあり方についても、質問します。


2019年11月20日水曜日

大磯駅前整備で新事実‼ 整備の大前提があやふやな計画は白紙に‼

 今日開かれた総務建設常任委員会の閉会中の審査の議題は「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業における駅前広場整備について」。最初の質問は、親町長派の議員からでした。キーワードは昭和62年の「建運協定」で、駅前広場の面積の基準、整備の経費の自治体とJR負担割合などの取り扱いを定めたものです。
 なぜこんなに遡るの?と訝しく思いながら読んでいくと、「町道認定」のことが書いてあります。私は20年以上前から駅の東側のマンション計画反対運動をしていた関係で、広場南側部分を町道認定していて、底地がJRであること、維持管理は町が行っていることを知っていました。
 1年くらい前だと記憶していますが「JRから町道認定部分は買い取ってほしいといわれている」と、総務建設の協議会で町が言ったことに対し私は「5億円で建てた駐輪場の利用者のほとんどがJRのお客。町が負担するなら、JRにも負担を求めるべき」と指摘しました。その時の町答弁は「それは無理です」。冗談じゃないと思いました。早い時期から4億円を見直すと言っても、広場を利用しながら工事を進めるための仮設工事費は別だし、町道認定部分を買い取れば、もっと費用は膨らむ」と広く懸念をお伝えしてきました。
 その後、私の一般質問(確か、今年6月)で町道認定部分の面積は1000㎡(今日の答弁は1300㎡に増えました!)、町道認定を相手の了承なく議決したことが初めて明らかになりました。
 現在、中﨑町長の下での協議でJRはなんと宅地並みの金額を要求!どうするのかと問われ「町はとても払えないので、駅前整備構想の中で決めていく。現状維持の立場で極力町民に迷惑がかからないようにしていく」と答弁しますが、このような重要な前提になる話を今までどこにも説明しなかったことについて怒りがこみ上げてきます。振り回された町民に申し訳がたちません。

 今、町長は「測量」と「修正案作成」で私たちの税金を使っていますが、もはや意味がないと言わざるを得ません。JRが「土地の買取をしなければ、平成9年に約束した町道認定をはずすよう求める」なら、「お金と町民の労力をかけて作る計画案」にJRが同意するか不明な中で進める意味がありません。アプローチを根本から変えなくては、堂々巡りです。
 「なぜ今なのか」と問う議員が何人もいましたが、胸に落ちる答弁は皆無でした。町道認定を外す選択はできないと私は思います。広場南側の建築確認がとれない可能性さえ出てきます。町の資料の出し方は、相変わらずアンフェアです。12月の一般質問(8日夕方の予定)では、「白紙にしてやり直し」を求めるために、事実を示しながら迫りたいと思います。
 

大磯町立中学校給食 12月議会の補正で基本設計委託予定

 昨日の議員全員協議会で、12月定例会で提出予定の補正予算の概要資料が配られました。一般会計は約1億3000万円増。なんと法人から1億円、個人から100万円の寄附があったようです。幼児教育・保育の無償化で、あらたに保護者負担となる「副食費」は11~3月分で約85万円。副食費4500円と主食代1000円を合わせると5500円。小学校の給食費4700円より高い‼調理の費用も入れるとこうなるのかもしれませんが、それでいいのでしょうか。
 「ホテルコスト」と称して、「どこにいても食べる分はかかるのだから、払って当たり前」という考え方があります。ずいぶん前に、いままで負担がなかった「入院時の食事代」が導入され、あちこちで次々「○○代」が増えています。障がい者手帳を持つ(医療費は無料)高齢者の家族から「1ヵ月10万円病院に払っているので、生活が大変」と相談があり調べたら、おむつ代、入浴時のタオル代、パジャマ代などが主な内容でした。
 ご家族は「買って持って行ったほうが安いので、そうしたい」と訴えましたが、病院側は「それはできません」 これだから保険会社が「新しい時代に対応する保険」を売り出すんですね"(-""-)"

 さて、中学校給食の設計委託料は1463万円を計上予定。福祉文教常任委員会協議会で示された予定によると、令和5年度から給食が提供予定となっています。調理場の適切な配置と規模は必須。食育と関連して、献立、食材、調理方法を考えた上での設計が求められると思います。
 12月3日の審査となります。傍聴、お待ちしています。

2019年11月18日月曜日

議会報告会 大磯駅前整備に若い世代からも意見が届く!(^^)!

 昨日11月17日の午前と午後2回、大磯町議会の議会報告会に参加された方は約70名、いつもの倍近い人数でした。
 当日のプログラムをはじめ、資料の準備、役割分担、会場設定など「議会報告会推進委員会」の取りまとめ役で忙しい日々を過ごしてきました。今回は、特に新しい議員の意見をいかし、時間を30分延長。報告は「議会であったこと=過去の話」になるので、それよりも「広聴と意見交換」に重きをおきました。うまく展開できるか気をもんでいましたが、まずまずだったかな、と思っています。
 今、町内でホットな話題「大磯駅前広場の整備」は、まさにこれから議会がどうかかわっていくのかが問われる大切な事業になります。あらたに加わった東側の民有地を含む町の所有地(旧駐輪場・観光案内所・県有地の交番)を含む「行政案」を町がつくり、意見募集をするとしています。私は、この町長案について12月議会で質問する予定です。
 
 9月23日に町の2か所で開かれた「説明会」での質疑応答と、その後届けられたお検討は、町がまとめていまて、20日9時半からの総務建設常任委員会の資料に入っています。
 議会報告会でも、同様な意見や疑問などがたくさん出されました。議会報告会を重ね17回目を迎えますが、町民の方々が「議会」と「行政」の役割の違いを理解、発言されていることをうれしく思います。大磯町の自治基本条例は「町民主体」を謳っています。じわじわと町民主体のありように迫っていると思うからです。
 特に子育て世代を主な対象としてアンケートを取り、まとめた方の発言は新鮮でした。アンケートはオンライン(SNS)のみで行い、1週間で約700名の方から回答があったそうです。町長、担当する幹部職員だけでなく、議員にも子育て世代のリアルな声に耳を傾けてほしいと、資料をいただきました。
 まとめに「お金ばかりかかる町民不在の整備ではなく、町民ニーズを最大限にくみ取った最小限の整備で、大磯らしい町並みを残し、次世代、次々世代がいつまでも快適に心地よく暮らしていけるような、持続可能なまちづくりを進めていただきたい」とあります。
 発言を聞いた方から「若い人の発言、どんなことを言うのかと思っていたけれど、立派な説得力のある内容で感心した」と声が寄せられました。

 これから議会がどうかかわるのか、報告会の反省会などで議論していくことになります。町民の付託を受けた議員(議会)の監視役は町民です。「町民」「行政」「議会」の役割を明確にしながら、まちづくりのために全力をあげます(^O^)/

2019年11月15日金曜日

日本共産党の国政要望・大磯町の分も一緒にしてきました

 衆議院の議員会館に県下の議員や当事者たちが集まって、年に一度の国政要求をしてきました。医療、介護、保育、障がい者支援、ジェンダー、教育、災害対策、緑地保全、農林水産業、食の安全、環境、交通、防衛、原発問題など、多岐にわたります。一日かけて、各省庁に分かれて行いました。
 あらかじめ質問や要望を伝えておきます。対応するのは若手の係長クラス、30代が中心の国家公務員の皆さん。回答の後さらにやり取りをしますが、優秀なんだろうなあ、と毎回感じます。決まったことをこなすことに長けているので、思わず本音を語る職員には親近感を覚えます。

神奈川県内、共通項目は多々ありますが、大磯町に関係する主な要望は次の通りです。

○自校方式の中学校給食への補助の充実 ○国として学校給食完全無償化 ○教員の変形労働時間制の計画中止 ○部活ルールの確率 ○国の制度として小児医療費拡充 ○保育所の待機児童解消 ○支援の必要な児童生徒(特にいじめ問題)への支援費の拡充 ○保育園児の副食費を無償に ○学童保育の支援策の拡充 ○国保税の法定外繰入を認めること ○後期高齢者の原則2割負担化の中止 ○東海大大磯病院の産科再開 ○介護職の処遇改善の強化 ○自衛隊、米軍の航空機(特にオスプレイ)による騒音・不安の解消 ○海岸の防潮堤の改修(津波に耐えられる堤に) ○津波早期警報システムの導入 ○耐震化の進まない家屋の居室・寝室のシェルター化への補助 ○JR大磯駅の平塚寄りの屋根の延伸・快速の停車 ○国道1号線(西湘バイパス東インター以西)の渋滞緩和策として、バイパスの無償化 ○コミュニティーバスの支援の継続と拡充

 実現に至らない項目も多くありますが、引き続き粘り強く要望していきます。

 

2019年11月13日水曜日

大磯町・台風15、19号被害復旧に約3300万円

 昨日、町から台風15号と19号で、町の施設が受けた被害の復旧・修繕にかかる費用の報告を受けました。15号の方が被害が大きいと思ったら、19号の方が費用がかかることがわかりました。
 15号の総額は1471万8868円、19号は1820万7481円で、合計3292万6349円になります。災害対策本部や消防団の人件費、倒木等の処理、土砂の撤去、カーブミラーや防犯灯の支柱の修繕、フェンス修繕、鴫立庵の竹垣修繕、小中学校の倒木やフェンスの修理などです。

 当初予算の災害復旧費では賄いきれないため予備費対応で修繕していますが、予備費も使い切る状況なので、12月の議会で補正を組む考えだそうです。国・県から歳入があるのか、19日の議員全員協議会で概要がわかるのではないかと思います。
 農家のハウスなどの修繕も補正で出てくると思います。個人宅については、まだ把握がし切れていないようです。

 台風の大型化、発生の頻度が高くなる原因に地球温暖化があげられます。「○○年に一度の確率」はもはや「数年に一度」、「ほぼ毎年」と考えなければならない状況です。
 電力は足りているのに、石炭火力の発電所を次々に建設する愚。これもストップをかけなければ。

 今回の台風では、避難のタイミングや避難所のありかた等、課題がたくさん出ましたので、必要なことを町に要望していきます。

11月17日開催の大磯町議会の報告会にご参加ください( `ー´)ノ

 久々のブログアップです。11月17日(日)の議会報告会の準備であっという間に毎日が過ぎています。
 新しい議会構成で、今までにない動きが出ています。その一つが、議会報告会です。町民の立場で参加していた議員の率直な意見をいかし、開催時間や内容、周知方法(今回は議会だよりの発行前の開催です)、来られない方の意見の聞き取り、会場のレイアウトなど工夫を重ねています。
 第1部では平成30年度決算について、報告と質疑を行います。
 第2部は「広聴と意見交換」と題して、「大磯駅前安全・安心にぎわい創出事業」と「大磯港みなとオアシス推進事業」について、報告と質疑、意見を伺い、意見交換ができるように設定しました。
 時間が足りるのか、皆さんが参加してよかったと感じていただけるのか緊張しています.

 なお、参加できない方は、町の広報11月号に折り込まれていた水色のチラシの裏面に意見などを書いて、町役場と国府支所の入り口に置いてある専用のハコに入れてください。

 町長の進める事業を執行するには、必ず予算が必要です。町民にとって税金の使い方が妥当か、内容と金額をどう判断するのかが、議会にゆだねられます。議会が町民の意見を聞く機会ですので、ぜひご参加ください。

11月17日(日) 午前9:30~11:30 保健センター
         午後1:30~3:30 国府支所

2019年10月18日金曜日

大磯駅周辺・・2件の入札結果と内容は

 神奈川電子入札システムで情報を得た入札に関心のある業者は、「設計図書」を有料(コピー代)で入手、業務の内容を検討して応札します。情報公開請求で入手した設計図書を私なりに読み込むと・・・

1.「測量」の範囲は、駅東側の旧駐輪場、観光案内所、交番と隣接する民地部分も合わせた部分も広げることになりました。測量というと、官地と民地の境を画定し、図面を起こすことが一般的と思いますが、「駅周辺」ではJRの敷地内の測量(北側)、JRと民地(南側)、神奈川県の県道の境(県の道路台帳では詳しい測量地点も明記されていますが・・・)、町道の境の測量をすることがわかります。
 一枚の図面にまとめるために上書きをするようですが、そもそも何のために行わなければならないか、理解に苦しみます。必要なところだけ測量すればいいと思うのですが・・
特記仕様書にある「受注者は、発注者(大磯町)の意図及び目的を理解した上で、適切な作業実施体制を整えなければならない」に至っては、質問するしかありません(-"-)

2.「修正業務」はいったいどういう展開になるのか、予想がつきません。
①対象範囲を見直し(東側をあらたに加える)、これまでの関係機関協議結果及び町民等意見(9月23日の説明会で受けた意見や質問、10月11日までに出された意見)を反映した修正
②①修正を元に、委託者(大磯町)が実施する関係機関協議の結果を反映した修正
③②修正を元に、委託者が実施する町民意見募集の結果を反映した修正
 打ち合わせは3回実施されると特記仕様書に書かれていますが、とても3回だけでは無理でしょう。関係機関協議(JR・神奈中・伊豆箱根タクシー・警察)がどれだけ進んでいるのか、課題は何なのかなど、内容も把握する必要があります。

 微細な修正で「行政案」=「町長案」を作り、説明会をしないまま意見募集をして進めるなど、あってはならないことです。町民の皆さんへ注意喚起をしていきます(^^)/

2019年10月11日金曜日

大磯駅周辺安全安心・にぎわい創出事業関連2件の委託が落札

 昨日10日、予定されていた入札2件を神奈川電子入札システムで執行、それぞれ業務委託が落札されました。
●大磯駅安全安心・にぎわい創出計画修正業務委託は(株)エイト日本技術開発で、落札額は182万1600円(消費税10%の税込み価格・ちなみに消費税は16万6560円!)で。落札率は予定価格に対しピッタリ80%。
●大磯駅前広場用地測量業務委託は2社が同額、くじ決定で神奈川調査設計が227万7000円(消費税22万7700円込み)の80%で落札しました。

 測量業務の方が安い設定だと思っていたら、逆でした。この2件の予算546万4000円に対し、予定価格は522万5000円、落札は80%なので、予算は104万5000円余ります。このように余った不用額が30年度決算では3億7000万円、余分な起債分を足すと6億円以上の黒字となりました"(-""-)" 余ったお金は有効利用を!ため込む必要はありません。

 どのような内容を頼んだのか、情報公開請求中です。契約書も入手します。これで、町長がどのような考えの元、計画を立てるのかがかなりわかってきます。12月議会でも質します。
 
 今日は駅前の計画案の意見を出す最終日‼ 忘れないようにしましょう。町には意見をすべて公表するように意見を出しました。意見を生かしたうえで、この業務委託で「行政案」が作られます。
 私は「行政案」でなく、「町長案」と呼ぶことにしました。


2019年10月9日水曜日

どうなる?大磯駅周辺の整備「町長案」 議会のチェック機能に注目‼

 9月23日に町内2か所で行われた「大磯駅前広場に関する説明会」には、250人以上の参加があり、異論、反対の声が大部分を占めました。
 大磯港みなとオアシス「賑わい交流施設」の工事に6000万円を上乗せする議案は、反対すると目されていた議員らが賛成したため、1票差で可決。それをご存知の町民から「駅前は大丈夫なんですか?」と聞かれます。
 明日10日に今年度予算546万円を使った「測量委託」と「修正案作成委託」の2件の入札が行われる予定です。町は説明会の意見をいかして「行政案」を作り、その後意見募集をすると表明しています。私は「町長案」と呼ぶことにしました。なぜなら、今回は「意見をいかす」のは、町長にかかっているからです。入札情報によると、来年3月13日までに完了することになっています。
 その「町長案」、町長の支援者が「声なき声」を聴くように促していましたが、どのようになるのか、まず注目しましょう。
 町長案の説明会を開くとは明言していないので、開いてもらいましょう。そのうえで、意見を寄せましょう。「案」ができると「予算計上」に移ります。実施計画案には4200万円かけると、ある文書にあります。それまでに、議会(主に総務建設常任委員会協議会)に説明があると思います。私は12月議会でも一般質問をする予定です。
 町長の暴走を止められるのは最終的には「議会」ですが、議員たちがどのような考えのもと、どんな判断をするのか、それぞれの支持者の方たちの働きかけにかかっていると思います。
 「大丈夫?」の答です。
 


2019年10月5日土曜日

大磯町にお金がないのではない、使い方が間違っている"(-""-)"根拠

平成30年度決算 反対討論の一部です。
●観光偏重、ムダ使いをする一方で、町民生活直結の予算がなく、お金がない、予算がないと対応しなかった。
●国保税や介護保険料も上げた。
●納税者のうち、所得が100万円以下の町民は25%、4人に1人!!!町民生活にゆとりはない。
●過大な調査、中学校給食の調査委託料に1024万円、不要不急のマリア道に6600万円、みなとオアシスの委託料に1480万円使った。
●特に港の賑わい交流施設は問題。設計、建築確認が終わらないうちに3億円近い建築工事を入札。
●生活道路が良くならない、防犯灯などが足りないため夜道が暗い、河川の浚渫が足りない、公園の遊具がちゃんと直らない、ベンチがいつまでたっても撤去されたまま、砂場の砂が使える状態ではない、樹木の剪定が足りない、公共施設の修繕も進まない。
●小学校給食の調理員が欠員だった期間がある、子ども・児童生徒を支える支援員などの手当て不足で現場は苦労したと思う。
●必要な臨時対策債の起債を年度末に3億円、年度明けに1.8億円したことは納得できない。その他の起債は750万円と少額。年度当初に起債していれば、担当者のやりくりの苦労は減ったはず。
●6億980万円の黒字で、何にでも使える財政調整基金は10億円近くにまで膨らんだ。大切な貯金は大磯駅周辺や明治記念大磯邸園に使うのではなく、町民生活に使うように求める。
●国保税を値上げした。値上げを抑えるために使える繰入金を削った。
●介護保険料も値上げ、県下でも高い。サービスに必要な額を見込んだが、3億7600万円余らせた。恒道会の運営改善がみられなかったことも、要因と考える。
●下水道事業は、相模川流域下水道建設の過大部分の負担金を払わなかったので、賛成。

まとめ。「町にお金がないのではなく、使い方がまちがっています」!!!

2019年10月3日木曜日

平成30年度決算 一般会計は「不認定」

 今日、大磯町議会の9月定例会が最終日を迎え、平成30年度決算の認定が最終的に決まりました。一般会計は「不認定」、4特別会計は「認定」でした。
 また、陳情採択を受け、提案された「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき後世に解決するべきとする意見書」と、議員提案による「内閣総理大臣 安倍晋三衆議院議員に猛省を求める決議」は、賛成多数で可決しました。
 辺野古・・・は町議会の良識が示されたと思います。が、国政の与党になっている政党所属の議員たちの賛否が分かれました。不思議です。 

2019年10月1日火曜日

消費税増税許さない(=_=)5%に戻そう‼

 大混乱必至の増税。税金の徴収の仕方が公平・公正ならいいのですが、大企業と富裕層の穴埋めに使われ、格差を拡大。
 国民の厳しい批判をかわすために、軽減税率、ポイント還元、保育料の無償化を打ち出しましたが、全然すっきりしません。あきらめずに、安倍内閣以前の5%に戻そう‼と日本共産党は呼びかけています!(^^)!
 

2019年9月29日日曜日

ラグビーワールドカップ 勝者を称えるアイルランドメディアに思う

 昨日の対アイルランド戦。やらなければならないことがあって、試合はほとんど見られず残念・・・ハイライト画面で、戦いぶりを見ました。
 今朝の新聞報道で知ったアイルランドメディアの伝え方に、すがすがしさを感じます。「日本はW杯の歴史で最大の衝撃の一つを成し遂げた」「日本が素晴らしい衝撃をもぎ取ると、アイルランドは意気消沈した」など、まず相手を称えています。そのあとで、「サウナのようなスタジアムに苦労した」と。
 言い訳はあとにする・・・あるいは、しないことが大切だと思っています。愛知トリエンナーレの中止、徴用工や慰安婦問題への権力を持つ側からの見苦しい釈明は、言い訳にしかみえません。世界からみたらどうなのか、「国」と同じく「国民」も評価されています。
 最近話題になるのが、大磯町長の物言いです。大磯駅前広場の説明会、大磯小学校の会場の参加者は200名以上と思われます。国府小学校の会場に比べ、毎日の生活に関わっている方が多いこともあってか、かなり厳しい発言が相次ぎました。担当者は淡々と回答していましたが、それを遮るように町長が手を上げ、何回か発言しました。
 参加者から見ると、言い訳になります。何かを聞いて、あぁそうだったのか、と誤解が解けることもありますが、釈然としない思いが残れば言い訳になり、不信感が膨らみます。
 この9月議会でよく耳にする言葉が「継続性と一貫性」。社会状況は変化するのですから、どこかの時点で決めたことを10年以上たっても「やらねばならりません」と言って強行することに、町民は違和感を感じるのです。

 駅前の展開は? かたつむりの家の明け渡し裁判、高裁も即日結審したと聞き及びます。はたして結末は? 言い訳をしない行政が求められています。
 

2019年9月27日金曜日

大磯町平成30年度決算 特別委員会で一般会計など不認定

 昨日、決算特別委員会の審査が終わりました。委員は石川、吉川諭、柴崎、飯田、鈴木たまよ、二宮、渡辺の各議員と私の8名で委員長は渡辺委員でした。
 一般会計は認定に反対5、賛成2で「不認定」、国民健康保険事業特別会計は反対4、賛成3で「不認定」、後期高齢者医療特別会計は反対3、賛成4で「認定」、介護保険事業特別会計は反対5、賛成2で「不認定」、下水道事業特別会計は反対2、賛成5で「認定」でした。私は初めて下水道事業に賛成しました。理由は過大施設に対する負担金を払わなかったことがわかったからです。
 今回の結果の特徴は不認定になった特別会計があったこと。私の20年の議員生活で初めてです。新人議員が全員委員になり、選挙の中で受けた町民の声をいかし判断したことが、このような結果につながったと思います。
 反対の理由で多かったのは、町民生活に直結した要望に応えず、観光優先のために多額の税金を使ったことでした。町民目線に立った意見です。特別会計に関しては、制度を詳しく知らないが故の反対理由もありましたが・・・
 決算が不認定になっても、行政の機能がストップすることはありません。でも、来年度予算の編成にあたっては、委員の意見を考慮する必要がでてきます。
 今回初めて特別委員会として「審査意見」を町長に提出することになりました。具体的には・・・
●町税などの徴収体制の強化 ●職員の適正な時間外勤務手当の支給の検討 ●生活道路等の維持管理費不足の解消 ●公園等の維持管理費の充足 ●ごみ集積場の環境整備 ●幼児教育・保育の質の確保 ●教育委員会所管施設の修繕料の拡充 ●課題を抱える児童・生徒への支援、相談体制の強化 です。

 10月3日最終日に本会議場で全員による採決を行い、議会の判断が決まります。

2019年9月25日水曜日

使い方に注意☺ 声なき声とサイレント・マジョリティ(大磯駅前整備)

 政治の話で、よく「声なき声」という言葉が使われます。声を発する機会などが無い人の存在を意識しようということだと私は思っています。

 さて、23日の大磯駅前広場の説明会の最後の方の発言、「サイレント・マジョリティと言いますか、声なき声に」云々が気になります。

 参加者のほとんどは、「町の計画に問題あり」の立場で質問や意見を「声」にしていました。参加できなかった、しなかった方の声も、もちろん存在しています。
 「マジョリティ」は「多数」を意味します。本当の意味での「多数」をどうすくい上げるのかが問われます。同時に「多数」を「正義」と同列で語るのも危険だと思います。

 「賛成・反対のどちらか選ぶことしかできない状況」を回避することが必要です。会場の皆さんも、いろいろアイデアをだされていました。「安全・安心」が錦の御旗にならないように、声なき声が求めている「安全・安心」とは何か・・・これから、意見を活かした「行政案」をつくると町は言いますが、どのように活かすか注視していきましょう。

 修正案の作成と測量委託の入札が10月10日に予定されています。急ぐ必要はありません。12月議会でも取り上げていきます。

 

 

2019年9月23日月曜日

実証実験+住民投票が必要では? 大磯駅前広場の整備 

 国府小学校と大磯小学校体育館で行われた説明会。2か所合わせた参加者は250人以上(?)両会場ともこのまま進めることに反対の意見が多くみられました。今の案が安心・安全確保に最適なのかがわからない、という意見が圧倒的でした。
 大磯小の会場では、「このままでよい。最小限のことを工夫すれば十分」「素晴らしい駅前」「何も不自由を感じない」「かえって車が溢れて危険になるのでは」といった意見に拍手が起こる場面もたびたび。町長が「説明をしているのだから、拍手は・・・」と言うと「拍手しちゃいけないんですか⁉」の声があがります。

 最後の発言は「会場は反対意見が多いと思うが、サイレント・マジョリティー、声なき声をぜひお聞き及びいただきたい」と町長の支援者が(偶然に?)まとめた形でした。

 「ありきで進めては困る」「アリバイ作りの説明会ではいけない」という意見の通り、町長(と支援者)の考えだけで進めていただいては困ります。なにより、実証実験をして、交通状況の変化を考慮しなくては。町長にその考えがないということそのものが問題です。
 実証実験の上で、住民投票にかけたらどんな結果になるか(投票しないまでも)考えて判断しなくてはならないはずです。
 議会の役割の重さを痛感しました。


これもおかしい H30年度「臨時財政対策債」の起債は年度末と年度明け

 大磯町の「ため込み体質」が、こんな形でおこなわれていようとは!! H30年度決算の資料で気が付いた「臨時財政対策債」の利率の差。一つは財務省から借り入れた3億円、0.01%。もう一つは1.8億円を借りた(地方)金融機関の0.007%です。
 違いを質問したところ「支払いにめどがついて、有利な利率で借り入れることができたので…」とワケわからん!の答弁。
 借り入れたのはいつ?と聞いたら「3月25日と5月30日」だそうで、ひっくり返りそうになりました。確かに出納閉鎖前だし、借り入れにあたっては、県(国)とも協議・調整するので、法的には問題ないのでしょう。
 H30年度決算は6億980万円の黒字です。3億円はともかく、1.8億円を借りなくても十分やりくりはできました。私は正解はそこにあるのではなく、ムダな事業による借金をしないで、入札等による余ったお金を必要な事業にあてるべきと考えています。

 何にでも使える貯金、財政調整基金の今の残高は9億5500万円に達します。町長がその気になれば中学校給食の自校方式の調理場は借金をせずに建てることができます。
 ため込んで何に使うのか。大磯港、明治記念、駅周辺整備など、大型事業を進めながら「予算がないから」と、町民の生活に必要な道路や公園の補修の見送りを続けることは問題です。
 予算編成の最終責任者はもちろん町長です。決算審査の中で「照ヶ崎プールの噴水の故障」の予算要求は、担当者は上げましたが、どこかの時点で切られたことが他議員の質問でわかりました。<怒>

※臨時財政対策債・・・国が町に支払うべき地方交付税の不足分を、町が借金をしますが、あとで全額国が返すことになっています。
 

大磯消防パワハラ問題 H30年度「人事管理調整委員会」で議論

 大磯町の職員がなかなか定着できない理由はいったい何? 消防だけではありません。議会の質問でわかった「ラスパイレス指数が100に近づいた」のは朗報ですが、今いる職員で転職希望の数が減っているとは思えません。
 決算審査で、人事管理調整委員会で消防のことが取り上げられたことがはっきりしました。その後、事案は解消されたのか、注視しています。

 このブログを見た方から、問い合わせも受けます。早く「大幅に改善されて働きやすい職場になりました」と書きたいのですが、前進はあるものの、まだまだ不十分…

 町長は「私も声を荒げることも無くはないが、職員はよく応えて仕事をやっている」と答弁されますが、町長の評価によって、やる気が出ている職員はどれだけいるのか、甚だ疑問に思います。

 風通しの悪さ、息苦しさは町民も感じています。「ありき」でことを進めると、必ずほころびが見えて、不信感につながります。
 いよいよ今日は「駅前広場整備に関する説明会」、両会場でしっかり聞いてきます。

2019年9月22日日曜日

大磯港「賑わい交流施設」入札を 建築確認前に行った"(-""-)"

 ブログで何回も「おかしい」とお伝えしている、大磯港みなとオアシス賑わい交流施設。H30年度決算の審査の中でも、もう一つ私が「おかしい」とする根拠が明らかになりました。
 建築確認をとった日付を質問したところ「3月27日」という答がありました。翌28日に「工事請負契約の締結について」臨時会を開催、反対6・賛成7の僅差で可決しました。
 その後、6月議会で設計委託を「事故繰越」する報告があり、設計が完了しないうちに入札をかけたことが明らかになっています。
 9月定例会の初日の「工事請負契約の変更」では、余った予算6000万円をほぼ使い切る議案を反対6・賛成7で可決"(-""-)"。施設に絶対必要なキュービクル(高圧受電施設)の設置費用が最初の請負契約に入っていなかったことがわかりました。
 決算で建築確認が下りないうちに入札のための積算をし、入札を行い、契約を締結することは「法的な瑕疵による無効」を問えないか・・・と考えてみましたが、難しそうです。なお、確認は必要なので、トライしてみます。
 
 無理があることを強行しようとすると、このような「不自然」なことがおこります。町民にとっていいことはありません。大磯駅周辺安心安全にぎわい創設事業が二の轍を踏まないように、町民の皆さんと議会が力を合わせるようにしていきたいと思います(^O^)/
 いよいよ明日「大磯駅前広場整備に関する説明会」があります。午前10時から「国府小学校体育館」、午後2時から「大磯小学校体育館」です。
 関心とスリッパを持って参加しましょう!! 

大磯町H30年度決算 職員の時間外手当約5000万円を使い残す"(-""-)"

 決算審査で分かったことはたくさんあります。職員の時間外手当の執行状況を質問したところ「全会計を対象にした予算額1億1912.8万円に対し、決算額は6957万3550円」と答弁がありました。(聞き間違いがなければ…)
 「所属長(課長)が決裁した結果」ということですが、情報公開で得たデータによると、「課」での年間のトータルの時間が平均化されていることがわかります。
 必要であろう時間を計算して予算建てをしたのだから、この差をどうするのか。長(町長)の姿勢が問われます。
 議会として対応が必要ではないかと考えています。土・日の無断出勤が起きていないか心配です。
 就業管理システムの情報公開でも深刻な事態がわかりました。内容は追ってお伝えします。

2019年9月13日金曜日

台風15号 大磯町の最大瞬間風速は49.4m!!

 関東各地で大きな被害をもたらした台風15号。大磯町の被害状況などは、昨日の時点では集計中・・・ということなので、最大瞬間風速と雨量を聞きました。
 9日の最大瞬間風速は49.4m、風向は北北東。雨量は9日全体で51.5mmでした。過去の最大瞬間風速の最高記録は50m以上だったと記憶しています。その時は家が一瞬持ち上げられるのではないかと思ったほどでした。吹き終わった後は真空状態に?耳が痛くなったのを覚えています。
 雨・風は本当に怖い、今回の台風の通過中の夜中の2時間、たくさんの方がまんじりともせず過ごしたと話していました。大磯町で停電が続いていても不思議ではありません。本気のシミュレーションをしなくては。

2019年9月12日木曜日

大磯町立中学校給食実施 目標は令和5年度中(*_*)

 今日行った一般質問で、自校方式に決まった中学校給食の実施時期を聞きました。教育委員会は「令和5年度中」を目標年次に町側と協議を重ねると、答弁。道のりは遠いと、めまいがしました。
 基本設計、実施設計に2年かかる見通しで、その前に建築場所を決定する必要があります。国府中学校は土砂災害警戒区域の関係、大磯中学校は3号館の大規模改修との関係もあります。いずれにしても、早く進められる可能性もありますので、引き続きいい意味で急ぐように求めていきます。

 今年度から、配置された学校給食担当ですが、一人では進めようがないと考えていましたが、複数の担当者で進めるそうです。
 建設と同時に、地産地消(エネルギーも含めて)や町内業者からの食材調達(給食費は年間1億円以上にのぼります)、調理は町営か委託かなど、課題を並行して考えていく必要があると思います。教育委員会からも同じ考えが示されました。
 早期の再開に向けて、これからも問題提起をしていきます!(^^)!

2019年9月9日月曜日

暴風雨に耐えた!! 築80年近い木造住宅(^O^)/

 各地で瞬間最大風速の記録を更新した、台風15号。大磯町ではどうだったか・・・ホームページではわかりませんでしたが、報告があると思います。消防の本署の屋上で気温、雨量、風速を観測しています。
 少なくとも築75年はたっていると思われる私の住む家は、今は珍しくなった「縁の下」と「天井裏」があります。どこを探しても90度の角がないので、ピッタリ閉まる戸はありません。冬は寝ていると北風が顔をなでていきます。エアコンをつけても効率が悪いので、扇風機ですごしています。昔の家の天井は高いので、熱がこもらないのもエアコンなしで過ごすことができる一因です。(今年の夏は孫のために、ついに一部屋つけましたが…)
 普段過ごす場所はトタン屋根です。地震があっても、圧死は免れることはできそうです。そのかわり、屋根裏のホコリで息を詰まらせないようにしなくては(^-^)

 全国で公共施設の老朽化が問題になっています。でも、古い建物との付き合い方は、まだまだ考えられるのではないかと、今度の台風で思います。
 屋根が吹き飛ばされてもおかしくなかった状況ですが、大丈夫でした。結果論と言えなくもありませんが。近所を見ましたが、飛ばされたトタンや看板がありました(*_*)
雨漏りもありませんでした。
 役場の4階は2か所、雨漏りがしています。風向きによってですが、今回はどうだったか、これから行ってきます。

2019年9月5日木曜日

大磯駅前広場・説明会は9月23日 参加しましょう!!

 大磯駅前整備については、町長選挙や町議会選挙を契機に、町民が計画を知ることになったよ思います。説明を積極的におこなわない町(町長)の姿勢が問われていました。
 広報9月号の9ページに「大磯駅前広場に関する説明会」の記事があります。今年度は町民等のご意見や一般車の利便性を考慮したうえで、概略計画図(案)の修正作業を予定しています・・・とあります。

9月23日(月・祝) 午前10時~ 国府小学校体育館
          午後2時~ 大磯小学校体育館
          内容 駅前広場の課題などの説明

 問題は、課題などの改善のために4億円以上使うこと、車道が実質半分になってしまうことしかできないのか、ということです。

 町長は当初、概略計画案を作ったあとで説明会をする意向でしたが、作る前に説明会をすることになりました。これは良かったと思います。
 どのような説明資料を配るのか、意見用紙はあるのかなど、議会で機会をとらえて確認して、町民が議論しやすいようにしていきます。

 大切な機会です。誘い合って参加して、意見を届けましょう! 「町民力」が必要です(^O^)/

2019年9月3日火曜日

大磯港賑わい交流施設 否決していたらどうなる??

 どうすればいいかを考えるのは、まず町の仕事です。とはいえ、議員は「意思に対する責任」を考える必要もあると思います。
 工事請負契約を可決したのは3月28日。着工時期は漁協の施設解体後、と答えていました。起工式は8月29日。本格的な工事着工は漁協の施設解体後ですが、解体が終わるまでにはまだ時間がかかりそうです。
 工期は3月31日までで、契約は変えない(手続き上、今は変えられない状況です)考えである答弁がありました。今年度中に完成できないことは明々白々です。最初の契約は可決していますので、建物はとりあえず建ちます。
 高圧受電施設部分が全く抜けていたような説明がありましたが、最初の契約時の図面には新設の受電設備が図示されていました。虚偽による提案→議決を無効とできるのか、なお調査は必要と思いますが、とりあえず建つことを前提に考えてみます。
 建つとはいっても、肝心な高圧受電設備がなくては機能しません。遅れるのですから、時間をかけて町民の多数が「無理な計画」と言っている施設を少しでも納得できる形にしなくてはならないでしょう。
 「分離発注は可能」と答えているのですから、お金が1割ほど高くなっても、最小限の額におさえることは可能ですし、大磯の物産をそろえるために欠かせない、商工会などの関係者の協議を後押しすることもできたでしょう。

 賛成した議員たちは、もっと責任が生じることになるでしょう。「ムダ使いの施設」と言われないようにしていただきたく思います。
 「ムリな計画」は明らかです。商工、観光の活性化は、同じお金を使うならもっと効果的なやり方があったと思います。また、お金をかけずに知恵を出し合う方法もありますが、エンジンはかかっていても、ギアが入っていません "(-""-)"・・・
 町長が3期続くと大変なことに。駅前が同じような展開にならないようにしなければ!!

残念!!大磯町議会 歯止めがかけられなかった注目議案 "(-""-)"

 設計が終わらないうちに入札をしたことを隠し、工事請負契約を結んだ大磯港の賑わい交流施設。3月28日の議会で反対6、賛成7で可決しました。
 昨日、起工式のわずか4日後の議会で約6000万円の上乗せをさせてほしいという議案を審査しました。
 町民同意が得られていない事業を町長が提案。議会が可決すると、町民が消化不良を起こし不満が高まります。そんな中で行われた6月の町議会選挙は、町長に批判的な候補者が14名中9名当選。町民は「議会が町を変えてくれる」と期待しています。
 約3億円で落札した工事は執行可能ですが、肝心な高圧受電施設が工事に入っていなかった!!こんなことは普通、あり得ません。提案の冒頭、町長は「お詫びします」と発言しましたが、認めるわけにはいきません。
 私は町民の代表である議会が否決して、町は結果を真摯に受け止め、何が問題なのかどうしたら議会の理解が得られるか考える機会にしていただきたい、と反対討論で述べました。石川議員も反対討論をされました。
 結果は反対6、賛成7で可決。反対した議員は石川則男、吉川諭、鈴木たまよ、渡辺順子、吉川重雄、私の6名でした。
 直前まで反対する意向を示していた議員が賛成する・・・とても公言できないことが起きていたとしか考えられません。このままではいけないことは確かです。なんとかしなければ(*_*)

2019年8月30日金曜日

あぁここにも…情報届かず町民の困惑があった 大磯港賑わい交流施設の例

 昨日は遅れに遅れた大磯港賑わい交流施設の起工式がありました。前日の荒天から打って変わり、好天の中で行われました。私は集客をはじめ「無理のある計画」として反対し続けてきました。でも、反対だからと不参加にすることはできません。議会が町長提案を可決し、予算が通れば執行されます。(執行しなくても法的な瑕疵はありませんが)税金の使われ方のチェックのために現場に行きます。

 この日、式の終了後に商工会、観光協会の有志の方々の要望を受け、議員有志と懇談会があり、参加しました。まず提示されたのは「考え方の違いを確認したい」ことでした。工事の変更契約を意識されたと思いますが、直接そのことに触れられることはありませんでした。

 あぁ、ここにも・・・と思ったことは、賑わい交流施設に関して
「情報がなく、歯がゆい思いをしてきた。(指定管理者の)川場と会ったのが6月。早く会いたかったと川場の社長から言われた。売られるものはほとんど川場の物かと思っていたら、地ビールとヨーグルトだけと言われた。売り場のかなりの部分を大磯の物で埋めなくてはならないことがわかり、我々も大変になった。買ってもらわないと収益にならない。商品を売りたい人の募集はあったが、(手数料など)具体的な条件がわからないので、応募を見送っている人も多いのではないか。これからは商工会が窓口になると思う。10月1日に川場に見に行くことにした。平塚などでも同じような計画があるので、競争がある。議員の知恵を借りたい」と熱意や思いが語られました
 出席者で「指定管理者の応募書類」「プレゼンの内容」「選定経過、評価」「契約内容」をご存知の方は誰もいらっしゃいませんでした。私は「町の活性化のための事業。町の生産物の活用が基本です。今日の話は1年前に始めることができたのですが・・・」と発言しました。6月議会で質問した議員も驚いていました。町が「参考資料」として、事実を明らかにしていれば、こんなに遅れることはなかったと思います。工事請負契約の反対討論の中に「指定管理者の動きが見えない」ことも加えましたが、懇談会で具体的な問題点が見えてきました。

 工事請負金額を上乗せしないと建物が立たない部分は「高圧受電設備」部分でしょう。「町の活性化」に総論として、異論はありません。起工式を行った以上、早急に進めなくてはならないことは、これからも意見交換を活かし、できることを協力していきたいと思います。

 

 

 

 

2019年8月29日木曜日

暑い!! さっそく活躍 小中学校普通教室のエアコン

 今年は長いゴールデンウイークの影響で授業時間の確保が難しいため、各地で学校の2学期の開始が前倒しになっています。大磯町立小中学校もご多聞に漏れず、昨日から2学期が始まりました。
 国府中学校に立ち寄り、生徒たちに「暑いね!エアコン使った?」と聞いたら、「はい!涼しくてよかったです!!」と元気な声が返ってきました。今日は5時間の授業があったそうです。

 「エアコンが必要では」と議会でとりあげ、3年かかって実現できました。唐突なリース方式の導入に違和感はありましたが、学習環境の改善は必要です。中学校の調理場建設もリース方式でできますが、メリット・デメリットをよく考えたいと思っています。

大磯駅前広場の路面改修が進んでいます!(^^)!

 6月議会の一般質問で、駅前広場の凸凹でつまづき転倒、大けがをした高齢者の話を紹介。町長に、整備とは別に路面を直すよう求めました。
 選挙(町議選・参議院選)で忙しいので、そのあと考えると答弁があり、今月末にかけて工事をすると情報が議会に示されました。
 白線は引かれますが、かすれている横断歩道部分の引き直しは警察の仕事だというので、警察に依頼するよう伝えました。

 財源は補正予算ではなく当初予算で対応するということですが、道路の改修はあちこちで待たれています。9月の補正予算には計上されていません。足りなくなることは必至です。この件は、9月2日の補正予算審査時に指摘します。

2019年8月28日水曜日

9月の議会・一般質問は 12日午前10:40~12時です(^O^)/

 新しい議会、はじめての一般質問には議長と1名の議員以外、12名が質問にたちます。一般質問のやり方は議会によってかなり違います。大磯町議会は質問と答弁を含めて最長90分までできますが、9時から5時の枠になるべく収めるべく、1割カットを行うことがあります。また、通告を出した順番通りにはいきません。今回、私は珍しく2番目の質問者になりました。通告は4問です。

1.6月執行の大磯町議会議員選挙の結果の受け止め方は
 町議選の結果は、町長に対する候補者の姿勢が評価されたと考える。町民への説明不足、参画と協働の手ごたえのなさ、町民同意のない予算計上を認める議会への不信感が如実に表れたのではないか。
 町長は選挙結果をどう受け止め、町政にいかすのか問う。

2.大磯恒道会から事業を承継した豊友会の運営はどうか
 豊友会の運営については、大磯町だけでなく、遠く九州から相談が届く状況である。町の実態把握と運営についての認識を問う。

3.中学校給食はいつ実施されるのか
 町長部局と教育委員会の考え方と今後の展開について問う。

4.職員の働き方改革はどこまで進んだか
 働き方改革の検証はどうなっているのか。仕事の質と量の課題は何か。正当な支払いは実行されているのか、改善点も含め問う。

議会全体の傍聴、ぜひよろしくお願いします。




 

2019年8月25日日曜日

エルキュール・ポワロの目と我が家の猫の目のお話☺

 小学生の時から大好きなのが、探偵小説。出会いはシャーロック・ホームズとルパン、大磯小学校の図書室から借りて、読みまくりました。ルパン様には恋心まで抱いていたっけ・・・怖い挿絵がないか、みんなのいるところで本を開いてチェック。怖い絵のあるページは先に読んで、一人の時には開けなくていいようにしておくほどの怖がりなんです、実は。
 中学生以降は、アガサ・クリスティーと法廷物のペリーメイスンにはまりました。推理小説の読後のスッキリ感が何とも言えなく、今まで読んだ本の半分はミステリーではないか…と思うほどのファンです。

 我が家の猫は、娘の友達がゴミ捨て場から拾ってきた赤ちゃん猫をもらって、ミルクで育てました。キジともサビともいえない毛色なんですが、目に特徴があります。普段は黄色(山吹色まではいかない)ですが、何か意思を持った時に、緑色に変わります。エメラルドとペリドットが混ざったような緑が、まるでオーロラのように変化します。あまり長くは続きませんが。
 アガサ・クリスティーのポワロシリーズを読むと、一つの作品の中に必ず(と記憶してます)「ポワロの目が緑色に・・・」というくだりが出てきます。何のことやらわからなかったのですが、この猫の目をみて、今はクリスティーが同じような目を持つ猫を飼っていたか、知っていたかどちらかにちがいないと確信しています。
 どなたか、クリスティーと猫の逸話、ご存じないですか???

 おまけ。議員の仕事と謎解きはとっても似ていると思っています。大磯町は、謎だらけ。明治時代の政界(ドロドロ⁉)の奥座敷が今に繋がっているのでは?と感じることもしばしばあります。おかしい、どうして?をスッキリさせたい私は、あちこちの資料をひっくり返しながら9月議会に向けて、準備をすすめております!(^^)!

2019年8月22日木曜日

来て良し、帰って良し💛孫に酔った夏

 東京で暮らす娘夫婦に3人目が生まれ、上の二人を預かることになりました。それも、4泊づつの2回(*_*)
 4歳半の女の子と、3歳目前の男の子です。二人とも個性豊か(子どもはみんなそうですが…)仲良く遊ぶ時があると思えば、ぶつかって時にはつかみ合いのけんかもします。孫たちの行動をみていて一番面白いのは、言葉で自分の気持ちを伝えようと一生懸命なこと。人の顔を見ながら喋り、おとなの反応を楽しんでいます。言うことを聞かないときは、本気で怒らないといけませんね(-"-) 逆に、本気になるまではガマンガマン。
 人間の成長過程で、なるべく多くのことが経験できることは大切だと思います。一つの家庭だけではできないことを、まわりのコミュニティで支えること。特に、家庭だけを孤立させると子どもがどんな状況に置かれるか、孫というちょっと離れた存在を通して考えると鳥肌がたちます。保育園、幼稚園で集団で育つことも欠かせないと思います。

 さて・・・孫守りにどっぷり浸かる時間が確保できないのが議員の立場で、夫と交代で細切れ状態。大磯の海で遊ばせたかったのに、2回とも叶いませんでした。でも、東京ではできない泥んこ遊びや花火ができました(^O^)/
 ママがいい・・・パパに会いたいとめそめそ、時には二人で隣近所に聞こえるくらいの大声で泣きわめくこともありました。まさに来て良し、帰って良しの孫。昨日の晩、横浜駅でパパと合流、無事にお届け。あぁ、くたびれた(*_*)
 

2019年8月15日木曜日

「平和」は生活の基礎 与えられるものではなく培うもの☺

 今日は終戦の日。終戦じゃない、敗戦の日だと言う方もいます。「戦争だけはやってはいけない」と、自衛隊を認める方もおっしゃいます。戦争は殺し合い。紛争の解決を殺し合いでしよう、などと正面切って言う人もいません。

 それでも世界を見渡せば、武器で命を失う人がたくさんいる事態に、どうしたら・・・と思い悩みます。時と場所、遺伝子を選んで生まれる人はいません。もし、自分が紛争地帯に生まれていたら、食料が確保できない場所に生まれていたら、障がいを持って生まれてきたら・・・

 大切なのは「想像力」だと思います。そして、どちらかを選択しなければならないような重大な事態に発展しないように、気を付けること。
 私たちは「議会制民主主義」のもとで暮らしていますが、それさえ気をつけないと。ナチスドイツ、ヒットラー政権が議会の中から誕生したこと、ワイマール憲法を変えて戦争に突き進んだことを義務教育で教わった認識をもっているかたずねると、答は間違いなく「?」。私もです。大切なことを教わってこなかったと思います。
  だから、憲法9条を変えること、ましてや「緊急事態条項」を書き加えることなどしてはならないと強く思います。国民保護法、共謀罪、マイナンバーなど、戦争への準備が進んでいます。憲法は最後の砦と考えなくてはなりません。

 戦争がおこる「きっかけ」や「芽」を見逃さないようにしましょう。「戦争しか解決の道は無い」とならないように。武器を消費したい人たちの思惑に乗らないように。

2019年8月10日土曜日

定例会前の協議会 新人議員を含め活発な議論が展開される(^-^)

 7日に福祉文教常任委員会、8日には総務建設常任委員会の協議会がありました。
福祉文教でのお題は・・・
○寄附された土地に建てられた東部子育て支援センターの設置条例について。
○10月1日からの消費税増税にあわせた幼児教育・保育の無償化による条例改定について。
 すべての子どもたちが無償化の対象ではありません。今より負担が増える家庭は低額所得者で問題があります。また、待機児童が増えることが懸念されます。町の負担も増える可能性があります。制度がとても複雑なため、議案発送前に勉強会を設けることになりました。
かたつむりの家の判決について。(1本前のブログに詳細を書きました。神奈川、東京、朝日新聞に記事がありました)

総務建設のお題は・・・
大磯港賑わい交流施設の工事請負契約の変更について。
3月28日の臨時会で反対5名、賛成8名で可決された時には、3億4959万6000円の予算を6007万円残す入札でした。ところが、東電・漁協・指定管理者((株)田園プラザ川場)と協議の結果、予算をわずか7万円残し使い切る6000万円の変更予定であることが判明。9月2日の議会初日に審査されると思います。新しい議会の判断が注目されます。町長の「説明」目的(?)の議員個人の携帯電話攻勢はやめるべきです!!「説明」は衆目のもとで行わなければなりません。

大磯駅前広場の整備について。
29年度にまとめた「課題」について町が説明会を行い、その後町長が概略計画図(行政案)をつくり、町民等への意見募集をおこない、概略計画図をとりまとめる予定です。
問題は課題解決・整備効果が最適になるのか、です。
広場の路面の凸凹を直す考えが示されました。私が6月議会の一般質問で求めていたことで、整備計画とは別だてです。白線の引き直しもありますが、肝心な横断歩道の引き直しは警察が行うため、町から警察に要望するよう、伝えました。

新人議員も積極的に議論に加わりました。頼もしく思います。


2019年8月8日木曜日

かたつむりの家 控訴取り下げ要望署名4600筆 町長は応じない(-"-)

 昨日の福祉文教常任委員会協議会で、横溝千鶴子記念障害福祉センターからおおいそ福祉会が運営するかたつむりの家に出ていくように求めた裁判の判決内容について、説明がありました。
 判決は町の全面棄却です。
○センターが原告(町)所有の行政財産であること
○平成22年に結んだ覚書(使用貸借契約)は地方自治法に違反し、無効
ここまでは町の主張通りですが、次の点が町は納得できないので控訴したと言います。
○現時点において明け渡しと賃料相当分(月額43万円)を求める原告の請求は、権利の濫用にあたる

 裁判所は町の主張(町の財産で、明け渡しの請求はできる)を認めたにもかかわらず、濫用というのは、違法状態の放置になるため、承服できず、町が控訴したのは当然という考えです。
 私は大磯町の行政財産との認識は持ちますが、覚書を作った(起案)した町の責任を棚上げにした上、判決内容を曲解し、福祉サービスの利用者、家族、運営する法人を苦しめる控訴は取り下げするよう求めました。
 そもそも違法状態を放置する判決を裁判所が出すはずがありません!!
 
 全国から集まった4600筆の控訴取り下げの要望に対し、中﨑大磯町長は応じない意向を示したと、新聞報道にあります。判決の真意を汲み取ることができない町長。控訴については弁護士にあまり相談をしなかったことが判明。提訴前からの相談も含めると、219万円の税金が使われたこともわかりました。
 高等裁判所の判決時期の見通しは不明と、答弁がありました。勝てると思っているのでしょうけれども、判決文を読み込むほど疑問がわきます。それでも負けたら最高裁?最高裁は違憲判断をするところです。判決が違憲と言える部分はないと思います。

  
 


2019年8月1日木曜日

オスプレイの目撃情報がふえている"(-""-)"

 先日、ある集まりで「オスプレイを何度も見た」と聞きました。そうしたら、「私も」という方が。6月7日、7月17日は国府新宿で、7月30日には長者町で。
 なぜ気が付いたのか伺うと「音が違う」そうです。私も平塚で目撃した時に、何とも形容しがたい音を聞きました。普通のヘリコプターのようなバリバリ音でなく、重たく轟く音でした。
 横須賀基地への飛来が問題になっています。アメリカでは住宅地の上は飛ばないことになっていると聞くオスプレイ。墜落事故を頻繁に起こすことから「未亡人製造機」と揶揄されるオスプレイを買いする安倍政権。なんとか退場させたいものです。 

2019年7月30日火曜日

大磯町長「駅前広場整備・4億円がひとり歩き」って何が問題?

 28日に長者町でおこなわれた「卓話集会」で話題になった「駅前の整備」。町民の疑問をまとめると、「何のためにそんなに費用をかけるのか」です。

 町長は「送迎車のスペースが少なくなるのは問題」という指摘に対し、「安全・安心のためには、車より弱者に配慮が必要」と答えました。弱者への配慮は必要です。一方で、送迎を必要としている、それも夜の雨天時などで公共交通が利用できない地域の住民の中には、弱者も含まれていることを忘れてはならないと思います。

 「4億円という金額がひとり歩きしている」とおっしゃいますが、別にひとり歩きをしているわけではありません。ちゃんと計画(案)の図面もあります。どこにいくら必要か、根拠の表もあります。この平成29年度につくった「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」の計画案には、782万2400円かけました!!

 「4億円」がひとり歩きしていると思うのなら、町長自身がひとり歩きをさせないようにすべきです。何度も議会で「説明と実証実験」を求めていましたが、聞いてもらえません・・・と選挙中に町民に訴えていたこともあってか、この日町長は「実証実験を行う」表明をされました。詳しいことは9月議会に質します。

 

2019年7月29日月曜日

「議会変わるべし!!」町民の期待に応えなくては(^-^)

 地方議会は、与党が政府を形成する国会と違って「二元代表制」をとっています。大磯町でいえば、町長も議員も町民から選ばれています。「地方自治のしくみと議会の使命」について、地方議員の教本ともいえる「議員必携」に書かれていますが、民主主義の精神をあらわす「住民自治」が自治の本質的要素・・・と最初のページにあります。
 議員はもちろんのこと、町長も職員も有権者も「そもそも・・・」の認識は一致させる必要があります。

 さて、二元代表制のポイントは「チェック(監視)&バランス」。車の両輪に例えられますが、どちらかの車輪が大きくなりすぎると前に進まないので、町民の全体のことを考える必要があるということです。
 「長、議会は互いに独立し、その権限を侵さず、侵されず、対等の立場にあることを十分に理解しなければならない」とも。
 9月議会では、町長に「そもそも・・・」の認識と、今回の町議選で示された民意についてどう考えるのかを問います。

 7月25日の初議会で、議長選で立候補表明をした吉川重雄、高橋英俊議員両名とも「議会が変わることが求められている」認識を示しました。私は高橋議員の「住民の声を行政に反映させる」「町民と主に歩む議会にしたい」点を評価、支持しました。(14名の得票のうち高橋議員11票・吉川議員3票)
 私は議長の決意がぶれずに実行できるよう、副議長に立候補し、10票の信任を受けました。

 「なれ合いではなく、緊張感のある長と議会の関係」のために、気を抜かずにがんばります!! みなさん、ぜひ傍聴にお出かけください。町長と議員の監視役は有権者。ご苦労をおかけしますが、よろしくお願いします。

 なお、議長選直後に、議席の指定にあたって配慮するための会派届け出が、吉川重雄、飯田修二両議員からありました。名称は「町をよくする会」です。他に、「公明党」と「日本共産党」が届け出ています。

2019年7月13日土曜日

かたつむりの家控訴 町長らの認識に仰天"(-""-)"

 昨日、任期最後の議員全員協議会がありました。かたつむりの家の控訴の報告があると思っていましたが、ありませんでした。
 判決に対するコメント、控訴の理由は記者発表の文書が議員に配布されてはいましたが、「議員」ではなく、「議会」とのやり取りは必要と思っていました。
 議員として最後の全協だからと、Y議員は「議会として訴えを起こすことを承認したのに、なぜけじめをつけないのか。文書を議員のポストに入れただけでは不十分」と苦言を呈しました。
 発言を受けた副町長は「議員全員協議会で出すべきではないと考える。理由などはお渡ししてある。提訴の議案が承認されたことは、控訴、和解、取り下げも任されている」とし、さらに「判決文や訴訟記録を欲しいという議員にはお渡しした」と仰天発言。
 私は「和解は議案になるし、判決文はともかく、記録は情報公開でなければ取れないと思っているが」と質問。町側は「和解は議案になる」と訂正。判決文など、議会に届けられることになりました。
 町と議員の関係について「公私混同している」との意見もありました。行政情報は時間とお金がかかっても、情報公開をしています。ところが、この手続きが職員の業務量を増やしていると、町は言います。
 欲しい情報を手続きなしに得られる議員と、そうでない議員がいるとしたら(今回、いることがわかりましたが)大問題です!!!!公私混同も甚だしい。どこかで正されなければならないことは確かです。

2019年7月10日水曜日

新しい議会の構成は7月25日の臨時会で決定  期待される議会に!(^^)!

 新しい議会議員の任期は7月16日から。25日には臨時会が開かれ、議席、議長・副議長、監査委員、総務建設と福祉文教常任委員会、議会運営委員会、議会だより編集委員会の委員と正副委員長を決めます。 
 正副議長はいわゆる「投票」と「指名推薦」がありますが、どちらになるのかわかりません。監査委員は議会が話し合って決め、町長が議会に「議案」として提出、議会が認めるかたちをとります。
 各7名の常任委員会は、希望を書いて数が合わなければ調整します。調整の仕方は、その場で決めます。正副委員長は互選です。
 議会運営委員も定数7名、副議長と各常任委員会の正副委員長(これで5名)あとの2名は各常任委員会から1名づつ互選します。
 議会だより編集委員は議会運営委員会委員以外の議員で構成します。
 以上の決め方が変わることもあり得ます。当日は本会議場と委員会室を行ったり来たり。傍聴に来られれば、一部始終を見聞きできます。ぜひ傍聴にお越しください。

 議会の定数14名中、新人議員が3名。私はこれをきっかけに「品位を保つ議会」「勉強をして議論を尽くすことのできる議会」「是々非々で判断する議会」にしたいと考えています。町民のみなさんの期待に応えたい!(^^)!

2019年7月4日木曜日

大磯町職員の働き方情報資料が手元に( `ー´)ノ

 情報公開請求は、比較検討ができるように、就業管理システムで把握できる4課の時間外手当支給対象者に絞り込みました。
 就業管理・入室管理システムで出力される出勤簿、就業年報と時間外手当データ集計表です。
 情報公開審査会にかけなければならない結果ではありませんでした。これからじっくり分析にかかります。9月の議会に向けて準備しなくては(^-^)

2019年7月3日水曜日

大磯町長 かたつむりの家の判決不服、控訴!! 福祉の心はどこに?

 6月21日に判決が下されたかたつむりのいえの立ち退き裁判。町の請求(立ち退きとそれまでの間、月額43万円を払え)は全面棄却。裁判所は横溝記念障害福祉センターが行政財産であること、明け渡し請求の権利を認めましたが、障害福祉のサービスの利用者のことを考えると、現在の状況で請求することは権利の濫用にあたるという判断です。判決内容に対する町のコメントは、控訴するか否か、意味が伝わらないものでした。
 「控訴」は、私はおおいにあり得るだろうと思っていましたが、昨日の記者発表資料を読んで、ここまで言うのかと怒りを禁じえません。契約をきちっとしなかった行政の責任を棚上げすることがそもそもおかしいと考えます。
 控訴の理由として
違法状態の放置 
裁判所は町の行政財産を認め、現状の使用の契約も無効としている
にもかかわらず、かたつむりの家に独占的、永続的使用を認めるという違法状態を放置することになる。 鈴木注・かたつむりの家は退去する和解案を受け入れました。永続使用を認めることになるなどと、ここまで言う必要はありません!!
「現時点における権利の濫用」に対する見解
平成27年11月頃から法人は町の話し合いの求めに応じなかったために、やむなく訴えたもので、濫用の判断には承服できい。 鈴木注・話し合いに応じなかったのではなく、弁護士を通してほしいと伝え、時間がかかったものです。粘り強さがたりません!! 
法人の責任と町の今後の対応
判決は、町が法人の運営と利用者を一体として配慮していないかのような内容となっているが、法人は民間の団体なので、運営は自らの責任において行うもの。明け渡しを命ずる判決が出た際には、行政の責任として個々の障がい者の状況に配慮した支援などを確保する。町の行政財産である施設の使用の適正化の観点から、明け渡しを命ずる判決を求めることは当然である。今後は全館が早期に様々な障がい福祉関係の方々が公平・平等に使える施設に、当該法人も含め協議していく。 鈴木注・寄付をされた横溝千鶴子氏の思いはどこに?話し合いに応じないから出ていけ、というのは福祉の心がないと言えるのでは。

 6月23日に行われた法人主催の裁判報告会でも、この町が主張する部分について「納得できない」「上告してもいいのでは」という意見もありましたが、法人は「別の場所での運営を考えている。時間も経費も必要だが、取り組みは始まっている。法人の控訴は判決内容からいっても無い」見解を説明。
 町の控訴の取り下げる署名をすすめましょう!!

2019年7月1日月曜日

大磯町長の暴走に歯止めがかけられる議会・誕生(^O^)/

 選挙ではたくさんのご支援をありがとうございました。トップ当選の吉川諭さん37歳、輝いています☺

 3期目を迎えた町長のもとで次々大型の住民の納得が得られない事業に予算が付いています。議会が多数で可決することから、町長は予算が執行できることになります。

■1時間に50台しか通らないマリア道に5億円
■使い勝手が悪い駐輪場に5億円
■旧吉田茂邸再建主体になったため、維持管理費が発生。赤字状態に
■採算の取れないみなとオアシス賑わい交流施設に3億円
■明治記念大磯邸園 国の事業と思いきや、町立公園で維持管理費が発生。金額は不明
■ごみ処理施設のリサイクルセンター、過大施設に18億円 

 限りある予算をどのように使うのか、借金をしてまで進める必要があるのか、判断できる議会に変わるチャンス到来です!!
 まずは、勉強!! 制度と財政をとことん極めたいです( `ー´)ノ 町民のみなさんとご一緒に進めますので、これからも応援をよろしくお願いします☺

2019年6月28日金曜日

大磯町 お金の使い方が間違っています"(-""-)"

 選挙も終盤です。今回の選挙で私が強調しているのは「町にお金がないのではなく、使い方が間違っている。町民のくらし最優先に大切な税金を使うように町長に求め、暴走に歯止めがかけられる議会を誕生させていただきたい」ということです。
 町民の中には「町にはお金がない」という認識がかなりあります。お金がないから国保税が2年連続して値上げされても仕方がない・・・というように。
 ちょっと待ってください!「お金がないからしかたがない・・・」とあきらめることはありません。お金がないなら、なぜ見通しの立たない費用対効果の不明な大磯港の賑わい交流施設や、過大施設の駐輪場やリサイクルセンターをつくるお金がでてくるのでしょうか?
 借金を重ねれば、あとで返済をすることになります。その分、必要な住民サービスにお金が回らなくなります。注意しなければならないのは、国の制度として「借金をしてハコモノ建設」がしやすい仕組みがあることです。このことを100%語ることができる議員は私も含めていませんし、職員もごく少数です。

 財源はいわゆる何にでも使える「一般財源」と、使う目的がはっきりしている「特定財源」があります。決算の資料でまず切り分けをして、一般財源の内訳に迫らなければなりません。今まで時間不足でできませんでしたが、新しい議会で同じ意思を持つ議員の皆さんと勉強し、「財政が語れる議会」にしていきたいと思っています。
 

2019年6月22日土曜日

町民アンケート結果 その3

アンケートの中から生活に関わることなどを中心にこれまでご紹介できなかったことをまとめてみました。

 「かたつむりの家の裁判」 町が障がい者団体を相手に裁判起こすなんて信じられ ない。町民として恥ずかしい。
 定年退職したが、引き続き再雇用で同じ会社で働いて生活を維持している。
 終身雇用は日本の良い制度だと思います。安心して仕事ができた。契約社員は企業(会社)の都合で不安が多い。
 健康保険が高くなり、生活が苦しくなった。
 厚生年金等社会保険完備だが、同一労働同一賃金には程遠い。休日出勤・夜勤手当は正社員の半分。働くしかない。
 自分の事ではありませんが、殆ど正社員になれないと聞いています。仕事(雇用)にいつも不安があります。
 負担が増えても、還元されない。よくなった実感がない。
 将来住む人も大切だが、今住んでいる人を大切にして欲しい。
 駅前開発・裁判などやっているが、町民に納得いく説明をして欲しい。よくわからない。

かたつむりの家退去裁判 原告の大磯町が全面敗訴!(^^)! 町は控訴断念を!!

 町の篤志家、故横溝千鶴子さんの寄附で建てられた横溝千鶴子記念障害福祉センター。横溝さんが当時、東小磯にあった小さな借家の障がい者の作業所をご覧になり、環境を良くしたいとかたつむりの家に多額の寄附を申し出てくださいました。寄付は町で受け取ることになり、複数の障がい者団体と町が協議して1階部分は町の事務室、相談室、集会室、喫茶室など使い方を決めました。
 問題なく利用されてきましたが、2年半前、町長は議会に「立ち退きと、立ち退くまで月額43万円の支払い」を求める裁判の提訴を提案しました。(町が原告となる場合は議決が必要なため)
 私はかたつむりの家が立ち退かなければならない理由は無いし、利用についての覚書が無効とする町が自分の不備を棚に上げ裁判にかけるなど言語道断と、反対討論を行いました。横溝千鶴子さんがご存命なら嘆かわしい事と思われるのではないか、とも。
 反対議員は渡辺、玉虫、私の3名だけでした。(議会だより第185号に記事があります)
私は横溝さんの寄附受領時に同席、経緯の資料も持っていたので、被告に提供してきたところです。

明日23日(日)ふれあい会館で裁判報告会があります。今日の神奈川新聞に大きく記事が載っています。明日の報告が楽しみです。

町は控訴を断念すべきです。判決後、控訴することができるのは2週間。その間は断念を求めていきます!!万が一控訴した場合は、「取り下げ」を求めます!!


 

2019年6月19日水曜日

職員の勤務実態把握のために情報公開かけました('Д')

 今年度も首を傾げたくなる異動、相変わらずの中途退職もかなりあって、組織力の低下はいなめません。町独自の事業による業務量の増加も気になるところです。
 大磯町には就業管理システムが導入され、リース期間は切れましたが、保守点検を行っています。導入時にはその名の通り、職員の業務の管理によって、健康保持や業務量の把握を目指していました。
 ところが、今やドアを開け閉めするための「鍵」の位置づけで、当初の目的と変わってしまっています。
 時間外勤務手当は実態に即して支払われているのか・・・私は納得していません。実態把握をするために、情報公開をかけました。必要な情報に届くまで、何度も情報公開をかけて、やっとたどり着きました。あと1週間、黒塗りがどのくらいあるのかによって、次の動きを決めます。

町民アンケート結果 その2

「町政アンケート」にお寄せいただいた声の中から今回は生活に関わるものをいくつかご紹介します。今回も編集させていただきました。

年金生活で、大きな支出は控えている。台所周り・屋根・壁などの修理ができない。
国民健康保険が高すぎる。
高齢で運転免許を返上した。買い物難民状態になった。無料バスなど実施できないか。
過疎地に住んでいる。バスの本数が減り、買い物ができない。
採算よりも高齢者の利便性でバス運行をして欲しい。本数を増やして欲しい。
近くに商店がないので二宮まで買い物に行く。高齢なのでバスで行く。出費がかさむので、大磯の商店を支援する方法を考えたい。
近所に商店がない。買い物が不便。二宮・平塚に買い物に行くことになるが、大磯にも商店があったのだから、残すようにできないか。
介護タクシーを利用しています。割引券をいただいているが、月4~5万円のタクシー代になります。割引券・割引額を増やすようお願いします。
ブロック塀を直した(地震倒壊が心配)町に補助金制度があるといい。
空き家が増えている。活用できないか。
放置されている畑が増えているように思います。活用する方法を考えて欲しい。
気楽に過ごせる施設が欲しい。(イベントなどで活用できる学生の学習室など)


2019年6月18日火曜日

町民アンケート結果 その1

先日実施いたしました「町民アンケート」に皆様から貴重な声をいただきました。その一部をご紹介いたします。都合上、編集させていただきました。

大磯駅周辺整備
〇多額の税金を使って何を調査するのかわからない。大いに疑問。町民の生活に関わることを優先して使って欲しい。
〇誰のための駅前整備なのかわからない。
〇高齢者・身障者に配慮した整備を考えて欲しい。

教育・学校給食
〇引っ越しして来て、プールと(中学校)給食がないことに本当にびっくりしました。考えられない。
〇一番育ち盛りの子どもたちに給食を。最優先すべきことです。
〇介護・福祉・教育支援に関わっている人たちの待遇改善をして欲しい。

観光・環境
〇大磯は自然環境(里山・海など)という観光資源がある。もっと生かすべき。
〇里山の保全・整備にもっと力を入れるべき。イノシシなど害獣対策にもなる。
〇坂が多い。凸凹道 未整備な道 狭い道が多い。高齢者の安全・身障者の目線で整備して欲しい。
〇明治150年記念公園よりも大磯の自然環境を生かす観光開発をして欲しい。

2019年6月17日月曜日

大磯駅前の整備 「このままでいい」が圧倒的な声(^-^)

 駅頭で議会報告などを配るときに、駅前広場の利用の様子がわかります。朝の混雑時には歩行者、自転車、車両が行きかいます。特に東側のJR沿いの町道の出口付近は、上ってくる人と車に対して、駐輪場に向かう自転車が逆方向に走る場面が見られます。
 ひやひやするのですが、よく見るとどの利用者も、ぎりぎりのところで自分のできることをよく知っていて危険を回避していることがわかります。
 町民の方たちと駅前整備のことで話す機会がたくさんあります。ポイントは「広場が広がることは無く、車道と歩道の区分けを変える」ことです。「このままでいい」「駅前の光景は何十年も同じ。変わらない、これが大磯のブランド」「クラクションを鳴らすことに抵抗感がある、やさしい使い方をしている駅前は誇りに思う」など。駅前の利用は気を長く持って、安全に万全の配慮をすることが根付いています。
 3月議会で町長提案の予算の反対討論に入れた内容と同じなので、私の指摘が多くの方に受け入れられる内容だったことがわかり、嬉しく思います。

 広場の路面をきれい補修して、横断歩道を塗りなおし、混雑する時間帯はガードマンなどを雇い注意を促す、歩道に溢れる観光で訪れた方たちの集合場所を駐輪場の海側の空き地にしていただけばいいのでは?
 いずれにしても町民参加で同意を得られる計画にする必要があります。
 

2019年6月12日水曜日

また大磯町上空をオスプレイが飛行!!!

 昨日の午後4時過ぎ、ご近所の家の中で聞こえたヘリコプターの音があまりに大きかったので、「いったいどこを飛んでいるのかしら・・・」と話していたら、私の携帯が鳴りました。
 駅の近くの方から「今2機が低空飛行で、二宮方面に飛んで行った」という情報です。「家の中にいたけれど、すごい音で家全体が揺さぶられるようでした」というと、「やはり・・・低空だからでは?」
 今日、平塚に住む方にこの話をしたら「平塚は厚木基地のルートに近いから、もっと頻繁に見るよ」と。「私も大磯で見ましたよ」とは、大磯在住の方。
 ウィドウメイカー(未亡人製造機)といわれるオスプレイ(正確には猛禽類のミサゴのオスプリ)は、あちこちで墜落事故を起こしています。事故で何かがあったらどうするつもりなのでしょう⁇
 安倍内閣の軍用機の爆買いを止めるためにも、参議院の選挙で安倍政権を終わらせたいです!!
 

2019年6月10日月曜日

鈴木京子ブログ: 中﨑町長 大磯駅前広場の整備は町のペースで進めることに変わりなし

鈴木京子ブログ: 中﨑町長 大磯駅前広場の整備は町のペースで進めることに変わりなし: 今月末に行われる町議選の大きな争点になるのは間違いない、「大磯駅周辺安全安心にぎわい創出事業」の進め方。今まで私を含め、何人もの議員が問題にしてきました。町長提案に賛意を示す議員もいます。  日本共産党の町民アンケートでは、「知らない」「よく知らない」と答えた方が「知っている...

2019年6月7日金曜日

中﨑町長 大磯駅前広場の整備は町のペースで進めることに変わりなし

 今月末に行われる町議選の大きな争点になるのは間違いない、「大磯駅周辺安全安心にぎわい創出事業」の進め方。今まで私を含め、何人もの議員が問題にしてきました。町長提案に賛意を示す議員もいます。
 日本共産党の町民アンケートでは、「知らない」「よく知らない」と答えた方が「知っている」方の2倍。また、今の計画に「賛成7%」「反対57%」「わからない17%」「その他5%」「無記入14%」となっています。(5月22日現在)
 町は案を修正し、説明会を開き、意見募集(パブリックコメント)をして、案を変更すると答弁します。でも、その進め方は根本的に間違っていると思います。順番がさかさまです。
 町が行うのは、修正より変更のレベルになることもあり得ます。その時にこそ、町民の意見がいかされなければ、意味がありません。町の計画を意見募集によって修正することはありますが、95%以上はそのままです。
 町長が力説されるように、「安全・安心」は必要です。町民の疑問は「安心・安全に4億円が必要なのか」「この案で安全・安心が確保されるのか」ということです。
 広場の凸凹に足を取られ転倒、腕を骨折した高齢者の方もいます。計画以前の問題として、町長の責任で一刻も早く補修することを強く求めました。
 中﨑町長の進め方に歯止めがかけられる議会構成になることが求められています。

2019年6月3日月曜日

任期最後の一般質問は6月5日午後2時からです(^O^)/

 任期最後の一般質問。町民の代弁者として、町民の疑問を質し、政策につなげる大切な機会です。今回は12名が質問に立つので、質問時間は90分から80分に。質問は・・・

1.今後の財政運営と総合計画、政策会議、町民参画の考え方について問う
 中﨑町政のもと、将来にわたる財政負担が生じる大型事業が進み、借金に対する住民の不安や疑問も増している。公債費(借金の返済)が増えることによる他事業への影響の考え方、税金の優先順位の付け方、新規事業に必要なマンパワー不足の補い方、実施計画に必要な予算建てに関する政策会議と町民参画の考え方について問う。

 3期目を務める中﨑大磯町長のもと、温めてきた計画が次々に実施段階に入り、借金が増えています。
・星槎グループ学校法人国際学園と約束もしていないマリア道に5億円
旧吉田茂邸の再建主体は神奈川県ではなく大磯町になったため、維持管理費が発生。今年度は赤字状態
5億円もかけて使い勝手の悪い駐輪場を建設
・大磯港みなとオアシス賑わい交流施設に4億円
大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業にいくらかかるかわからない・・・・
町の「主体」である町民が納得できる施設建設や事業にするにはどんなことが求められているのか、今後の財政運営と絡めて質問します。

2.自校方式の中学校給食への工程を問う
 実施に必要な場所の選定、工法、設計、建築などハード事業と並行して、食育や地産地消、保護者負担の軽減、災害時や高齢者等への対策等、ソフト事業も必要と考える。
 いずれも先進地の事例調査や町民の情報提供などをいかすことが大切ではないか。町長部局と教育委員会の考えを問う。

ケーブルテレビの視聴、役場の会議場での傍聴をよろしくお願いします☺

2019年5月30日木曜日

無理な計画がよくわかる 大磯港賑わい交流施設・設計委託の事故繰越し

 「事故繰越し」は、予算計上した年度で清算せず翌年に繰り越して使えるようにする手続きです。あらかじめ年度内に使いきれない場合は「繰越明許」を議決しますが、「事故繰越」は繰越し計算書の報告だけで済むため、議決は必要ありません。
 通常、「報告」は町側の説明を聞いて終わりますが、大磯町議会は特に質問がある場合は可能となっているため、質問しました。
 事故繰越が認められるのは「不測の事態が起きた場合」とされていますが、想定された課題はわかっていて、協議に時間を要することもわかっていたのに、協議がいまだに終わっていないことが判明。協議の相手は神奈川県、漁業協同組合、東電、県水道企業庁です。基本設計がずさんだったとも考えられます。

 これとは別に、平成30、31年度で計上された工事請負費も、予定通りに執行できないことがわかりました。30年度に支払予定の5000万円全額を31年度に繰越すということは、工事請負契約の議決が3月28日だったので当然と言えば当然ですが、事故繰越しと合わせて考えると「オリンピックの年に合わせてオープンする」こと自体に無理があったことがわかります(私は漁協の建て替えは漁協が行うもので、それに乗じて建てる商業性の強い公共施設は必要ないと、一貫して反対しています)
 結局、設計が中途半端なまま、工事の入札をかけたということになります。工事の変更に伴い、工事金額の変更も見込んでいるとは・・・ありえない事態が進んでいます。議決した内容が変わってしまうということは、議会軽視といえます。

 漁協の解体がようやく着手されるようですが、予定通りに完成するのかおおいに疑問です。なお、設計委託料の変更はないと回答がありました。請け負った事業者は困惑していると推察します。いまだに詳細部分の変更をしているのですから。((+_+))

2019年5月29日水曜日

明治記念大磯邸園 町部分の買取議案 反対6 賛成7で可決((+_+))

 昨日から始まった6月定例会。最大の懸案は「明治記念大磯邸園の土地の取得」でした。面積は9565.06㎡、価格は10億5215万6600円です。(予算は13億円)
 町は国が行った不動産鑑定評価額を受け、町幹部で構成する不動産鑑定評価委員会で決定、鑑定評価の費用は国負担だったと答弁がありました。
 いわゆる明治記念大磯邸園は全体で6.2haですが、そのうち大磯町が「町立都市公園」に都市計画決定した部分は、既に「特別緑地保全地区」に指定した0.9haを除く5.3haになります。
 町の財政支援の証左とする神奈川県の「要綱」には「大磯町立明治記念大磯邸園」の気になる文字が。要綱は今回買い取る約1ha部分が対象と言いますが、なぜこんな表記にしたのかわかりません。 国の部分を何というのか質問しましたが「まだ決まっていない」旨の答弁がありました。不可思議というしかありません。

 1時間以上の質疑の後、反対討論に3名、賛成討論に2名が登壇。私の主な反対理由は
●緑地や価値ある建物が残されることは歓迎するが、明治150年記念事業で「明治の精神に学ぶ」「立憲政治の確立に貢献した先人たちの業績を次世代に遺す」目的で選ばれ、舞台となることは問題がある。また、大磯町が選ばれた経過に大きな政治的力関係を感じる。
●国・県・町で協定も結ばないまま、事業が進むことは納得できない。借金を返し終わるのは20年以上後のこと。今の制度が続くことが前提だが、保障は無い。
●町民は「なぜ詳細が詰められていない計画に安易に着手するのか」と問題意識を持っている。近隣住民などから声が寄せられている整備計画は、課題が解消したとは言えない。旧池田邸の特別緑地保全地区の0.4haは町独自で買わなければならないこともあり得る。また、3.2haもの緑地の管理は町で行うことになるが、費用は未定だ。
●旧吉田邸の維持管理は赤字状態、大磯港の賑わい交流施設も、大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業も同じこと。町民は大きな疑問を持っている。

 反対した議員は吉川・山田・鈴木(た)・渡辺・柴崎と私の6名でした。
 

 

2019年5月27日月曜日

また謎が一つ…大磯駅前広場整備でJRと町の話が食い違い・・・(*_*)

 24日の金曜日、日本共産党のはたの君枝衆議院議員、しいばさん、あさかさんと一緒にJR東日本横浜支社を尋ね、交渉と聞き取りをしました。

 大磯駅ホームの平塚寄りの屋根の延伸は、以前も要望していましたが、最近の事情を確認しました。「屋根のないことは認識しています。会社全体の設備投資計画には現在ありませんが、大磯駅以上に屋根のないところもあるので、安全など緊急性を考えて順次進めます」と回答がありました。粘り強く要望を重ねます。

 大磯駅前広場の整備については「計画があることは認識しています。道路行政で管理していて、管理者から聞いています。JRの敷地の一部に道路認定をかけているので、その分は買い取っていただきたいという話は、かなり以前からあります。計画で具体的なことはしていません。駅舎側の(歩道を広げる)話は出ていません」と聞いてびっくり。町の説明と隔たりを感じました
 町長は何度か支社長と合っています。一体何のために? 担当者同士が知らない話でもしているのでしょうか?
 ここにまた、「謎」が一つ増えました"(-""-)"


2019年5月23日木曜日

コスタリカ いいね!! 「軍隊を持たないから 国際社会が守ってくれる」

 私の朝はけっこう早い。目覚ましを4時半にかけて、しんぶん「赤旗」を配って帰宅するのは6時前。夜早く寝る(9時半にはダウン)分、朝の時間を有効に使わないと・・・ 
今朝は今年初めてアオバトの群れを確認。早起きは三文の得…を実感(^-^)
 コーヒーを淹れ、新聞を広げながらのテレビはNHKのBS。世界街歩き、今日の一つはコスタリカの首都、サンホセでした。まちなかのインタビューで「そうそう!!これよ!!」と思ったのが、「失業問題もあるけど、一ついいことがあるんだ」「え?なんですか?」「軍隊がないことさ」「?」「軍隊がないから、国際社会が守ってくれる」のくだり。街角で果物のジュースを売っている3人の30代?の男性3人が口々に話していました。
 以前、コスタリカが軍隊を持たない歴史をつづった映画を見たことがあります。監督は確かアメリカ人です。コスタリカが軍隊を持たないことは知っていましたが、歴史は壮絶。まさに国民が苦労してつくりあげた「軍隊を持たない国」であることがよく理解できました。

 「戦争して島を取り返したら…」という趣旨の発言をした国会議員にこの言葉を聞いてほしいと思います。「何を言っているんですか」と言われるかもしれないけれど、戦争で「殺すくらいなら殺される」と手は後ろに組んで、話し合いで紛争を解決する気概を持ちたいと私は思います。国際社会が守ってくれる、と自信を持つ国民の発信力はすごい力を持っていると思います。あのアメリカにさえはっきり物を言って、何度も国民投票で答を出してきた国。すばらしいと思います。

 私が日本共産党に入った一番の理由は「命がけで侵略戦争に反対した政党」だからです。安倍政権が9条に自衛隊を明記、世界中で武器をつかって殺し、殺される状況を作り出すことだけは阻止しなければ。
 「戦争だけはしてはいけない」という保守の方とも力を合わせたいです。望月衣塑子さんからも「武器を持っていた人だけが殺された」と話がありました。
 

2019年5月20日月曜日

望月衣塑子さんの音速講演に酔いしれる(^-^)

 昨日、平塚の「秘密保護法廃止をめざす平塚市民の会」主催の講演会を聞きました。東京新聞記者の望月衣塑子さんの「いま、日本に報道の自由はあるか」でした。
 菅官房長官が行う記者会見。政府見解は述べるけれど、答えたくない質問には答えないどころか、うるさい記者を排除しようとする安倍政権の姿勢が赤裸々に語られました。
 小柄な彼女の口から出る言葉は弾丸・・・じゃなかった、マッハ、音速状態で、ついていくのが大変でした。新聞記者魂がおおもとにあるからこそ、あのような語りができるのだと思いました。内容は割愛しますが、著書もたくさん。図書館にもあるのでは?改めて読んでみようと思います。
 幣原喜重郎、故翁長沖縄県知事、ガンジーの言葉が紹介去れました。今のメディアで操作されている多くの国民の意識、認識が、この国をどう変えていくのか考えなければならない今、輝いていると感じました。
 日本人が中東で拉致された事件があった時、一人だけ命を奪われた人がいたそうです。その人だけが護身のための拳銃を持っていたということです。武器を持つことが何を意味するのか、深く考える必要があるのでは・・・その時に幣原さんらの言葉が答えを導いてくれると、私は信じます。
 三人の言葉の要約をしてみます。
 幣原さんは「世界はいま、(武器を持たない覚悟を決めた)狂人を必要としている。狂人がいない限り、軍拡競争の蟻地獄から抜け出せない。素晴らしい狂人が世界史の扉を開くのだ」 
 翁長さんは「アジアの様々な国の人が行き来できるような沖縄に。どこかの国が戦争をしようとしても、自国民が要るから戦争できない、平和の緩衝地帯にできたら」 
 ガンジーは「あなたのすることのほとんどは無意味だが、それでもしなくてはならない。世界を変えるためではなく、世界によって自分自身が変えられないようにするためである」  ご一緒に考えられたら・・・と思います。

東海道松並木 剪定目的は「落ち葉対策」(*_*)

 14日以降、松並木の件でかなりの指摘や心配の声をいただきました。国道を管理する国交省の小田原出張所に尋ねたところ「落ち葉対策」が主な目的だということがわかりました。
 確かに風雨が強いとき落ち葉が側溝をふさぎ、冠水することもあります。枝おろしで葉の量を減らす考えのようですが、腑に落ちないのはなぜでしょう。
 切り方が激しいからだと思います。松と一緒に落葉樹のエノキやケヤキも強剪定。すっかり明るくなって、かえって不安感が増します。国交省の担当者には「必要最小限の剪定にしてほしい」旨を伝えましたが、残念ながらその様子はありません。
 ツタは幹に絡みついたまま。どうしても取ってほしいです。滄浪閣に近いところに大きな松があります。根元に近いところから二股に分かれていて、幹が空洞になっています。竹で囲ってありましたが、今はそれがありません。手当が必要なのは一目瞭然です。どのように行うのか、ツタの件も含めて今日再度連絡をとってみます。
 
 

2019年5月14日火曜日

大磯町・東海道松並木の剪定 切りすぎでは?

 昨日のこと。何度も携帯に談話がかかっていたのに、連絡がとれたのは夕方近くでした。内容は、大磯中学校から滄浪閣まで続く、箱根駅伝でも必ず紹介される「松並木の枝が落とされ、様相がすっかり変わっている。すぐ見に来て!!」でした。
 行ってみると、松の横に伸びる枝が大胆に落とされ、ヒョロヒョロの幹が頼りなさげな木もあります。黒松だけでなく、榎やケヤキも強剪定。国道の北側からは、気が付かなかったマンションの窓が見えます。すっかり明るくなっています。
 箱根の歌に「昼なお暗き・・・」の一節がありますが、並木の雰囲気は一変。適切な管理なのか気になり、私が尊敬する庭師の方に電話をしたところ、すぐに駆け付け、見てくださいました。
 彼いわく・・・
(枝を落としすぎると枯れる)枯れるギリギリの感じ。ここまで落とす必要はなく、もっと残してもいいと思う。枝おろしは、葉のない時期にするのが一般的なんですがね・・・
 私が今日一番にすることは、国道を管理する担当に剪定の発注の仕方を聞き、最小限の手当てをするように求めることです。それにしても、なぜこの時期に? このことも聞きます。
 江戸時代から続く、貴重な松並木を適切な管理で残さなくては・・・

2019年5月11日土曜日

明治記念大磯邸園は「大磯町立明治記念大磯邸園」⁉ ((+_+))

 5月28日開催の6月定例会初日に、明治記念大磯邸園の古河電工古河電気工業株式会社所有分の約1haの取得について、議案が提出される予定です。
 今年度、町は7億1010万円を起債し、国の交付金5億2600万円と県の補助金7890万円をあわせ、13億円で土地を買い上げる予算が組まれています。
 大事なことは、今後町の借金は国・県で支援することになっているので、町の負担は原則ない、この担保があるのかの確認をすることです。議会には何も示されていないなぁ、と思っていたら、一昨日の木曜日に神奈川県が作った「要綱」が示されました。以下、要綱の最初の部分を切り取ると・・・

(趣旨)
第1条 この要綱は、大磯町に設置される大磯町立明治記念大磯邸園(以下「明治記念大磯邸園」という。)の整備を促進するため、大磯町に対し、予算の範囲内において補助金を交付することについて、補助金の交付等に関する規則(昭和45年神奈川県規則第41号。以下「規則」という。)に規定するもののほか、必要な事項を定めるものとする。

 「国営」ではないことは、早い時期からこのブログでお伝えしていました。機会あるごとに「運営主体はどこになるのか」町に質問をしてきましたが、整備の「基本計画」決まると思う・・・という趣旨の答弁が繰り返されてきました。

 「大磯町立」の文字は、おそらくここにしか書かれていません。本会議場で質しますが、これはいったいどうしたことか・・・((+_+))現在、絶句状態です。




2019年4月29日月曜日

大磯町 待機児童が増えている((+_+))

 10月の消費税増税、家計も営業も壊すため行ってはならないはずなのに、強硬姿勢をくずさない安倍政権。批判をかわそうとして、8%据え置き、カード決済、プレミアム商品券とつぎつぎ「付け焼刃」政策が登場。細かすぎてわかりづらい、そんなことをするくらいなら増税しなければよいと、不評と怒りをかっています。
 中でも「幼児教育・保育の無償化」はわかりづらい((+_+)) 今までは公立と私立の保育園、幼稚園の分け方でよかったものが、「幼稚園」は「子ども子育て新制度」に移行した園とそうでない園、従来型の保育園に加えて幼稚園と保育園が合体した形の「認定こども園」「小規模保育事業」、そこに「預かり保育」「一時預かり」「病児保育」「認可外保育」「ファミリーサポート事業」「障害児通園事業」などの給付事業が重なっています。
 4月23日の副文協議会で、担当者が作ったとても分かりやすい資料を使って、大磯町の状況と進め方について説明と質疑がありました。わかったことは・・・
●すべての子どもが「無償化」の対象にはならないこと
●すべてのサービスが無償になるわけではなく、月額に上限がある
●保育園の3~5歳児のおかず代を徴収するようになる(今までは無料)
●国・地方の負担割合は国が1/2、県と町が1/4づつ(金額はこれから計算)
●預かり保育などは「施設等利用給付」の町立分は、交付税措置(必要な金額がすべて交付されるかわからない)
●申請は6月、実施は10月から。対象はおよそ750人。(膨大な事務が発生する‼)

この機にと思って待機児童数を聞いたところ、「未決定だが24人ほど」と回答が‼ 去年の18人から増えています"(-""-)"


 日本共産党は国会で無償化に反対しました。「無償化でかえって負担が増える保護者がでる」「待機児童の増加・保育の質の低下」など、国会でしてきたことが我が町でもあてはまることがわかりました。
 町財政にもマイナス影響の消費税増税は止めるしかありません‼

2019年4月19日金曜日

大磯港賑わい交流施設 設計完了より工事請負契約が先とは?

 「?」マークが多すぎる大磯町政。3月18日に定例の議会が終わったわずか10日後の28日の臨時議会で、賑わい交流施設の工事請負契約の締結が議案になりました。
 私は反対しました。理由は
この計画には無理がある。同様の施設が茅ヶ崎、平塚でも進行中。大磯港の駐車場は有料なので、集客は厳しいとみるべき 漁協の建て替えあっての施設だが、漁協がかえって不自由な思いをする。新しい施設に漁協の施設は無く、80mほど離れた場所になってしまう。解体費用は漁協が負担。昨年秋に解体予定だったが、遅れている。原因が分かったのは今年1月。段取りに問題あり ◆町長が出向き、公募の参加を頼み、指定管理者に指定された群馬県川場の事業者の姿が見えない。「漁協と連携し、旬の海産物を活用。ブランド力と希少価値のある商品を開発し、地域経済が発展する戦略を展開する」「将来像として、この施設のデザインの考え方や思想が、施設周辺だけでなくみなとオアシスエリア全体に展開することが理想」と指定管理者の応募申請書に書かれている。オープンまであと1年しかないのに、進んでいる様子がみえない。町内の生産者や商店に出店の声がかかっているが、条件が提示されていないため躊躇している方がたくさんいる。応募時の資料に「平成28年度の道の駅の売り上げ13.5憶円に対する経常利益は1900万円」とある。大磯町で進める事業ではない。

 事業そのものに加えて進め方、段取りに「?」が付きましたが、また問題が発生。4月16日の議員全員協議会で平成30年度に委託した設計委託料2250万8000円を「事故繰越」すると町が発表したのです。事故繰越は当該年度にやむを得ない事情が発生した場合に行うことができる事務処理です。
 この金額は予算計上の金額で、入札後の金額は1800万円弱。3月補正で余った分を減額した上で繰り越すこともできたと思いますが、全部を繰り越すと契約変更して金額を増やすことが可能になります。
 さらに不思議なのは工事請負契約の後に設計委託料の事故繰越が判明したことです。工事請負の入札を行ったのは3月6日。設計と工事の関係は一体どうなっているのか、6月議会の議案で質問することがたくさん出てきました。
 昨日の福祉文教常任委員会協議会でも「?」なことが。小中学校のエアコン設置の契約は済んでいますが、具体的なエアコンの設置場所と台数はまだ確定していないことがわかりました。
 町政全体に無理があるために、個別事業の流れが不自然になると言わざるを得ません。 

2019年4月18日木曜日

大磯町消防でパワハラ‼ 要領を得ない回答に???

  1年ほど前と記憶していますが、お隣の自治体から「大磯町の消防でパワハラがあって、消防庁の方にも情報が行っているみたいだけど、聞いてる?」と問い合わせがありました。聞いていなかったので「まだそのようなことは聞いてません」と答えました。
 16日の議員全員協議会で、消防の当直勤務の職員の手当が運用誤りで支給されていなかった分についての支払い状況の確認と一緒に、パワハラの件を出席した理事者と幹部に尋ねました。

パワハラはあった・処理済・公表の基準にあたるか不明・・・とは?

Q. どなたかこの件をご存知なら教えてほしい A. その件については処理された。処分の内容はわからない。公表の基準にあたれば公表することになるが
Q.処理と処分の関係がよくわからないので、もう少し詳しく A. パワハラがあると職員の内部から話があり、調査(アンケートじゃなく聞き取り?)した
Q.処分というなら、消防内部だけで決めるのはおかしいので、第3者的な機関で決めた
のでは?A. 人事委員会を開いたが、そこでは○○相当としか答えをだしていないので、その後のことはよくわからない

 私は釈然としない回答だけれど、あとは情報公開しかないかと思いましたが、ほかにも複数の議員が後に続いて指摘や答弁がありました。
パワハラがあったら公表が当たり前。議員に指摘される前にすべきだ
公表の基準はケースバイケースというが、そのくらい応えるべき。公表しないことにな
 りました、など言えないのでは。よほど隠すことがあるのか
公表するか否かは秘密会にして行うことも(考えられる)事実関係が不明であるし、
 一人の人権がかかっている

 議長は(内容を公表するかどうかは別にして)経過を5月の全員協議会できちっと報告するように町側に求めました。
 アンケートは働き方改革の関係で行っていますが、調査とアンケートの関係は不明です。また、処理と処分のちがいも判然としませんし、事実関係が不明なのに、○○相当と、人事委員会が結論を出すのもおかしな話です。5月の答を待ちます。
 手当は19日に支給されると回答がありました。

  

2019年4月9日火曜日

大磯町立中学校給食、町長も「自校方式」に決定 !(^^)!

 4月8日付で小中学校の児童生徒と保護者に「大磯中学校 学校給食だより 第28号」が配られたと、議会に資料が届きました。

 教育委員会は2月21日に「大磯町立中学校給食は自校方式とする」決定をしています。それを受けて、3月28日の「平成30年度第12回大磯町政策会議」の結果が「町の方針として自校方式に決定する。今後の作業工程は別途協議のうえ決定する」ことになったことがわかりました。政策会議の出席者は町長、副町長、教育長、政策総務部長、町民副支部長、都市建設部長、教育部長ほかと書いてあります。(ほかってどなたかな?)

 また、学校給食担当係長が配置されたこと、今後中学校給食の再開に向けて作業を進めていきますと紹介されています。

 作業工程を知りたいです!!

2019年4月8日月曜日

岸牧子さん、お疲れさまでした 希望を持ちましょう(^-^)

 一市民にとって、国政・県政・町政でそれぞれ市民が払った税金がどのように使われているか、線を引くことはまず無いと思います。毎日の生活の中で、必要性を感じることもないですよね?
 でも、国・県・町の税金がどう使われているか、ある程度切り分けることはできます。
仕組み(制度)がわかれば切り分けることができ、それぞれ選挙で選ばれる首長や議員がどのようにかかわっているか、その評価もできます。
 「負担金」「交付金」「補助金」など、市町村が行う事業に国・県が一部責任を持って支出することも多くあります。全国で同じ基準(100%ではないこともありますが)で配分されている場合と、都道府県が独自に行っている支援とに、大きく分けていいと思います。(大阪府と大阪市の「二重行政」問題が私にはよく理解できていません)

 神奈川県は全国3位の財政力がありながら、福祉・教育の点では最下位クラス。特に中学校給食の実施率は大阪府に抜かれてダントツの最下位です。
 岸牧子さんは、中学校給食や小児医療費に県のお金を使うと公約をかかげ、訴えました。誰一人取りのこさない、誰の子どももころさせない、私が盾になるとも。県知事選挙結果について「黒岩圧勝」の報道が多く見られますが、岸さんに投票された大磯町民の1771票に私は希望を感じます。浸透する時間もない中での得票。投票率はわずか28.68%でした。

 残念ながら、日本の教育は政治に関心を持ち、有権者の関り方がどのように生活に反映されるのか教えているとは思えません。安保法制(戦争法)成立で、憲法の役割(憲法を守るのは国)と、あらためて知った人も多かったのではないでしょうか。
 投票率の低さについては「無関心は共犯者」という重い言葉を思い出します。ヒットラーが議会制民主主義の中から生まれた事実も、ワイマール憲法が議会の承認を経て変えられてしまったことも、本来なら義務教育で教えるべきと思います。教科書がどうなっているのか、今一度目を通さなければ。
 

2019年3月26日火曜日

教育委員会に学校給食を専任する「担当係長」を配置!(^^)!

 大磯町の中学校給食は「自校方式」に決まりました。給食の実施は教育委員会が決定します。予算をつけることは町長しかできません。当初予算編成では給食に関する予算計上は時間の制約上できないことは理解しますが、今後どのように対応するのか、気になっていました。
 昨日の人事異動で「教育委員会学校教育課教育総務係学校給食担当係長」のポストが新たにつくられたことが判明。ひとまず進み始める兆しが見えて、ホッとしました。
 文部科学省の補助金の申請は6月です。今年はどうしても無理なので、来年度には間に合わせなくては。それでも実施は3年後⁉ まず必要なのは、予算計上です。基本計画→実施計画→建設と進みますから、6月議会か遅くても9月議会には計上されないと、また1年遅れてしまいます。 

 中学校給食の実施率が全国最低の神奈川県。県の仕事として、実施率を上げてほしいところですが、現知事には残念ながら政策は持っていません。
 中学校給食に関して、調査費などに県の予算をつけてほしいという県議会への陳情に賛成した主な会派は日本共産党だけでした…

大磯町職員人事異動 新採用10人 退職者7人(-"-)

 昨日、人事異動が発表されました。中途退職者は5名と3月の議会で聞きましたが、2名増えました。年度末に増えたと考えられます。「職員体制については、組織力の維持を図るとともに・・・」といいますが、係がまるごとかわったところや、かなりの入れ替えをしたところもあるようで、「維持」ではなく「マイナスからのスタート」を余儀なくされていると考える必要があると思います。
 年度当初は組織力が一時的に落ちるのは致し方ないとしても、回復までの時間が問題です。大磯町の組織力は経験の浅い若手の比率が大きくなっていますから、定年退職をした「知識・経験を有する」職員が再任用で採用されたとしても、追いつきません。なぜなら、再任用の人たちは仕事はサクサクこなせても、身分上「指導」する立場ではないからです。
 毎年9割回復できたとしても0.9×0.9×0.9で、3年で0.73に。0.95でも0.86です。
「1」を維持してこそ「組織力の維持」のはずですが、町長の政策的事業が増えているので、そもそもその分削らなければ「維持」できないのは明白では?
 
 

2019年3月23日土曜日

あちこちの議会で歯止めが 大磯町議会はもう一歩((+_+))

 今日の神奈川新聞に、いろいろな議会の動きが報道されています。特にお隣の二宮町では、修正案が可決された報道が。修正された事業は大磯町と同じく、1事業です。金額は大磯町の10倍近い5000万円ですが、いったん立ち止まって町民の意見を聞く必要性が認められたかたちです。反対6(修正案に反対、原案に反対を含む)賛成7で修正案が可決されました。
 愛川町では町営の斎場があり、町民は火葬料が無料だったところを有料にする条例案の改定を反対9、賛成5で否決。
 鎌倉市では、予算特別委員会が付帯決議を可決、と報道がありました。

 また、二宮町議会は、全国知事会が国に対し提出した「日米地位協定の見直しを求める」意見書を町議会として可決したそうです。

 議会の役割は、町民の代弁者となること、条例の策定や改廃、町長等執行機関批判と監視です。
 このところ大磯町では、町民が疑問視する事業が進んでいます。予算などを提案する町長に対し、歯止めをかけられない議会に批判の声が高まっています。
 みなとオアシスの賑わい交流施設の工事請負契約の議案が3月28日の臨時会で審査されます。傍聴してください(*_*)
 このまま町長提案がすべてとおる議会でよいのか、町民が議員を選ぶ町議選は6月末です。

2019年3月22日金曜日

神奈川県知事選挙 岸牧子さんにぞっこん!(^^)!

 横須賀でおやこ劇場(子どもたちによい文化・芸術に触れる機会をつくる活動)や、9条の会、いらない!原子力空母、安保法制にNOの市民連合などで活動している岸牧子さん。
 昨日、はじめて話を聞きました。政策チラシやポスターでしか拝見していませんでしたが、桜木町で知事選の公約を直接聞くことができました。

 親しみの持てる、小柄な彼女が話し始めたとたん、聴衆の雰囲気ががらりと変りました。わかりやすく、説得力のある訴え。全国3位の財政力があるのに、教育・福祉・中小企業対策は全国最下位レベル(特に中学校給食の実施率は全国最下位!)の神奈川県。現知事は沖縄に次ぐ基地の多さにも、消費税の増税にも賛意を示していますが、岸さんは真っ向から異議を唱えます。税金の使い方を変えてReBorn(かながわ再生)!(^^)!

○小児医療費の無料化を18歳まで広げる
○保育所の待機児童の解消
○すべての中学校で完全給食の実施
○国民健康保険料(税)、後期高齢者医療保険料の負担軽減
○特別養護老人ホームの増設
○カジノはいらない
○自然再生エネルギーの推進
○安倍政権による9条改憲NO
○米軍基地撤去を国に求める・・・など、財源があることも示して訴えました。

 岸さんの人柄にぞっこん!(^^)! 法定チラシの配布など、私もがんばります。
公式ホームページはwww.kishi-makiko.jp  
ツイッターは@kishimakiko1
フェイスブックは岸牧子official
 私たちが市町村民税と一緒に払っている神奈川県の税金。市町村税6対県税4です‼
岸牧子さんが知事になれば、県下の市町村も独自施策を進める財源が確保できます。岸さん、がんばって‼力いっぱい応援します( `ー´)ノ


2019年3月18日月曜日

残念!問題満載の一般会計予算案 反対6・賛成7で可決

 予算特別委員会で修正案が可決され、一般会計の議案は「修正案」に替わりました。今日の本会議で修正案に反対、町長提案の議案(原案)で良いという議員は7名、修正案も原案も反対の議員が1名、修正案に賛成の議員が5名(吉川・山田・鈴木た・渡辺・鈴木京)で、修正案は否決されました。
 次に原案の可否をとったところ、柴崎議員も反対なので、反対者は6名になり、僅差で町長の提案が可決されました。

 みなとオアシスの賑わい交流施設、明治記念大磯邸園、西久保の2000万円のトイレと休憩施設、2700万円の防災行政無線の補完としてのアプリ開発と100台のタブレット端末に700万円、マリア道には上水道と計画のない雨水の都市型側溝など、町民にとっても疑問を持つ事業が目白押しです。

 特に、大磯駅前の件は大問題。「大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業」が正式名で、「大磯駅前広場整備」ではありません。官民連携のハコモノ建設が控えています。放っておくと4億円どころでは収まらなくなることを考えなくてはなりません。
 だからこそ、今歯止めをかけ考え直すことが必要です。このことが町民の利益にかなうことだと力説しましたが、届きませんでした((+_+))
 

2019年3月15日金曜日

ようやく解決! 大磯町消防の休日勤務手当一部不支給問題

 昨年9月の決算総括質疑以来、大磯町の消防の当直勤務者(2交代で緊急出動する署員)の土曜日と休日(元日を除く年末年始の休日を含む)が重なった場合に、休日勤務手当が出ていないことはおかしいと、言い続けてきました。
 情報公開や総務省消防庁への問い合わせなどをしながら、運用違いを指摘し続けてきました。今日、議員全員協議会の席でようやく運用違いを認め(間違いとは言わず「支給すべきである」としたところが大磯町らしいところです(-"-))、本年度分と過去2年分を合わせた3年分を、遅延損害金(遅延金と説明)も含め支払うことが報告されました。
 対象職員は35人程度、総額は650~700万円になる見込みです。原資は本年度予算内で足りるそうで、理由を尋ねたところ、中途退職者の給与、総務費関係などだそうです。
 見出しに「解決!」と書きましたが、まだ「?」な部分が残っています。休日勤務で平日に振替する場合、休日に勤務した時の100分の135の手当分が、平日勤務の100分の100になる現象が起きています。100分の35はどこへ消えたの?
 難題ではありますが、粘り強く対応していきます。 

2019年3月10日日曜日

明治記念大磯邸園の説明会でわかったこと…国の維持管理費も先行き不明

 昨日、国による明治記念大磯邸園の計画案の説明会がありました。30分の説明のあと、会場に展示された十数枚のパネルの前で、じっくり聞く機会が設けられました。わかったことは・・・
○町の買い取る部分の金額は、国の鑑定評価によるものになること
○旧大隈重信・陸奥宗光邸は古河電工から寄付されたこと
○概算約120億円の額は整備費で、維持管理費についてはこれから検討する
○滄浪閣のホテル施設は解体する
○駐車場の台数は40台弱。バスの台数はこれから検討する
○町が整備する旧池田邸の交流広場はコンサートなどもできる芝生広場を考えている

 昨年の「明治150年」関連施策に選ばれ、国・県・町の協力の下ですすめる「閣議決定」以来1年4ヶ月。茫漠とした決定と思っていましたが、今になっても維持管理は不明・・・拙速感は否めません。税金で行うことは、議会さえ通せば国・県・町でも事業が進む・・・今の時代は通用しないと思うのですが、現実は・・・
 一度整備すれば維持管理費用はずっと続きます。国は地方自治体が持つ公共施設の維持管理費を問題にして、全国の自治体に施設面積を減らすように、計画策定をさせましたが?

 現在の滄浪閣は伊藤博文が住んでいた物ではないことがきちんと説明されていて、ホッとしました。町長は「伊藤博文が明治憲法の草案を練っていた場所」と公言していたのでこの誤解は解くことができそうです。
 でも、明治期の立憲政治の確立に貢献した先人たちの・・・と聞くと、安倍内閣がもくろむ「戦前回帰路線」とぴったり重なるのでは?
 秋の一部公開の際の資料に、町の郷土資料館の説明と違うところがあったと、町民の指摘も届いています。「説明のしかた」は重要です。大磯町が戦前回帰の舞台にならないようにしなくては。残ることは歓迎しますが、税金のかけ方と運用の仕方は疑問が残ります。
 計画案に対する「意見書」提出期限は15日→19日(火)まで(訂正します!)。多くの意見を届けましょう。町役場0463-61-4100都市計画課に問い合わせができます。

 

これでよいのか 議会と行政の溝

 予算特別委員会で修正案提出・・・となった流れは、審査初日に「4日間の審査で、各日の終了後、ポイントを自由討議で出し合おう」ということになり、積み上げをし、全員の認識を共有してきました。
 最終日の審査の質疑が終わり、全体の感想と委員会としてできることを探りました。議会の意見を機関意思決定(多数が必要)として行政側に示す方法はいくつかあります。
○町側に注文をつける(執行を止めることはできない・どうするかは町側の姿勢次第)本会議での決議を可決
修正案(増減をともなう)を可決
組み換え案(増減はともなわない修正)を可決
 修正案や組み換え案が可決されると、町長がどうしても自分の通したいと思えば「再議」にかけることができます。その場合、修正案などを可決するには出席議員の3分の2の「特別多数可決」が必要で、議会にとってはハードルが上がることになります。

 今回、予算特別委員会の「修正案をつくる」意思が固まり、案の作成が議会事務局だけではできなかったので、協力を町に要請に行きました。そうしたら、「修正案が通れば再議に付す」と言われたそうです。
 以前、火葬料を半分近くにする予算案に対し、議会が削減分を元に戻す案を可決したことがあります。当時の三好町長は再議に付すことは無く、1年かけて議会に説明をし、次年度予算で可決しました。
 町長の暴走を止めようと、一定の議会の意思を示したときにいきなり「再議」というのは乱暴だと思います。町長の政治姿勢、わかりやすいと思いませんか!?
 修正案が18日の本会議で可決されるか・・・傍聴をお願いします‼

2019年3月7日木曜日

中﨑大磯町長の暴走を止めたい一心で修正案提出→特別委員会で可決‼

 今日は予算特別委員会の最終日。来年度予算は観光のための予算や不要不急の予算が今までになく大きな比重を占めています。中でも、大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業に委員たちの批判が集まりました。
 予算額は546万4000円で、駅前広場の境界画定のための測量と、計画案の修正の委託料。大磯駅前安全・安心にぎわい創出事業の発端は官民連携の事業展開のための調査委託ですが、遡れば5億円の駐輪場建設も関係しています。私は当初から反対していました。
 今、計画はエンジンがかかっているものの、ニュートラル状態です。でも、この予算執行はギアを入れ、走り出すことを意味します。走り出したら止まらない・・・4億円をかけ、町民生活に重大な影響を及ぼす事業を行うことは許されない・・・事業費はこれだけでは済まされず、もっと広がることは確実・・・将来も考え、この事態を止めるには修正案しかない・・・ということは、修正案以外の予算の執行は認めなければならない・・・まさに身を切る思いで、多数で可決する道を選びました。賛成委員は渡辺、吉川、山田、鈴木(た)と私の5名、2名は反対しました。

 18日の最終日に本会議で結論が出ます。町長には「再議」という手段があります。本来なら、町長は議会の意向を受け、納得を得たうえで再度予算計上をすべきと考えますが、再議にかけ、3分の2の賛成が得られない場合が町長提案の予算を可決することを考えているようです。

 住民が主人公、のまちづくりを真剣に考えなくてはなりません。
 

2019年3月6日水曜日

そんな⁉ 照ヶ崎プールのレインツリー(噴水)が直らない"(-""-)"

 去年の夏、暑い盛りに「子どもプールの噴水が壊れて、プールの係の人にいつ直るのか聞いたら、今年は直らないと言われました。何とかなりませんか」と、何人かの保護者の方から声が届きました。ステンレスのキノコの傘のような端から水が流れ落ち、カーテンのようです。小さな子どもたちにとっては、カーテンをくぐるには勇気が要ります。でも、励まされてくぐったあとは、別世界!ちゃんと息もできるし、外の世界は水を通して見えるのです。
 プールの指定管理者は「町に聞いたら、今年は予算がないので直せないと言われました」というので、町の担当者には「今年は仕方がないにしても、来年は直すようにしてください」と伝えました。私からだけでなく、複数の要望が届いているはずです。
 当然予算にはついていると思っていたところ、予算特別委員会でつけていないことが判明。子どもたちが大好きなプールの修繕をなぜしないか質したところ、「優先順位を考えての結果」と。いくらかかるかは聞きませんでしたが、優先順位が低い事業は駅前整備をはじめ、いくらでもあります!!
 指定管理になって、9月末まで営業日が広がりました。9月になっても、プールに入りたい日はたくさんありますから、いいことだと思います。このまま修理されないでいると、苦情の受け皿はまず指定管理者になります。気の毒です。
 6月議会の補正予算に計上して修理すれば、夏に間に合う可能性はあります。運動を広げて実現させたいと思います(^O^)/

2019年3月4日月曜日

消費税増税 自治体財政は良くなるの?

 来年度の大磯町の地方消費税交付金は5億1900万円を見込んでいます。一般財源分(どの事業にも充てられる)は2億2700万円、社会保障財源分(福祉に充てる)は2億4900万円です。消費税の一部が地方自治体に入る仕組みです。
 10月からの8%~10%に上げる閣議決定の一つの論拠が賃金の上昇でしたが、データの信ぴょう性が問われています。それはさておき、町にとって入ってくる交付金と出ていく消費税の関係はどうなるか、予算特別委員会で質問しました。
 町が払う消費税は工事や物品の購入、委託料などが対象で、予算上必要額は4億円‼8%時に比べて8000万円多くなります。一方で、入る交付金は、5900万円しか増えません。2100万円の赤字(来年度は半年分が8%のため、計算は複雑ですが)社会保障の財源として増税やむなし、の認識とかけ離れるのではないでしょうか?
 逆進性(ゆとりがない人ほど負担が重くなる)の強い消費税をこの時点で上げたら、国民生活も中小企業も立ち行かなくなり、経済がますます混迷することは必至でしょう。
 消費税増税は中止しかありません‼
 
 

2019年3月2日土曜日

大磯町長推進施策が増えるのに、職員数が追いつかない(-"-)

 昨日から始まった予算特別委員会。来年度当初の職員数を聞いたら、正規職員は255人に‼ 行財政運営の努力目標とされる適正化計画の260人にも届きません。条例カウントの人数でみると、334に対し318人。定数と業務量の関係の説明はありません。
 旧吉田茂邸、みなとオアシス(道の駅ではありません‼)の賑わい交流施設、レンタサイクルの導入、明治記念大磯邸園、大磯駅前整備(ほぼ不要)など、観光や土木関係に加え、東部子育て支援センターの建設、終活(もっといい言葉はないものか…)教育委員会では教育研究所の移転、中学校給食やコミュニティースクールの取り組みなど、今まで以上に業務が増えます。
 異常は町長の決断による施策がほとんどですが、幼児教育の無償化や小学校での英語教育、プレミアム商品券など、国の施策による業務量も格段に増えます。

 平成30年度の中途退職者は4人。実はもっと増えるとの情報も耳にします。来年度の職員研修、階層別では部課長級、中堅の副課長・係長、5~10年、0~5年未満と1階層増やす(これは委託)と答弁がありました。働き方改革を主眼に行うそうです。特に部課長級の研修は重要です。

 業務量調査をかたくなに拒む大磯町。職員の「やる気」を高めるには、信頼関係の構築が欠かせませんが、職員の正直な気持ちを正面から受け止め、働き方改革に活かす町長の姿勢は感じられません。残念ですが、これからも改善の取り組みを続けます。

 

2019年2月23日土曜日

総括質疑町長答弁 想い先行・説得力無く結果と成果は将来に託す‼ (-"-)

 昨日の総括質疑は6名の議員が22問、町長の提案した来年度予算について考えを聞きました。私は「町民の生活を最優先にした予算編成になっているか」の観点から、7問質問しました。いつもながら質問に正対するよりかわす答弁にそうきたか、と妙に感心するのですが、まとめてお伝えすると・・・

 観光関連の事業費の総額は17億円‼ そのうち、13億円は明治記念大磯邸園事業で、国・県から財政支援を受けるといいますが、それにしても多い。投資回収は、独自の魅力づくりによって交流人口の増加→定住人口の増加で税収増。成果を判断すべきではないという町長の感覚に、アドレナリンが沸き上がります。
 予算を立てる順番は、必ず支出しなければならない経費(借金の返済など義務的経費)の次に、町長の政策的経費(総合計画や人口ビジョン・総合戦略によると言いますが、町長はいつでも事業を新設できます。逆に、計画にあっても事業建てをしなくても良いのです)を盛り込みます。ですから、町長の予算編成権が絶大な力を持っていることになります。
 財政難、予算がない(お金がたりない)と、生活道路の補修もままならないのに、マリア道や町民の大多数が知らない大磯駅前の整備関連のお金は用立てできる。このからくりを町民ぐるみで明らかにしたいと思います‼
 町民生活優先になっていないと、この時点で私は断言しますが、予算特別委員会で掘り下げます。傍聴、よろしくお願いします☺
3月1日(総務関係)4日(建設関係)5日(文教関係)7日(福祉関係・委員会採決)
いずれも午前9時からです。


2019年2月21日木曜日

大磯町立小中学校 来年度の夏休みは8月27日まで(*_*)

 学校を開ける日は、学校長の提案を受けて教育委員会で確認します。今度の夏休みはいつもより4日少なく、8月28日が2学期の最初の登校日となることが今日の定例会で決まりました。
 来年度は天皇の代替わり関連で休日が増える(10連休)こと、文科省が進める教職員の働き方改革で、特に時間外勤務を減らすことを求められていることが要因とのことです。
 子どもたちや家庭にとってどんな影響がでるか、しっかり見てほしいと委員から要望がありましたが、私も同意見です。

 教職員の時間外勤務を、学校の開庁日を増やすことで解決せざるを得ない状況事態が問題です。教職員の数を増やすことが何より課題解決の道です!!!

大磯町教育委員会・中学校給食の実施方式を「自校方式」に決定!(^^)!

 今日開催の教育委員会定例会で、検討会の「自校方式」結論の決定の報告を受け、どんな結論を出すか、注目が集まっていました。傍聴者も多い中、決定した実施方式は「自校方式」でした。
 これからのスケジュールは、契約(設計等)の予算が絡むので、今後町長の政策会議の承認が必要になる。専門職員(建築士と思われます)が、教育委員会の事務局にいないので、町部局の職員と作業工程を練って、予算要求していくと話がありました。

 町長の政策会議(政府でいえば閣議決定のようなもの?問題は開催日も内容も全く不明なことです)はすぐに行う(もちろん、自校方式)と同時に、食育、地産地消、運営方法(直営か委託か)など、並行して詰めていくことが求められます。
 26日の午後3時5分からの一般質問で、町長と教育長の考えを問います。

2019年2月16日土曜日

明治記念大磯邸園 予算総額13.15億円のうち土地購入関係は13億円‼

 上程された「明治記念大磯邸園整備事業」の来年度予算総額は13億1540万6千円。旧大隈、陸奥邸部分のみで、一番西側の旧池田成彬邸(西園寺邸の跡地に建てられた昭和の建物)は含まれていないようです。(22日の総括質疑で明らかにします)
 古河電工所有の旧大隈、陸奥邸で町が整備、維持管理する部分は約1.9haで、そのうち0.4haは町に寄付されることが決まっています。残りの1.5haは、国・県の財政支援を受け、(町の負担はほぼ無いとされますが)名目上町が整備する予算建てがされています。
 予算書を読み解くと、土地購入費は11億円、補償費は2億円です。普通、土地を購入するときは土地の鑑定評価(大きな土地の場合は2社以上)をした上で予算計上、議会の可決を得て購入しますが、今回の上程の仕方は違うようです。
 国と地方公共団体(神奈川県と大磯町)の連携のもと、事業を進めると閣議決定された時、文言については地方公共団体も承知していたことはわかっています。町民の中には、中﨑大磯町長が国に働きかけたから実現したと思っていられる方が相当数いらっしゃいますが、違います。歴史的建造物の保全を町はうたっていて、それに異議をとなえる方はほとんどいないと思います。古いものはそれだけで一定の価値があります。
 もし閣議決定が町長のおかげだとしたら、大きな問題が発生します。町長は議場で否定しています。森友・加計問題と通じることになると、私は指摘しています。
 今回の予算計上において、国と町が対等平等の関係にあるのかは、ぜひ押さえておきたいところです。土地の評価は国が示した価格で決定するのか、注目です。町が都市計画決定した町立の特殊公園です。本来ならば町も対等平等の立場で臨むべきです。

 古い、存在しているだけで価値のある建物の保全は喜ばしい事ではありますが、120億円もの税金を使うことには抵抗感があります。国、県、町ともに、暮し応援の税金の使い方になっていません。衣食足りて・・・ではありませんが、優先順位があるでしょう。
 町は1.9haの緑地の維持管理をほぼ自前でやっていくことになります"(-""-)"
 

2019年2月15日金曜日

大磯町立中学校給食 21日の教委定例会で「自校方式」に!(?) 傍聴にいきましょう☺

 2月6日付、 教育委員会発行の「大磯中学校 学校給食だより」トップは「大磯町立中学校給食検討会としての結論は、『自校方式』となりました」。
 ひとまず歓迎・安堵・・・ですが、いままで大磯町は(町長は、というのが正しい表現だと思いますが)流れを変えて、決めてきた経緯があります。直近では「駐輪場建設」です。町民参画のワークショップで、既存の施設を補強、利用すれば敷地も建設費もコンパクトにできると提案があったのに、2度もデータを差し入れ違う結論に導いたと、私は議会で何度も問題にしています。
 給食の実施方式に関しては、教育委員会も町長も「検討会の決定」を受け入れる方向を表明をしています。が、なお心配性の私としては100%安心できないのが正直なところです。例えば、この「たより」で検討会は実施方式を「決定」する集まりのはずが、なぜ「結論」と表現するのでしょう?「検討会としての結論は自校方式」ではなく、「検討会は自校方式に決定」でいいのでは?と思います。
 勘ぐりすぎ、教育委員会に対して失礼では、等のご意見もいただきますが、教育委員会も町長部局も「自校方式」に決まり、「失礼しました」と言える日が来るように、26日の一般質問でがんばります。
 昨日行われた2019年度当初予算編成に関する「施政方針」演説で、町長が中学校給食に対し「大磯町立中学校給食検討会における検討結果を踏まえ、子どもたちが笑顔になるような給食の提供に向け、1日も早い再開を目指し、教育委員会とともに進めてまいります」と述べました。

 教育委員会定例会は2月21日(木)9時30分から保健センター1階で行われます。傍聴に行きましょう‼

2019年2月13日水曜日

かたつむりの家 和解案の内容が神奈川新聞記事で判明

 ブログを書き終え、法人の「大磯」を「おおいそ」に直し、明日の議案にもう一度目を通し・・・そのあと神奈川新聞を読んだら、記事があるではありませんか!和解案の内容もありました。
 ①2023年6月までに福祉会が施設を明け渡す ②福祉会は2019年1月から明け渡し日まで月10万円を支払う内容で、町側の受け入れ拒否の理由は「われわれの主張と隔たりがあり、議会の理解も得られない」から、と報じています。

 裁判所が和解案を提示する際は、いままでの判例などを参考にすると思います。和解案について、町は町の顧問弁護士に相談したのでしょうか?隔たりがあるから拒否?全面的に勝てると思っているのでしょうか?議会の理解が得られない?議会を盾にしてほしくありません。議会は町の判断(和解を受け入れる)について、可否を機関意思決定する仕組みです。町が隔たりがあると考えても、和解案を受け入れるかどうかの判断は別物と思います。「議会の理解が得られない」は、議案審査の結果「否決」となった時に言うことです。

 結審後に再び弁論が行われるのは異例、ということは、和解が決裂したからだと思いますが、判決の内容がほの見えるような気がします。
 今後は判決を待つことになりますが、判決を不服として「控訴」したいと町が考えた場合、議案になるのかどうかを現在問い合わせ中です。川崎市は、控訴にあたり議案提案したことがあります。もし議決が必要になれば、判決後に控訴するまで期限がありますから、議会選挙(6月30日投開票が決定)の前に再度議員が判断を求められることになります。

なぜ?かたつむりの家の退去を求める裁判の和解案を町は拒否

 平成28年の12月議会で、町が社会福祉法人おおいそ福祉会の運営する「かたつむりの家」に対し、使用している横溝千鶴子障害福祉センターの「明け渡し」と「明け渡すまでの賃料の支払い」を求める「提訴」の議案が可決されました。
 私は、かたつむりの家の窮状をご覧になった横溝さんが5億円を町に寄付、1階部分は町や身障者協会の事務室、集会室、相談室などに使い、2階部分はかたつむりの家が占有することを関係者すべてが話し合い使い方を決めたものなので、明け渡しを求めるものではないと理解しています。当時のいきさつをよくご存知の町民は、そもそもかたつむりの家の作業所をつくるようにと寄付を受けたのだから、出ていかなくてはならない理由がないのでは?と疑問を感じておられます。

 先週、2年に及ぶ裁判の報告会があり、参加しました。裁判官3人(普通1人で、この裁判は異例だそうです)が提示した「和解案」をかたつむりの家(社会福祉法人大磯福祉会)は理事会などで議論して受け入れることを決めましたが、町は拒否したことがわかりました。
 理由は不明ですが、和解案の内容は賃料と明け渡しの条件と思われます。町が期待していない内容ではなかったと推察します。和解案は議会の議決がないと効力を持ちませんから、議会の意向が気になるのかもしれません。でも、この件については年末の議会質問では、進捗などについては「係争中のため、お答えいたしかねます」と、答弁はしていませんし、和解案について議会への打診もありません。
 提訴に反対した議員には何も聞かず、賛成した議員には意見を聞いている?まさか、の話ですが、しっくり感はありません(-"-)
 2月末に最終書面を裁判所に提出、判決はゴールデンウィーク後になるのではないかとの見方が紹介されました。
 
 町が言うように、社会情勢の変化により、障がい者の方々へのサービス内容も変化しています。でも、2階部分の使い方も決まらない中、障がい者サービスを提供している法人に対し、とにかく早く出ていくように(賃料は1ヵ月43万円!)裁判でしか決着がつかないような関係になること自体、問題と思います。

 裁判でしか・・・といえば東海大学に違約金を払うよう求める裁判もおこしている大磯町長。粘り強く話し合いを続ける土壌を培っていただきたいものです。 

2019年2月8日金曜日

私の一般質問は2月26日(火)午後3時5分からです☺

 昨日の議会運営委員会で、通告内容と時間割が決まりました。私の質問は26日(火)、午後3時5分から4時25分の80分間です。傍聴をよろしくお願いします☺
 議会の運営は、それぞれの議会でかなり異なります。大磯町の一般質問の場合、質問と答弁を合わせた最長時間は90分ですが、2日間の中で9時~5時に収まりきらない場合は時間をカットしています。今回の質問者は議長を除いた13名のうち、11名。10分短くなる分、工夫が必要です。私の質問内容は・・・

1.大磯駅前の整備をこのまま進めるのか
  駅前広場整備はA案(南北の歩道を拡幅し、観光者の人溜りを確保・その結果駅の一般送迎車の停車スペースが現在の約15台から2~3台になる・工費は4億円以上)を修正し進めるとされるが、町長は町民の納得が得られる案になると考えるか。旧駐輪場跡地の検討案も含め、整備内容と税金投入については町民の同意が不可欠と考えるが、今後の進め方を問う。

2.大磯町の中学校給食に英知を結集するには
  検討会で実施方式が「自校方式」に決定された。教育委員会と町長の政策会議でも同様の結論になると考えるので、工程を明らかにされたい。違う結論はどんな場合か。
 最適な場所や工法の選定を含め、早急に実施するための工夫をはじめ、食育や地産地消、お弁当をつくるのが困難な家庭や教育現場に対する支援策など、同時並行で進める課題が山積している。どのように進めるのか、所見を問う。

3.介護保険の施策とニーズ対応は十分か
  平成31年度の当初予算では、制度が始まって以来、規模が前年度比でマイナスになる。サービス利用(入所・通所・在宅)や支援の不足分を補う一般会計を含む施策は十分か。(特養ホームの待機者を減らすなど)ニーズに応えられる内容なのか、所見を問う。

4.大磯町職員の働き方改革の促進を
  策定から1年以上が経過した働き方改革の自己点検と評価は。定年と中途退職者、新規採用の人数、経験年数、専門分野はどうか。諸手当の支給は万全か。就業管理システム活用の考え方は。業務量についての総括はされたのか。町長の政策的な施策(観光など)を実施するための人員配置のバランスについてはどう考えるか、所見を問う。

                                                                                                                                          

2019年1月29日火曜日

明治記念大磯邸園 総事業費は約120億円‼

 昨日開催の総務建設常任委員会協議会で、明治記念大磯邸園が議題の一つにありました。不覚にも、インフルエンザにかかり欠席しました。(軽くて済み、抗ウイルス剤なしで熱は下がったけれど、議員も職員に準じて休むことになっています)

 明治150年関連施策で閣議決定されて以来、国・県・町の役割分担がなかなか具体的にならない中、ようやく町の財政的な負担はほぼないことがわかってきました。
 今回は総事業費と、分担する区域面積が示されました。滄浪閣が全部国で整備する理由は、区域の真ん中に位置する「中核的」な区域だからだそうですが、説得力のある説明には思えません。

 用地補償費は国が56億円、地方公共団体(県と町)が28億円の合計84億円。園地整備費は国6億円、地方2億円、合計8億円。建物整備費は国のみの27億円、合計119億円の(案)が示されました。
 整備計画はまだ出来上がっていませんが、案の段階で意見募集をするそうです。

 用地補償費の妥当性については、非常に関心があります。国が出す分は国民が出すことになります。国会、県議会の議員団ともちからを合わせて、納得できる事業費にするよう頑張ります( `ー´)ノ

2019年1月24日木曜日

大磯町立中学校給食 検討会では「自校方式」に決定‼

 今日開かれた「検討会」の傍聴者は、満席の約20人。関心の高さが伝わります。いままでの経過と変更点の確認をして、学校長やPTA会長たちが意見を述べ、「自校方式」に決まりました!(^^)! 
 しかし、これで自校方式になるとは言えません。決定の報告を受けて、教育委員会の定例会で「教育委員会」で協議をし、結論を出します。2月の定例会に間に合うかは不明です。
 次は町長部局で財政などを含め協議し、決定。予算を議会に提出することになりますが、まだまだ気は抜けないと、私は感じました。

 「小学校のような給食を食べたい」中学生たちに、地産地消で特色ある献立を提供するには、自校方式の直営(委託ではなく、町が直接運営する方式)がベストです。今までの混乱を挽回するには、自校方式+直営しかありません。
 町民団体は「自校方式でもっと敷地も費用もコンパクトにできる」と、図面を書いて提案しています。

 3月定例会も始まります。機会をできるだけ作って、中学生のための給食を早く提供できるよう、求めていきます(^-^)
 

2019年1月23日水曜日

いよいよ明日24日は中学校給食の実施方式を決定■検討会を傍聴しましょう‼

 自校方式、親子(小学校で中学校の分も調理)方式、センター方式、兄弟(どちらかの中学校で他の中学校分も調理)方式について、検討会で議論してきました。「自校方式がベスト」の認識は共通ですが、親子方式は可能性が消え、センター方式は小学校の自校方式維持のため、やるとしたら中学校2校分のセンター方式の資料が出ました。自校方式が経費も一番かからない結果になっています。
 自校方式の実現可能性について、両校とも課題ありの△マークがついていますが、課題はクリアできます。特に国府中学校の位置は、町民団体が独自に調査し、他の場所でも可能と、議会議員に「大磯町の学校給食を考える会・ニュースレター」が届けられました。
 21日に、Y議員が「意見交換をしてみないか」と全議員に呼びかけ、6名が参加しました。会のメンバーは3名参加されました。一番新しい3号には、詳細な図面もあります。他自治体や建築家、厨房機器メーカーなど専門家の協力を得てつくったそうです。お金はかかっておらず、私が議会の一般質問で紹介した、川崎市のコンパクトな給食室にも実際行って、使い勝手など感想を聞いてきたそうです。
 調査委託会社よりコンパクトにしたため、費用も安く見積もられています。積算の建築単価は調査会社と同じにして、面積を少なくした結果だそうです。給食室の「面積要件」は文科省の補助金の基準はありますが、衛生上問題なく調理できればよく、「必要面積」はどの法令にも記載がありません。工夫すれば良いことになります。

 24日は、2回で決める予定だった検討会が1回延びて、第3回の開催です。検討会は「実施方式」を決めるので、場所の選定はそのあとになると思います。

 検討会のあと、あまり時間をおかずにまた意見交換をすることになりました。町民の知見が生かされるよう、がんばります( `ー´)ノ

2019年1月17日木曜日

大磯駅前広場整備の測量等委託に546万6千円!?

 こちらも、昨日の資料から。町民グループが、駅前広場の整備について知っているかいないか「シール投票」をしたところ、圧倒的な町民が「知らない」と答えたそうです。私も町民の皆さんと話をするときに「ご存知ですか」と聞きますが、やはり「知らない」「何かするらしいけど、内容はわからない」と言われます。
 町長は「A案を基本に修正をかけるが、JRなどと協議中なので、まだ決まっていない」「町民の意見募集(パブリックコメント)を実施する」と議会で答弁をされますが、今の町の「意見募集」は、町民の意見を「いかす」ため、というより「かたち」だけつくることになっていると、私は思っています。また、多くの方が同様の問題意識をお持ちです。

 546万6千円という、リアルな数字が何を意味するのか、議会で質問するしかありませんが、「かなり詳細な測量をする→ほぼA案で整備する」ことにならないか、懸念します。

 昨日も「駅前の整備をやるのは問題だから、町長選では投票に行かなかった」という方に出会いました。「選挙は結果。投票権を行使しなかった町民に問題がある」という認識の町長の言動に注目が集まります。

明治記念大磯邸園の31年度予算は13億1500万円を計上予定

 注目している「明治記念大磯邸園」の平成31年度の予算規模は、歳入・歳出ともに13億1500万円を予定していることが、昨日の議員全員協議会でわかりました。歳入の中には起債(借金)も含まれるものと思われますが、具体的な額は2月7日に配られる予算書を見ないとわかりません。
 来年度で整備が終わるわけではなく今後も続くそうですが、そもそも大磯町の整備区域がどうなるのか、いまだに決まっていません。昨日の資料によると、大磯邸園とみなとの整備などで13億4200万円を起債予定で、30年度当初予算(4億8200万円)に比べ大幅に借金を増やすことになりそうです。
 後年の影響をよく見て、判断したいと思います。

2019年1月13日日曜日

快晴の空の下左義長のサイトが完成‼ 中学生パワーをありがとう!(^^)!

 大磯町の国指定重要無形民俗文化財の左義長は、今日火入れ(6時半予定)です。毎年、北浜海岸でサイトつくりに参加しています。一番平塚寄りのサイトを長者町と東町でつくります。左義長は今日がクライマックスですが、実は12月から一連の関連行事が始まっています。
 今朝は8時集合でしたが、役員さんたちはもっと前から準備にとりかかっています。何年か前から、中学生が参加するようになりました。今朝も先生と、地元の中学1年生15人が来てくれたので、山と積まれた松飾など、お正月のお供えの仕分けをワイワイ言いながら一緒にしました。中学生パワーがすごい‼(校長先生は私を中学生と間違えたそうで〈笑〉)みんなお団子を焼きに来るけど、サイトを作るのは初めてだそうです。いい経験ができてよかったね!(^^)!
 サイトの最後の仕上げはだるまをつないだ首飾り(?)、これがなければしまりません。けっこう時間がかかりますが、ああだ、こうだと中学生たちは楽しそうに作業していました。
 テレビ神奈川もカメラを入れるそうで、スタッフが町内会の方にいろいろ聞いていました。18日(木)夜9時30分からのニュースで放送予定だそうです!(^^)!

2019年1月12日土曜日

「何のために・何を・どう聞きくか」 町民の声のいかし方にヒントが!(^^)!

 今朝の東京新聞で、「裁量労働制」の法律の審議の際、意見陳述をした法政大の上西教授の指摘を掲載しています。事実を歪める形で数字に語らせ、データの不正を繰り返す安倍政権ですが、彼女は「何を聞くか」は大事だが、「どう聞くか」も非常に重要と言います。労働者へのアンケートでは、長時間労働のわい小化や不満が出にくい構造になっていると指摘します。

 さて、わが中﨑町政の「町民の意見の聞き方」はどうでしょう?私の12月の一般質問では「選挙結果を真摯に受け止め、町民の声を聞いていきます」と答弁されましたが、「選挙は結果、私が町長に選ばれた。投票率が低かったのは有権者が権利を行使しなかった結果」とも。「結果」をもたらした「過程」に光を当てないと、政治が良い結果をもたらすとは思いません。「結果」には「納得・合意」がセットになる必要があると考えています。

 これから注目すべきは「中学校給食」と「大磯駅前広場の整備」です。「町民の声を聞く」時に「何のために・何を・どう聞くか」、町に確たる姿勢があるかによって、町民の受け取りが変わってくると思っています。
 1月24日開催の「中学校給食」の検討会で、実施方式の決定が予定されています。どう考えても「自校方式」以外には考えられませんが、そのままもの流れで町長決定まで行くか、一抹の不安がよぎります。
 4億円以上かける予定の「駅前整備」は、使い勝手が悪くなるのは必至ですが、「案」を基に修正すると町は説明しています。アンケート結果では、整備が「必要」と「不要」は「どちらかというと…」という項目を含めると、拮抗しています。新聞記事を読み込んで、アンケートから導き出されるものがどのようなものか、じっくり検証してみます。

2019年1月10日木曜日

大磯町立小・中学校のエアコン設置 夏休み中に完了予定(^^)/

 大磯町は30年度当初予算で、小・中学校の普通教室のエアコン設置のための債務負担行為(当該年度だけではなく、期限を定めて予算を保証すること)をしました。エアコン設置を議会で要望していた私としては、その後議会には説明がなかったので唐突とは思いましたが、成り行きを見守っていました。
 昨日、教育委員会から「10年間のメンテナンス付リース方式」で予定価格4億7512万8千円のプロポーザル選定結果の報告がありました。
 応募団体は2社、第1優先交渉権者は三菱電機クレジット株式会社で価格は3億9657万6千円です。対象校4校から1校を先行モデル校に選定し、5月の大型連休と土日に工事を行い、課題等があれば3校の工事に反映させる。残りの3校は土日と夏休みに工事を行い、8月25日に完了、引き渡しを行うそうです。
 夏休み前も暑い日がありますが、2学期も残暑が厳しいので、まずは胸をなでおろしたところです。大磯幼稚園も補正予算でエアコン設置が決まりました。施工は来年度で、詳細はこれからです。わかったらまたお知らせします。

 電気の「質と量」に関しては、十分なチェックが必要です。機会を作って、環境に配慮したものになるように求めていきます( `ー´)ノ

2019年1月9日水曜日

出張なんでも鑑定団in大磯に「明治感」なし

 昨年の秋に録画された「なんでも鑑定団」が、昨晩テレビ放映されました。きっかけは国をあげてイベントを行った「明治150年記念事業」の一環でした。大磯町では当初予算に144万円の会場借り上げ費を計上しました。(7月29日のブログをご覧ください)
政界の奥座敷と言われた大磯からどんなお宝が?と期待しながら見た方も多かったのではないでしょうか。
 私の夫は毎週見ていますが、最初の登場者が平塚の方のようでちょっとね、とコメントが。明治時代の・・・と注釈がつく物は無かったようです。大磯町に寄贈された伊藤博文の持ち物がありますが、まさか町が出品するわけにもいかず・・・
 明治記念大磯邸園の一部公開も12月24日で終了、現地のプレハブはそのままで見た目は良くありません。今年度中に整備内容などが決まることになっていますが、どのようなロードマップになるのか、非公開で進められているため誰にもわかりません。会議の概要はHPにアップされますが、具体的な内容は見えません。
 国・県・町の税金を使う計画が非公開では困ります(-"-)

2019年1月7日月曜日

6日は消防出初式 寒かった((+_+))

 6日は運動公園で出初式。お日さまが久しぶりに顔を出さず、寒い日でした。部分日食が見られず、残念。吐く息は白くないので気温はそんなに低くないのでしょう。式典の部では町長の式辞、人命救助などの表彰、来賓あいさつなどで、50分ほどでした。そのあとは演技披露の部。消防団員のご家族など、大勢集まりました。温かい豚汁もふるまわれました。

出初式のリーフレットからご紹介します。
■消防職員は47名(条例では50名。年末で中途退職が出た模様)消防団員は167名。
■平成30年中の災害件数
 ・火災件数15件・建物火災5件、その他10件。前年から2件増。
 ・救助件数10件・水難事故5件、交通事故2件、その他3件。前年から3件減。
 ・その他件数343件・救急支援299件、その他(警戒等)44件。前年から3件減。
 ・救急件数1693件・急病1172件、一般負傷263件、交通事故106件、その他152件。
  前年から98件増。

 出動のないのが一番。でも無くてはならないのが消防、救急力です。災害のない1年でありますように☺ 消防職員、団員の皆さま、今年もよろしくお願いします。

2019年1月2日水曜日

やる気って、出せば出せるもの 成果につながる小さな経験

 お正月なので、子どもたちの家族がきます。末娘はすっかりタスマニア人(TASSIE)で、あちらは夏。今月末に10日間ほど帰省します。料理好きの夫が台所を占領、エンゲル係数がバッチリあがります。美味しいけど、ため息・・・
 長女の子どもたち、4歳と2歳は仲良く一緒に遊ぶことが増えてきて、おとなの手がずい分不要になってきました。食事をする隣の部屋は私の資料置き場で、まさに足の踏み場がなく、年末年始は開かずの間状態ですが、そこで遊ばせたいので片付かないか、と娘。
 「無理‼」と断ったものの、意を決して片付けに挑戦(おおげさな…と自分でも思います(*_*))。1時間半ほどであら嬉しい、なんとか床のスペースが出来ました(^^♪
仕上げは某コレラ並みに、アルコールでスプレー。なんでもやる気が一番ですね(^^)/(と、ここで中学校給食を思い出す私です)
どこに何をしまったか、忘れないうちに本格的に整理整頓しなくては。でも、この達成感は快感です( `ー´)ノ  片付けが大の苦手の私にしては、お正月からいいスタートかも☺

2019年1月1日火曜日

明けました‼ 新しい政治で新しい年に( `ー´)ノ

 あっという間に2018年が終わり(7ヶ月くらいしかなかったなぁと思いつつ…)朝は4時半に起きて新聞配達。昨日やり残した窓ふきを少々、薄暗い中やり終えて、
さあ、新年!とあいなりました。
 地球上、どこを見ても問題山積、人類の英知が試される時代に突入しています。今年も皆さんと力を合わせて、世の中よくするためにがんばります。どうぞよろしく( `ー´)ノ