2019年1月12日土曜日

「何のために・何を・どう聞きくか」 町民の声のいかし方にヒントが!(^^)!

 今朝の東京新聞で、「裁量労働制」の法律の審議の際、意見陳述をした法政大の上西教授の指摘を掲載しています。事実を歪める形で数字に語らせ、データの不正を繰り返す安倍政権ですが、彼女は「何を聞くか」は大事だが、「どう聞くか」も非常に重要と言います。労働者へのアンケートでは、長時間労働のわい小化や不満が出にくい構造になっていると指摘します。

 さて、わが中﨑町政の「町民の意見の聞き方」はどうでしょう?私の12月の一般質問では「選挙結果を真摯に受け止め、町民の声を聞いていきます」と答弁されましたが、「選挙は結果、私が町長に選ばれた。投票率が低かったのは有権者が権利を行使しなかった結果」とも。「結果」をもたらした「過程」に光を当てないと、政治が良い結果をもたらすとは思いません。「結果」には「納得・合意」がセットになる必要があると考えています。

 これから注目すべきは「中学校給食」と「大磯駅前広場の整備」です。「町民の声を聞く」時に「何のために・何を・どう聞くか」、町に確たる姿勢があるかによって、町民の受け取りが変わってくると思っています。
 1月24日開催の「中学校給食」の検討会で、実施方式の決定が予定されています。どう考えても「自校方式」以外には考えられませんが、そのままもの流れで町長決定まで行くか、一抹の不安がよぎります。
 4億円以上かける予定の「駅前整備」は、使い勝手が悪くなるのは必至ですが、「案」を基に修正すると町は説明しています。アンケート結果では、整備が「必要」と「不要」は「どちらかというと…」という項目を含めると、拮抗しています。新聞記事を読み込んで、アンケートから導き出されるものがどのようなものか、じっくり検証してみます。