2019年8月15日木曜日

「平和」は生活の基礎 与えられるものではなく培うもの☺

 今日は終戦の日。終戦じゃない、敗戦の日だと言う方もいます。「戦争だけはやってはいけない」と、自衛隊を認める方もおっしゃいます。戦争は殺し合い。紛争の解決を殺し合いでしよう、などと正面切って言う人もいません。

 それでも世界を見渡せば、武器で命を失う人がたくさんいる事態に、どうしたら・・・と思い悩みます。時と場所、遺伝子を選んで生まれる人はいません。もし、自分が紛争地帯に生まれていたら、食料が確保できない場所に生まれていたら、障がいを持って生まれてきたら・・・

 大切なのは「想像力」だと思います。そして、どちらかを選択しなければならないような重大な事態に発展しないように、気を付けること。
 私たちは「議会制民主主義」のもとで暮らしていますが、それさえ気をつけないと。ナチスドイツ、ヒットラー政権が議会の中から誕生したこと、ワイマール憲法を変えて戦争に突き進んだことを義務教育で教わった認識をもっているかたずねると、答は間違いなく「?」。私もです。大切なことを教わってこなかったと思います。
  だから、憲法9条を変えること、ましてや「緊急事態条項」を書き加えることなどしてはならないと強く思います。国民保護法、共謀罪、マイナンバーなど、戦争への準備が進んでいます。憲法は最後の砦と考えなくてはなりません。

 戦争がおこる「きっかけ」や「芽」を見逃さないようにしましょう。「戦争しか解決の道は無い」とならないように。武器を消費したい人たちの思惑に乗らないように。