2019年9月29日日曜日

ラグビーワールドカップ 勝者を称えるアイルランドメディアに思う

 昨日の対アイルランド戦。やらなければならないことがあって、試合はほとんど見られず残念・・・ハイライト画面で、戦いぶりを見ました。
 今朝の新聞報道で知ったアイルランドメディアの伝え方に、すがすがしさを感じます。「日本はW杯の歴史で最大の衝撃の一つを成し遂げた」「日本が素晴らしい衝撃をもぎ取ると、アイルランドは意気消沈した」など、まず相手を称えています。そのあとで、「サウナのようなスタジアムに苦労した」と。
 言い訳はあとにする・・・あるいは、しないことが大切だと思っています。愛知トリエンナーレの中止、徴用工や慰安婦問題への権力を持つ側からの見苦しい釈明は、言い訳にしかみえません。世界からみたらどうなのか、「国」と同じく「国民」も評価されています。
 最近話題になるのが、大磯町長の物言いです。大磯駅前広場の説明会、大磯小学校の会場の参加者は200名以上と思われます。国府小学校の会場に比べ、毎日の生活に関わっている方が多いこともあってか、かなり厳しい発言が相次ぎました。担当者は淡々と回答していましたが、それを遮るように町長が手を上げ、何回か発言しました。
 参加者から見ると、言い訳になります。何かを聞いて、あぁそうだったのか、と誤解が解けることもありますが、釈然としない思いが残れば言い訳になり、不信感が膨らみます。
 この9月議会でよく耳にする言葉が「継続性と一貫性」。社会状況は変化するのですから、どこかの時点で決めたことを10年以上たっても「やらねばならりません」と言って強行することに、町民は違和感を感じるのです。

 駅前の展開は? かたつむりの家の明け渡し裁判、高裁も即日結審したと聞き及びます。はたして結末は? 言い訳をしない行政が求められています。