2019年9月3日火曜日

大磯港賑わい交流施設 否決していたらどうなる??

 どうすればいいかを考えるのは、まず町の仕事です。とはいえ、議員は「意思に対する責任」を考える必要もあると思います。
 工事請負契約を可決したのは3月28日。着工時期は漁協の施設解体後、と答えていました。起工式は8月29日。本格的な工事着工は漁協の施設解体後ですが、解体が終わるまでにはまだ時間がかかりそうです。
 工期は3月31日までで、契約は変えない(手続き上、今は変えられない状況です)考えである答弁がありました。今年度中に完成できないことは明々白々です。最初の契約は可決していますので、建物はとりあえず建ちます。
 高圧受電施設部分が全く抜けていたような説明がありましたが、最初の契約時の図面には新設の受電設備が図示されていました。虚偽による提案→議決を無効とできるのか、なお調査は必要と思いますが、とりあえず建つことを前提に考えてみます。
 建つとはいっても、肝心な高圧受電設備がなくては機能しません。遅れるのですから、時間をかけて町民の多数が「無理な計画」と言っている施設を少しでも納得できる形にしなくてはならないでしょう。
 「分離発注は可能」と答えているのですから、お金が1割ほど高くなっても、最小限の額におさえることは可能ですし、大磯の物産をそろえるために欠かせない、商工会などの関係者の協議を後押しすることもできたでしょう。

 賛成した議員たちは、もっと責任が生じることになるでしょう。「ムダ使いの施設」と言われないようにしていただきたく思います。
 「ムリな計画」は明らかです。商工、観光の活性化は、同じお金を使うならもっと効果的なやり方があったと思います。また、お金をかけずに知恵を出し合う方法もありますが、エンジンはかかっていても、ギアが入っていません "(-""-)"・・・
 町長が3期続くと大変なことに。駅前が同じような展開にならないようにしなければ!!