2019年9月27日金曜日

大磯町平成30年度決算 特別委員会で一般会計など不認定

 昨日、決算特別委員会の審査が終わりました。委員は石川、吉川諭、柴崎、飯田、鈴木たまよ、二宮、渡辺の各議員と私の8名で委員長は渡辺委員でした。
 一般会計は認定に反対5、賛成2で「不認定」、国民健康保険事業特別会計は反対4、賛成3で「不認定」、後期高齢者医療特別会計は反対3、賛成4で「認定」、介護保険事業特別会計は反対5、賛成2で「不認定」、下水道事業特別会計は反対2、賛成5で「認定」でした。私は初めて下水道事業に賛成しました。理由は過大施設に対する負担金を払わなかったことがわかったからです。
 今回の結果の特徴は不認定になった特別会計があったこと。私の20年の議員生活で初めてです。新人議員が全員委員になり、選挙の中で受けた町民の声をいかし判断したことが、このような結果につながったと思います。
 反対の理由で多かったのは、町民生活に直結した要望に応えず、観光優先のために多額の税金を使ったことでした。町民目線に立った意見です。特別会計に関しては、制度を詳しく知らないが故の反対理由もありましたが・・・
 決算が不認定になっても、行政の機能がストップすることはありません。でも、来年度予算の編成にあたっては、委員の意見を考慮する必要がでてきます。
 今回初めて特別委員会として「審査意見」を町長に提出することになりました。具体的には・・・
●町税などの徴収体制の強化 ●職員の適正な時間外勤務手当の支給の検討 ●生活道路等の維持管理費不足の解消 ●公園等の維持管理費の充足 ●ごみ集積場の環境整備 ●幼児教育・保育の質の確保 ●教育委員会所管施設の修繕料の拡充 ●課題を抱える児童・生徒への支援、相談体制の強化 です。

 10月3日最終日に本会議場で全員による採決を行い、議会の判断が決まります。