2019年9月25日水曜日

使い方に注意☺ 声なき声とサイレント・マジョリティ(大磯駅前整備)

 政治の話で、よく「声なき声」という言葉が使われます。声を発する機会などが無い人の存在を意識しようということだと私は思っています。

 さて、23日の大磯駅前広場の説明会の最後の方の発言、「サイレント・マジョリティと言いますか、声なき声に」云々が気になります。

 参加者のほとんどは、「町の計画に問題あり」の立場で質問や意見を「声」にしていました。参加できなかった、しなかった方の声も、もちろん存在しています。
 「マジョリティ」は「多数」を意味します。本当の意味での「多数」をどうすくい上げるのかが問われます。同時に「多数」を「正義」と同列で語るのも危険だと思います。

 「賛成・反対のどちらか選ぶことしかできない状況」を回避することが必要です。会場の皆さんも、いろいろアイデアをだされていました。「安全・安心」が錦の御旗にならないように、声なき声が求めている「安全・安心」とは何か・・・これから、意見を活かした「行政案」をつくると町は言いますが、どのように活かすか注視していきましょう。

 修正案の作成と測量委託の入札が10月10日に予定されています。急ぐ必要はありません。12月議会でも取り上げていきます。