2019年5月20日月曜日

望月衣塑子さんの音速講演に酔いしれる(^-^)

 昨日、平塚の「秘密保護法廃止をめざす平塚市民の会」主催の講演会を聞きました。東京新聞記者の望月衣塑子さんの「いま、日本に報道の自由はあるか」でした。
 菅官房長官が行う記者会見。政府見解は述べるけれど、答えたくない質問には答えないどころか、うるさい記者を排除しようとする安倍政権の姿勢が赤裸々に語られました。
 小柄な彼女の口から出る言葉は弾丸・・・じゃなかった、マッハ、音速状態で、ついていくのが大変でした。新聞記者魂がおおもとにあるからこそ、あのような語りができるのだと思いました。内容は割愛しますが、著書もたくさん。図書館にもあるのでは?改めて読んでみようと思います。
 幣原喜重郎、故翁長沖縄県知事、ガンジーの言葉が紹介去れました。今のメディアで操作されている多くの国民の意識、認識が、この国をどう変えていくのか考えなければならない今、輝いていると感じました。
 日本人が中東で拉致された事件があった時、一人だけ命を奪われた人がいたそうです。その人だけが護身のための拳銃を持っていたということです。武器を持つことが何を意味するのか、深く考える必要があるのでは・・・その時に幣原さんらの言葉が答えを導いてくれると、私は信じます。
 三人の言葉の要約をしてみます。
 幣原さんは「世界はいま、(武器を持たない覚悟を決めた)狂人を必要としている。狂人がいない限り、軍拡競争の蟻地獄から抜け出せない。素晴らしい狂人が世界史の扉を開くのだ」 
 翁長さんは「アジアの様々な国の人が行き来できるような沖縄に。どこかの国が戦争をしようとしても、自国民が要るから戦争できない、平和の緩衝地帯にできたら」 
 ガンジーは「あなたのすることのほとんどは無意味だが、それでもしなくてはならない。世界を変えるためではなく、世界によって自分自身が変えられないようにするためである」  ご一緒に考えられたら・・・と思います。