2019年3月10日日曜日

これでよいのか 議会と行政の溝

 予算特別委員会で修正案提出・・・となった流れは、審査初日に「4日間の審査で、各日の終了後、ポイントを自由討議で出し合おう」ということになり、積み上げをし、全員の認識を共有してきました。
 最終日の審査の質疑が終わり、全体の感想と委員会としてできることを探りました。議会の意見を機関意思決定(多数が必要)として行政側に示す方法はいくつかあります。
○町側に注文をつける(執行を止めることはできない・どうするかは町側の姿勢次第)本会議での決議を可決
修正案(増減をともなう)を可決
組み換え案(増減はともなわない修正)を可決
 修正案や組み換え案が可決されると、町長がどうしても自分の通したいと思えば「再議」にかけることができます。その場合、修正案などを可決するには出席議員の3分の2の「特別多数可決」が必要で、議会にとってはハードルが上がることになります。

 今回、予算特別委員会の「修正案をつくる」意思が固まり、案の作成が議会事務局だけではできなかったので、協力を町に要請に行きました。そうしたら、「修正案が通れば再議に付す」と言われたそうです。
 以前、火葬料を半分近くにする予算案に対し、議会が削減分を元に戻す案を可決したことがあります。当時の三好町長は再議に付すことは無く、1年かけて議会に説明をし、次年度予算で可決しました。
 町長の暴走を止めようと、一定の議会の意思を示したときにいきなり「再議」というのは乱暴だと思います。町長の政治姿勢、わかりやすいと思いませんか!?
 修正案が18日の本会議で可決されるか・・・傍聴をお願いします‼