2019年10月18日金曜日

大磯駅周辺・・2件の入札結果と内容は

 神奈川電子入札システムで情報を得た入札に関心のある業者は、「設計図書」を有料(コピー代)で入手、業務の内容を検討して応札します。情報公開請求で入手した設計図書を私なりに読み込むと・・・

1.「測量」の範囲は、駅東側の旧駐輪場、観光案内所、交番と隣接する民地部分も合わせた部分も広げることになりました。測量というと、官地と民地の境を画定し、図面を起こすことが一般的と思いますが、「駅周辺」ではJRの敷地内の測量(北側)、JRと民地(南側)、神奈川県の県道の境(県の道路台帳では詳しい測量地点も明記されていますが・・・)、町道の境の測量をすることがわかります。
 一枚の図面にまとめるために上書きをするようですが、そもそも何のために行わなければならないか、理解に苦しみます。必要なところだけ測量すればいいと思うのですが・・
特記仕様書にある「受注者は、発注者(大磯町)の意図及び目的を理解した上で、適切な作業実施体制を整えなければならない」に至っては、質問するしかありません(-"-)

2.「修正業務」はいったいどういう展開になるのか、予想がつきません。
①対象範囲を見直し(東側をあらたに加える)、これまでの関係機関協議結果及び町民等意見(9月23日の説明会で受けた意見や質問、10月11日までに出された意見)を反映した修正
②①修正を元に、委託者(大磯町)が実施する関係機関協議の結果を反映した修正
③②修正を元に、委託者が実施する町民意見募集の結果を反映した修正
 打ち合わせは3回実施されると特記仕様書に書かれていますが、とても3回だけでは無理でしょう。関係機関協議(JR・神奈中・伊豆箱根タクシー・警察)がどれだけ進んでいるのか、課題は何なのかなど、内容も把握する必要があります。

 微細な修正で「行政案」=「町長案」を作り、説明会をしないまま意見募集をして進めるなど、あってはならないことです。町民の皆さんへ注意喚起をしていきます(^^)/