2019年12月17日火曜日

大磯町議会 執行停止状態の一般会計補正予算を可決

 12月3日に提案された一般会計補正予算が、修正案、原案ともに賛成少数で否決されました。前代未聞と報道されましたが、このような結果があり得ることが、図らずも証明された形です。
 今日12月定例会の最終日、町は議案を新しいものとして提案。内容は中学校給食の基本設計委託料1463万円を、準備不十分として財政調整基金に積み立てることにした「修正案」と同じものでした。
 質疑も討論もなく、反対1名、賛成12名で可決されました。
 今回の結果は議会を深化させると思います。手続きに瑕疵はありませんが、議会がもっと「議会」と「長」の関係を熟知することが求められていると思います。「議決」だけではありません。
 研修の機会を設け、「賛否の数が拮抗した形で意見の分かれる大磯町議会」を盛り上げていきたいです。「議会制民主主義」とは・・・イギリスのブレグジットの行方も気になります。