2017年9月17日日曜日

大磯町の中学校給食を考え抜く

 大磯中学校PTAは木・金・土の3日連続で残食の計量をしたとお聞きしました。昨日の様子を見に伺いました。PTAの皆さんが手際よくコンテナごと体重計にのせて計っていて、生徒たちも慣れた様子で協力していました。
 昨日の残量はいつもより少ないように感じました。戻ってきたコンテナの中のランチボックスをいくつか開けてわかったことです。もちろん私の感覚で正確ではありませんが、メニューと残食、材料費の関係がにわかに気になってきました。6月の一般質問で、なぜ教育委員会の残食率とPTAの計量結果に大きな開きがあるのか質問したところ、「計り方が違うからだと思われます。」の答弁が。到底納得できません。

なぜ残すのか

「なぜ食べないのか(ほとんど手を付けない生徒がいる)」「なぜ残すのか」「なぜ完食するのか」・・・謎を解くにはもっと情報が必要です。そこで考えました。
●教育委員会は残食の計量を業者に毎日計量させること。PTAの計り方の違いを説明すること  ●生徒に「なぜ残すのか」をじっくり聞くこと。味や見た目だけではない理由があるかもしれません ●PTA、教委が残食を調べた時のメニュー、塩分量、食材と費用を調べ、残食とメニュー(食材含め)の相関関係が成り立つか調べる ●デリバリー方式の物理的(法律を含め)限界を明確にすること等・・・以上は今のデリバリー方式の改善策を考える上で考え抜きたいと思います。加えて大阪・橋本デリバリー給食破たん後の様子も。

「自校方式」の実現のために

●親子方式(小学校で中学校分をつくり、配送する)が可能か調べる ●昼休みが短くなるのか、先生の労働時間との関係はどうか調べる(日本共産党川崎市議団のレポートでは、工夫もあり思ったより配膳時間がかからなかったとあります) ●法的規制(主に都市計画法、建築基準法)を徹底して調べる  ●経費を調べる(財源はあります。補助申請も早めに行い補助率どおり50%受ける術を編み出す) ●調査、設計、工事にどのくらい時間がかかるか調べる等・・・教委の「懇話会」の進め方では遅すぎます。積極的にデータを示して迫りたいと思います。