2017年9月1日金曜日

凄い!よりゾッとする滄浪閣中心の「明治150年」事業

 昨日、議員に「明治150年関連施策『明治記念大磯邸園(仮称)の整備』について」平成30年度国土交通省(都市局関係)予算概算要求概要が公表されたので、と資料が情報提供されました。

 国営公園等事業が名目で、その額なんと273.3億円!!大磯町の一般会計の約3倍が投入される予定です。土地は多く見積もっても百数十億円。半分と仮定しても整備に100億円以上かけることに?この額は邸園整備にとどまる額ではないと思います。巨大利権の発生で大磯町が大きく変貌することも考えられるのでは?オリ・パラも口実になるのでは?と危惧します。

国は施策効果を「明治150年関連施策の一環として、大磯地区の建物群及び緑地を一体的に保存活用することにより、明治期の立憲政治に関する歴史的遺産を後世に伝える」としています。明治期の立憲政治は戦争へとつながりますが、それでいいのでしょうか??そもそも立憲政治とは、「国民が主人公。権力を縛るのが憲法」なのではないでしょうか?