2016年7月12日火曜日

改憲勢力2/3 落胆感を感じつつ希望を失わない

 今回の参議院選挙の結果、衆議院だけでなく参議院でも改憲勢力が2/3を獲得しました。それだけは止めて!と訴えましたが、思いは届かず。頭のどこかで「絶望的?」、という文字が踊ります。なぜなら、あれだけ集団的自衛権行使容認は憲法違反と言われたのにもかかわらず、安部内閣は数の力で押し切ったのだから、今度の自民党の改憲草案をストップできるのか、不安は大いにあります。が、暗くなっていては身が持たないのが私の性格です。だから、またしゃにむに動き始めます。
 人間、最後まで持ち続けるのが「希望」、最後の瞬間に滑り落ちるのが希望と聞いたことがあります。紛争の真っ最中、死の恐怖に打ち勝つために必要だったのは「笑い」であったとも聞きます。

 戦争をよく知る人たちは、戦争の足音が聞こえると警鐘を鳴らしています。憲法の意味を再認識させてくれている暴走安部内閣ですが、これからはどんなに小さいことでも注意を払う必要を感じます。もっと多くの方に政治を身近に感じ、考え、行動していただかないと、悲惨な歴史を繰り返しかねません。

 今朝、駅頭で6月議会報告を1時間半ほど、配りました。受け取る方の割合はいつもとそれほど変わりませんが、何人かの高校生など若い人が受けっとってくれました。選挙、政治を考えようという有権者が増えてほしいと、切に思います。

 未来はみんなのものだから。