2016年7月5日火曜日

106歳目前の母の「遺伝子検査」の笑い話


 神奈川県町村議長会が毎年主催する研修会。27年度は東京大学教授の「脳」の話でした。脳の特性がメインでしたが、ちょっと横道ということで、遺伝子検査が手軽にできるようになっていることが紹介されました。IQもわかるし、どんなスポーツに適しているか、どんな病気にかかりやすいのか(200項目!?会社によって違う)、遠いご先祖様はアジアのどこら辺にすんでいたのか(これも会社独自のウリ)など、1万円台で検査結果が出るというのです。検体は唾液ですから、あまり抵抗感はありません。
 先日、義母はお腹をこわし3日間下していましたが、それにもめげず食欲は落ちず、処方してもらった整腸剤を飲ませたら一晩で回復!にわかに強靭な身体と遺伝子の関係を知りたくなってしまいました。夫も「やってみたら」と。医者は「105歳の壁ってあるみたいだけど、軽々超えそうだね。血液検査の結果では、あと10年はいけそうだし。問題は心臓だけだけど。」とおっしゃいます。「でも、いつなんどき何が起こるかわからない。僕もこんな高齢の人をみたことないし。」そりゃ、そうだ。毎日来てくれるヘルパーさんたちも、内心ドキドキのはず。私だって、朝ドアを開けるときは一瞬息を止めますよ。

なあんだ、参考になりそうもないのね

ネットで検索したら、出てくる出てくる。でも、長命かどうかは85歳で線が引かれているみたいです。考えたら、あなたのDNAはかくかくしかじか、という解析をする以上、ある程度の検証を行っているから言えることなんでしょう。105歳過ぎのデータがそんなにあるわけでもないよね、と夫と苦笑しあいました。本音は110歳まで生きられるのか、はたまた120歳なのか、知りたかったのですが。
 あちこち見ていたら、2社に検査を依頼した人のブログを発見。興味深いことに、2社の病気に対する評価がかなり違うと書いてあります。「あなたはハゲやすい」なんていうのは、データ分析によるのでしょうかね。私は小さい時から近視ですが、それもDNAではっきりわかるのかどうかちょっと知りたいところです。
 余談ですが、データはどこからどう手に入れるのか・・・先週献血をしましたが、日赤では相当のデータを取っていることがわかります。個人情報の保護は万全といいますが、どこか心配です。