2016年10月1日土曜日

NCR跡地 具体的な動き 間近?

 29日開催の議員全員協議会(全協)で、大磯町の用途地域を変える際の技術的な基準、「大磯町用途地域指定基準」を策定したからと、資料を受け取りました。
 地方分権の関係で、今まで県が行っていた用途地域に関する地区計画の決定を町が行うようになったため、策定したものです。
 県の基準をスライドしたために内容に変わりはありませんが、手続きは町が行うようになります。
規制の緩和が行われる場合は、バランスをとる意味で強化も図られる内容のようです。(細かい読み取りはこれからします)
 用途の見直しが行われそうな場所はNCR跡地です。いくつか質問をしましたが、正式な手続きに入るのは間近ではないか、と感じました。
 高い塀で囲われた現地の様子は、敷地の海側を走る道路(大磯バイパス)から見ることができます。地下タンクは4カ所ありますが、地中に入っていたコンクリート製のタンク2カ所の上部が掘り出されました。あと2カ所はコンクリートが直接見えています。
 県では「試掘」といってるようです(9月議会での町答弁)が、汚染土壌の処理に本格的に取り組むのかな?と思わせるような工事です。
 敷地のほぼ中央に建っているプレハブの社屋に人の気配はありません。(これまでもありませんでした)何社が関係しているのか、どこで計画を練っているのかわかりません。旧NCRの社屋の解体業者は北海道函館にある会社でした。
 以前、大型商業施設の構想(大店舗法改定前の駆け込み・様子見だったと思います)が持ち上がった時、筑波にある施設を視察、注意点を聞いたことがあります。その一つに、「場外放送」がありました。駐車場に設けるスピーカーで流す放送のボリュームが大きいと、近くに住む住民が困るという話でした。
 大磯町は落ち着いた静かな町です。夜中はほとんど音が聞こえないくらい静かです。24時間営業の大型施設、それも娯楽関係の施設が計画されているのか、心配しているところです。
 具体的な動きが出た場合、滞納されている固定資産税をきちんと払ってもらうよう、まちづくりと連携し、税務課にも頑張ってもらわなければなりません。27年度、町は町税を滞納している町民に対し、不動産の差し押さえを2件しました。