2016年11月11日金曜日

国政要望で外務省・防衛省職員と直接やりとり 

 11月10日、衆議院会館に赴き、神奈川県内でまとめられた国政予算要望の回答を直接担当者から聞いてきました。日本共産党が毎年行っているもので、私は都合のつく限り出席しています。
 昨日は国土交通省のくくりと、外務省、防衛省の2部門に参加しました。大磯町の要望として、大磯港以東の防潮堤が津波に耐えられるものにすること、JR大磯駅の屋根の延伸等を伝えています。 項目が多く時間が少ないため、直接回答を聞くことはできませんでしたが、後日政府の考えをお伝えできると思います。
 津波の状況を一刻も知らせる体制づくりの要望については、気象庁の担当者から「気象庁は国土地理院や港湾関係で設置されている波浪計のデータを集め、3分以内に津波警報を出せるよう努めている」と話があり、正直ホッとしました。大地震の際はとにかく逃げる・・・鉄則でも、冬の夜中に見舞われたら布団から出られるか自信がありません。私にとって、3分はありがたいです。その他、河川の洪水対策、リニア新幹線問題などが取り上げられました。

 自衛隊機、米軍機の騒音は自治体に苦情を伝えましょう!

日米地位協定、オスプレイの厚木基地への飛来、騒音や緊急時対応(基地内の火災)など、米軍基地問題の質問には「事故を起こさないなどの安心・安全は米軍に求めている。安全保障の関係では米軍と協同し行う。」と、木を鼻でくくった回答しか返ってきません。地位協定の見直しなど、政治判断は国会論戦に委ねるしかないとは思いますが、虚しく感じました。
 交渉時間が少しあったので、「昨年の安保法制(戦争法)成立後に今までなかった自衛隊機等の騒音に大磯町民は驚いているが、自治体に苦情や指摘をすれば当局に伝わるのか、積み上げがされるのか」質問したところ、「自分は直接の担当ではないが、自治体を通したものについては南関東防衛局に伝わり、集積されていると思う」という話がありました。(自衛隊のヘリの低空飛行については、高度をあげるよう求めてきました。本当は飛んでほしくないのですが。)
 大磯町では危機管理課が対応しますので、気が付いたことがあればすぐにでも電話しましょう!

 衆議院会館を出ると、TPPに反対する市民の方々が抗議行動をされていました。しばらくご一緒しながら参加した気持ちに。10日以上、毎日行われていることに頭が下がります。
 そのあとは、銀座で堀文子さんの個展を見て、ほっこりした気持ちで帰路につきました。