2017年6月15日木曜日

これだけ? 「大磯町職員の働き方改革の検討について」

 今日の議員全員協議会で示された「大磯町職員の働き方改革の検討について」は、1ページだけでした。1.は「実施目的」で、必要性が9行にわたり書かれています。2.は「具体的な取り組み内容」で、
すでに取り組んでいる項目または早急に取り組む項目として、(1)事務量の削減に向けた検討(2)ノー残業デーの実施徹底(毎水・金)(3)時間外勤務の事前承認・事後確認の徹底(4)庁内会議の効率化(回数・参加者・時間・資料)(5)年次有給休暇取得の推進(6)全職員の意識改革(H29年度タイムマネジメント研修)
検討項目(次年度以降予算反映が必要なものも含む)(1)事務量の削減 ①事業の廃止及び事務の簡素化・効率化の検討(事務事業の見直し) ②事務事業の見直しと連動したICT化の検討③事務の委託化 等 (2)労働時間の短縮 ①消灯時間の設定 ②出退勤時間の管理徹底 等 (3)職場環境の改善 ①ワークライフバランスの推進 ②心身の健康保持(メンタルヘルス対策)③職員アンケートの実施(年代別、階層別等)④効果的な職員研修の実施(意識改革、マネジメント向上等)
 担当部署は「今後組織体性を速やかに整え、7月から始める」としていますが、せめて工程表(私のイメージとしては町づくり条例のフロー図)がほしかった。残念ながら、町の覚悟は感じられません。4月から検討を始め、6月12日に起案・決裁したということです。
 町の退席後、扱いについて議会で諮られたので、私は「特別委員会の設置」を求めましたが、「働き方に関与すべきでない」となり、当面町の報告を受け、議会対応をしていくことになりました。
 個人の働き方に関与はできませんが、組織としての在り方、住民サービスとの関係を議会はチェックできますし、すべきと考えます。ここでも「怒」(-"-)