2018年11月14日水曜日

大磯町の中学校給食 どしゃ降り回避・晴れ間がのぞく(^^)/

 月曜日に開かれた第2回の「検討会」を傍聴しました。自校方式の場所を再調査することになっていて、どのような図面が出てくるか注目していました。
 特に国府中学校の敷地取りに注目してきましたが、校舎のグラウンド側でした。委員からも指摘がありましたが、グラウンドの観覧席を2段埋める計画です。食材の納入車両の通路確保で、一部山の斜面を削り擁壁をつくる必要がでてきます。体育館側から納入できないか、と質問もありました。
 また、必要面積について、基準の考え方の質問がいくつかありました。調査委託会社の長大の担当者は、文部科学省の・・・と、基準があるかのような説明をしていましたが、これでなければならない・・・という基準はありません。教育委員会の担当者からも説明済(10月29日の協議会)です。調理しやすい給食室の設計はもちろん必要ですが、工夫もせずモデルプランの面積だけをあてはめて困難さを語るのは納得できません。文科省の補助金と面積の関係はありますが、建築できないわけではありません。
一番の問題は工夫が足りないこと。2階建てにすれば、体育館の南側のスペースが可能であると思います。2階建て構想は大磯中学校でも有効です。経費もかかりません。

方式別での1食当たりの経費・自校方式が一番安い!!

前回、委員から要望のあった方式別の経費も示されました。自校方式476円、兄弟方式(磯中で国中分もつくる)505円、センター方式(中学校対象)944円、(小中学校対象)504円、(幼保小中+350食・これは業者が経営しやすくする〈おまけ〉つき)452円です。
 私が調べた川崎市の例を参考にすれば、もっと安価にできると考えます。

 第1回の検討会は「曇り空」で、第2回が「どしゃ降り」にならないように、私なりに工夫をしてきました。第2回の感想は「晴れ間がのぞいた」状況です。学校関係者の「自校方式に決めて、どういうふうにすればいいのかを考える方に進めるほうが建設的と考える」という意見に代表されるように、「自校方式をあきらめない」熱意がこのような流れを作り出したと思います。

 当初町側が考えていた「2回で終了」とはならず自校方式を探るために第3回を1月中旬に開くことになりました。