2020年6月11日木曜日

デリバリー方式の中学校給食を提案する陳情書は不採択に

 大磯町民の方から、中学校給食の再開に向けて、財政状況も踏まえてデリバリー方式の提案がありました。具体的には・・・
①町内にあるコンビニ、ファストフード店との委託契約を結ぶ
②町内産業の活性化のため、町内にある弁当屋等食材提供業者との委託契約を結ぶ
③月に一度程度は大磯プリンスホテルのデリバリーを検討する
④管理栄養士を含め、折に応じて、委託業者と、きめ細かな打ち合わせ・問題点の共有をする
⑤評価の低い業者の給食提供は回数を少なくし、評価の高い業者は回数を増やす

 6月4日の福祉文教常任委員会で審査、1人が採択、私も含め4人が不採択、一人が趣旨採択で不採択になりました。

 私は自校方式の小学校給食の1食当たりの経費は131円(H30年度決算)かかっていることを確認。「中学校給食の方式は自校方式が望ましいと結論づけられ、実現するまでの間、デリバリー方式を採用。業者が契約を断ってきたためデリバリー方式は中止。違約金を受け取った」「デリバリー方式はどう工夫しても自校方式よりおいしい給食にはならない」
「財政状況の説明は単純ではない。お金をかけても中学校給食は自校方式でよいと考えている」「複数の業者と契約をし、残食率の高い業者を除いて給食を提供する方式は無理と判断する」と討論しました。