2020年8月19日水曜日

新庁舎建設で「賑わい創出・日常的なまちづくり拠点」を業者に提案してもらう??

  前回の投稿から1ヶ月以上経ってしまいました。FBのやり取りで時間を使いすぎ・・・

 8月17日の総務建設常任委員会協議会で、7月31日に開かれた「第1回大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会」の報告と質疑がありました。

 私は、築約50年の本庁舎はいつかは建て替えをしなければならないと考え、検討会の設置には賛成。町民の意見を聞きながら、しっかり議論をすることを求めました。

 ところが、町長は今年度の当初予算に議会への説明もなく、1980万円の設計委託料を計上。そのうえ、9月中に行う第2回目の検討会で、設計委託業務を公募型プロポーザル方式で決める(選考委員会を作って、非公開で決める随意契約)ための要件を決める予定であることがわかりました。町の資料には要件のテーマの例として「新庁舎を中心として賑わいを創出し、日常的にまちづくりの拠点となる庁舎整備について提案すること」と書かれています。*

 基本構想とは「規模・機能・予算・施設のあり方・基本方針・理念など、設計方針をまとめるもの」と町は言います。こんなことに1980万円(上限)をかける必要はありません。委員の中には大学教授の建築専門家や平塚土木事務所の建築部長も含まれています。じっくり意見を出し合ったうえでの設計委託業務であるべきです。急ぎすぎはかえって不自然、疑念をいだかせます。

 1200万円以上かけた中学校給食の調査委託に酷似しています。お金がないと言いながら、こんなところには平気でお金を使う大磯町。怒り心頭です。