2017年8月18日金曜日

滄浪閣中心の明治150年事業 「国・県・町の役割は非公開で議論」に「怒!」

 「明治150年」関連施策の中間とりまとめが7月14日に行われ、内閣官房HPに各省庁で行う施策がアップされています。
 大磯町の施策名は「明治期の立憲政治の確立等に関する歴史的遺産の保存・活用のための明治記念大磯邸園(仮称)の整備」。施策の概要は「『明治期の立憲政治の確立等に貢献した先人の業績等を次世代に遺す取組に関する検討会』の報告書を踏まえ、関係府省と連携し、地元の地方公共団体(神奈川県、大磯町)等との適切な役割分担のもと、神奈川県大磯町にある旧伊藤博文邸等を中心とする建物群及び緑地を『明治記念大磯邸園(仮称)』として整備し、建物群等の一体的、有機的な活用を図る。」と書かれています。

 今日の議員全員協議会で町から報告があり、「今後は県が主催する検討会で進めることになっている。」に対し、「検討会は公開か」と質問がありました。答えは「個人情報も含まれるので非公開ときいています」。ふつうに考えればそんな進め方はしないですよね!? 個人情報は、まさか土地の価格のことではないでしょうね?
 全国あちこちで国や地方公共団体の土地の売買価格が問題になっています。森友学園、豊洲、東京都のオリンピック選手村跡地を10分の1で企業に売る約束をするなど、枚挙にいとまがありません。土地にまつわる利権がらみの話がここ大磯で起きないように求めていきます。
 そもそも「明治期の立憲政治」の打ち出しも理解できませんが。